プレスリリース
No.2261
2019/09/30
有力FX企業17社の月間データランキング-2019年8月-

有力FX企業17社の月間データランキング-2019年8月-

​株式会社矢野経済研究所は、FX(外国為替証拠金取引)店頭取引市場における有力企業17社のアンケート調査を実施し、2019年8月末の預かり残高、口座数、2019年8月の月間取引高を算出した。

*1. 集計対象は、預かり残高16社、口座数17社、取引高12社、いずれも無回答を除く。
​​*2. SBIグループはSBI証券、住信SBIネット銀行、SBI FXトレード3社の店頭取引の合算値。GMOグループはGMOクリック証券、FXプライムby GMOの店頭取引の合算値。 ​
 

調査結果の概要

【 預かり残高 】
2019年8月末の有力FX企業16社*1の預かり残高の合計は、1兆1,208億円であった。企業単体集計の2019年8月末の預かり残高の第1位はGMOクリック証券で1,740億円、第2位のDMM.com証券は1,308億円であった。企業グループを加味した集計では、第1位がSBIグループ*2の2,598億円で、第2位はGMOグループ*2の1,942億円となった。
8月は前月比204.9億円増(1.86%増)となり、本調査対象企業16社中12社で預かり残高が増加した。また、企業グループを加味した場合、前月比で最も高い増加率はFXプライムbyGMO(6.46%増)、次いでヒロセ通商(5.35%増)であった。

【 口座数 】
2019年8月末の有力FX企業17社*1の口座数の合計は、541万口座であった。企業単体集計の2019年8月末の口座数の第1位はDMM.com証券で73.4万口座、第2位のGMOクリック証券は63.0万口座となった。企業グループを加味した集計では、第1位がSBIグループ*2の124.6万口座で、第2位はGMOグループ*2の82.9万口座であった。
8月は前月比3.4万口座増(0.65%増)となった。本調査対象企業17社中16社(その他企業2社含む)で口座数が増加した。また、企業グループを加味した場合、前月比で最も高い増加率はGMOクリック証券(0.93%増)、次いでSBIグループ(0.87%増)であった。

【 月間取引高 】
2019年8月の月間取引高は、有力FX企業12社*1の合計で284兆円(百万通貨を1億円として換算)となった。2019年8月の月間取引高の第1位はGMOクリック証券で82.2兆円(同)、第2位はDMM.com証券で63.7兆円(同)であった。
8月は前月比113.6兆円増(66.46%増)で、本調査対象企業すべて(その他企業3社含む)で取引高が大幅に増加した。

※調査要綱
1.調査期間:2019年9月
2.調査対象:FX業界大手、有力企業のうち社名又は数値の公表を前提として、協力を得られた17社を対象とした。 一部の企業で、統計数値や社名について非公開のものもあるため、集計対象が17社にならないものもある。
※社名及び数値を非公開とする企業は、集計の際、「その他」としてランキングから除外した。
※2019年5月より集計対象企業が1社増えたため、預かり残高推移、口座数推移については2019年4月以前との連動性がない。
3.調査方法:当社専門研究員によるe-mailによるアンケート調査

★ご注意:本ランキングは、情報提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘し、特定企業を推奨するものではありません。

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