NEDOベンチャービジネスマッチング会 東京会場
2019年12月12日(木)13:00~17:00
AP浜松町
AP浜松町
NEDOは12月12日に都内で「NEDOベンチャービジネスマッチング会」を開催します。
NEDOの支援制度で採択された中小・ベンチャー企業のうち、次世代をリードするエネルギー系の実力派企業が一堂に会し、独自に開発した新技術をご紹介するほか、開発した技術内容に関する展示や個別商談会を行います。
皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げます。
- 11社の有力ベンチャーが出展
- 出展各社が優れた技術・事業構想をプレゼンテーション
- 出展各社の製品サンプル・パネルの展示
- 個別ブースで、貴社の関心のある出展企業と商談が可能(事前予約および当日予約可能)
※本マッチング会は、大阪会場(12/18)開催もございます。大阪会場詳細
※「NEDOベンチャービジネスマッチング会」には、毎回非常に多くの企業様にご参加いただいております。過去の開催概要は、こちらをご参照ください。
技術紹介予定企業
革新的な技術を持った新エネルギーベンチャー・中小企業が、NEDO事業を通じて開発した技術をプレゼンします。
分野
二次電池/EV
本社所在
大阪府
LiB用コアーコロナ型水系バインダー「エレバイン」
- 独自開発したコア-コロナ型高分子微粒子を用いた、リチウムイオン電池の負極用バインダー。
- 車載用バッテリー向けの製品として、容量よりも出力が要求される用途(スターター等)と、出力よりも容量が要求される用途(EV走行)の2種類がある。
- SBRと比べて、放電容量保持率が4~5%up、ライフが1.5倍等といった特徴がある。
分野
二次電池/EV
本社所在
神奈川県
高効率インホイールモーター
-
従来の電気自動車は車体の上にモーターを搭載する「オンボード式」のものがほとんどだが、合理的で高効率なアウターローター式(※1)インホイールモーター(※2)を独自に開発(第4世代)。主な特徴は以下の通り。
①エネルギーロスが減り、圧倒的な高効率。航続距離を延ばすことが可能。
②車室空間が著しく広がることで、自由度の高い車体設計の実現を可能に。
③より安全性の高い制御性を実現。
(※1)内側にコイル、外側に磁石を置きコアの外側が回転する。
(※2)モーターをホイール内に配置。伝達装置がなくエネルギーを直接伝えることが可能。約20%+高効率。
分野
二次電池/EV
本社所在
新潟県
LiB電池の高容量化に貢献!!
ロールtoロールによる高速穿孔レーザー加工技術
-
1)微細多孔加工技術によるLiBの高容量化
シリコン系の負極(Si,SiO)の場合、既存の黒鉛負極に比べて理論容量が10倍以上高いものの、不可逆性が大きいという面で課題があった。
この課題に対して、同社では、微細多孔加工技術により、電極に微細な貫通口を付与し、電池のエネルギー密度を飛躍的に向上させる技術の開発に成功した。
2)微細多孔加工技術を活用した、大型ドローン用電池の開発
NEDO事業で開発したSiO負極を使用して、寒冷地でも実用可能となる、大型ドローン向け電池の開発も行っている。
分野
二次電池/EV
本社所在
愛知県
グラフェンの高速・低温・直接成膜技術
~ 太陽電池と蓄電池への応用 ~
- グラフェン膜を金属、硝子、半導体等の基板上に直接成膜できる技術。
-
グラフェンの成膜方法として、転写により成膜する方法もあるが、転写による成膜と比較した場合の本件技術の優位性は、次の通り。
⇒ 大面積(4インチ以上)/低温(500℃以下)/高速(1Å/sec)での成膜が可能。また、成膜プロセスがシンプル。 -
グラフェンの直接成膜技術を応用した製品として、次のような製品の開発を進めている。
①グラフェンシリコン接合太陽電池の開発
②グラフェンを活用した、LiB用/燃料電池用高性能電極の開発
分野
ドローン
本社所在
京都府
小型高性能ドップラー・ライダー
-
小型高性能ドップラー・ライダーとは、リモートセンシング技術と信号処理技術により、風のデータを3Dで把握し測定する製品。主な特徴は以下の通り。
①信号処理技術により、高性能、高分解能
⇒長年培ったレーダーのノウハウを生かし、ノイズからシグナルを取り出す技術によって3D風況データの収集が可能。
②小型化
⇒1立方メートルの大きさ。今後さらなる小型化を進めて、多点展開・コスト削減が見込まれる。
③データビジネスへの展開
⇒3D風況データを収集していくので、データビジネスへ展開していく。
分野
ロボット
本社所在
香川県
人間に代わって検査作業を行う壁面移動ロボット
-
現状、プラント・インフラ検査は、人による作業が主となり、目視検査や放射線検査、超音波検査、磁気検査等が行われています。しかし、人間による作業については以下の課題があります。
①検査リソースの確保(高度な維持管理の専門知識を有する人材の不足)。
②高所、施設の老朽化など人の立ち入れない、作業しづらい区域が存在する。
③強風や悪天候だと作業できない。 -
上記課題に対し今回提案するのは吸着ユニットを取り付けて壁面移動を可能にしたロボットで、次のような特徴があります。
①外部デバイス(カメラ、各種センサー、マイク等)を搭載する事で、様々なデータ取得が可能。
②少ないリソースで効率の良い検査が可能(自動走行により1人の作業者に対し、複数のロボットの管理が可能)。
③悪天候の場合でも、走行箇所に対応した適切な駆動方法により安定稼働が可能(タイヤ・吸盤等)
分野
ロボット
本社所在
東京都
風力発電機ブレードメンテナンスロボットの開発/高所作業のロボット化支援
-
1)風力発電機ブレードメンテナンスロボット
ナセル部分よりガイドロープを吊るし、そのロープに沿ってロボットが風車のブレードのメンテナンスを行うもので、従来はクレーン等の重機を使っていたメンテナンス作業を地上からの操作で行う事を可能にした。
2)高所作業のロボット化支援
上記1)の開発を通じて、「屋外」および「高所」における「単純作業」をロボット化するノウハウを蓄積しているので、現状人手で行っている、鉄塔・照明塔・電気工事・エレベーター等の高所危険作業をロボット化する提案が可能になる。
分野
太陽光
本社所在
東京都
PPLC™デジタルソリューション(太陽光IoT健診・見守りサービス)
-
パルス型電力通信技術(PPLC)を活用し、太陽光発電設備向けのIoTプラットフォーム(※)を開発。
(※)従来のストリング単位ではなく、太陽光パネル1枚単位での異常をセンサーにより即座に検知し、性能低下を評価する。 -
上記より、ソリューション型の太陽光発電健診・見守りサービスを提供する。主な特徴は以下の通り。
①従来の精密点検1回に近い費用で365日監視し、パネル1枚単位の異常を検知することが可能。
②汎用性があり、導入がしやすい
③トレーサビリティによる信頼性あり。異常時期も把握可能。
分野
太陽光
本社所在
愛知県
多点日射センシングによる、太陽光発電量オンタイム予測システム
/環境危機モニタリングシステム
-
1)太陽光発電量オンタイム予測システム
・太陽光の発電量をオンタイム、かつ高い精度で予測するシステム。
・衛星データを使った予測システムの場合、気象衛星が上空から雲の挙動を推定し、太陽光の発電量の予測を行っているが、詳細な雲の挙動をとらえる事ができないので、正確な予測する事は難しい。
・それに対して本システムでは、地上に「雲影センサユニット」を多点・分散設置し、天候予測を行うので、雲の影響が除外された、精度が高い太陽光の発電量の予測を行う事が可能になる。
2)環境危機モニタリングシステム
上記1)のシステムを応用し、特定エリアの防災関連情報を高精度でモニタリングを行うシステムになる。
分野
コーティング
本社所在
京都府
L2-R2装置とこれを用いた撥水処理技術の応用
- フレキシブルデバイスの製造領域において、新コンセプトの真空処理装置を独自に開発。
-
従来より当該領域おいては、①大気圧R-R(ウェットコーティング)プロセス、②真空R-R(ドライコーティング)プロセス、2つの方式が採用されており、各プロセスでは以下の課題があった。
①大気圧R-Rプロセス(ウェット)の課題→水による品質性能の影響
②真空R-Rプロセス(ドライ)の課題 →高品質だがコスト高 - 本製品/技術は、R-R方式とロードロック方式のハイブリッド化により、これらの課題解決を実現。従来は1チャンバー内で行われ、且つ高コストとの概念がある真空R-Rプロセスを「ロードロック方式」で処理できる装置になる。
分野
バイオマス
本社所在
東京都
バイオマス由来糖を用いたラビリンチュラによる油脂変換技術
-
バイオマスに含まれる糖及び焼酎粕などの地域産業に特異的な廃棄物中の窒素・ミネラル源を用い、油糧微生物ラビリンチュラ(※)を培養し、燃料油・高度不飽和脂肪酸(DHA, EPA)・付加価値製品(水産用飼料, インキ原料, 食品)へ変換する。
(※)海洋性の微生物のため、塩濃度が高い状態で培養が可能で、コンタミネーションに強い、油脂の安定的な供給源となり得る、という特徴を有する。
セミナー要綱
開催日時
2019年12月12日(木)13:00~17:00
会場
受講料
無料 ※要事前申し込み
定員
150名
お申し込み
お願い
お申込み後、受講票メールをお送り致します。
当日は、受講票をご持参の上、ご参加ください。
業種、業務内容等により参加をご遠慮頂く場合がございます。
キャンセルポリシー
欠席のご連絡は、お席をご用意する関係上、セミナー開催日の前営業日15時までにお願いいたします。
主催
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
運営事務局
株式会社矢野経済研究所 事業創造コンサルティンググループ
お問い合わせ
株式会社矢野経済研究所
カスタマーセンター TEL:03-5371-6901関連技術
今回のビジネスマッチング会には参加しませんが、上記に関連する技術として、次のような技術もございます。
こちらの技術についてご関心・ご質問等ございます場合は、ホームページよりお問い合わせください。
担当者より折り返しご連絡させていただきます。
分野
会社名
本社所在
技術名称
技術の特徴
EV/二次電池
株式会社Integral Geometry Science
兵庫県神戸市
「リアルタイム電流密度分布映像システム」による次世代LiB故障解析・品質管理技術
蓄電時内部の電流の不均一性・短絡箇所を明瞭な画像に再構成することで、1つの電池につき約10秒で診断でき、診断の低コスト化が可能に。
EV/二次電池
株式会社Looop
東京都文京区
Looop電池
次のような特徴を有した一般家庭向け蓄電池システム。
①蓄電池は自社で製造しており、価格は業界最安値の水準
②AI活用で、最適な電気代となるよう、充放電を最適制御
③電力小売りとの併用で、電気代を大幅に下げることも可能
①蓄電池は自社で製造しており、価格は業界最安値の水準
②AI活用で、最適な電気代となるよう、充放電を最適制御
③電力小売りとの併用で、電気代を大幅に下げることも可能
EV/二次電池
エンネット株式会社
東京都武蔵野市
リチウム二次電池のインピーダンス特性のデータベース化受託サービス/
データベースに基づく電池安全性の診断受託サービス
データベースに基づく電池安全性の診断受託サービス
リチウム二次電池に適した安全性診断を確立する、多重インピーダンス測定法。
太陽光
株式会社アクトリー
石川県白山市
追尾集光型太陽エネルギー回収ハイブリッドシステム
太陽光による発電と、太陽熱による熱回収を同時に行なう 追尾集光型太陽エネルギー回収システム。( 高温水を用いた熱回収により、冷熱をつくりだすことができ、室内空間の冷房に用いることが可能)」
太陽光
株式会社ニプロン
兵庫県尼崎市
PVマキシマイザーを使用した太陽光発電システムと蓄電システム・リモート健診システム
ストリング単位で太陽電池の最適発電制御(MPPT制御)を行いつつ、電圧を昇圧・安定化させてパワーコンディショナー等に電力供給する、昇圧型のDC/DCコンバータになる。
類似製品は太陽光パネルをモジュール単位で制御するものになる。それに対して、PVMはストリング単位で制御するものになるので、導入に際して設置数量の低減が可能。
類似製品は太陽光パネルをモジュール単位で制御するものになる。それに対して、PVMはストリング単位で制御するものになるので、導入に際して設置数量の低減が可能。
太陽光
株式会社SolarFlame
東京都港区
ジャイロ追尾型太陽光発電システム
従来の経緯台追尾型に比べると、1.3倍の発電量(土地面積当たり)を得る事を可能にした。なお、太陽光の自動追尾をしない固定型メガソーラ-と比べると、1.6倍の発電量を得る事ができる。
コーティング
株式会社下野機械技術
京都府京都市
イオンビーム照射を行う導電・高耐食DLC膜
高分子材料を塗布して照射することで、アルミニウムにも導電・高耐食性DLC膜が成膜可能なイオンドーピング法を用いた成膜技術である。
コーティング
有限会社渕田ナノ技研
茨城県つくば市
静電気誘導プラズマセラミックス常温成膜装置(EPD)
セラミックスの成膜装置で、技術的な特徴は、次のような点になる。
①常温での成膜が可能
②膜が薄くても高い絶縁性を担保している
③スパッタ法よりも成膜速度が速い(成膜速度は、スパッタ法の50倍)
①常温での成膜が可能
②膜が薄くても高い絶縁性を担保している
③スパッタ法よりも成膜速度が速い(成膜速度は、スパッタ法の50倍)