終了 産婦人科・婦人科に関する調査

企画趣旨

現代女性の一生の生理回数は約450回と言われており、昔の女性に比べて約8~9 倍生理回数が多いという研究結果が出ている。増加の理由としては現代の女性は、昔の女性に比べ、出産回数が少なく、授乳経験が減少し、出産年齢の上昇、晩婚化、初潮(初経)年齢が早い、閉経年齢が遅いなどが考えられている。
生理回数が多くなると子宮内膜症など卵巣や子宮の病気になる可能性が高く、更に仕事やプライベートも忙しく、高いストレスを感じる環境下に置かれていることが多いこともあり、以前に比べ現代女性は婦人科系の病気を患うケースが増えているという。
また、近年は、Femtech(フェムテック:Female とTechnology を合わせた造語で、女性のあらゆる健康課題をテクノロジーの技術で解決しようとするプロダクトやサービスのこと)というキーワードが欧米を中心に盛り上がりを見せており、その分野は生理や妊娠・不妊、女性特有疾患の診断・治療、更年期など幅広く、女性のQOL の向上をサポートし、女性の一生に寄り添う新たな分野として期待されている。日本でも近年注目を集める市場であるが、女性のヘルスケアについては抵抗感があったり、タブー視されている風潮が未だにあるが、今後拡大が期待される市場として注視が必要である。
本調査では、婦人科医療に対応する現場のサービス提供状況や利用機器・システム等についてアンケート調査を行い、状況把握、メーカー評価等を行う。

調査対象

国内の産婦⼈科のある医療機関(病院、約1950件)

調査方法

産婦人科のある医療機関への郵送アンケート調査を実施(目標回収数:180施設)

調査期間

2022年1月~2022年3月

報告書内容予定

第1章 産婦⼈科に関するアンケート調査分析

〔Ⅰ〕アンケート調査の実施状況
  1)調査企業、調査期間、調査⽅法
  2)アンケート票の回収結果(病院180 件程度)
〔Ⅱ〕調査の集計
  1. 患者数(年代別)・病床数
  2. ⼿術の内容、⼿術件数
  3. スタッフ数
  4. 利⽤電⼦カルテの有無・メーカー
  5. 利⽤予約システムの有無・メーカー
  6. 利⽤医療機器(超⾳波診断装置)の有無・メーカー・評価
  7. 利⽤医療機器(検診台)の有無・メーカー・評価
  8. 利⽤医療機器(X 線⾻密度測定装置)の有無・メーカー・評価
  9. 利⽤医療機器(⼦宮鏡)の有無・メーカー・評価
  10. 利⽤医療機器(⼦宮マニピュレーター)の有無・メーカー・評価
  11. 利⽤医療機器(その他)の有無・メーカー・評価
  12. オンライン診療の実施有無・メーカー
  13. その他

募集要項概要

参加募集期限:2021/11/30
調査報告書納品予定:2022年3月下旬
参加費用:385,000円(税込)
詳細・お申込みはホームページよりお問い合わせください。

注1)調査企画名、参加募集期限は変更する場合がございます。
注2)調査報告書納品予定は募集状況、調査状況その他により遅れる場合がございます。