「リチウムイオン電池主要四部材世界市場に関する調査を実施(2024年)」に関する矢野経済研究所のマーケットデータをご紹介します。
マーケットレポート
2023-2024年版 リチウムイオン電池部材市場の現状と将来展望 ~主要四部材編~
価格(税込):319,000円(本体価格 290,000円)
「2023-2024年版 リチウムイオン電池部材市場の現状と将来展望 ~主要四部材編~」に関するマーケットデータを詳細にまとめた資料です。
市場動向、企業動向など、詳細なデータ・解説など、事業戦略の強力な武器となる情報が満載の書籍です。
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全413ページ
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2023-2024年版 リチウムイオン電池部材市場の現状と将来展望
~主要四部材編~ 調査結果のポイント
第1章 リチウムイオン電池主要四部材市場の展望
中国における部材余り、再発
欧米中の川下側の変化が示す、従来の周期変動とは異なる「踊り場」の可能性
部材メーカーは足元の変化点を機に時間軸・対象エリアを広げた最適戦略構築を
第2章 民生小型LiB市場の現状と将来展望
1. 民生小型LiB アプリケーション別市場動向
2023年はセル数ベースで前年比微増推移、2022~2023年は成長鈍化
(図・表) 民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(電池容量)
(図・表) 民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(セル数)
(図・表) 民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(出荷金額:ドル)
電動工具向け需要の回復は在庫消化状況に依存
(図) 民生小型LiB市場 2023年(セル数ベース:単位千セル) その他内訳
2. 民生小型LiB セルタイプ別市場動向
セル数ベースでは円筒形の構成比上昇も、容量ベースではラミセルが5割以上を維持
ラミセルはパワー系需要向け供給や、欧州電池規則対応等で今後変化の可能性
(図・表) 民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(電池容量)
(図・表) 民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(セル数)
(図・表) 民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(出荷金額:ドル)
3. 民生小型LiBメーカーシェア推移
トップ3は中韓LiBメーカーで顔ぶれ変わらず
(表) 民生小型LiB メーカーシェア推移(電池容量)
(表) 民生小型LiB メーカーシェア推移(セル数)
(表) 民生小型LiB メーカーシェア推移(出荷金額:ドル)
第3章 車載用LiB市場の現状と将来展望
1. 車載用LiB市場動向
車載用LiB市場、2023年(見込)は前年比120%台で推移、成長率に鈍化傾向
(図・表) 車載用電池(Ni-MH・LiB)市場規模推移
(Conservative:市場予測 容量ベース:CY2018~CY2025、CY2030)
(図・表) 車載用電池(Ni-MH・LiB)市場規模推移
(Conservative:市場予測 金額ベース:CY2018~CY2025、CY2030)
2. 電池形状別車載用LiB市場動向
円筒形はTeslaに加え、BMWが新たに採用の方針
角形、ラミネート形はLiBメーカーと自動車OEMとの合弁で生産拡大の向き
(表) 市場ベース予測:世界車載用LiB形状別
(円筒形・角形・ラミネート形)
市場規模推移(容量:CY2018~CY2025、CY2030)
(図) 市場ベース予測:世界車載用LiB形状別市場規模推移
(容量:CY2018~CY2025、CY2030)
3. 車載用LiB市場メーカーシェア動向
BYDがシェア2位へ上昇見込み
Top1、2は中国LiBメーカーに
(表) 世界車載用LiB市場メーカーシェア推移(CY2020~CY2023見込)
(図) 世界車載用LiB市場メーカーシェア(CY2023見込)
第4章 リチウムイオン電池主要四部材市場の現状と将来展望
1.主要四部材全体動向
求められるは変化点の先を見据えた最適戦略の構築
1.主要四部材 全体市場動向
2024年、主要四部材市場は900億ドル規模を予測
(図・表) LiB主要四部材 世界市場規模推移
(数量:2019年~2025年予測、2030年予測)
(表) LiB主要四部材 世界市場規模
(数量:2019年~2025年予測、2030年予測)
Case. Aggressive(政策ベース)予測(成長率高め予測)
(図・表) LiB主要四部材 世界市場規模推移
(金額:2019年~2025年予測、2030年予測)
2.国別主要四部材シェア推移
中国シェアは全てで8割超え、日韓勢は縮小傾向続く
(表) LiB主要四部材 世界市場規模 国別シェア推移
(数量:2021年~2023年見込)
(図) LiB主要四部材 世界市場規模における中国のシェア
(数量:2021年~2023年見込)
(図) LiB主要四部材 世界市場規模における日本のシェア
(数量:2021年~2023年見込)
(図) LiB主要四部材 世界市場規模における韓国のシェア
(数量:2021年~2023年見込)
(図) LiB主要四部材 世界市場規模におけるその他のシェア
(数量:2021年~2023年見込)
(表) 参考資料 : 2023年 中国xEV セルメーカー/主要四部材中国メーカー
サプライチェーン一覧
3.主要四部材市場の生産能力と実需の比較
需給アンバランス再発も、過度な需給ギャップ発生率は今後低下の可能性
(表) LiB主要四部材 生産能力と実需の比較(2022年、2023年見込)
2.正極材動向
2-1.正極材市場の現状と将来展望
LFPが構成比で5割超えまでに拡大
1.正極材 全体市場動向
2023年、正極材市場は数量ベースで前年比120%台推移
(図・表) LiB正極材 世界市場規模 材料別推移
(数量:2019年-2025年予測、2030年予測)
(図・表) LiB正極材 世界市場規模 材料別推移
(金額:2019年-2025年予測、2030年予測)
(表) 正極材 参考販売価格帯推移
2.セルサイズ別(民生用/中大型用)正極材市場動向
2022年で車載用セル・ESS用セル向け比率が9割超え
(図・表) LiB正極材 セルサイズ別(民生小型セル/中大型セル)
世界市場規模推移(数量:2019年~2025年予測、2030年予測)
(図・表) LiB正極材 セルサイズ別(民生小型セル/中大型セル)
世界市場規模推移(金額:2019年~2025年予測、2030年予測)
3.主要正極材メーカーの生産能力推移
2024年の世界キャパは推計400万t超え/年の可能性
(表) 主要正極材メーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧①~⑥
4.正極材市場 メーカーシェア推移
上位4社は中国LFPメーカー
(表) LiB正極材 メーカー別 世界市場規模 シェア推移
(数量:2019年-2023年見込)
(表) LiB正極材 メーカー別 世界市場規模 シェア推移
(金額:2019年-2023年見込)
5.国別 正極材シェア推移
国別構成比では中国勢が9割弱まで拡大
(図・表) 正極材 世界市場規模 国別シェア推移
(数量:2019年-2023年見込)
(図・表) 正極材 世界市場規模 国別シェア推移
(金額:2019年-2023年見込)
2-2.リン酸鉄リチウム(LFP)市場
「LFPブーム」拡大後に待ち受ける変化点
1.LFP 全体市場動向
2021年、2022年の前年比200%超え推移に対し、2023年は成長鈍化
(図・表) LFP 世界市場規模推移
(数量/金額:2019年 - 2025年予測、2030年予測)
2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)LFP出荷動向、LFP開発動向
LFMPはNCMとの混合レシピで再注目
(表) LFP セルサイズ別(民生小型/中大型)
世界市場規模推移(数量:2019年~2023年見込)
3.LFPメーカー市場シェア推移(数量:2021~2023年)
中国LFPメーカー2社による寡占状況変わらず
台湾ライセンス事業、日米は競争力強化目指すプロセス技術開発を推進
(図) LFPメーカーシェア(数量:2021年~2023年見込)
4.主要LFPメーカーの生産能力推移
2021年時の50万t/年キャパは2023年で200万t超え/年まで拡大
新規参入計画も見られる中、今後、供給過多発生の懸念
(表) 主要LFPメーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧
2-3.三元系正極材(NCM)市場
一時的な成長鈍化の先に目指すべきは
多様なニーズ対応に可能なNCMポテンシャルの向上
1.NCM全体市場動向
2023年は前年比微減推移
(図・表) NCM 世界市場規模推移
(数量/金額:2019年―2025年予測、2030年予測)
2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)NCM出荷動向
2022年で中大型セル向け比率は9割以上に
民生小型セル向けでは一部でLCO代替検討の可能性
(表) NCM セルサイズ別(民生小型/中大型) 世界市場規模推移
(数量:2019年~2023年見込)
3.NCM市場メーカーシェア推移
容百新能源(Ningbo Ronbay)がトップシェアを維持、
巴莫(B&M)が2位に急上昇
2023年、中国メーカー出荷は成長鈍化の様相
(表) LiB正極材 三元系正極材(NCM)
世界市場規模 メーカーシェア推移(数量:2019年-2023年見込)
(表) LiB正極材 三元系正極材(NCM)
世界市場規模 メーカーシェア推移(金額:2019年-2023年見込)
4.主要NCMメーカーの生産能力推移
2022年、NCM世界キャパは年産100万t超え
(表) 主要NCMメーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧①~③
5.NCM開発動向
2023年でNi6割以上が構成比7割まで拡大見込
Single particleタイプは韓国でも商用化が開始
(図・表) NCM 市場 組成比別比率
(2022年、2022年見込:出荷数量ベース)
2-4.ニッケル酸リチウム(NCA)市場
2025年以降、次なる成長フェーズの可能性
1.NCA 全体市場動向
2023年は前年比110%台で推移、NCA採用の主要LiBメーカーでは能増の動き
(図・表) NCA 世界市場規模推移
(数量/金額:2019年 ― 2025年予測、2030年予測)
2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)NCA出荷動向
民生小型セル向け、車載用セル向け共に成長を維持
(表) NCA セルサイズ別(民生小型/中大型)
世界市場規模推移(数量:2019年~2023年)
3.NCA市場メーカーシェア推移
住友金属鉱山、Ecoproの寡占状況変わらず
(表) LiB正極材料 ニッケル酸リチウム(NCA)
世界市場規模 メーカーシェア推移(数量:2019年-2023年見込)
(表) LiB正極材料 ニッケル酸リチウム(NCA)
世界市場規模 メーカーシェア推移(金額:2019年-2023年見込)
4.主要NCAメーカーの生産能力推移
住友金属鉱山は2027年で2023年比2倍のキャパへ
Ecopro EMは2024年で2022年比5倍への急拡大を推進、POSCOが新規参入の動き
(表) 主要NCAメーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧
2-5.マンガン酸リチウム(LMO)市場
中国ミドル~ローエンド需要の市況に依存
1.LMO 全体市場動向
2022年の大幅減から、2023年は前年比プラス推移に転ずる
(図・表) LMO 世界市場規模推移
(数量/金額:2019年-2025年予測、2030年予測)
2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)LMO出荷動向、LMO開発動向
車載用では低容量EV、物流xEV共に成長鈍化の影響
(表) LMO セルサイズ別(民生小型/中大型)
世界市場規模推移(数量:2019年~2023年見込)
3.主要正極材メーカーにおけるLMO動向
トップシェアは引き続き安徽博石高科新材料(Boshi High-Tech)
4.主要正極材メーカーにおけるLMO生産能力推移
LMO能増の動きは一部に留まり、LFMP生産へ投資の動きも
(表) 主要正極材メーカーにおけるLMO生産拠点・年間生産能力推移 一覧
2-6.コバルト酸リチウム(LCO)市場
民生3大アプリのマイナス成長が直撃
1.LCO全体市場動向
2022年、2023年、数量ベースで前年割れ推移が続く
(図・表) LCO 世界市場規模推移
(数量/金額:2019年-2025年予測、2030年予測)
2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)LCO出荷動向、LCO開発動向
高電圧LCOは4.48V対応品まで進展
(表) LCO セルサイズ別(民生小型/中大型)
世界市場規模推移(数量:2019年~2023年見込)
3.LCO市場メーカーシェア推移
厦钨新能源材料、トップ独走
(表) LiB正極材 コバルト酸リチウム(LCO)
世界市場規模 メーカーシェア推移(数量:2019年-2023年見込)
(表) LiB正極材 コバルト酸リチウム(LCO)
世界市場規模 メーカーシェア推移(金額:2019年-2023年見込)
4.主要LCOメーカーの生産能力推移
LCO能増の動き見られず、既存キャパでの対応がしばらく続く見込み
(表) 主要LCOメーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧
3.負極材動向
3-1.負極材市場の現状と将来展望
1.LiB用負極材 全体市場動向
LiB用負極材市場規模は2021年80万t超え
(表) LiB負極材(民生小型、中大型セル向け) 参考販売価格帯推移
(図・表) LiB負極材 世界市場規模 材料別推移
(数量:2019年実績~2025年、2030年予測)
(図・表) LiB負極材 世界市場規模 材料別推移
(金額:2019年実績~2025年、2030年予測)
2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)LiB用負極材動向
中大型セル向けの構成比は2022年で9割超え
(図・表) LiB負極材 セルサイズ別(民生小型/中大型:車載、ESS)
世界市場規模推移(数量:2019年実績~2025年、2030年予測)
(図・表) LiB負極材 セルサイズ別(民生小型/中大型:車載、ESS)
世界市場規模推移(金額:2019年実績~2025年、2030年予測)
3.LiB用負極材製品動向
欧米ベンチャーがSi系負極開発を引き続き推進
天然黒鉛ではサプライチェーン多角化への対応含め、
更なる環境負荷低減がテーマに
4.LiB用負極材市場 メーカーシェア推移
実質上位7社が中国メーカー
2023年は各社伸び率に鈍化傾向
(表) LiB負極材 世界市場規模 メーカーシェア推移
(数量:2019年~2023年見込)
(表) LiB負極材 世界市場規模 メーカーシェア推移
(金額:2019年~2023年見込)
(表) 主な負極材市場参入メーカー及び取り扱い負極材一覧
5.国別LiB用負極材シェア推移
中国が構成比9割超えで引き続き拡大
日韓は共にポイントダウン
(図・表) LiB負極材 世界市場規模 国別シェア推移
(数量:2019年~2023年見込)
(図・表) LiB負極材 世界市場規模 国別シェア推移
(金額:2019年~2023年見込)
6.LiB用負極材主要メーカー生産能力推移
2024年、中国では稼働率低下の課題に直面の可能性
(表) 世界 主要負極材メーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧
3-2.黒鉛系負極材市場
1.黒鉛系負極材 全体市場動向
2023年、黒鉛系負極材市場規模は190万t弱
(図・表) LiB黒鉛系負極材 世界市場規模推移
(数量:2019年実績~2025年、2030年予測)
(図・表) LiB黒鉛系負極材 世界市場規模推移
(金額:2019年実績~2025年、2030年予測)
2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)黒鉛系負極材出荷動向
中大型セル向けは構成比9割超え
(表) LiB黒鉛系負極材 セルサイズ別(民生小型/中大型:車載、ESS)
世界市場規模推移(数量:2019年~2023年見込)
3.黒鉛系負極材市場 メーカーシェア推移
上位中国メーカー3社でシェア合計は5割手前
CATL紐づきメーカーは2社に
(表) LiB 黒鉛系負極材(人造+天然) 世界市場規模
メーカーシェア推移(数量:2019年~2023年見込)
(表) LiB 黒鉛系負極材(人造+天然) 世界市場規模
メーカーシェア推移(金額2019年~2023年見込)
(表) LiB 人造黒鉛負極材 世界市場規模
メーカーシェア推移(数量:2019年~2023年見込)
(表) LiB 人造黒鉛負極材 世界市場規模
メーカーシェア推移(金額:2019年~2023年見込)
(表) LiB 天然黒鉛負極材 世界市場規模
メーカーシェア推移(数量:2019年~2023年見込)
(表) LiB 天然黒鉛負極材 世界市場規模
メーカーシェア推移(金額:2019年~2023年見込)
4.主要黒鉛系負極材メーカー生産能力推移
黒鉛系負極の世界キャパは2020年比で3倍以上に拡大
2024年は年産300万t超え/年の可能性
(表) 世界 主要黒鉛系負極材メーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧
3-3.カーボン系/酸化物系(LTO)/Si系負極材市場
1.カーボン系/酸化物系(LTO)/Si系負極材 全体市場動向
カーボン系負極材はいずれ緩やかな減少トレンドへ
LTOは引き続き限定需要向け
(表) LiBカーボン系/酸化物系(LTO)/
金属・合金系負極材 世界市場規模推移
(数量:2019年実績~2025年予測、2030年予測)
(表) LiBカーボン系/酸化物系(LTO)/
金属・合金系負極材 世界市場規模推移
(金額:2019年実績~2025年予測、2030年予測)
Si系負極材市場、2023年前半の中国中心の盛り上がりは一旦トーンダウンの向き
市場成長のタイミングは再び後ろ倒しの可能性
2.カーボン系/酸化物系(LTO)/Si系負極材メーカー動向、生産能力状況
カーボン系負極は中国でナトリウムイオン電池向けに注目度上昇も
想定程の需要増に至らず
(表) カーボン系負極材市場 参入メーカー状況
LTOはセルメーカーによる内製メイン
(表) 酸化物系(LTO)負極材市場 参入メーカー状況
顔ぶれ急増のSi系負極材、量産供給で先行するアジア勢からは慎重論も
(表) Si系負極材市場 参入メーカー状況
4.電解液・電解質動向
1.LiB用電解液・電解質 全体市場動向
2023年、電解液市場は前年比128.6%、電解質市場は前年比140%で推移
(図・表) LiB電解液 世界市場規模推移
(2019年~2025年予測、2030年予測)
(図・表) LiB電解質 世界市場規模推移
(2019年~2025年予測、2030年予測)
Li市況、供給過多、EVシフトの減速感に起因する価格下落トレンドが続く
2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)LiB用電解液動向
2022年から中大型セル向け構成比9割超えへ
(図・表) LiB電解液 セルサイズ別
(民生小型/中大型:車載、ESS) 世界市場規模推移
(数量:2019年~2025年予測、2030年予測)
(図・表) LiB電解液 セルサイズ別
(民生小型/中大型:車載、ESS) 世界市場規模推移
(金額:2019年~2025年予測、2030年予測)
3.LiB用電解液・電解質製品動向
価格帯はLiPO2F2、LiFSi共に下落トレンド
LiFSiはLiPF6とのブレンドで使用
4.LiB用電解液・電解質 市場価格動向
2023年、電解質、電解液価格、共に急落トレンド
2024年も横ばい推移の可能性
(表) LiB電解液(民生小型、中大型セル向け) 参考販売価格帯推移
(表) LiB電解質(民生小型、中大型セル向け) 参考販売価格帯推移
(表) 中国 主要添加剤メーカー 一覧
5.LiB用電解液・電解質市場 メーカーシェア推移
上位3位までの中国メーカーの顔ぶれ変わらず
(表) LiB電解液 世界市場規模 メーカーシェア推移
(数量:2019年~2023年見込)
(表) LiB電解液 世界市場規模 メーカーシェア推移
(金額:2019年~2023年見込)
電解質メーカーシェアではDFDがトップ維持、
中国メーカーのシェアが圧倒的に高い状況
(表) LiB電解質 世界市場規模 メーカーシェア推移
(数量:2019年~2023年見込)
(表) LiB電解質 世界市場規模 メーカーシェア推移
(金額:2019年~2023年見込)
(図) 2023年見込 その他 電解質メーカーシェア 内訳
(表) 参考資料:電解液メーカー/
電解質メーカーサプライチェーン一覧(2023年)
(表) 参考資料:民生小型LiBセルメーカー/
電解液メーカーサプライチェーン一覧(2023年)
(表) 参考資料:中大型(車載、ESS)LiBセルメーカー/電解液メーカー
サプライチェーン一覧(2023年)
6.国別LiB用電解液・電解質シェア推移
2023年に電解液は85%、電解質は9割以上が中国メーカー
(図・表) LiB電解液 世界市場規模 国別シェア推移
(数量:2019年~2023年見込)
(図・表) LiB電解液 世界市場規模 国別シェア推移
(金額:2019年~2023年見込
(図・表) LiB電解質 世界市場規模 国別シェア推移
(数量:2019年~2023年見込)
(図・表) LiB電解質 世界市場規模 国別シェア推移
(金額:2019年~2023年見込)
7.LiB用電解液・電解質主要メーカー生産能力推移
2023年、電解液の世界キャパは287万超え見込
(表) 主要電解液メーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧①、②
(表) 主要電解質メーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧
5.セパレーター動向
5-1. セパレーター市場の現状と将来展望
2023年、セパレーター市場は200億㎡超え
1. LiB用セパレーター市場全体市場動向
(表) LiBセパレーター 世界市場規模推移
(2019年~2025年、2030予測)
(図) LiBセパレーター 世界市場規模推移
(数量2019年~2025年予測、2030年予測)
(図) LiBセパレーター 世界市場規模推移
(金額2019年~2025年予測、2030年予測)
2. セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)LiB用セパレーター動向
車載用・ESS用セル向けは2025年で構成比9割を予測
(図・表) LiB セパレーター セルサイズ別(民生小型/中大型:車載、ESS)
世界市場規模推移(数量:2019年実績~2025年予測、2030年予測)
(図・表) LiB セパレーター セルサイズ別(民生小型/中大型:車載、ESS)
世界市場規模推移(金額:2019年実績~2025年予測、2030年予測)
3. LiB用セパレーター製品動向
(民生小型セル、中大型セル/コーティング、コーティングレス)
(表) LiB用セパレーターの「湿式」、「乾式」について
中国を中心に民生小型LiB、車載用LiB共に
ベースフィルムの薄膜化が徐々に進む
(表) セパレーター需要分野別 トレンド(2023年)
中国では乾式10μm品の量産計画の動きも
接着性ニーズが付加価値、差別化要因として拡大傾向
(表) 参考資料:民生小型セル・中大型セル向け
コーティングセパレーター構成例一覧
(表) 参考資料:世界主要セパレーターメーカー
製品ラインナップ状況一覧(2023年)
4. タイプ別(民生小型/中大型セル、コーティング/コーティングレス)
LiB用セパレーター市場規模推移
車載用セルでコーティング比率上昇の向き
(表) LiBセパレーター 民生小型・中大型(車載・ESS)別
コーティング比率
世界市場規模推移(数量:2019年~2025年予測、2030年予測)
5. セパレーター 市場価格動向
2022年の横ばい~微増から、2023年は再び下落トレンド
(表) LiB用 セパレーター(民生小型、中大型セル向け)
参考販売価格帯推移
(2019~2023年)
6. LiB用セパレーター市場 メーカーシェア推移
2023年、Top3は中国セパレーターメーカー
(表) LiB セパレーター世界市場規模 原反ベース メーカーシェア推移
(数量:2019年~2023年見込)
(表) LiB セパレーター世界市場規模 メーカーシェア推移
(金額:2019年~2023年見込)
(表) 参考資料:民生小型LiBセルメーカー/セパレーターメーカー
サプライチェーン一覧(2023)
(表) 参考資料:中大型LiBセルメーカー/セパレーターメーカー
サプライチェーン一覧(2023)
7. 国別LiB用セパレーターシェア推移
中国の構成比は2022年で8割超え、2023年は9割に近づく
(図・表) LiBセパレーター世界市場規模 国別シェア推移
(数量:2019年~2023年見込)
(図・表) LiBセパレーター世界市場規模 国別シェア推移
(金額:2019年~2023年見込)
8. LiB用セパレーター主要メーカー生産能力推移
2023年、世界セパレーター生産能力計は推定約300億㎡/年
(表) 主要セパレーターメーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧 ①
(表) 主要セパレーターメーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧 ②
第5章 主要四部材メーカーの動向と戦略
1.正極材メーカー
寧波容百新能源科技股份有限公司(Ningbo Ronbay Lithium Battery Material Co., Ltd)
ハイニッケル戦略でNCMトップポジション維持を目指す
1. 出荷動向
NCM811に強み、2023年出荷見込みは10万t弱まで拡大
(表) 寧波容百新能源科技(Ningbo Ronbay Lithium Battery Material)
正極材 出荷数量推移
(表) 寧波容百新能源科技(Ningbo Ronbay Lithium Battery Material)
正極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2023年で20万t/年体制、2025年からはLFMPライン立ち上げを計画
欧州、北米を含め2030年では100万t/年体制を目指す
(表) 寧波容百新能源科技(関連企業グループ含む)
正極材/前駆体 生産拠点・生産能力推移
株式会社エコプロBM(EcoPro BM Co., Ltd.)
次なる需要期を見据え、増強投資を実施
「クローズドループ化」によりグループ会社全体で成長軌道を目指す
(図) EcoProにおける電池材料子会社バリューチェーンの流れ
(図) EcoProグループの前駆体生産構造
1. 出荷動向
NCA、NCM共に車載用セル向けの売上比率が年々向上
(表) Ecopro BM 正極材 出荷数量推移
(表) Ecopro BM 正極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
浦項では2兆ウォン規模の新規投資を決定
2023年8月にカナダでJV拠点を着工
(表) Ecopro BM 正極材生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
ハイエンドからローエンドまでフルラインナップ化を推進
株式会社L&F(L&F Co., Ltd.)
電池材料事業のバリューチェーン拡張による競争力強化を目指す
1. 出荷動向
車載用NCMAの出荷増が顕著
(表) L&F 正極材 出荷数量推移
(表) L&F 正極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
大邱国家産業団地で2兆5,500億ウォン規模の拠点設立を推進
韓国内での前駆体生産能力拡張や水酸化リチウム等を手掛ける準備にも着手
(表) L&F 正極材 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
単結晶タイプのNi正極材は量産目前
LFPやNCMA622等新規ラインナップの拡充を目指す
(図) L&F 正極材 量産・開発ロードマップ
厦钨新能源材料有限公司(XTC New Energy Materials)
生産体制の拡大、深耕で車載用セル向けへのシフトを推進
1. 出荷動向
2023年、NCM出荷がLCO出荷を上回る
(表) 厦钨新能源材料 XTC New Energy Materials 正極材 出荷数量推移
(表) 厦钨新能源材料 XTC New Energy Materials 正極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
LFPラインが2023年より稼働を開始
新たにNCM前駆体の生産拠点を2拠点追加
(表) 厦钨新能源材料(XTC New Energy Materials) 正極材 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
(図) 厦钨新能源材料(XTC New Energy Materials) Hi-Ni正極材 開発ロードマップ
北京当升材料科技股份有限公司(Beijing Easpring Material Technology Co., Ltd.)
車載用LiB需要を広範囲にカバー可能な体制構築を推進
1. 出荷動向
2023年は前年比横ばい見込、ハイニッケルNCMへのシフトが進む
(表) 北京当升(Easpring) 正極材 出荷数量推移
(表) 北京当升(Easpring) 正極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
LFP/LFMP生産拠点を中国・四川にて2024年より計画
欧州フィンランド拠点は2025~2026年よりハイニッケル正極を生産予定
(表) 北京当升(Easpring) 正極材 生産拠点・生産能力推移
(表) 北京当升(Easpring) 前駆体 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
今後、Ni比8割以上の単結晶タイプの量産を予定
POSCO FUTURE M CO., LTD.
韓国をベース拠点とする世界展開戦略を推進
母体~材料~リサイクル、長期視点での電池材料バリューチェーンを構築
1. 出荷動向
Ultium Cellsや韓国主要顧客向け出荷増を継続
(表) POSCO FUTURE M 正極材 出荷数量推移
(表) POSCO FUTURE M 正極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2030年の正極材生産能力は2023年比で7倍へ上方修正
韓国ではNCA専用ラインや前駆体工場の大幅増強を実施
(表) POSCO FUTURE M 正極材関連 生産拠点・生産能力推移所在地生産能力推移生
カナダでUltium Cells向け大規模供給契約を締結、更なる工場増強も推進
(図) 2030年における電池材料事業ロードマップ
2030年までにリチウム42万t/年、ニッケル24万t/年の生産体制構築を目指す
(図) POSCOグループにおける2次電池材料のバリューチェーン
3. 研究開発動向/製品動向
主力製品はNi 80%以上のNCM・NCMAにシフト
NCAもSamsung SDI向けに供給予定
(表) POSCO FUTURE M 正極材 参考スペック
(図) POSCO FUTURE Mの正極材技術動向
台湾立凱電能科技股份有限公司(Advanced Lithium Electrochemistry:ALEEES)
地産地消ニーズの高まりを踏まえ、ライセンスビジネスへの展開を推進
1. 出荷動向
量産供給分を抑え、サンプルニーズに対応
(表) ALEEES 正極材 出荷数量推移
(表) ALEEES ライセンス事業展開企業
(表) ALEEES 正極材 生産拠点・生産能力推移
2. 生産拠点/生産能力動向
主力はLFPの「Mシリーズ」、LFMPも「A&Eシリーズ」内にラインナップ
(表) ALEEES 製品ラインナップ
泓辰材料股份有限公司(HCM CO., LTD.)
材料開発技術、製造装置技術の両面でLFMP需要に対応
1. 出荷動向
2016年よりLFMPの量産を開始
2. 生産拠点/生産能力動向
(表) HCM 正極材 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
(表) HCM LFMP 「G4」参考スペック値
2. 負極材メーカー
貝特瑞新能源材料股份有限公司(BTR New Energy Materials Inc.)
出荷、生産体制共に、引き続き人造黒鉛へのシフトが進む
1. 出荷動向
2021年以降、人造黒鉛が出荷構成比の過半以上に
(表) 貝特瑞新能源(BTR) 負極材 出荷数量推移
(表) 貝特瑞新能源(BTR) 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
新規拠点の順次立上げによる能力増強を実施
(表) 貝特瑞新能源(BTR) 負極材 生産拠点・生産能力推移
上海杉杉科技有限公司(Shanghai Shanshan Tech Co., Ltd.)
市況変動を踏まえ、今後の競争力強化に注力
1. 出荷動向
引き続き人造黒鉛中心に、2023年の出荷計は30万tに迫る規模に
(表) 上海杉杉(ShanShan) 負極材 出荷数量推移
(表) 上海杉杉(ShanShan) 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2023年生産キャパは2021年比3倍近くまで拡大
欧州は2025年からの立ち上がりを予定
(表) 上海杉杉(ShanShan) 負極材 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
急速充電対応グレードの出荷が引き続き増加傾向
Si系負極はSiCの開発も推進中
江西紫宸科技有限公司(Jiangxi Zichen Technology Co., Ltd.)
2025年以降を見据え、多面的な生産体制構築を推進
1. 出荷動向
2023年出荷量は2020年比3倍弱まで拡大
(表) 江西紫宸(Zichen) 負極材 出荷数量推移
(表) 江西紫宸(Zichen) 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
四川省の大型生産ラインが稼働開始、
Si系負極の新規ライン、欧州への拠点進出を発表
(表) 江西紫宸(Zichen) 負極材 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
株式会社レゾナック
中長期的な視点で車載向けのハイエンドニーズに照準
1. 出荷動向
2022~2023年と出荷増推移を維持
(表) Resonac 負極材 出荷数量推移
(表) Resonac 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
(表) Resonac 負極材 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
急速充電対応、長寿命化特性に優れる人造黒鉛「HPG」新規グレードを開発
(表) Resonac 負極材 ラインナップ
POSCO FUTURE M CO., LTD.
世界視点での需要増を見据え、負極材バリューチェーンの多角化、安定化に注力
1. 出荷動向
2023年出荷量は前年比微増
(表) POSCO FUTURE M 負極材 出荷数量推移
(表) POSCO FUTURE M 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
25年で年産13万t規模の生産体制を計画
負極材原料調達体制の更なる強化に向けた取り組みを推進
(表) POSCO FUTURE M 負極材 生産拠点・生産能力推移
(図) 2030年における電池材料事業ロードマップ
3. 研究開発動向/製品動向
Si系負極はグループ会社にて開発、生産を予定
(表) POSCO FUTURE M 負極材 参考スペック
三菱ケミカル株式会社
新たな競争軸を踏まえ
低膨張特性、環境特性に優れた天然黒鉛の提案を推進
1. 出荷動向
引き続き車載用向けをメインにハイエンド需要に対応
(表) 三菱ケミカル 負極材 出荷数量推移
(表) 三菱ケミカル 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向、研究開発動向/製品動向
中国拠点の1万t/年増強を2024年に計画
(表) 三菱ケミカル 負極材 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
3. 電解液・電解質メーカー
広州天賜高新材料股份有限公司(Guangzhou Tinci Materials Technology Co., Ltd.)
海外での事業展開を含む更なる量的成長を目指す
1. 出荷動向
2023年は中国国内での車載用セル向けを牽引役に前年を上回る出荷数量で推移
(表) 広州天賜高新材料(Tinci Materials) 電解液 出荷数量推移
(表) 広州天賜高新材料(Tinci Materials) 電解液 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2023年時点で中国国内では100万t/年体制を構築
電解質は液体タイプの能力増強を推進
(表) 広州天賜高新材料(Tinci Materials) 電解液 生産拠点・生産能力推移
(表) 広州天賜高新材料(Tinci Materials) 電解質 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
深圳新宙邦科技股份有限公司(Shenzhen Capchem Technology Co., Ltd.)
今後の新たな成長軸を見据え、生産拠点の海外展開を推進
1. 出荷動向
2023年は前年比130%台で推移
(表) 深圳新宙邦(Capchem) 電解液 出荷数量推移
(表) 深圳新宙邦(Capchem) 電解液 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2023年から欧州ポーランド拠点が稼働開始、今後オランダ拠点の立ち上げを予定
米国でも2拠点で拠点準備を推進
(表) 深圳新宙邦(Capchem) 電解液 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
張家港市国泰華栄化工新材料有限公司
(Zhangjiagang Guotai Huarong Chemical New Material Co., Ltd.)
生産体制拡張による成長基盤づくりを推進
1. 出荷動向
2023年出荷は小幅成長で推移
(表) 張家港市国泰(Zhangjiagang Guotai) 電解液 出荷数量推移
(表) 張家港市国泰(Zhangjiagang Guotai) 電解液 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2023年に前年比2倍超えの生産能力体制を構築
(表) 張家港市国泰(Zhangjiagang Guotai) 電解液 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
高電圧対応の電解液開発に引き続き注力
MUアイオニックソリューションズ株式会社(三菱ケミカル株式会社/宇部興産株式会社)
今後の世界的な需要ポテンシャルを見据えた事業戦略を推進
1. 出荷動向
2023年は前年比ほぼ横ばい推移
(表) MUアイオニックソリューションズ 電解液 出荷数量推移
(表) MUアイオニックソリューションズ 電解液 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
日本や欧米拠点の増強が続き2024年以降、能力の大幅増を推進
海外向け製造技術ライセンス供与の動きも
(表) MUIS 電解液 生産拠点・生産能力推移
(表) MCC 電解液 生産拠点・生産能力推移
(図) MUIS発足後の体制
3. 研究開発動向/製品動向
ENCHEM Co.,Ltd(株式会社エンケーム)
攻めの成長戦略を維持し、2027年に世界首位の電解液メーカーを目指す
1. 出荷動向
2023年の出荷数量は前年比150%台で推移
(表) ENCHEM LiB用電解液 出荷数量推移
(表) ENCHEM LiB用電解液 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
中国や米国で新規拠点設立の動きが活発化
韓国国内で電解質内製化の動きも
(表) Enchem LiB用電解液 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
(表) Enchem 電解液 製品ラインナップ
セントラル硝子株式会社
コスト競争力の源泉を差別化し、車載・ESS向けニーズに対応
1. 出荷動向
2022~2023年にかけて供給先のシフトを徐々に推進
(表) セントラル硝子 電解液 出荷数量推移
(表) セントラル硝子 電解液 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
TinciとのJVによる液体タイプ電解質の生産体制を強化
(表) セントラル硝子 電解液 生産拠点・生産能力推移
株式会社Soulbrain
海外での新増設が本格化、韓国セルメーカーの欧米拠点生産をサポート
1. 出荷動向
主要顧客の海外拠点稼働が本格化、同社の出荷も増加傾向
(表) Soulbrain 電解液 出荷数量推移
(表) Soulbrain 電解液 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
米国第2拠点の新設により生産能力は2024年で大幅増加見込み
(表) Soulbrain 電解液 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
(表) Soulbrain 電解液 製品ラインナップ
Dongwha Electrolyte Co.,Ltd.
欧米拠点の増強で現地需要に即応する体制を構築
中大型セル向け需要増に向け、添加剤開発も推進
1. 出荷動向
2023年から中大型セル向けの出荷増が本格化
(表) Dongwha Electrolyte 電解液 出荷数量推移
(表) Dongwha Electrolyte 電解液 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2023年に米国工場を着工、ハンガリー工場も増強
2024年下期からは生産能力合計で15万t越え見込み
(表) Dongwha Electrolyte 電解質 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
LFPセル向け電解液を開発する韓国政府の国策課題へ参画
添加剤の開発・量産に引き続き注力
(図) Dongwha Electrolyteの添加剤開発状況
多氟多新材料股份有限公司(Do-Fluoride New Materials Co., Ltd.)
市況変化を踏まえ、次なる一手を生産・製品面で推進
1. 出荷動向
出荷量は2年間で3倍弱に拡大
(表) 多氟多化工(DFD) 電解質 出荷数量推移
(表) 多氟多化工(DFD) 電解質 出荷金額推移
(表) 多氟多グループ企業
2. 生産拠点/生産能力動向
2022年より3拠点体制、2025年に生産能力計を2022年比1.4倍へ引上げ予定
海外への拠点進出は3エリアを候補に今後検討
(表) 多氟多化工(DFD) 電解質 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
1万t/年のLiFSi生産ライン構築を構想、コスト優位性の実現を模索
森田新能源材料(張家港)有限公司
市況変動をチャンスに捉え、数歩先を見据えた競争力強化を推進
1. 出荷動向
2023年は市況価格の大幅下落を踏まえ、出荷を戦略的に調整
(表) 森田新能源材料 電解質 出荷数量推移
(表) 森田新能源材料 電解質 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2023年より着手の既存ラインの改良・増強分は2024年に本格稼働予定
3拠点目を東南アジアで計画
(表) 森田新能源材料 電解質 生産拠点・生産能力推移
関東電化工業株式会社
次なるステップを見据え、高純度製品の技術力を
サプライチェーンの広範囲で展開
1. 出荷動向
2022年フル稼働に対し、2023年は市況変動の影響を大きく受ける
(表) 関東電化工業 電解質 出荷数量推移
(表) 関東電化工業 電解質 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向、研究開発動向/製品動向
生産キャパは2024年から1万t/年体制
(表) 関東電化工業 電解質 生産拠点・生産能力推移
住友金属鉱山とのタッグで水平リサイクル技術を実現
北米市場向けはLiPF6のライセンス事業を推進
Foosung Co.,Ltd(株式会社フソン)
足元の市況変動の先を見据え、工程改善、製品多様化を推進
1. 出荷動向
2022年はフル稼働、2023年は市場環境の急変に影響を受ける
(表) Foosung 電解質 出荷数量推移
(表) Foosung 電解質 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2024年から韓国拠点の生産能力は倍増予定
中国拠点も工程改善による増強推進
(表) Foosung 電解質 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
新規添加剤は試運転完了後、一部出荷開始
(表) Foosung 添加剤 生産拠点・生産能力推移
ステラケミファ株式会社(衢州北斗星化学新材料 有限公司)
LiB、次世代電池向け高付加価値材料の展開に注力
1. 出荷動向
2022~2023年の中国・北斗星化学の出荷は市況に連動した形で推移
添加剤事業は高温特性に着目した高性能新規開発品を展開
(表) ステラケミファ/衢州北斗星化学新材料 電解質 出荷数量推移
(表) ステラケミファ/衢州北斗星化学新材料 電解質 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
LiPF6は北斗星化学への生産設備移管を完了
(表) ステラケミファ/衢州北斗星化学新材料 電解質 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
(表) ステラケミファ 次世代エネルギーデバイス材料への取り組み
4. セパレーターメーカー
上海恩捷新材料科技股份有限公司(Shanghai Energy New Materials Technology Co., Ltd.)
湿式軸のトップポジションを引き続きキープ
1. 出荷動向
2023年出荷は50億㎡超え、コーティングセパ比率上昇
(表) 上海恩捷 セパレーター出荷数量推移
(表) 上海恩捷 セパレーター出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
ハンガリー拠点は2023年より稼働開始
北米はコーティングラインからの立ち上げを検討
(表) 上海恩捷 セパレーター 生産拠点・生産能力推移
(表) 上海恩捷 グループ傘下 セパレーター 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
(表) 上海恩捷 湿式セパレーター ラインナップ
深圳市星源材質科技股份有限公司(Shenzhen Senior Technology Material Co., Ltd.)
湿式、乾式、両輪展開で成長を維持
1. 出荷動向
2023年出荷数量は2021年比2倍の規模へ
(表) 星源材質 セパレーター出荷数量推移
(表) 星源材質 セパレーター出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
南通拠点にて湿式、乾式を共に増強
2025年には欧州、マレーシア拠点の立ち上げを計画
(表) 星源材質 セパレーター 生産拠点・生産能力推移
コーティング拠点も拡大傾向、米国では2024年の立ち上げを予定
(表) 星源材質 コーティング 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
旭化成株式会社
市況変化への対応に向け、新体制への転換を図る
1. 出荷動向
2022年以降、アプリケーション市場の変動、
サプライチェーン競争激化等の影響を大きく受ける
(表) 旭化成 「ハイポアTM」 セパレーター 出荷数推移量/出荷金額推移
(表) Polypore 「Celgard®」 セパレーター 出荷数量推移/出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
コーティングラインの増強を日韓中で今後計画
(表) 旭化成「ハイポアTM」、 Polypore「Celgard®」 セパレーター 生産拠点/生産能力推移
SK ie Technology Co., Ltd
車載用LiB向けを軸に、今後の需要動向を踏まえた世界戦略を推進
1. 出荷動向
2023年は前年を上回る出荷数量で推移
(表) SKIET セパレーター出荷数量推移
(表) SKIET セパレーター出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
韓国、中国、欧州の3エリアで生産体制を構築
北米は候補地選定を含め多角的検討を推進
(表) SKIET セパレーター 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
(表) SKIET セパレーター製品ラインアップ
W-SCOPE株式会社
コスト面を含め、地産地消ニーズに対応し得る体制構築を推進
1. 出荷動向
SamsungSDIと2023~2027年供給のMOUを更新
(表) W-SCOPE セパレーター出荷数量推移
(表) W-SCOPE セパレーター出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
欧州拠点の稼働を含め、2025~2026年では合計20数億㎡/年体制を予定
価格競争力を生み出す生産改革を既存拠点~新規拠点へ展開
(表) W-SCOPE セパレーター 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
(表) W-SCOPE セパレーター製品ラインアップ
東レ株式会社
バッテリー部材における提案領域の拡大、高付加価値の追求を推進
1. 出荷動向
2023年は前年比横ばい推移見込み、車載用セル向け比率は8割まで上昇
(表) 東レ セパレーター 出荷数量推移
(表) 東レ セパレーター 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
ハンガリー拠点:LTHSが2023年に完工
(表) 東レ セパレーター 生産拠点/生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
金属Liとの組み合わせを想定した無孔アラミドセパ、
高容量化・安全性向上に寄与するフィルム集電箔を新たに開発
(表) 東レ SETELATM製品ラインナップ(開発品含む)
住友化学株式会社
競争力強化に向け、独自技術の更なる進化を追求
1. 出荷動向
2023年はOEM側のサプライチェーン変動等に影響を受ける
車載向け以外ではパワー系セル需要に対応
(表) 住友化学 セパレーター出荷数量推移
(表) 住友化学 セパレーター出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
速度向上を実現したコーティングラインを2023年より稼働
(表) 住友化学 セパレーター 生産拠点/生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
LiBセルの高容量化に寄与するサブμコート技術を開発
宇部マクセル株式会社
日系車載用LiB向けを主軸に手堅い成長を維持
1. 出荷動向
車載用セル向け比率は2023年で9割以上に
(表) 宇部マクセル セパレーター 出荷数量推移
(表) 宇部マクセル セパレーター 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2026年を目途に能力増強を計画
(表) 宇部マクセル セパレーター 生産拠点
3. 研究開発動向/製品動向
(表) 宇部マクセル セパレーター 製品ラインアップ
ショートレポート
「2023-2024年版 リチウムイオン電池部材市場の現状と将来展望 ~主要四部材編~」の概要版
価格(税込):1,100円(本体価格 1,000円)
「2023-2024年版 リチウムイオン電池部材市場の現状と将来展望 ~主要四部材編~(2024年発刊、税込319,000円」の一部の内容についての概要をまとめたリーズナブルな資料です。
右記マーケットレポートの入門的な情報としてご活用ください。
掲載内容
全6ページ
掲載内容
OPEN ▼
1.市場概要 ※1
2.セグメント別動向
正極材市場の動向:LFPが構成比で5割超えまえでに拡大
負極材市場の動向:黒鉛系負極メインで成長続く。Si系負極の成長タイミングは2025年以降に後ろ倒し
電解液・電解質市場の動向:Li市況、供給過多、EVシフト減速感に起因する価格下落トレンド
セパレーター市場の動向:供給過多による価格下落トレンド。接着性コート増加の向き
3.注目トピック
LiB主要四部材は中国メーカー出荷量シェアが全てで8割を超え、日韓勢は縮小傾向が続く ※1
4.将来展望 ※2
※本レポートは、2024年発刊の「2023-2024年版 リチウムイオン電池部材市場の現状と将来展望 ~主要四部材編~」を元に作成しています。
※1…プレスリリースにて無料公開中です
※2…プレスリリースにて一部無料公開中です
2.セグメント別動向
正極材市場の動向:LFPが構成比で5割超えまえでに拡大
負極材市場の動向:黒鉛系負極メインで成長続く。Si系負極の成長タイミングは2025年以降に後ろ倒し
電解液・電解質市場の動向:Li市況、供給過多、EVシフト減速感に起因する価格下落トレンド
セパレーター市場の動向:供給過多による価格下落トレンド。接着性コート増加の向き
3.注目トピック
LiB主要四部材は中国メーカー出荷量シェアが全てで8割を超え、日韓勢は縮小傾向が続く ※1
4.将来展望 ※2
掲載図表
- リチウムイオン電池(LiB)主要四部材 世界市場規模推移と予測 ※1 ※データ掲載年:2019~2022年実績、2023年見込、2024~2025年、2030年予測
- リチウムイオン電池(LiB)主要四部材 世界市場規模 国別出荷数量シェア推移 ※1 ※データ掲載年:2021~2022年実績、2023年見込
- LiB主要4部材 世界市場規模推移と予測(数量) ※データ掲載年:021~2022年実績、2023年見込、2024~2025年、2030年予測
※本レポートは、2024年発刊の「2023-2024年版 リチウムイオン電池部材市場の現状と将来展望 ~主要四部材編~」を元に作成しています。
※1…プレスリリースにて無料公開中です
※2…プレスリリースにて一部無料公開中です
マーケットレポート
2023-2024年版 リチウムイオン電池部材市場の現状と将来展望 ~主要四部材編~
価格(税込):319,000円(本体価格 290,000円)
「2023-2024年版 リチウムイオン電池部材市場の現状と将来展望 ~主要四部材編~」に関するマーケットデータを詳細にまとめた資料です。
市場動向、企業動向など、詳細なデータ・解説など、事業戦略の強力な武器となる情報が満載の書籍です。
掲載内容
全413ページ
2023-2024年版 リチウムイオン電池部材市場の現状と将来展望
~主要四部材編~ 調査結果のポイント
第1章 リチウムイオン電池主要四部材市場の展望
中国における部材余り、再発
欧米中の川下側の変化が示す、従来の周期変動とは異なる「踊り場」の可能性
部材メーカーは足元の変化点を機に時間軸・対象エリアを広げた最適戦略構築を
第2章 民生小型LiB市場の現状と将来展望
1. 民生小型LiB アプリケーション別市場動向
2023年はセル数ベースで前年比微増推移、2022~2023年は成長鈍化
(図・表) 民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(電池容量)
(図・表) 民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(セル数)
(図・表) 民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移(出荷金額:ドル)
電動工具向け需要の回復は在庫消化状況に依存
(図) 民生小型LiB市場 2023年(セル数ベース:単位千セル) その他内訳
2. 民生小型LiB セルタイプ別市場動向
セル数ベースでは円筒形の構成比上昇も、容量ベースではラミセルが5割以上を維持
ラミセルはパワー系需要向け供給や、欧州電池規則対応等で今後変化の可能性
(図・表) 民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(電池容量)
(図・表) 民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(セル数)
(図・表) 民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移(出荷金額:ドル)
3. 民生小型LiBメーカーシェア推移
トップ3は中韓LiBメーカーで顔ぶれ変わらず
(表) 民生小型LiB メーカーシェア推移(電池容量)
(表) 民生小型LiB メーカーシェア推移(セル数)
(表) 民生小型LiB メーカーシェア推移(出荷金額:ドル)
第3章 車載用LiB市場の現状と将来展望
1. 車載用LiB市場動向
車載用LiB市場、2023年(見込)は前年比120%台で推移、成長率に鈍化傾向
(図・表) 車載用電池(Ni-MH・LiB)市場規模推移
(Conservative:市場予測 容量ベース:CY2018~CY2025、CY2030)
(図・表) 車載用電池(Ni-MH・LiB)市場規模推移
(Conservative:市場予測 金額ベース:CY2018~CY2025、CY2030)
2. 電池形状別車載用LiB市場動向
円筒形はTeslaに加え、BMWが新たに採用の方針
角形、ラミネート形はLiBメーカーと自動車OEMとの合弁で生産拡大の向き
(表) 市場ベース予測:世界車載用LiB形状別
(円筒形・角形・ラミネート形)
市場規模推移(容量:CY2018~CY2025、CY2030)
(図) 市場ベース予測:世界車載用LiB形状別市場規模推移
(容量:CY2018~CY2025、CY2030)
3. 車載用LiB市場メーカーシェア動向
BYDがシェア2位へ上昇見込み
Top1、2は中国LiBメーカーに
(表) 世界車載用LiB市場メーカーシェア推移(CY2020~CY2023見込)
(図) 世界車載用LiB市場メーカーシェア(CY2023見込)
第4章 リチウムイオン電池主要四部材市場の現状と将来展望
1.主要四部材全体動向
求められるは変化点の先を見据えた最適戦略の構築
1.主要四部材 全体市場動向
2024年、主要四部材市場は900億ドル規模を予測
(図・表) LiB主要四部材 世界市場規模推移
(数量:2019年~2025年予測、2030年予測)
(表) LiB主要四部材 世界市場規模
(数量:2019年~2025年予測、2030年予測)
Case. Aggressive(政策ベース)予測(成長率高め予測)
(図・表) LiB主要四部材 世界市場規模推移
(金額:2019年~2025年予測、2030年予測)
2.国別主要四部材シェア推移
中国シェアは全てで8割超え、日韓勢は縮小傾向続く
(表) LiB主要四部材 世界市場規模 国別シェア推移
(数量:2021年~2023年見込)
(図) LiB主要四部材 世界市場規模における中国のシェア
(数量:2021年~2023年見込)
(図) LiB主要四部材 世界市場規模における日本のシェア
(数量:2021年~2023年見込)
(図) LiB主要四部材 世界市場規模における韓国のシェア
(数量:2021年~2023年見込)
(図) LiB主要四部材 世界市場規模におけるその他のシェア
(数量:2021年~2023年見込)
(表) 参考資料 : 2023年 中国xEV セルメーカー/主要四部材中国メーカー
サプライチェーン一覧
3.主要四部材市場の生産能力と実需の比較
需給アンバランス再発も、過度な需給ギャップ発生率は今後低下の可能性
(表) LiB主要四部材 生産能力と実需の比較(2022年、2023年見込)
2.正極材動向
2-1.正極材市場の現状と将来展望
LFPが構成比で5割超えまでに拡大
1.正極材 全体市場動向
2023年、正極材市場は数量ベースで前年比120%台推移
(図・表) LiB正極材 世界市場規模 材料別推移
(数量:2019年-2025年予測、2030年予測)
(図・表) LiB正極材 世界市場規模 材料別推移
(金額:2019年-2025年予測、2030年予測)
(表) 正極材 参考販売価格帯推移
2.セルサイズ別(民生用/中大型用)正極材市場動向
2022年で車載用セル・ESS用セル向け比率が9割超え
(図・表) LiB正極材 セルサイズ別(民生小型セル/中大型セル)
世界市場規模推移(数量:2019年~2025年予測、2030年予測)
(図・表) LiB正極材 セルサイズ別(民生小型セル/中大型セル)
世界市場規模推移(金額:2019年~2025年予測、2030年予測)
3.主要正極材メーカーの生産能力推移
2024年の世界キャパは推計400万t超え/年の可能性
(表) 主要正極材メーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧①~⑥
4.正極材市場 メーカーシェア推移
上位4社は中国LFPメーカー
(表) LiB正極材 メーカー別 世界市場規模 シェア推移
(数量:2019年-2023年見込)
(表) LiB正極材 メーカー別 世界市場規模 シェア推移
(金額:2019年-2023年見込)
5.国別 正極材シェア推移
国別構成比では中国勢が9割弱まで拡大
(図・表) 正極材 世界市場規模 国別シェア推移
(数量:2019年-2023年見込)
(図・表) 正極材 世界市場規模 国別シェア推移
(金額:2019年-2023年見込)
2-2.リン酸鉄リチウム(LFP)市場
「LFPブーム」拡大後に待ち受ける変化点
1.LFP 全体市場動向
2021年、2022年の前年比200%超え推移に対し、2023年は成長鈍化
(図・表) LFP 世界市場規模推移
(数量/金額:2019年 - 2025年予測、2030年予測)
2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)LFP出荷動向、LFP開発動向
LFMPはNCMとの混合レシピで再注目
(表) LFP セルサイズ別(民生小型/中大型)
世界市場規模推移(数量:2019年~2023年見込)
3.LFPメーカー市場シェア推移(数量:2021~2023年)
中国LFPメーカー2社による寡占状況変わらず
台湾ライセンス事業、日米は競争力強化目指すプロセス技術開発を推進
(図) LFPメーカーシェア(数量:2021年~2023年見込)
4.主要LFPメーカーの生産能力推移
2021年時の50万t/年キャパは2023年で200万t超え/年まで拡大
新規参入計画も見られる中、今後、供給過多発生の懸念
(表) 主要LFPメーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧
2-3.三元系正極材(NCM)市場
一時的な成長鈍化の先に目指すべきは
多様なニーズ対応に可能なNCMポテンシャルの向上
1.NCM全体市場動向
2023年は前年比微減推移
(図・表) NCM 世界市場規模推移
(数量/金額:2019年―2025年予測、2030年予測)
2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)NCM出荷動向
2022年で中大型セル向け比率は9割以上に
民生小型セル向けでは一部でLCO代替検討の可能性
(表) NCM セルサイズ別(民生小型/中大型) 世界市場規模推移
(数量:2019年~2023年見込)
3.NCM市場メーカーシェア推移
容百新能源(Ningbo Ronbay)がトップシェアを維持、
巴莫(B&M)が2位に急上昇
2023年、中国メーカー出荷は成長鈍化の様相
(表) LiB正極材 三元系正極材(NCM)
世界市場規模 メーカーシェア推移(数量:2019年-2023年見込)
(表) LiB正極材 三元系正極材(NCM)
世界市場規模 メーカーシェア推移(金額:2019年-2023年見込)
4.主要NCMメーカーの生産能力推移
2022年、NCM世界キャパは年産100万t超え
(表) 主要NCMメーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧①~③
5.NCM開発動向
2023年でNi6割以上が構成比7割まで拡大見込
Single particleタイプは韓国でも商用化が開始
(図・表) NCM 市場 組成比別比率
(2022年、2022年見込:出荷数量ベース)
2-4.ニッケル酸リチウム(NCA)市場
2025年以降、次なる成長フェーズの可能性
1.NCA 全体市場動向
2023年は前年比110%台で推移、NCA採用の主要LiBメーカーでは能増の動き
(図・表) NCA 世界市場規模推移
(数量/金額:2019年 ― 2025年予測、2030年予測)
2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)NCA出荷動向
民生小型セル向け、車載用セル向け共に成長を維持
(表) NCA セルサイズ別(民生小型/中大型)
世界市場規模推移(数量:2019年~2023年)
3.NCA市場メーカーシェア推移
住友金属鉱山、Ecoproの寡占状況変わらず
(表) LiB正極材料 ニッケル酸リチウム(NCA)
世界市場規模 メーカーシェア推移(数量:2019年-2023年見込)
(表) LiB正極材料 ニッケル酸リチウム(NCA)
世界市場規模 メーカーシェア推移(金額:2019年-2023年見込)
4.主要NCAメーカーの生産能力推移
住友金属鉱山は2027年で2023年比2倍のキャパへ
Ecopro EMは2024年で2022年比5倍への急拡大を推進、POSCOが新規参入の動き
(表) 主要NCAメーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧
2-5.マンガン酸リチウム(LMO)市場
中国ミドル~ローエンド需要の市況に依存
1.LMO 全体市場動向
2022年の大幅減から、2023年は前年比プラス推移に転ずる
(図・表) LMO 世界市場規模推移
(数量/金額:2019年-2025年予測、2030年予測)
2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)LMO出荷動向、LMO開発動向
車載用では低容量EV、物流xEV共に成長鈍化の影響
(表) LMO セルサイズ別(民生小型/中大型)
世界市場規模推移(数量:2019年~2023年見込)
3.主要正極材メーカーにおけるLMO動向
トップシェアは引き続き安徽博石高科新材料(Boshi High-Tech)
4.主要正極材メーカーにおけるLMO生産能力推移
LMO能増の動きは一部に留まり、LFMP生産へ投資の動きも
(表) 主要正極材メーカーにおけるLMO生産拠点・年間生産能力推移 一覧
2-6.コバルト酸リチウム(LCO)市場
民生3大アプリのマイナス成長が直撃
1.LCO全体市場動向
2022年、2023年、数量ベースで前年割れ推移が続く
(図・表) LCO 世界市場規模推移
(数量/金額:2019年-2025年予測、2030年予測)
2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)LCO出荷動向、LCO開発動向
高電圧LCOは4.48V対応品まで進展
(表) LCO セルサイズ別(民生小型/中大型)
世界市場規模推移(数量:2019年~2023年見込)
3.LCO市場メーカーシェア推移
厦钨新能源材料、トップ独走
(表) LiB正極材 コバルト酸リチウム(LCO)
世界市場規模 メーカーシェア推移(数量:2019年-2023年見込)
(表) LiB正極材 コバルト酸リチウム(LCO)
世界市場規模 メーカーシェア推移(金額:2019年-2023年見込)
4.主要LCOメーカーの生産能力推移
LCO能増の動き見られず、既存キャパでの対応がしばらく続く見込み
(表) 主要LCOメーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧
3.負極材動向
3-1.負極材市場の現状と将来展望
1.LiB用負極材 全体市場動向
LiB用負極材市場規模は2021年80万t超え
(表) LiB負極材(民生小型、中大型セル向け) 参考販売価格帯推移
(図・表) LiB負極材 世界市場規模 材料別推移
(数量:2019年実績~2025年、2030年予測)
(図・表) LiB負極材 世界市場規模 材料別推移
(金額:2019年実績~2025年、2030年予測)
2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)LiB用負極材動向
中大型セル向けの構成比は2022年で9割超え
(図・表) LiB負極材 セルサイズ別(民生小型/中大型:車載、ESS)
世界市場規模推移(数量:2019年実績~2025年、2030年予測)
(図・表) LiB負極材 セルサイズ別(民生小型/中大型:車載、ESS)
世界市場規模推移(金額:2019年実績~2025年、2030年予測)
3.LiB用負極材製品動向
欧米ベンチャーがSi系負極開発を引き続き推進
天然黒鉛ではサプライチェーン多角化への対応含め、
更なる環境負荷低減がテーマに
4.LiB用負極材市場 メーカーシェア推移
実質上位7社が中国メーカー
2023年は各社伸び率に鈍化傾向
(表) LiB負極材 世界市場規模 メーカーシェア推移
(数量:2019年~2023年見込)
(表) LiB負極材 世界市場規模 メーカーシェア推移
(金額:2019年~2023年見込)
(表) 主な負極材市場参入メーカー及び取り扱い負極材一覧
5.国別LiB用負極材シェア推移
中国が構成比9割超えで引き続き拡大
日韓は共にポイントダウン
(図・表) LiB負極材 世界市場規模 国別シェア推移
(数量:2019年~2023年見込)
(図・表) LiB負極材 世界市場規模 国別シェア推移
(金額:2019年~2023年見込)
6.LiB用負極材主要メーカー生産能力推移
2024年、中国では稼働率低下の課題に直面の可能性
(表) 世界 主要負極材メーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧
3-2.黒鉛系負極材市場
1.黒鉛系負極材 全体市場動向
2023年、黒鉛系負極材市場規模は190万t弱
(図・表) LiB黒鉛系負極材 世界市場規模推移
(数量:2019年実績~2025年、2030年予測)
(図・表) LiB黒鉛系負極材 世界市場規模推移
(金額:2019年実績~2025年、2030年予測)
2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)黒鉛系負極材出荷動向
中大型セル向けは構成比9割超え
(表) LiB黒鉛系負極材 セルサイズ別(民生小型/中大型:車載、ESS)
世界市場規模推移(数量:2019年~2023年見込)
3.黒鉛系負極材市場 メーカーシェア推移
上位中国メーカー3社でシェア合計は5割手前
CATL紐づきメーカーは2社に
(表) LiB 黒鉛系負極材(人造+天然) 世界市場規模
メーカーシェア推移(数量:2019年~2023年見込)
(表) LiB 黒鉛系負極材(人造+天然) 世界市場規模
メーカーシェア推移(金額2019年~2023年見込)
(表) LiB 人造黒鉛負極材 世界市場規模
メーカーシェア推移(数量:2019年~2023年見込)
(表) LiB 人造黒鉛負極材 世界市場規模
メーカーシェア推移(金額:2019年~2023年見込)
(表) LiB 天然黒鉛負極材 世界市場規模
メーカーシェア推移(数量:2019年~2023年見込)
(表) LiB 天然黒鉛負極材 世界市場規模
メーカーシェア推移(金額:2019年~2023年見込)
4.主要黒鉛系負極材メーカー生産能力推移
黒鉛系負極の世界キャパは2020年比で3倍以上に拡大
2024年は年産300万t超え/年の可能性
(表) 世界 主要黒鉛系負極材メーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧
3-3.カーボン系/酸化物系(LTO)/Si系負極材市場
1.カーボン系/酸化物系(LTO)/Si系負極材 全体市場動向
カーボン系負極材はいずれ緩やかな減少トレンドへ
LTOは引き続き限定需要向け
(表) LiBカーボン系/酸化物系(LTO)/
金属・合金系負極材 世界市場規模推移
(数量:2019年実績~2025年予測、2030年予測)
(表) LiBカーボン系/酸化物系(LTO)/
金属・合金系負極材 世界市場規模推移
(金額:2019年実績~2025年予測、2030年予測)
Si系負極材市場、2023年前半の中国中心の盛り上がりは一旦トーンダウンの向き
市場成長のタイミングは再び後ろ倒しの可能性
2.カーボン系/酸化物系(LTO)/Si系負極材メーカー動向、生産能力状況
カーボン系負極は中国でナトリウムイオン電池向けに注目度上昇も
想定程の需要増に至らず
(表) カーボン系負極材市場 参入メーカー状況
LTOはセルメーカーによる内製メイン
(表) 酸化物系(LTO)負極材市場 参入メーカー状況
顔ぶれ急増のSi系負極材、量産供給で先行するアジア勢からは慎重論も
(表) Si系負極材市場 参入メーカー状況
4.電解液・電解質動向
1.LiB用電解液・電解質 全体市場動向
2023年、電解液市場は前年比128.6%、電解質市場は前年比140%で推移
(図・表) LiB電解液 世界市場規模推移
(2019年~2025年予測、2030年予測)
(図・表) LiB電解質 世界市場規模推移
(2019年~2025年予測、2030年予測)
Li市況、供給過多、EVシフトの減速感に起因する価格下落トレンドが続く
2.セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)LiB用電解液動向
2022年から中大型セル向け構成比9割超えへ
(図・表) LiB電解液 セルサイズ別
(民生小型/中大型:車載、ESS) 世界市場規模推移
(数量:2019年~2025年予測、2030年予測)
(図・表) LiB電解液 セルサイズ別
(民生小型/中大型:車載、ESS) 世界市場規模推移
(金額:2019年~2025年予測、2030年予測)
3.LiB用電解液・電解質製品動向
価格帯はLiPO2F2、LiFSi共に下落トレンド
LiFSiはLiPF6とのブレンドで使用
4.LiB用電解液・電解質 市場価格動向
2023年、電解質、電解液価格、共に急落トレンド
2024年も横ばい推移の可能性
(表) LiB電解液(民生小型、中大型セル向け) 参考販売価格帯推移
(表) LiB電解質(民生小型、中大型セル向け) 参考販売価格帯推移
(表) 中国 主要添加剤メーカー 一覧
5.LiB用電解液・電解質市場 メーカーシェア推移
上位3位までの中国メーカーの顔ぶれ変わらず
(表) LiB電解液 世界市場規模 メーカーシェア推移
(数量:2019年~2023年見込)
(表) LiB電解液 世界市場規模 メーカーシェア推移
(金額:2019年~2023年見込)
電解質メーカーシェアではDFDがトップ維持、
中国メーカーのシェアが圧倒的に高い状況
(表) LiB電解質 世界市場規模 メーカーシェア推移
(数量:2019年~2023年見込)
(表) LiB電解質 世界市場規模 メーカーシェア推移
(金額:2019年~2023年見込)
(図) 2023年見込 その他 電解質メーカーシェア 内訳
(表) 参考資料:電解液メーカー/
電解質メーカーサプライチェーン一覧(2023年)
(表) 参考資料:民生小型LiBセルメーカー/
電解液メーカーサプライチェーン一覧(2023年)
(表) 参考資料:中大型(車載、ESS)LiBセルメーカー/電解液メーカー
サプライチェーン一覧(2023年)
6.国別LiB用電解液・電解質シェア推移
2023年に電解液は85%、電解質は9割以上が中国メーカー
(図・表) LiB電解液 世界市場規模 国別シェア推移
(数量:2019年~2023年見込)
(図・表) LiB電解液 世界市場規模 国別シェア推移
(金額:2019年~2023年見込
(図・表) LiB電解質 世界市場規模 国別シェア推移
(数量:2019年~2023年見込)
(図・表) LiB電解質 世界市場規模 国別シェア推移
(金額:2019年~2023年見込)
7.LiB用電解液・電解質主要メーカー生産能力推移
2023年、電解液の世界キャパは287万超え見込
(表) 主要電解液メーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧①、②
(表) 主要電解質メーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧
5.セパレーター動向
5-1. セパレーター市場の現状と将来展望
2023年、セパレーター市場は200億㎡超え
1. LiB用セパレーター市場全体市場動向
(表) LiBセパレーター 世界市場規模推移
(2019年~2025年、2030予測)
(図) LiBセパレーター 世界市場規模推移
(数量2019年~2025年予測、2030年予測)
(図) LiBセパレーター 世界市場規模推移
(金額2019年~2025年予測、2030年予測)
2. セルサイズ別(民生小型セル、中大型セル)LiB用セパレーター動向
車載用・ESS用セル向けは2025年で構成比9割を予測
(図・表) LiB セパレーター セルサイズ別(民生小型/中大型:車載、ESS)
世界市場規模推移(数量:2019年実績~2025年予測、2030年予測)
(図・表) LiB セパレーター セルサイズ別(民生小型/中大型:車載、ESS)
世界市場規模推移(金額:2019年実績~2025年予測、2030年予測)
3. LiB用セパレーター製品動向
(民生小型セル、中大型セル/コーティング、コーティングレス)
(表) LiB用セパレーターの「湿式」、「乾式」について
中国を中心に民生小型LiB、車載用LiB共に
ベースフィルムの薄膜化が徐々に進む
(表) セパレーター需要分野別 トレンド(2023年)
中国では乾式10μm品の量産計画の動きも
接着性ニーズが付加価値、差別化要因として拡大傾向
(表) 参考資料:民生小型セル・中大型セル向け
コーティングセパレーター構成例一覧
(表) 参考資料:世界主要セパレーターメーカー
製品ラインナップ状況一覧(2023年)
4. タイプ別(民生小型/中大型セル、コーティング/コーティングレス)
LiB用セパレーター市場規模推移
車載用セルでコーティング比率上昇の向き
(表) LiBセパレーター 民生小型・中大型(車載・ESS)別
コーティング比率
世界市場規模推移(数量:2019年~2025年予測、2030年予測)
5. セパレーター 市場価格動向
2022年の横ばい~微増から、2023年は再び下落トレンド
(表) LiB用 セパレーター(民生小型、中大型セル向け)
参考販売価格帯推移
(2019~2023年)
6. LiB用セパレーター市場 メーカーシェア推移
2023年、Top3は中国セパレーターメーカー
(表) LiB セパレーター世界市場規模 原反ベース メーカーシェア推移
(数量:2019年~2023年見込)
(表) LiB セパレーター世界市場規模 メーカーシェア推移
(金額:2019年~2023年見込)
(表) 参考資料:民生小型LiBセルメーカー/セパレーターメーカー
サプライチェーン一覧(2023)
(表) 参考資料:中大型LiBセルメーカー/セパレーターメーカー
サプライチェーン一覧(2023)
7. 国別LiB用セパレーターシェア推移
中国の構成比は2022年で8割超え、2023年は9割に近づく
(図・表) LiBセパレーター世界市場規模 国別シェア推移
(数量:2019年~2023年見込)
(図・表) LiBセパレーター世界市場規模 国別シェア推移
(金額:2019年~2023年見込)
8. LiB用セパレーター主要メーカー生産能力推移
2023年、世界セパレーター生産能力計は推定約300億㎡/年
(表) 主要セパレーターメーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧 ①
(表) 主要セパレーターメーカー 生産拠点・年間生産能力推移 一覧 ②
第5章 主要四部材メーカーの動向と戦略
1.正極材メーカー
寧波容百新能源科技股份有限公司(Ningbo Ronbay Lithium Battery Material Co., Ltd)
ハイニッケル戦略でNCMトップポジション維持を目指す
1. 出荷動向
NCM811に強み、2023年出荷見込みは10万t弱まで拡大
(表) 寧波容百新能源科技(Ningbo Ronbay Lithium Battery Material)
正極材 出荷数量推移
(表) 寧波容百新能源科技(Ningbo Ronbay Lithium Battery Material)
正極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2023年で20万t/年体制、2025年からはLFMPライン立ち上げを計画
欧州、北米を含め2030年では100万t/年体制を目指す
(表) 寧波容百新能源科技(関連企業グループ含む)
正極材/前駆体 生産拠点・生産能力推移
株式会社エコプロBM(EcoPro BM Co., Ltd.)
次なる需要期を見据え、増強投資を実施
「クローズドループ化」によりグループ会社全体で成長軌道を目指す
(図) EcoProにおける電池材料子会社バリューチェーンの流れ
(図) EcoProグループの前駆体生産構造
1. 出荷動向
NCA、NCM共に車載用セル向けの売上比率が年々向上
(表) Ecopro BM 正極材 出荷数量推移
(表) Ecopro BM 正極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
浦項では2兆ウォン規模の新規投資を決定
2023年8月にカナダでJV拠点を着工
(表) Ecopro BM 正極材生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
ハイエンドからローエンドまでフルラインナップ化を推進
株式会社L&F(L&F Co., Ltd.)
電池材料事業のバリューチェーン拡張による競争力強化を目指す
1. 出荷動向
車載用NCMAの出荷増が顕著
(表) L&F 正極材 出荷数量推移
(表) L&F 正極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
大邱国家産業団地で2兆5,500億ウォン規模の拠点設立を推進
韓国内での前駆体生産能力拡張や水酸化リチウム等を手掛ける準備にも着手
(表) L&F 正極材 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
単結晶タイプのNi正極材は量産目前
LFPやNCMA622等新規ラインナップの拡充を目指す
(図) L&F 正極材 量産・開発ロードマップ
厦钨新能源材料有限公司(XTC New Energy Materials)
生産体制の拡大、深耕で車載用セル向けへのシフトを推進
1. 出荷動向
2023年、NCM出荷がLCO出荷を上回る
(表) 厦钨新能源材料 XTC New Energy Materials 正極材 出荷数量推移
(表) 厦钨新能源材料 XTC New Energy Materials 正極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
LFPラインが2023年より稼働を開始
新たにNCM前駆体の生産拠点を2拠点追加
(表) 厦钨新能源材料(XTC New Energy Materials) 正極材 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
(図) 厦钨新能源材料(XTC New Energy Materials) Hi-Ni正極材 開発ロードマップ
北京当升材料科技股份有限公司(Beijing Easpring Material Technology Co., Ltd.)
車載用LiB需要を広範囲にカバー可能な体制構築を推進
1. 出荷動向
2023年は前年比横ばい見込、ハイニッケルNCMへのシフトが進む
(表) 北京当升(Easpring) 正極材 出荷数量推移
(表) 北京当升(Easpring) 正極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
LFP/LFMP生産拠点を中国・四川にて2024年より計画
欧州フィンランド拠点は2025~2026年よりハイニッケル正極を生産予定
(表) 北京当升(Easpring) 正極材 生産拠点・生産能力推移
(表) 北京当升(Easpring) 前駆体 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
今後、Ni比8割以上の単結晶タイプの量産を予定
POSCO FUTURE M CO., LTD.
韓国をベース拠点とする世界展開戦略を推進
母体~材料~リサイクル、長期視点での電池材料バリューチェーンを構築
1. 出荷動向
Ultium Cellsや韓国主要顧客向け出荷増を継続
(表) POSCO FUTURE M 正極材 出荷数量推移
(表) POSCO FUTURE M 正極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2030年の正極材生産能力は2023年比で7倍へ上方修正
韓国ではNCA専用ラインや前駆体工場の大幅増強を実施
(表) POSCO FUTURE M 正極材関連 生産拠点・生産能力推移所在地生産能力推移生
カナダでUltium Cells向け大規模供給契約を締結、更なる工場増強も推進
(図) 2030年における電池材料事業ロードマップ
2030年までにリチウム42万t/年、ニッケル24万t/年の生産体制構築を目指す
(図) POSCOグループにおける2次電池材料のバリューチェーン
3. 研究開発動向/製品動向
主力製品はNi 80%以上のNCM・NCMAにシフト
NCAもSamsung SDI向けに供給予定
(表) POSCO FUTURE M 正極材 参考スペック
(図) POSCO FUTURE Mの正極材技術動向
台湾立凱電能科技股份有限公司(Advanced Lithium Electrochemistry:ALEEES)
地産地消ニーズの高まりを踏まえ、ライセンスビジネスへの展開を推進
1. 出荷動向
量産供給分を抑え、サンプルニーズに対応
(表) ALEEES 正極材 出荷数量推移
(表) ALEEES ライセンス事業展開企業
(表) ALEEES 正極材 生産拠点・生産能力推移
2. 生産拠点/生産能力動向
主力はLFPの「Mシリーズ」、LFMPも「A&Eシリーズ」内にラインナップ
(表) ALEEES 製品ラインナップ
泓辰材料股份有限公司(HCM CO., LTD.)
材料開発技術、製造装置技術の両面でLFMP需要に対応
1. 出荷動向
2016年よりLFMPの量産を開始
2. 生産拠点/生産能力動向
(表) HCM 正極材 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
(表) HCM LFMP 「G4」参考スペック値
2. 負極材メーカー
貝特瑞新能源材料股份有限公司(BTR New Energy Materials Inc.)
出荷、生産体制共に、引き続き人造黒鉛へのシフトが進む
1. 出荷動向
2021年以降、人造黒鉛が出荷構成比の過半以上に
(表) 貝特瑞新能源(BTR) 負極材 出荷数量推移
(表) 貝特瑞新能源(BTR) 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
新規拠点の順次立上げによる能力増強を実施
(表) 貝特瑞新能源(BTR) 負極材 生産拠点・生産能力推移
上海杉杉科技有限公司(Shanghai Shanshan Tech Co., Ltd.)
市況変動を踏まえ、今後の競争力強化に注力
1. 出荷動向
引き続き人造黒鉛中心に、2023年の出荷計は30万tに迫る規模に
(表) 上海杉杉(ShanShan) 負極材 出荷数量推移
(表) 上海杉杉(ShanShan) 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2023年生産キャパは2021年比3倍近くまで拡大
欧州は2025年からの立ち上がりを予定
(表) 上海杉杉(ShanShan) 負極材 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
急速充電対応グレードの出荷が引き続き増加傾向
Si系負極はSiCの開発も推進中
江西紫宸科技有限公司(Jiangxi Zichen Technology Co., Ltd.)
2025年以降を見据え、多面的な生産体制構築を推進
1. 出荷動向
2023年出荷量は2020年比3倍弱まで拡大
(表) 江西紫宸(Zichen) 負極材 出荷数量推移
(表) 江西紫宸(Zichen) 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
四川省の大型生産ラインが稼働開始、
Si系負極の新規ライン、欧州への拠点進出を発表
(表) 江西紫宸(Zichen) 負極材 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
株式会社レゾナック
中長期的な視点で車載向けのハイエンドニーズに照準
1. 出荷動向
2022~2023年と出荷増推移を維持
(表) Resonac 負極材 出荷数量推移
(表) Resonac 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
(表) Resonac 負極材 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
急速充電対応、長寿命化特性に優れる人造黒鉛「HPG」新規グレードを開発
(表) Resonac 負極材 ラインナップ
POSCO FUTURE M CO., LTD.
世界視点での需要増を見据え、負極材バリューチェーンの多角化、安定化に注力
1. 出荷動向
2023年出荷量は前年比微増
(表) POSCO FUTURE M 負極材 出荷数量推移
(表) POSCO FUTURE M 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
25年で年産13万t規模の生産体制を計画
負極材原料調達体制の更なる強化に向けた取り組みを推進
(表) POSCO FUTURE M 負極材 生産拠点・生産能力推移
(図) 2030年における電池材料事業ロードマップ
3. 研究開発動向/製品動向
Si系負極はグループ会社にて開発、生産を予定
(表) POSCO FUTURE M 負極材 参考スペック
三菱ケミカル株式会社
新たな競争軸を踏まえ
低膨張特性、環境特性に優れた天然黒鉛の提案を推進
1. 出荷動向
引き続き車載用向けをメインにハイエンド需要に対応
(表) 三菱ケミカル 負極材 出荷数量推移
(表) 三菱ケミカル 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向、研究開発動向/製品動向
中国拠点の1万t/年増強を2024年に計画
(表) 三菱ケミカル 負極材 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
3. 電解液・電解質メーカー
広州天賜高新材料股份有限公司(Guangzhou Tinci Materials Technology Co., Ltd.)
海外での事業展開を含む更なる量的成長を目指す
1. 出荷動向
2023年は中国国内での車載用セル向けを牽引役に前年を上回る出荷数量で推移
(表) 広州天賜高新材料(Tinci Materials) 電解液 出荷数量推移
(表) 広州天賜高新材料(Tinci Materials) 電解液 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2023年時点で中国国内では100万t/年体制を構築
電解質は液体タイプの能力増強を推進
(表) 広州天賜高新材料(Tinci Materials) 電解液 生産拠点・生産能力推移
(表) 広州天賜高新材料(Tinci Materials) 電解質 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
深圳新宙邦科技股份有限公司(Shenzhen Capchem Technology Co., Ltd.)
今後の新たな成長軸を見据え、生産拠点の海外展開を推進
1. 出荷動向
2023年は前年比130%台で推移
(表) 深圳新宙邦(Capchem) 電解液 出荷数量推移
(表) 深圳新宙邦(Capchem) 電解液 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2023年から欧州ポーランド拠点が稼働開始、今後オランダ拠点の立ち上げを予定
米国でも2拠点で拠点準備を推進
(表) 深圳新宙邦(Capchem) 電解液 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
張家港市国泰華栄化工新材料有限公司
(Zhangjiagang Guotai Huarong Chemical New Material Co., Ltd.)
生産体制拡張による成長基盤づくりを推進
1. 出荷動向
2023年出荷は小幅成長で推移
(表) 張家港市国泰(Zhangjiagang Guotai) 電解液 出荷数量推移
(表) 張家港市国泰(Zhangjiagang Guotai) 電解液 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2023年に前年比2倍超えの生産能力体制を構築
(表) 張家港市国泰(Zhangjiagang Guotai) 電解液 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
高電圧対応の電解液開発に引き続き注力
MUアイオニックソリューションズ株式会社(三菱ケミカル株式会社/宇部興産株式会社)
今後の世界的な需要ポテンシャルを見据えた事業戦略を推進
1. 出荷動向
2023年は前年比ほぼ横ばい推移
(表) MUアイオニックソリューションズ 電解液 出荷数量推移
(表) MUアイオニックソリューションズ 電解液 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
日本や欧米拠点の増強が続き2024年以降、能力の大幅増を推進
海外向け製造技術ライセンス供与の動きも
(表) MUIS 電解液 生産拠点・生産能力推移
(表) MCC 電解液 生産拠点・生産能力推移
(図) MUIS発足後の体制
3. 研究開発動向/製品動向
ENCHEM Co.,Ltd(株式会社エンケーム)
攻めの成長戦略を維持し、2027年に世界首位の電解液メーカーを目指す
1. 出荷動向
2023年の出荷数量は前年比150%台で推移
(表) ENCHEM LiB用電解液 出荷数量推移
(表) ENCHEM LiB用電解液 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
中国や米国で新規拠点設立の動きが活発化
韓国国内で電解質内製化の動きも
(表) Enchem LiB用電解液 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
(表) Enchem 電解液 製品ラインナップ
セントラル硝子株式会社
コスト競争力の源泉を差別化し、車載・ESS向けニーズに対応
1. 出荷動向
2022~2023年にかけて供給先のシフトを徐々に推進
(表) セントラル硝子 電解液 出荷数量推移
(表) セントラル硝子 電解液 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
TinciとのJVによる液体タイプ電解質の生産体制を強化
(表) セントラル硝子 電解液 生産拠点・生産能力推移
株式会社Soulbrain
海外での新増設が本格化、韓国セルメーカーの欧米拠点生産をサポート
1. 出荷動向
主要顧客の海外拠点稼働が本格化、同社の出荷も増加傾向
(表) Soulbrain 電解液 出荷数量推移
(表) Soulbrain 電解液 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
米国第2拠点の新設により生産能力は2024年で大幅増加見込み
(表) Soulbrain 電解液 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
(表) Soulbrain 電解液 製品ラインナップ
Dongwha Electrolyte Co.,Ltd.
欧米拠点の増強で現地需要に即応する体制を構築
中大型セル向け需要増に向け、添加剤開発も推進
1. 出荷動向
2023年から中大型セル向けの出荷増が本格化
(表) Dongwha Electrolyte 電解液 出荷数量推移
(表) Dongwha Electrolyte 電解液 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2023年に米国工場を着工、ハンガリー工場も増強
2024年下期からは生産能力合計で15万t越え見込み
(表) Dongwha Electrolyte 電解質 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
LFPセル向け電解液を開発する韓国政府の国策課題へ参画
添加剤の開発・量産に引き続き注力
(図) Dongwha Electrolyteの添加剤開発状況
多氟多新材料股份有限公司(Do-Fluoride New Materials Co., Ltd.)
市況変化を踏まえ、次なる一手を生産・製品面で推進
1. 出荷動向
出荷量は2年間で3倍弱に拡大
(表) 多氟多化工(DFD) 電解質 出荷数量推移
(表) 多氟多化工(DFD) 電解質 出荷金額推移
(表) 多氟多グループ企業
2. 生産拠点/生産能力動向
2022年より3拠点体制、2025年に生産能力計を2022年比1.4倍へ引上げ予定
海外への拠点進出は3エリアを候補に今後検討
(表) 多氟多化工(DFD) 電解質 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
1万t/年のLiFSi生産ライン構築を構想、コスト優位性の実現を模索
森田新能源材料(張家港)有限公司
市況変動をチャンスに捉え、数歩先を見据えた競争力強化を推進
1. 出荷動向
2023年は市況価格の大幅下落を踏まえ、出荷を戦略的に調整
(表) 森田新能源材料 電解質 出荷数量推移
(表) 森田新能源材料 電解質 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2023年より着手の既存ラインの改良・増強分は2024年に本格稼働予定
3拠点目を東南アジアで計画
(表) 森田新能源材料 電解質 生産拠点・生産能力推移
関東電化工業株式会社
次なるステップを見据え、高純度製品の技術力を
サプライチェーンの広範囲で展開
1. 出荷動向
2022年フル稼働に対し、2023年は市況変動の影響を大きく受ける
(表) 関東電化工業 電解質 出荷数量推移
(表) 関東電化工業 電解質 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向、研究開発動向/製品動向
生産キャパは2024年から1万t/年体制
(表) 関東電化工業 電解質 生産拠点・生産能力推移
住友金属鉱山とのタッグで水平リサイクル技術を実現
北米市場向けはLiPF6のライセンス事業を推進
Foosung Co.,Ltd(株式会社フソン)
足元の市況変動の先を見据え、工程改善、製品多様化を推進
1. 出荷動向
2022年はフル稼働、2023年は市場環境の急変に影響を受ける
(表) Foosung 電解質 出荷数量推移
(表) Foosung 電解質 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2024年から韓国拠点の生産能力は倍増予定
中国拠点も工程改善による増強推進
(表) Foosung 電解質 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
新規添加剤は試運転完了後、一部出荷開始
(表) Foosung 添加剤 生産拠点・生産能力推移
ステラケミファ株式会社(衢州北斗星化学新材料 有限公司)
LiB、次世代電池向け高付加価値材料の展開に注力
1. 出荷動向
2022~2023年の中国・北斗星化学の出荷は市況に連動した形で推移
添加剤事業は高温特性に着目した高性能新規開発品を展開
(表) ステラケミファ/衢州北斗星化学新材料 電解質 出荷数量推移
(表) ステラケミファ/衢州北斗星化学新材料 電解質 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
LiPF6は北斗星化学への生産設備移管を完了
(表) ステラケミファ/衢州北斗星化学新材料 電解質 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
(表) ステラケミファ 次世代エネルギーデバイス材料への取り組み
4. セパレーターメーカー
上海恩捷新材料科技股份有限公司(Shanghai Energy New Materials Technology Co., Ltd.)
湿式軸のトップポジションを引き続きキープ
1. 出荷動向
2023年出荷は50億㎡超え、コーティングセパ比率上昇
(表) 上海恩捷 セパレーター出荷数量推移
(表) 上海恩捷 セパレーター出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
ハンガリー拠点は2023年より稼働開始
北米はコーティングラインからの立ち上げを検討
(表) 上海恩捷 セパレーター 生産拠点・生産能力推移
(表) 上海恩捷 グループ傘下 セパレーター 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
(表) 上海恩捷 湿式セパレーター ラインナップ
深圳市星源材質科技股份有限公司(Shenzhen Senior Technology Material Co., Ltd.)
湿式、乾式、両輪展開で成長を維持
1. 出荷動向
2023年出荷数量は2021年比2倍の規模へ
(表) 星源材質 セパレーター出荷数量推移
(表) 星源材質 セパレーター出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
南通拠点にて湿式、乾式を共に増強
2025年には欧州、マレーシア拠点の立ち上げを計画
(表) 星源材質 セパレーター 生産拠点・生産能力推移
コーティング拠点も拡大傾向、米国では2024年の立ち上げを予定
(表) 星源材質 コーティング 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
旭化成株式会社
市況変化への対応に向け、新体制への転換を図る
1. 出荷動向
2022年以降、アプリケーション市場の変動、
サプライチェーン競争激化等の影響を大きく受ける
(表) 旭化成 「ハイポアTM」 セパレーター 出荷数推移量/出荷金額推移
(表) Polypore 「Celgard®」 セパレーター 出荷数量推移/出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
コーティングラインの増強を日韓中で今後計画
(表) 旭化成「ハイポアTM」、 Polypore「Celgard®」 セパレーター 生産拠点/生産能力推移
SK ie Technology Co., Ltd
車載用LiB向けを軸に、今後の需要動向を踏まえた世界戦略を推進
1. 出荷動向
2023年は前年を上回る出荷数量で推移
(表) SKIET セパレーター出荷数量推移
(表) SKIET セパレーター出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
韓国、中国、欧州の3エリアで生産体制を構築
北米は候補地選定を含め多角的検討を推進
(表) SKIET セパレーター 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
(表) SKIET セパレーター製品ラインアップ
W-SCOPE株式会社
コスト面を含め、地産地消ニーズに対応し得る体制構築を推進
1. 出荷動向
SamsungSDIと2023~2027年供給のMOUを更新
(表) W-SCOPE セパレーター出荷数量推移
(表) W-SCOPE セパレーター出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
欧州拠点の稼働を含め、2025~2026年では合計20数億㎡/年体制を予定
価格競争力を生み出す生産改革を既存拠点~新規拠点へ展開
(表) W-SCOPE セパレーター 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
(表) W-SCOPE セパレーター製品ラインアップ
東レ株式会社
バッテリー部材における提案領域の拡大、高付加価値の追求を推進
1. 出荷動向
2023年は前年比横ばい推移見込み、車載用セル向け比率は8割まで上昇
(表) 東レ セパレーター 出荷数量推移
(表) 東レ セパレーター 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
ハンガリー拠点:LTHSが2023年に完工
(表) 東レ セパレーター 生産拠点/生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
金属Liとの組み合わせを想定した無孔アラミドセパ、
高容量化・安全性向上に寄与するフィルム集電箔を新たに開発
(表) 東レ SETELATM製品ラインナップ(開発品含む)
住友化学株式会社
競争力強化に向け、独自技術の更なる進化を追求
1. 出荷動向
2023年はOEM側のサプライチェーン変動等に影響を受ける
車載向け以外ではパワー系セル需要に対応
(表) 住友化学 セパレーター出荷数量推移
(表) 住友化学 セパレーター出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
速度向上を実現したコーティングラインを2023年より稼働
(表) 住友化学 セパレーター 生産拠点/生産能力推移
3. 研究開発動向/製品動向
LiBセルの高容量化に寄与するサブμコート技術を開発
宇部マクセル株式会社
日系車載用LiB向けを主軸に手堅い成長を維持
1. 出荷動向
車載用セル向け比率は2023年で9割以上に
(表) 宇部マクセル セパレーター 出荷数量推移
(表) 宇部マクセル セパレーター 出荷金額推移
2. 生産拠点/生産能力動向
2026年を目途に能力増強を計画
(表) 宇部マクセル セパレーター 生産拠点
3. 研究開発動向/製品動向
(表) 宇部マクセル セパレーター 製品ラインアップ