終了 ASEAN FMCG市場攻略の為の市場調査

企画趣旨

円安下でのASEAN地域における日本企業の競争力の変化と可能性について 現下の大幅な円安の環境において、これまで海外生産・海外輸出をしていない日本の国内の多くの事業者(製造業・農水産業等)に、大きな輸出販路拡大の機会となっている。
また、すでに海外輸出をしている企業にとっても、これまではMT市場への流通にとどめていた企業には、価格競争力の向上によりTT市場にも拡販できるチャンスが到来している。
この円安の環境がどこまで続くかは世界各国の経済状況・金利動向など不透明な点は多々あるものの、この機会を自社の製品を拡販する最大のプロモーションのチャンスととらえることができる、そのためには海外市場におけるブランディング・認知度向上を図るために何が必要かを明らかにしてゆくことが必要である。
ASEANでもそれぞれの国において、流通構造・慣行や規制等は同じではない為、それぞれの国の実情を正しく把握し攻略する必要がある。また日本からの輸出・販売においてはそれぞれの国の優良なパートナーの確保が必須であり、こうした面の情報も必要となる。
本調査ではこうした事項に対する情報をまとめ提供する。

主な調査対象

1.調査対象国:タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン
2.調査対象業界
(1)FMCG製品(加工食品・農水産品・化粧品・衛生用品等日用品) 業界

以上の業界・製品の主に流通市場の特徴・構造を中心に調査し、日本製品の新たな参入可能性に関する分析を行う。また本調査では日本からの輸出・販売に関して焦点をあてる。

報告書内容予定

●円安下のASEAN地域における日本企業の競争力の変化と可能性について。
1.マクロ経済環境の変化(GDP・一人当たりの国民所得の変化、為替・購買力平価の変化、経常収支・貿易収支の動向、所得階層構成、CPI動向等)
2.社会の構造と変化(人口動態、就業人口、宗教別人口構成、外国人労働者等)
3.流通市場の特徴:FMCG市場の流通構造(ディストリビューションチェーンの特色、小売市場MT・TTおよびECの普及率、宗教の影響、現地パートナー)
4.消費者の意識:日本製品に対するイメージと評価、購買力、地域差
5.競合環境:ブランド力と価格競争力の状況、広告・宣伝について、並行輸入について
6.法規制:各国の輸入規制・防疫体制、FTA 等
●経済環境や為替の変化動向を見据えた戦略
1.ターゲットの絞り込み(プロモーション、市場拡大戦略、SNS等の活用)
2.輸出採算ラインの見極め
3.輸出協同組合等の共同出荷スキームの活用
4.参入後の戦略と転換の見通し(輸出から現地生産へ)等

調査方法・調査期間

1.調査方法
(1)官公庁・業界団体からのデータ取得・ヒアリング(統計・法規制データ等)
(2)流通現場の取材・ヒアリング(ディストリビューションチェーン・構造・慣行)
(3)有識者ヒアリング(研究者・各業界有識者等)
(4)消費者調査(消費者意識アンケートまたはグループインタビュー)
​2.調査期間 2024年8月~12月

募集要項概要

調査参加費用(1社あたり):990,000円(消費税込)
募集件数:15件
参加企業募集期間:2024年8月1日~2024年9月13日
報告書体裁予定:A4版 40-50ページ程度 / 国(6カ国合計 240-300ページ程度)
報告予定日:2024年12月20日頃
詳細・お申込みはホームページよりお問い合わせください。

注1)調査企画名、参加募集期限は変更する場合がございます。
注2)調査報告書納品予定は募集状況、調査状況その他により遅れる場合がございます。