定期刊行物

ヤノニュース

ヤノニュース

昭和33年の創刊以来、百貨店、ショッピングセンター、各種小売業の調査・分析や、アパレル、ファッション、ジュエリー・アクセサリー、スポーツなどを中心に注目企業、成長市場を網羅した月刊調査レポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約90~100ページ
  • 商品形態:PDFファイル
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):79,200円(税込) 本体価格 72,000円

※消費税につきましては、法令の改正に則り、適正な税額を申し受けいたします。

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最新号

ヤノニュース 2012年4月号

 トピックス 

業界レポート
●アパレル商標資材業界~業界が抱える機会と脅威
“アパレル商標資材”とは、衣類の襟元の内側などに縫い付けられているブランド名などを表示した小さなタグや、衣類に吊り下げられている下げ札などのことを指す。具体的には「織ネーム」や「プリントネーム」などの商材が主に該当するが、アパレル業界にはこのようなブランドの商標を示すネーム&ラベル類を専門で製造する事業者が数多く存在しており、“アパレル商標資材業界”を形成している。

業界内での大きな機会(チャンス)はRF-IDタグであろう。業界内の過去の経緯を振り返っても、「海外生産シフト」と「バーコード化」という二つのターニングポイントがあったと言われているが、主要な商標資材メーカーと呼ばれる企業群はいずれのポイントでも時流に合わせてビジネスの舵を切って規模を拡大させてきた。商標資材の市場動向は基本的にアパレル製品の市場動向に左右される。つまり、アパレル製品が売れないことには付属品である商標資材も売れないため、今後の展望としては明るいとは言い難い側面も持つ。しかし、RF-IDタグが普及期を迎えれば製品単価のアップなども望め、各社の売上高を押し上げる要因として作用する可能性が高い。

ただ、一方でRF-IDタグなど含めて外資系の巨大商標資材メーカーが日本を含むアジア進出を進めており、大きな脅威となっている。国内の商標資材メーカーと比べて桁違いの売上高、生産能力を有しており、「安く大量に」というビジネスモデルでは太刀打ちはできないことは明らかである。欧米アパレルなど外資系企業を新たに顧客に取り込むには、このような巨大資本との競争になるため、いかに差別化を図っていくかが重要になるだろう。


注目企業分析
●サービスエリアの商業施設化を通じて、顧客満足度を高める中日本高速道路(株)
~「新東名」開通と新しいサービスエリア「NEOPASA」
高速道路には休憩や軽食を目的とするサービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)がある。元来PAは、生理的要求と疲労回復の休憩所として最小限の施設を付帯するのみである。これに対しSAは人と車が必要とするサービスを満足させることを目的の一つとする休憩所である。
中日本高速道路が手掛ける“EXPASA(エクスパーサ)”は既存のSAをリニューアルし進化させ、目的地となるエリアとして転換させた商業施設の名称である。

EXPASAが既存SAをリニューアルし複合商業施設化するのに対し、“NEOPASA(ネオパーサ)”は新東名で新たに展開する複合商業施設としてのサービスエリアの名称であり、2012年4月14日に高速道路史上最長(162km)の「新東名」(御殿場JCT~三ヶ日JCT)において同時にオープンしていく商業施設の名称である。NEOPASAの名称で7ヶ所、PAは6ヶ所オープンする。

“EXPASA”が既存SAのリニューアルであり、リニューアルにも既存構造物の改善という観点から建築基準法の規制が強く、制約が多いのに対し、NEOPASAは比較的柔軟にコンセプト、設計、MDを構築できる点が特徴であり、駐車場の規模や動線、求められる業種を調査・分析し、一般の商業施設さながらに規模・配置・業種業態・園地計画など新たな思想で設計、開発、運営できる。このため、NEOPASAはこれまでのSAになかった工夫や店舗を誘致することができる。一般道から利用可能な出入口に加えて、十分な駐車場や動線計画の他、バイク用品やアパレル、セレクト雑貨など、これまで高速道路にはなかった業種の店舗を集積している。

 内容目次 

●商業施設分析
 (4~10ページ)
複合型商業施設の概況(141)

●事例247:ダイバーシティ東京 プラザ
三井不動産株式会社、ららぽーとマネジメント株式会社は、2012年4月19日に東京臨海副都心地区に「ダイバーシティ東京 プラザ」をオープン。その概要を報告する。
商圏・立地/「ダイバーシティ東京」の立地/台場エリアの主な大型商業施設/江東区の主な大型商業施設(台場エリア除く)/臨海副都心に関する人口データ/施設概況/施設概要/ダイバーシティ東京 プラザ テナント一覧

●注目企業分析
①サービスエリアの商業施設化を通じて、顧客満足度を高める中日本高速道路(株)
 (11~16ページ)
  「新東名」開通と新しいサービスエリア「NEOPASA」
1.中日本高速道路の商業施設事業の概要
2.商業施設開発・運営、テナントミックス戦略について
3.今後の開発計画
最も注目するチャネル/中日本高速道路の事業エリア/中日本高速道路(株)の業績推移/NEOPASAの施設概要/NEOPASA店舗一覧/企業概要/休憩所事業を運営・管理する子会社の会社概要

②日本市場に参入して3年、会員数100万人の大台突破目前となった
『ギルト・グループ株式会社』 
(17~20ページ)
ギルト・グループ概要
ビジネスモデル
商品・価格戦略
チャネル戦略
顧客特性、宣伝広告/販促戦略
今後の日本市場とグループの事業展開について
企業概要/沿革/商品の配送・支払について/運営データ

●SCサービステナント動向 (21~26ページ)
貴金属・宝飾品買取②
  直営ドミナントで東海地区シェアトップFCで全国展開を狙う「とーたる」
1.事業の経緯(貴金属買取業態店をSCで展開したパイオニア/市場の激変でリサイクルに業態転換/FC展開を開始)
2.事業の特徴(日本で一番レベルの高い接客/色石リサイクルで新たなビジネスモデル確立をめざす)
3.出店戦略(展開店舗)
4.今後の課題と方向性(今後の展望)

●業界レポート 
①アパレル商標資材業界の構造と近年の動向
 (27~48ページ)
1.用語の定義・解説
(1)アパレル商標資材業界で取り扱われる商材の分類
(2)アパレル商標資材業界におけるメーカーの分類
2.織ネームメーカーの構造と概況
(1)国内産地の分布と事業者数
(2)国内織ネームメーカー一覧
(3)織ネームメーカーの生産設備
(4)織ネームメーカーの市場動向
(5)織ネームメーカーの課題
(6)織ネームメーカーの今後の方向性
3.商標資材メーカーの構造と概況
(1)主要な商標資材メーカー
(2)主要な商標資材メーカーの特徴
(3)主要な商標資材メーカーの売上動向
(4)商標資材メーカーを取り巻くサプライチェーン
(5)商標資材メーカーを取り巻く海外市場の動向
  ① 商標資材メーカーの海外進出状況
  ② 競合する海外の商標資材メーカー
(6)商標資材メーカーを取り巻く製品動向
  ① 商標資材メーカーの主力商品・新商品
  ② RF-IDタグの動向
(7)商標資材メーカーを取り巻く機会と脅威
アパレル商標資材業界における取扱商材の分類/アパレル商標資材業界における取扱商材の分類/アパレル商標資材業界におけるメーカーの分類/織ネームの国内生産地の概要/織ネームメーカーの生産設備とその特徴/織ネームメーカーが抱える課題・問題点/織ネームメーカーが注力する今後の方向性/参考『越前織』による研究開発商品の一例/国内の主要な商標資材メーカー一覧/主要な商標資材メーカーの特徴・強み/商標資材メーカー主要11社の売上高・当期利益推移/商標資材メーカー主要10社の売上高合計値の推移/商標資材メーカー主要11社の売上高推移の比較/オーダーと製品の流れ/主要商標資材メーカーの地域別海外拠点数/エイブリィデニソン社(米国)の概要

②アウトレットモールに関する調査結果 (49~52ページ)
   競争激化により、既存モールはマイナス推移。一方、中堅モールは健闘。
1.アウトレットモール業界の歴史
2.市場概況
3.アウトレットモールの現状と将来展望
国内アウトレットモール出店数推移/アウトレットモール市場規模推移/アウトレットモール運営企業各社の特徴・強み等

③2011年SC市場の動向とトレンド (53~58ページ)
1.2011年のショッピングセンターの売り上げ動向
2.2011年ショッピングセンターの開発動向
立地別・地域別総売上高/全国地域別の平均売上高比較/年別・地域別オープンSC数推移/年別・地域別オープン数推移図/2011年オープン、閉鎖を加味した国内SCの差し引き総数/都道府県別オープン数ベスト5/地域別オープンSC数推移/地域別オープンSC数推移図/SCの平均店舗面積と平均テナント数/1テナント当り平均面積の推移(㎡)

④発毛・育毛剤市場の概況 (59~73ページ)
   2011年度(見込)発毛・育毛剤市場は636億円。前年比で103.1%
1.市場概況
2.市場規模推移(2007~2011年度見込)
3.参入企業動向
4.流通ルート別市場規模(2011年度見込)
5.マーケットシェア(2011年度見込)
6.市場の問題点・課題と市場見通し
(1)女性用市場の拡大
(2)医家向け流通の拡大
(3)若年層向けの育毛シャンプー・リンス、育毛トニックの強化
7.市場規模予測(2012~2016年度)
発毛・育毛剤市場の概要/主要ブランド発売時期/発毛・育毛剤のポジショニング図(医家向け流通を除く)/発毛・育毛剤の市場規模推移(2007~2011年度見込)/発毛・育毛剤の流通ルート別市場規模(2011年度見込)/発毛・育毛剤のメーカーシェア状況(2011年度見込)/発毛・育毛剤の市場規模予測(2012~2016年度)

⑤成熟期に入った二輪中古車買取市場 (74~79ページ)
   四輪中古車買取市場と二輪中古車買取市場の比較
1.四輪中古車買取市場の現状と展望
2.四輪中古車買取市場規模の推移
3.二輪中古車買取市場の現状と展望
4.二輪中古車買取市場規模の推移
5.四輪車と二輪車の中古車買取市場の比較
6.中古車買取市場主要参入業者の事業概要
中古四輪車流通台数推移/主要四輪中古車買取専門店の買取台数(2010年)/中古二輪車買取台数推移/二輪中古車の買取台数(2011年)/中古車流通台数に占める買取台数の比率

●スポーツビジネス分析 (80~93ページ)
スポーツ用品市場の総括
2011年のスポーツ用品国内出荷市場規模は対前年比98.7%の1兆2,361億5,000万
 「2012年版 スポーツ産業白書」より
・マーケット全体概況
スポーツ用品国内出荷指数推移/スポーツ用品国内出荷市場規模推移/スポーツ用品国内出荷市場規模カテゴリー別推移/スポーツ用品国内出荷市場規模カテゴリー別構成/スポーツ用品別国内出荷指数推移
・カテゴリー別概況
ゴルフ/スキー・スノーボード/釣り/アスレチックウエア/アウトドア/スポーツシューズ/テニス/スイム/野球・ソフトボール/サイクルスポーツ/バドミントン/武道/卓球/フィットネス/サッカー・フットサル/バスケットボール/バレーボール/ラグビー

●商圏リサーチ (94~107ページ)
東京23区のエリア・マーケティング(12) 世田谷区
~商圏調査にみる地域特性の基礎データ~
【世田谷区の概要】
(1)世田谷区の人口・世帯の状況
(2)世田谷区の鉄道利用及び道路交通状況
  ①鉄道利用の状況
  ②道路交通の状況
(3)商業及び商業集積地の状況
(4)世田谷区の再開発事業

[データファイル] (108~118ページ)
月次データファイル 
 

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