No.3631
2024/10/15
コンタクトレンズ及び関連製品に関する調査を実施(2024年)
コンタクトレンズ関連市場、堅調な拡大が続く
株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越孝)は、国内のコンタクトレンズ及びその関連製品市場について調査を実施した。
1.市場概況
2023年は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行となり、社会活動も旧に復するなか、コンタクトレンズ装用の機会、頻度も増加方向にある一方、コロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻等を背景とした需給バランスの不安定化やインフレーションの進行に伴う製品価格の上昇などが市場状況に影響してきた。こうした情勢を受け、2023年のコンタクトレンズ・コンタクトレンズ用剤・用品・点眼薬の国内市場規模は、約3,314億円(メーカー出荷額ベース)と前年に続き堅調に拡大することとなった。
2.将来展望
サプライチェーンの不全による製品供給の不安定化や物価高騰に伴う製品価格の上昇もある程度の落ち着きを見せつつも、地政学的リスクの拡大・深刻化、各国経済の不安定化・景気減速といった懸念が見え隠れするなか、コンタクトレンズ関連市場においても、さらなる製造原価の上昇や為替変動リスク、個人消費の低迷等といった影響の及ぶことが危惧されており、市場拡大も足下では緩やかなペースになるものとみられる。
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調査要綱
1.調査期間: 2024年5月~9月
2.調査対象: コンタクトレンズメーカー、コンタクトレンズ用剤・用品メーカー、医薬品 (点眼薬)メーカー
3.調査方法: 当社専門研究員による直接面談(オンライン含む)、電話・e-mail等によるヒアリング調査、ならびに文献調査併用
2.調査対象: コンタクトレンズメーカー、コンタクトレンズ用剤・用品メーカー、医薬品 (点眼薬)メーカー
3.調査方法: 当社専門研究員による直接面談(オンライン含む)、電話・e-mail等によるヒアリング調査、ならびに文献調査併用
<コンタクトレンズ・コンタクトレンズ用剤・用品・点眼薬市場とは>
本調査におけるコンタクトレンズ・コンタクトレンズ用剤・用品・点眼薬市場とは、視力矯正等のために角膜に直接接触させて使用するレンズの形態をした高度管理医療機器であるコンタクトレンズ、コンタクトレンズのケア(洗浄、すすぎ、消毒、保存)に用いる製品であるコンタクトレンズ用剤・用品、およびコンタクトレンズ装用時に使用する目薬によって構成される市場を指す。
<市場に含まれる商品・サービス>
コンタクトレンズ、コンタクトレンズ用剤・用品、点眼薬
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本資料における著作権やその他本資料にかかる一切の権利は、株式会社矢野経済研究所に帰属します。
報道目的以外での引用・転載については上記広報チームまでお問い合わせください。
利用目的によっては事前に文章内容を確認させていただく場合がございます。
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