「AGV/AMR世界市場に関する調査を実施(2023年)」に関する矢野経済研究所のマーケットデータをご紹介します。
マーケットレポート
2023年版 世界AGV/AMR市場の現状と将来展望
価格(税込):330,000円(本体価格 300,000円)
「2023年版 世界AGV/AMR市場の現状と将来展望」に関するマーケットデータを詳細にまとめた資料です。
市場動向、企業動向など、詳細なデータ・解説など、事業戦略の強力な武器となる情報が満載の書籍です。
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全181ページ
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調査結果のポイント
第1章 世界AGV/AMR市場の現状と将来展望
<世界AGV/AMR市場の現状と将来展望>
1.市場規模推移と今後の予測
世界的な物流自動化の潮流で本格的な開花局面を迎える
2026年は出荷台数ベースで30万台を超える
表.AGV/AMRの世界市場規模推移(台数・金額:2021~2026年予測)
図.AGV/AMRの世界市場規模推移(台数・金額:2021~2026年予測)
2.国別のAGV/AMR出荷動向
中国市場が世界シェアの約4割を占め、最大市場として市場全体を牽引
表.国別のAGV/AMRの世界市場規模推移(台数:2021~2026年予測)
表.国別のAGV/AMRの世界市場規模推移(金額:2021~2026年予測)
図.AGV/AMR市場の国別構成比(台数:2021~2026年予測)
図.AGV/AMR市場の国別構成比(金額:2021~2026年予測)
表.国別のAGV世界市場規模推移(台数:2021~2026年予測)
表.国別のAGV世界市場規模推移(金額:2021~2026年予測)
表.国別のAMR世界市場規模推移(台数:2021~2026年予測)
表.国別のAMR世界市場規模推移(金額:2021~2026年予測)
3.AGV/AMRメーカーシェア
絶対的な先頭企業は台頭していないフレキシブルな状況
図・表.世界における主要AGV/AMRメーカーシェア(台数ベース、2022年)
第2章 主要国別の市場動向
Ⅰ.日本
1.日本市場を取り巻く環境
1-1.日本市場の成り立ち
80年代に、大手自動車メーカーによる無人化プロジェクトからスタート
1-2.日本の労働供給力及び需要動向
1-2-1.労働力供給状況
少子高齢化による生産年齢人口の減少が深化、外国人流入でも人手不足感は解消せず
1)生産年齢人口の推移と将来予測
図.日本の人口推移と将来推計(2000~2050年予測)
図.日本の出生数推移(2010~2022年)
2)外国人労働者雇用動向
図.産業別外国人労働者数の推移(2008~2022年)
1-2-2.労働力需要状況
1)製造業の設備投資動向
2021年から工場立地件数・面積共に回復傾向で推移、機械受注額は30兆円を突破
①工場立地件数・面積の推移
図.工場立地件数・面積の推移(2012~2022年)
②機械受注額の推移
図.年度別機械受注総額の推移(2012~2022年度)
2)物流市場の現状
非対面消費トレンドの拡散や企業のEC化率の加速化により、今後も成長基調
図.日本の物販系分野BtoC-EC市場規模及びEC化率の推移(2013~2021年)
表.日本の物販系分野の商品毎のBtoC-EC市場規模及びEC化率(2020~2021年)
3)雇用人員判断D.I.(人手不足感)の推移
図.雇用人員判断D.I.の推移
2.AGV/AMR導入に係る補助金の動向
1)ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
2)総合効率化計画認定
3.市場規模
半導体不足が解消する中、人手不足と設備投資需要が高まり、コロナ以前の水準に
表.日本におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
図.日本におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
4.企業動向
参入企業の増加で、市場は独占企業のないフレキシブルな状況
図・表.日本における主要AGV/AMRメーカーシェア(台数ベース、2022年)
表.日本における主要AGV/AMRメーカー一覧
Ⅱ.中国
1.中国市場を取り巻く環境
1-1.中国市場の成り立ち
ロボット産業強国を目指し、技術開発・育成に対する様々な政策や支援策を展開
表.中国におけるロボット産業関連の主要政策
1-2.中国の労働供給力及び需要動向
1-2-1.労働力供給状況
急激な人口減少で「人口危機論」が浮上、2035年からは生産年齢人口が50%台へ
1)生産年齢人口の推移と将来予測
図.中国の人口推移と将来推計(2000~2050年予測)
図.中国の出生数推移(2000~2022年)
2)最低賃金動向
主要8都市の平均最低賃金は年平均5.5%上昇、都市と地方の賃金格差も大きい
図.中国主要都市の最低賃金平均額の推移(2012~2022年)
図.中国主要都市の最低賃金動向(2022年)
1-2-2.労働力の需要状況
1)製造業者数の動向
2022年に製造業の付加価値額は40兆人民元台を突破、外国人直接投資も増加傾向へ
図.中国における外国人直接投資の推移(2020~2023年5月迄)
②機械産業規模の推移
図.年度別機械産業規模の推移(2018~2022年度)
2)物流市場の現状
2021年にEC化率35%を記録
図.中国の物販系分野BtoC-EC市場規模及びEC化率の推移(2015~2021年)
表.中国の物販系分野の商品毎のBtoC-EC化率(2020~2021年)
3)製造業の人手不足
宅配ライダーが1千万人を超える一方、製造業は直近5年間で150万人が減少
表.人手不足が予想される製造業10分野
2.AGV/AMR導入に係る補助金の動向
ロボットクラスタを造成し、施設投資の10%還付、売上の15%支援する政策を展開
3.市場規模
政府の手厚い支援策の下、AGV/AMRの生産や導入が拡大
表.中国におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
図.中国におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
図.AGVを活用した駐車場のイメージ
4.企業動向
主要部品の国産化で低コストを実現、国内市場はもちろん海外進出に拍車をかける
図・表.中国における主要AGV/AMRメーカーシェア(台数ベース、2022年)
表.中国における主要AGV/AMRメーカー一覧
Ⅲ.韓国
1.韓国市場を取り巻く環境
1-1.韓国市場の成り立ち
2010年代に入り、大学発の研究所やベンチャー企業を中心にAGVの開発が本格化
1-2.韓国の労働供給力及び需要動向
1-2-1.労働力の供給状況
晩婚化により出生率の減少が継続、生産年齢人口は2040年には50%台まで減少
1)製造業と運輸・倉庫業の企業数及び従業者数の動向
表.韓国製造業と運輸・倉庫業の企業数及び従業者数の現状(2022年3月時点)
2)生産年齢人口の推移と将来予測
図.韓国の人口推移と将来推計(2000~2050年予測)
表.韓国の出生数推移(2010~2022年)
1-2-2.労働力需要状況
1)製造業の設備投資動向
2021年から工場立地面積が回復、機械受注額も過去最大のYoY161%増へ
①工場立地件数・面積の推移
図.工場立地件数・面積の推移(2012~2022年)
②機械受注額の推移
図.年度別機械受注総額の推移(2012~2022年)
2)物流市場の現状
一人暮らし世帯や共働きの増加、コロナ禍などを背景にEC化率は20%以上へ
図.韓国の小売販売額とBtoC-EC販売額及びEC化率の推移(2020~2022年)
3)雇用不足人員(人手不足)の推移
表.韓国製造業と運輸・倉庫業の雇用不足人員の推移(2021~2023年上半期)
2.AGV/AMR導入に係る補助金の動向
1)サービスロボット実証支援事業
H/WやS/W、カスタマイズ費用を含めた導入費用の50%を支援
3.市場規模
23年と24年が市場成長の元年、韓国市場に参入する最終目標はグローバル市場シェア拡大
表.韓国におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
図.韓国におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
図.製造業のロボット(産業用及び協働ロボット)密度世界トップ10位(2021年)
図.韓国製造業におけるロボット(産業用及び協働ロボット)密度(2010~2021年)
4.企業動向
ローカル企業4社のシェアが60%以上を占める
図・表.韓国における主要AGV/AMRメーカーシェア(台数ベース、2022年)
表.韓国における主要AGV/AMRメーカー一覧
Ⅳ.米州
1.米州市場を取り巻く環境
1-1.米州市場の成り立ち
物流自動化の主要需要国の米国、50年代に世界で初めてAGVを開発
1-2.米州の労働供給力及び需要動向
1-2-1.労働力の供給状況
1)生産年齢人口の推移と将来予測
生産年齢人口は64.9%、ベビーブーマー世代の引退などが背景
図.米国の人口推移(2000~2022年)
図.米国の出生数推移(2000~2022年)
1-2-2.労働力需要状況
1)労働力の需要動向
リショアリング企業の増加で、労働力や自動化設備の需要増を見込む
図.米国のリショアリング企業数推移(2010~2022年)
表.米国主要地域における投資金額及び投資企業(2021年1月~2023年3月)
2)物流市場の現状
EC市場規模は2022年に1兆USDを突破し、最高値を更新
図.米国の小売販売及びEC市場規模推移(2016~2022年)
図.米国のEC化率推移(2016~2022年)
表.米国の商財別EC市場規模(2021~2022年)
2.AGV/AMR導入に係る補助金の動向
1)BBBR補助金
中央政府や州政府レベルで支援策を展開
3.市場規模
表.米州におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
図.米州におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
製造業の投資拡大や人手不足・人件費の上昇で、自動搬送ニーズは年々増加傾向
4.企業動向
M&Aによるシナジー効果で、事業強化の動きが広がる
図・表.米州における主要AGV/AMRメーカーシェア(台数ベース、2022年)
表.米州における主要AGV/AMRメーカー一覧
Ⅴ.欧州
1.欧州市場を取り巻く環境
SPARCやHorizonを通じてロボット産業を支援
ドイツはAGV/AMRの欧州最多導入国家
1)欧州市場におけるAGV/AMR関連主要政策・支援制度
2)ドイツの動向
1-2.ドイツの労働供給力及び需要動向
1-2-1.労働力の供給状況
1)生産年齢人口の推移と将来予測
熟練工の不足が課題、自動化は選択ではなく必須
図.ドイツの人口推移(2012~2070年予測)
図.ドイツの人口比率推移(2012~2022年)
1-2-2.労働力需要状況
1)労働力需要動向
製造業のGDP割合は24%で、4大製造業を中心に自動化が進む
図.ドイツの産業構造(2022年)
図.ドイツの産業全体と製造業の従業員数推移(2012~2022年)
2)物流市場の現状
ドイツEC市場は19年と20年に大幅成長、EC市場拡大と共に物流自動化の導入が拡大
図.ドイツの小売市場及びEC市場規模推(2012~2022年)
図.ドイツのEC化率推移(2012~2022年)
3.市場規模
表.欧州におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
図.欧州におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
財政支援などの優遇政策は無いものの、自動化・少人化ニーズが市場を牽引
4.企業動向
欧州や米州企業のシェアが高いが、中国系も台頭し始める
図・表.欧州における主要AGV/AMRメーカーシェア(台数ベース、2022年)
表.欧州における主要AGV/AMRメーカー一覧
第3章 AGV/AMRの概要及び主要技術動向
1.AGV/AMR市場の概要
1-1.本稿でのAGV/AMR市場
「ISO3691-4(JISD6801)」に適合する無軌道無人搬送車が対象
表.ロボットの分類及び導入先
表.無人搬送車(広義)の種類と、本稿でのAGV/AMR市場
1-2.AGV/AMRの特徴
1)AGV
決められたルートを走行する事は、最大の長所であり短所
2)AMR
誘導体が不要でフレキシブルな運用が可能な反面、課題も山積み
2.技術及び機能によるAGV/AMRの区分
一短一長あるが、導入場所と用途に合わせた製品が最適
2-1.走行方式による区分
「組立工程」や「検査工程」などで、より強みが発揮できる
表.走行方式による分類
2-2.搬送方法による区分
車型、牽引型、低床型、フォークリフト型に大分
1)搬送方法による車体の形状や特長
図.搬送方法による車体の形状
2)搬送方法による車体のトレンド
カスタマイズが市場の潮流
2-3.走行方式(誘導方式)の区分
単機能式からマルチ誘導式へ
1)走行方式による特徴と主要技術動向
表.各誘導方式の誘導体及びメインセンサー
表.各誘導方式のメリット・デメリット
①磁気誘導式
②光学誘導式
③画像認識方式
④レーザー誘導式
⑤SLAM誘導式
2)各誘導方式の整理と比較
第4章 AGV/AMR関連企業の動向と戦略
愛知機械テクノシステム株式会社
20年以上の歴史を持つ無人搬送車専業メーカー、製品開発力が強み
1.事業概要
表.愛知機械テクノシステムのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
1)AGV
標準仕様から特別仕様まで幅広くラインアップ
表.AGV製品の主な仕様
2)AMR
屋外タイプのLiDAR SLAM式を追加
表.AMR製品の主な仕様
3.生産動向
年産2千台前後の国内生産体制で運営中
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2023年見込)
4.出荷動向
低床型の出荷がメイン、多機能・重量モデルなどの高価格品の需要が拡大
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)
図.国別出荷台数構成比(2022~2023年見込)
図.需要分野別出荷台数構成比(2022~2023年見込)
5.技術動向
業種や業態に応じたラインアップを拡充
株式会社豊田自動織機(トヨタL&Fカンパニー)
多様な作業環境・スタイルに合わせた豊富な製品ラインアップ
1.事業概要
表.豊田自動織機のAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
1)AGV
磁気式の「KEY CART」が主力製品、基本装備を厳選する事で低価格を実現
表.AGV製品の主な仕様
2)AGF
ガイドレスタイプを拡充する他、冷凍・冷蔵庫仕様AGFを展開
表.AGF製品の主な仕様
3.出荷動向
AGV/AGFともに日本の製造業向け出荷がメイン
表.出荷台数推移(2021~2023年見込)
図.国別出荷台数構成比(2022年)
4.技術動向
トラック荷役対応の自動運転フォークリフトを開発中
株式会社明電舎
モーターを製造する重電メーカーならではの優秀な制御技術・誘導技術が強み
1.事業概要
表.明電舎のAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
1)AGV
150kgから最大6tまでの多様なラインアップ
表.AGV製品の主な仕様
3.生産動向
日・中・タイの生産拠点を稼働中
表.AGVの生産拠点及び生産能力(2023年見込)
4.出荷動向
製造業が注力市場、半導体業界への提案を更に強化していく計画
図.国別出荷台数構成比(2022~2023年見込)
図.需要分野別出荷台数構成比(2022~2023年見込)
5.技術動向
制御技術の高度化及び群制御技術の精密化を図る
オムロン株式会社
高い製品技術力に加え、海外営業力が強み
1.事業概要
表.オムロンのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
1)AGV
最大で100台まで統合制御が可能
表.AGV製品の主な仕様
2)AMR
最大可搬1.5tで、大型搬送自動化に適応可能
表.AMR製品の主な仕様
3.出荷動向
世界40カ国に3千台以上の実績を保有
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)
4.技術動向
協働ロボット搭載のラインアップを拡充する可能性
株式会社ダイフク
世界トップクラスのマテハンメーカー、物流システムとしてAGVを展開
1.事業概要
表.ダイフクのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
高機能モデルの「FAV」と低価格モデルの「FAC」が主力製品
1)AGV
図.AGV製品のイメージ
3.生産動向
米国拠点の生産一本化で、生産能力3割向上の見込
4.出荷動向
国内の他、北米と欧州が主要出荷国
5.技術動向
AMR開発の動きが鮮明に
北京极智嘉科技股份有限公司(Geek+)
スマート物流に注力する中国のAIロボットベンチャー企業
1.事業概要
表.Geek+のAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
画像認識やSLAM誘導式など、豊富な製品ラインアップを保有
1)AGV
表.AGV製品の主な仕様
2)AMR
表.AMR製品の主な仕様
3.生産動向
年産2万台前後規模の生産体制
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2022~2023年見込)
4.出荷動向
海外向けが4割以上を占める、更なるグローバル市場の拡大を計画中
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)
図.国別出荷台数構成比(2022年)
5.技術動向
ソフトウェアの標準化及び拡張性の高性能化を推進
杭州海康机器人股份有限公司(HIK Robot)
HIKグループの影響力を背景に、大手サプライチェーンを保有
1.事業概要
表.HIK RobotのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
群制御やWMSに優れたソフトウェアを新たに採用
1)AGV
表.AGV製品の主な仕様
2)AMR
表.AMR製品の主な仕様
3.生産動向
2024年には、生産能力を2倍に増強
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2022~2024年予測)
4.出荷動向
2023年には約160%の出荷増を見込む
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)
図.国別出荷台数構成比(2022年)
5.技術動向
製品ラインアップの拡張や制御の高精度化を図る
上海快倉智能科技有限公司(Quicktron)
中国AGVパイオニア企業、海外展開に拍車
1.事業概要
表.QuicktronのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
画像認識誘導式が主力製品
1)AGV
表.AGV製品の主な仕様
2)AMR
表.AMR製品の主な仕様
3.生産動向
6万台規模の生産体制
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2022~2023年見込)
4.出荷動向
海外向けが6割以上、今後も海外市場拡大に注力
図.国別出荷台数構成比(2022年)
5.技術動向
協働ロボットメーカーとの技術協力により、コラボレーション製品を展開
華暁精密工業(蘇州)有限公司(Huaxiao Precision Industry(Suzhou)Co., Ltd.)
中国自動車業界で高いプレゼンス、今後は北米と東南アジアシェア拡大へ
1.事業概要
表.華暁精密のAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
多様な誘導方式の製品をラインアップ
1)AGV
表.牽引型AGV製品の主な仕様
表.低床型AGV製品の主な仕様
表.フォークリフト型AGV製品の主な仕様
3.生産動向
中国2工場、計5千台の生産キャパで運営中
表.AGVの生産拠点及び生産能力(2022~2023年見込)
4.出荷動向
中国向け出荷が8割以上、中国・海外ともに製造業向けがメイン
表.AGV出荷台数推移(2020~2023年見込)
図.国別出荷台数構成比(2023年見込)
5.技術動向
装置間の互換性に優れたソフトウェアを開発中
Russell Robotics Co., Ltd.
韓国で最多AGV導入実績を保有、米・印も徐々に開拓
1.事業概要
表.Russell RoboticsのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
レーザーや磁気式がメイン、カスタマイズ実績も多数保有
1)AGV
表.AGV製品の主な仕様
3.生産動向
韓国に年産2千台の生産能力を保有
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2022~2023年見込)
4.出荷動向
韓国大手を中心に販売好調が続き、2023年はYoY134%を期待
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)
5.技術動向
AMRの開発に取り組む
Mobile Industrial Robots A/S(MiR)
世界首位のAMRメーカー、製品技術力で拡大するグローバルシェア
1.事業概要
表.MiRのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
国際標準に準拠した設計や高機能センサー搭載で、高安全性・高精度を実現
1)AMR
表.AMR製品の主な仕様
3.生産動向
年産5千台規模体制、2024年からは新工場を稼働予定
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2022~2023年見込)
4.出荷動向
2023年は前年比122%増を見込む
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)
図.MiRの売上高推移(2020~2023年見込)
5.技術動向
高可搬の牽引型及びフォークリフト型の開発に取り組む
John Bean Technologies Corporation(JBT)
レーザー式フォークリフト型製品を主力とする米国トップクラス企業
1.事業概要
表.JBTのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
数百kgから数十tまで、ハンドリング可能な豊富な製品ラインアップ
1)AGV
表.AGV製品の主な仕様
3.出荷動向
北米を中心に欧州、中南米、アジア地域へ展開
4.技術動向
特別仕様の拡張やソフトウェアのユーザビリティーを向上させる
Locus Robotics Corp.
グローバル物流大手ユーザーが、出荷増を牽引
1.事業概要
表.Locus RoboticsのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
30kg台から1t台までの製品群を展開
1)AMR
表.AMR製品の主な仕様
3.生産動向
米国拠点に続き、オランダでの生産意思を表明
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2022~2023年見込)
4.出荷動向
2023年は6千台強の出荷見込
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)
5.技術動向
倉庫管理の効率化を高めるWMS技術を新たに採用
Grey Orange Pte. Ltd.
世界で認められた技術力のインド最大物流ロボット企業
1.事業概要
表.Grey OrangeのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
高い拡張性と柔軟性、安全性が特徴
1)AMR
表.AMR製品の主な仕様
3.生産動向
インドと米国、2拠点を稼働中
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2022~2023年見込)
4.出荷動向
海外市場向けが9割を占める
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)
OTTO Motors(Clearpath Robotics Inc.のAMR部門)
技術基盤の親会社を背景に、グローバルトップ企業を中心にシェア拡大
1.事業概要
表.OTTO MotorsのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
SLAM方式による柔軟性、カスタマイズの拡張性が強み
1)AMR
表.AMR製品の主な仕様
3.生産動向
本社兼生産拠点で、年産5千台の運営体制
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2022~2023年見込)
4.出荷動向
北米が主要納入国、2023年前年比125%増の見通し
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)
ショートレポート
「2023年版 世界AGV/AMR市場の現状と将来展望」の概要版
価格(税込):1,100円(本体価格 1,000円)
「2023年版 世界AGV/AMR市場の現状と将来展望(2023年発刊、税込330,000円」の一部の内容についての概要をまとめたリーズナブルな資料です。
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1.市場概要 ※1
2.セグメント別動向
日本市場~設備投資需要が高まりコロナ以前の水準に、海外勢の参入も本格化
中国市場~政府の財政支援の下、高技術力や低コストを実現し最大市場として成長
韓国市場~23年と24年が成長の元年、ローカル企業4社のシェアが6割以上
米州市場~製造業の投資拡大、求人難により自動搬送ニーズは年々増加傾向
欧州市場~財政支援などの優遇政策は無いものの、自動化・少人化ニーズが市場を牽引
3.注目トピック
製造業向けが約8割で主要需要先に、EC市場の拡大により物流向けも成長基調 ※1
人手不足や人件費の上昇で、少人化・無人化の需要が拡大
製品仕様の改良・改善が進み、短期的には製品価格はやや上昇する見込み
4.将来展望 ※2
※本レポートは、2023年発刊の「2023年版 世界AGV/AMR市場の現状と将来展望」を元に作成しています。
※1…プレスリリースにて無料公開中です
※2…プレスリリースにて一部無料公開中です
2.セグメント別動向
日本市場~設備投資需要が高まりコロナ以前の水準に、海外勢の参入も本格化
中国市場~政府の財政支援の下、高技術力や低コストを実現し最大市場として成長
韓国市場~23年と24年が成長の元年、ローカル企業4社のシェアが6割以上
米州市場~製造業の投資拡大、求人難により自動搬送ニーズは年々増加傾向
欧州市場~財政支援などの優遇政策は無いものの、自動化・少人化ニーズが市場を牽引
3.注目トピック
製造業向けが約8割で主要需要先に、EC市場の拡大により物流向けも成長基調 ※1
人手不足や人件費の上昇で、少人化・無人化の需要が拡大
製品仕様の改良・改善が進み、短期的には製品価格はやや上昇する見込み
4.将来展望 ※2
掲載図表
- AGV/AMR世界市場規模推移・予測 ※1 ※データ掲載年:2021~2022年実績、2023年見込、2024年以降は予測
※本レポートは、2023年発刊の「2023年版 世界AGV/AMR市場の現状と将来展望」を元に作成しています。
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マーケットレポート
2023年版 世界AGV/AMR市場の現状と将来展望
価格(税込):330,000円(本体価格 300,000円)
「2023年版 世界AGV/AMR市場の現状と将来展望」に関するマーケットデータを詳細にまとめた資料です。
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掲載内容
全181ページ
調査結果のポイント
第1章 世界AGV/AMR市場の現状と将来展望
<世界AGV/AMR市場の現状と将来展望>
1.市場規模推移と今後の予測
世界的な物流自動化の潮流で本格的な開花局面を迎える
2026年は出荷台数ベースで30万台を超える
表.AGV/AMRの世界市場規模推移(台数・金額:2021~2026年予測)
図.AGV/AMRの世界市場規模推移(台数・金額:2021~2026年予測)
2.国別のAGV/AMR出荷動向
中国市場が世界シェアの約4割を占め、最大市場として市場全体を牽引
表.国別のAGV/AMRの世界市場規模推移(台数:2021~2026年予測)
表.国別のAGV/AMRの世界市場規模推移(金額:2021~2026年予測)
図.AGV/AMR市場の国別構成比(台数:2021~2026年予測)
図.AGV/AMR市場の国別構成比(金額:2021~2026年予測)
表.国別のAGV世界市場規模推移(台数:2021~2026年予測)
表.国別のAGV世界市場規模推移(金額:2021~2026年予測)
表.国別のAMR世界市場規模推移(台数:2021~2026年予測)
表.国別のAMR世界市場規模推移(金額:2021~2026年予測)
3.AGV/AMRメーカーシェア
絶対的な先頭企業は台頭していないフレキシブルな状況
図・表.世界における主要AGV/AMRメーカーシェア(台数ベース、2022年)
第2章 主要国別の市場動向
Ⅰ.日本
1.日本市場を取り巻く環境
1-1.日本市場の成り立ち
80年代に、大手自動車メーカーによる無人化プロジェクトからスタート
1-2.日本の労働供給力及び需要動向
1-2-1.労働力供給状況
少子高齢化による生産年齢人口の減少が深化、外国人流入でも人手不足感は解消せず
1)生産年齢人口の推移と将来予測
図.日本の人口推移と将来推計(2000~2050年予測)
図.日本の出生数推移(2010~2022年)
2)外国人労働者雇用動向
図.産業別外国人労働者数の推移(2008~2022年)
1-2-2.労働力需要状況
1)製造業の設備投資動向
2021年から工場立地件数・面積共に回復傾向で推移、機械受注額は30兆円を突破
①工場立地件数・面積の推移
図.工場立地件数・面積の推移(2012~2022年)
②機械受注額の推移
図.年度別機械受注総額の推移(2012~2022年度)
2)物流市場の現状
非対面消費トレンドの拡散や企業のEC化率の加速化により、今後も成長基調
図.日本の物販系分野BtoC-EC市場規模及びEC化率の推移(2013~2021年)
表.日本の物販系分野の商品毎のBtoC-EC市場規模及びEC化率(2020~2021年)
3)雇用人員判断D.I.(人手不足感)の推移
図.雇用人員判断D.I.の推移
2.AGV/AMR導入に係る補助金の動向
1)ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
2)総合効率化計画認定
3.市場規模
半導体不足が解消する中、人手不足と設備投資需要が高まり、コロナ以前の水準に
表.日本におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
図.日本におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
4.企業動向
参入企業の増加で、市場は独占企業のないフレキシブルな状況
図・表.日本における主要AGV/AMRメーカーシェア(台数ベース、2022年)
表.日本における主要AGV/AMRメーカー一覧
Ⅱ.中国
1.中国市場を取り巻く環境
1-1.中国市場の成り立ち
ロボット産業強国を目指し、技術開発・育成に対する様々な政策や支援策を展開
表.中国におけるロボット産業関連の主要政策
1-2.中国の労働供給力及び需要動向
1-2-1.労働力供給状況
急激な人口減少で「人口危機論」が浮上、2035年からは生産年齢人口が50%台へ
1)生産年齢人口の推移と将来予測
図.中国の人口推移と将来推計(2000~2050年予測)
図.中国の出生数推移(2000~2022年)
2)最低賃金動向
主要8都市の平均最低賃金は年平均5.5%上昇、都市と地方の賃金格差も大きい
図.中国主要都市の最低賃金平均額の推移(2012~2022年)
図.中国主要都市の最低賃金動向(2022年)
1-2-2.労働力の需要状況
1)製造業者数の動向
2022年に製造業の付加価値額は40兆人民元台を突破、外国人直接投資も増加傾向へ
図.中国における外国人直接投資の推移(2020~2023年5月迄)
②機械産業規模の推移
図.年度別機械産業規模の推移(2018~2022年度)
2)物流市場の現状
2021年にEC化率35%を記録
図.中国の物販系分野BtoC-EC市場規模及びEC化率の推移(2015~2021年)
表.中国の物販系分野の商品毎のBtoC-EC化率(2020~2021年)
3)製造業の人手不足
宅配ライダーが1千万人を超える一方、製造業は直近5年間で150万人が減少
表.人手不足が予想される製造業10分野
2.AGV/AMR導入に係る補助金の動向
ロボットクラスタを造成し、施設投資の10%還付、売上の15%支援する政策を展開
3.市場規模
政府の手厚い支援策の下、AGV/AMRの生産や導入が拡大
表.中国におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
図.中国におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
図.AGVを活用した駐車場のイメージ
4.企業動向
主要部品の国産化で低コストを実現、国内市場はもちろん海外進出に拍車をかける
図・表.中国における主要AGV/AMRメーカーシェア(台数ベース、2022年)
表.中国における主要AGV/AMRメーカー一覧
Ⅲ.韓国
1.韓国市場を取り巻く環境
1-1.韓国市場の成り立ち
2010年代に入り、大学発の研究所やベンチャー企業を中心にAGVの開発が本格化
1-2.韓国の労働供給力及び需要動向
1-2-1.労働力の供給状況
晩婚化により出生率の減少が継続、生産年齢人口は2040年には50%台まで減少
1)製造業と運輸・倉庫業の企業数及び従業者数の動向
表.韓国製造業と運輸・倉庫業の企業数及び従業者数の現状(2022年3月時点)
2)生産年齢人口の推移と将来予測
図.韓国の人口推移と将来推計(2000~2050年予測)
表.韓国の出生数推移(2010~2022年)
1-2-2.労働力需要状況
1)製造業の設備投資動向
2021年から工場立地面積が回復、機械受注額も過去最大のYoY161%増へ
①工場立地件数・面積の推移
図.工場立地件数・面積の推移(2012~2022年)
②機械受注額の推移
図.年度別機械受注総額の推移(2012~2022年)
2)物流市場の現状
一人暮らし世帯や共働きの増加、コロナ禍などを背景にEC化率は20%以上へ
図.韓国の小売販売額とBtoC-EC販売額及びEC化率の推移(2020~2022年)
3)雇用不足人員(人手不足)の推移
表.韓国製造業と運輸・倉庫業の雇用不足人員の推移(2021~2023年上半期)
2.AGV/AMR導入に係る補助金の動向
1)サービスロボット実証支援事業
H/WやS/W、カスタマイズ費用を含めた導入費用の50%を支援
3.市場規模
23年と24年が市場成長の元年、韓国市場に参入する最終目標はグローバル市場シェア拡大
表.韓国におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
図.韓国におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
図.製造業のロボット(産業用及び協働ロボット)密度世界トップ10位(2021年)
図.韓国製造業におけるロボット(産業用及び協働ロボット)密度(2010~2021年)
4.企業動向
ローカル企業4社のシェアが60%以上を占める
図・表.韓国における主要AGV/AMRメーカーシェア(台数ベース、2022年)
表.韓国における主要AGV/AMRメーカー一覧
Ⅳ.米州
1.米州市場を取り巻く環境
1-1.米州市場の成り立ち
物流自動化の主要需要国の米国、50年代に世界で初めてAGVを開発
1-2.米州の労働供給力及び需要動向
1-2-1.労働力の供給状況
1)生産年齢人口の推移と将来予測
生産年齢人口は64.9%、ベビーブーマー世代の引退などが背景
図.米国の人口推移(2000~2022年)
図.米国の出生数推移(2000~2022年)
1-2-2.労働力需要状況
1)労働力の需要動向
リショアリング企業の増加で、労働力や自動化設備の需要増を見込む
図.米国のリショアリング企業数推移(2010~2022年)
表.米国主要地域における投資金額及び投資企業(2021年1月~2023年3月)
2)物流市場の現状
EC市場規模は2022年に1兆USDを突破し、最高値を更新
図.米国の小売販売及びEC市場規模推移(2016~2022年)
図.米国のEC化率推移(2016~2022年)
表.米国の商財別EC市場規模(2021~2022年)
2.AGV/AMR導入に係る補助金の動向
1)BBBR補助金
中央政府や州政府レベルで支援策を展開
3.市場規模
表.米州におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
図.米州におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
製造業の投資拡大や人手不足・人件費の上昇で、自動搬送ニーズは年々増加傾向
4.企業動向
M&Aによるシナジー効果で、事業強化の動きが広がる
図・表.米州における主要AGV/AMRメーカーシェア(台数ベース、2022年)
表.米州における主要AGV/AMRメーカー一覧
Ⅴ.欧州
1.欧州市場を取り巻く環境
SPARCやHorizonを通じてロボット産業を支援
ドイツはAGV/AMRの欧州最多導入国家
1)欧州市場におけるAGV/AMR関連主要政策・支援制度
2)ドイツの動向
1-2.ドイツの労働供給力及び需要動向
1-2-1.労働力の供給状況
1)生産年齢人口の推移と将来予測
熟練工の不足が課題、自動化は選択ではなく必須
図.ドイツの人口推移(2012~2070年予測)
図.ドイツの人口比率推移(2012~2022年)
1-2-2.労働力需要状況
1)労働力需要動向
製造業のGDP割合は24%で、4大製造業を中心に自動化が進む
図.ドイツの産業構造(2022年)
図.ドイツの産業全体と製造業の従業員数推移(2012~2022年)
2)物流市場の現状
ドイツEC市場は19年と20年に大幅成長、EC市場拡大と共に物流自動化の導入が拡大
図.ドイツの小売市場及びEC市場規模推(2012~2022年)
図.ドイツのEC化率推移(2012~2022年)
3.市場規模
表.欧州におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
図.欧州におけるAGV/AMR市場規模推移(台数・金額ベース:2021~2026年予測)
財政支援などの優遇政策は無いものの、自動化・少人化ニーズが市場を牽引
4.企業動向
欧州や米州企業のシェアが高いが、中国系も台頭し始める
図・表.欧州における主要AGV/AMRメーカーシェア(台数ベース、2022年)
表.欧州における主要AGV/AMRメーカー一覧
第3章 AGV/AMRの概要及び主要技術動向
1.AGV/AMR市場の概要
1-1.本稿でのAGV/AMR市場
「ISO3691-4(JISD6801)」に適合する無軌道無人搬送車が対象
表.ロボットの分類及び導入先
表.無人搬送車(広義)の種類と、本稿でのAGV/AMR市場
1-2.AGV/AMRの特徴
1)AGV
決められたルートを走行する事は、最大の長所であり短所
2)AMR
誘導体が不要でフレキシブルな運用が可能な反面、課題も山積み
2.技術及び機能によるAGV/AMRの区分
一短一長あるが、導入場所と用途に合わせた製品が最適
2-1.走行方式による区分
「組立工程」や「検査工程」などで、より強みが発揮できる
表.走行方式による分類
2-2.搬送方法による区分
車型、牽引型、低床型、フォークリフト型に大分
1)搬送方法による車体の形状や特長
図.搬送方法による車体の形状
2)搬送方法による車体のトレンド
カスタマイズが市場の潮流
2-3.走行方式(誘導方式)の区分
単機能式からマルチ誘導式へ
1)走行方式による特徴と主要技術動向
表.各誘導方式の誘導体及びメインセンサー
表.各誘導方式のメリット・デメリット
①磁気誘導式
②光学誘導式
③画像認識方式
④レーザー誘導式
⑤SLAM誘導式
2)各誘導方式の整理と比較
第4章 AGV/AMR関連企業の動向と戦略
愛知機械テクノシステム株式会社
20年以上の歴史を持つ無人搬送車専業メーカー、製品開発力が強み
1.事業概要
表.愛知機械テクノシステムのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
1)AGV
標準仕様から特別仕様まで幅広くラインアップ
表.AGV製品の主な仕様
2)AMR
屋外タイプのLiDAR SLAM式を追加
表.AMR製品の主な仕様
3.生産動向
年産2千台前後の国内生産体制で運営中
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2023年見込)
4.出荷動向
低床型の出荷がメイン、多機能・重量モデルなどの高価格品の需要が拡大
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)
図.国別出荷台数構成比(2022~2023年見込)
図.需要分野別出荷台数構成比(2022~2023年見込)
5.技術動向
業種や業態に応じたラインアップを拡充
株式会社豊田自動織機(トヨタL&Fカンパニー)
多様な作業環境・スタイルに合わせた豊富な製品ラインアップ
1.事業概要
表.豊田自動織機のAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
1)AGV
磁気式の「KEY CART」が主力製品、基本装備を厳選する事で低価格を実現
表.AGV製品の主な仕様
2)AGF
ガイドレスタイプを拡充する他、冷凍・冷蔵庫仕様AGFを展開
表.AGF製品の主な仕様
3.出荷動向
AGV/AGFともに日本の製造業向け出荷がメイン
表.出荷台数推移(2021~2023年見込)
図.国別出荷台数構成比(2022年)
4.技術動向
トラック荷役対応の自動運転フォークリフトを開発中
株式会社明電舎
モーターを製造する重電メーカーならではの優秀な制御技術・誘導技術が強み
1.事業概要
表.明電舎のAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
1)AGV
150kgから最大6tまでの多様なラインアップ
表.AGV製品の主な仕様
3.生産動向
日・中・タイの生産拠点を稼働中
表.AGVの生産拠点及び生産能力(2023年見込)
4.出荷動向
製造業が注力市場、半導体業界への提案を更に強化していく計画
図.国別出荷台数構成比(2022~2023年見込)
図.需要分野別出荷台数構成比(2022~2023年見込)
5.技術動向
制御技術の高度化及び群制御技術の精密化を図る
オムロン株式会社
高い製品技術力に加え、海外営業力が強み
1.事業概要
表.オムロンのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
1)AGV
最大で100台まで統合制御が可能
表.AGV製品の主な仕様
2)AMR
最大可搬1.5tで、大型搬送自動化に適応可能
表.AMR製品の主な仕様
3.出荷動向
世界40カ国に3千台以上の実績を保有
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)
4.技術動向
協働ロボット搭載のラインアップを拡充する可能性
株式会社ダイフク
世界トップクラスのマテハンメーカー、物流システムとしてAGVを展開
1.事業概要
表.ダイフクのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
高機能モデルの「FAV」と低価格モデルの「FAC」が主力製品
1)AGV
図.AGV製品のイメージ
3.生産動向
米国拠点の生産一本化で、生産能力3割向上の見込
4.出荷動向
国内の他、北米と欧州が主要出荷国
5.技術動向
AMR開発の動きが鮮明に
北京极智嘉科技股份有限公司(Geek+)
スマート物流に注力する中国のAIロボットベンチャー企業
1.事業概要
表.Geek+のAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
画像認識やSLAM誘導式など、豊富な製品ラインアップを保有
1)AGV
表.AGV製品の主な仕様
2)AMR
表.AMR製品の主な仕様
3.生産動向
年産2万台前後規模の生産体制
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2022~2023年見込)
4.出荷動向
海外向けが4割以上を占める、更なるグローバル市場の拡大を計画中
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)
図.国別出荷台数構成比(2022年)
5.技術動向
ソフトウェアの標準化及び拡張性の高性能化を推進
杭州海康机器人股份有限公司(HIK Robot)
HIKグループの影響力を背景に、大手サプライチェーンを保有
1.事業概要
表.HIK RobotのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
群制御やWMSに優れたソフトウェアを新たに採用
1)AGV
表.AGV製品の主な仕様
2)AMR
表.AMR製品の主な仕様
3.生産動向
2024年には、生産能力を2倍に増強
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2022~2024年予測)
4.出荷動向
2023年には約160%の出荷増を見込む
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)
図.国別出荷台数構成比(2022年)
5.技術動向
製品ラインアップの拡張や制御の高精度化を図る
上海快倉智能科技有限公司(Quicktron)
中国AGVパイオニア企業、海外展開に拍車
1.事業概要
表.QuicktronのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
画像認識誘導式が主力製品
1)AGV
表.AGV製品の主な仕様
2)AMR
表.AMR製品の主な仕様
3.生産動向
6万台規模の生産体制
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2022~2023年見込)
4.出荷動向
海外向けが6割以上、今後も海外市場拡大に注力
図.国別出荷台数構成比(2022年)
5.技術動向
協働ロボットメーカーとの技術協力により、コラボレーション製品を展開
華暁精密工業(蘇州)有限公司(Huaxiao Precision Industry(Suzhou)Co., Ltd.)
中国自動車業界で高いプレゼンス、今後は北米と東南アジアシェア拡大へ
1.事業概要
表.華暁精密のAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
多様な誘導方式の製品をラインアップ
1)AGV
表.牽引型AGV製品の主な仕様
表.低床型AGV製品の主な仕様
表.フォークリフト型AGV製品の主な仕様
3.生産動向
中国2工場、計5千台の生産キャパで運営中
表.AGVの生産拠点及び生産能力(2022~2023年見込)
4.出荷動向
中国向け出荷が8割以上、中国・海外ともに製造業向けがメイン
表.AGV出荷台数推移(2020~2023年見込)
図.国別出荷台数構成比(2023年見込)
5.技術動向
装置間の互換性に優れたソフトウェアを開発中
Russell Robotics Co., Ltd.
韓国で最多AGV導入実績を保有、米・印も徐々に開拓
1.事業概要
表.Russell RoboticsのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
レーザーや磁気式がメイン、カスタマイズ実績も多数保有
1)AGV
表.AGV製品の主な仕様
3.生産動向
韓国に年産2千台の生産能力を保有
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2022~2023年見込)
4.出荷動向
韓国大手を中心に販売好調が続き、2023年はYoY134%を期待
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)
5.技術動向
AMRの開発に取り組む
Mobile Industrial Robots A/S(MiR)
世界首位のAMRメーカー、製品技術力で拡大するグローバルシェア
1.事業概要
表.MiRのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
国際標準に準拠した設計や高機能センサー搭載で、高安全性・高精度を実現
1)AMR
表.AMR製品の主な仕様
3.生産動向
年産5千台規模体制、2024年からは新工場を稼働予定
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2022~2023年見込)
4.出荷動向
2023年は前年比122%増を見込む
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)
図.MiRの売上高推移(2020~2023年見込)
5.技術動向
高可搬の牽引型及びフォークリフト型の開発に取り組む
John Bean Technologies Corporation(JBT)
レーザー式フォークリフト型製品を主力とする米国トップクラス企業
1.事業概要
表.JBTのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
数百kgから数十tまで、ハンドリング可能な豊富な製品ラインアップ
1)AGV
表.AGV製品の主な仕様
3.出荷動向
北米を中心に欧州、中南米、アジア地域へ展開
4.技術動向
特別仕様の拡張やソフトウェアのユーザビリティーを向上させる
Locus Robotics Corp.
グローバル物流大手ユーザーが、出荷増を牽引
1.事業概要
表.Locus RoboticsのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
30kg台から1t台までの製品群を展開
1)AMR
表.AMR製品の主な仕様
3.生産動向
米国拠点に続き、オランダでの生産意思を表明
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2022~2023年見込)
4.出荷動向
2023年は6千台強の出荷見込
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)
5.技術動向
倉庫管理の効率化を高めるWMS技術を新たに採用
Grey Orange Pte. Ltd.
世界で認められた技術力のインド最大物流ロボット企業
1.事業概要
表.Grey OrangeのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
高い拡張性と柔軟性、安全性が特徴
1)AMR
表.AMR製品の主な仕様
3.生産動向
インドと米国、2拠点を稼働中
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2022~2023年見込)
4.出荷動向
海外市場向けが9割を占める
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)
OTTO Motors(Clearpath Robotics Inc.のAMR部門)
技術基盤の親会社を背景に、グローバルトップ企業を中心にシェア拡大
1.事業概要
表.OTTO MotorsのAGV/AMR関連事業領域および主要納入先
2.製品ラインアップ
SLAM方式による柔軟性、カスタマイズの拡張性が強み
1)AMR
表.AMR製品の主な仕様
3.生産動向
本社兼生産拠点で、年産5千台の運営体制
表.AGV/AMRの生産拠点及び生産能力(2022~2023年見込)
4.出荷動向
北米が主要納入国、2023年前年比125%増の見通し
表.AGV/AMRの出荷台数推移(2020~2023年見込)