定期刊行物

ヤノニュース

ヤノニュース

昭和33年の創刊以来、百貨店、ショッピングセンター、各種小売業の調査・分析や、アパレル、ファッション、ジュエリー・アクセサリー、スポーツなどを中心に注目企業、成長市場を網羅した月刊調査レポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約90~100ページ
  • 商品形態:PDFファイル
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):79,200円(税込) 本体価格 72,000円

※消費税につきましては、法令の改正に則り、適正な税額を申し受けいたします。

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最新号

ヤノニュース 2013年7月号

 トピックス 

注目企業分析
●アニバーサリー需要に着目し成長、株式会社ハピネス・アンド・ディ

2012年のインポートブランドの市場規模は9,706億円となり、前年比7.8%の増加となった。高級品・インポートブランド市場の好調の背景には、富裕層を中心とした従来のブランド顧客の消費の戻りや、主要都市の話題の商業施設の相次ぐ開設、有力百貨店の増床やリニューアルなどが中間層の買物意識を刺激し、消費行動を促したこと、また、2012年末からの円安株高による景気回復への期待感で、消費マインドが好転したことが影響したと考えられる。
今回取り上げる株式会社ハピネス・アンド・ディは、「ティファニー」「カルティエ」「ブルガリ」「シャネル」「グッチ」といったインポートブランドを中心としたセレクトショップを全国に51店舗展開しており、買取でもディスカウントストアでもない「ブランド集積店」の業態を確立して顧客を獲得している。

(株)ハピネス・アンド・ディが運営する「ブランドショップハピネス」「Ginza Happiness」では、「人生の節目や大切な日『記念日』に贈るプレゼントを選ぶ特別なショップ」「『高級感』『質感』『ボリューム感』にこだわり、ドキドキわくわく感を演出」をコンセプトに、アニバーサリー需要、プレゼント需要に着目した商品MD戦略を行っている。

また、「ブランドショップハピネス」「Ginza Happiness」では、自社のフィルターを通したトップ商品の展開、一流のおもてなし接客、高級感ある店舗デザインに注力しており、総合的なブランディングを行うことで、商品数、バリエーションの豊富さ、安価を業態の特徴とする通常のブランドセレクトショップと差別化を図っており、それら他社との価格競争に巻き込まれることなく展開できている。

月に1、2回実施される各SCのセールに合わせ、その時々の目玉商品を打ち出した新聞折込広告を活用して新規客の開拓と固定客作りを行っている。更に、折込広告以外の商圏で集客の可能性がありそうな地域に関しては、封書でチラシを発送して情報発信している。
価格競争に陥りやすいインターネットを用いたプロモーションに関しては、価格訴求型から距離を置き、おもてなしの接客をコンセプトとしている同社のスタンスには合わず、現段階では活用をしていない。しかし、今後の顧客利便性を考えた場合では、リアル店舗だけで店舗集客、プロモーション効果を上げ続けることが可能であるかが問題となってくると考えられる。


※インポートブランドとは
EU、及び米国直輸入の「レディスウエア」、「メンズウエア」、「ベビーウエア」、「ハンドバック・カバン・革小物」、「靴・履物」、「ネクタイ」、「スカーフ・ショール・ハンカチ」、「レザーウエア」、「ベルト」、「手袋」の主要10分野を対象とする。


 内容目次 

●商圏調査分析
注目商業施設の来店客評価調査(58)
 (4~15ページ)
調査対象施設:東京ソラマチ
今回は、2012年5月22日にグランドオープンした東京スカイツリータウン内の商業施設「東京ソラマチ」を調査対象とした。「新・下町流」をコンセプトとして新しい下町を世界に発信していく商業施設で、都内最大級の312店舗を擁する。新業態や都内初、商業施設(SC)初出店の店舗もあり、ここでしか買えない東京ソラマチ限定商品を取り揃える店舗もある。世界一の電波塔の東京スカイツリーとともに、日本のシンボルとなる商業施設を目指す。
1.注目商業施設の来店客評価調査の概要
2.東京ソラマチの施設概要
3.今回の調査の設問内容
4.調査結果のダイジェスト
5.東京ソラマチの調査結果のポイント

●商業施設分析
複合型商業施設の概況(156)
 (16~24ページ)
事例265:マークイズみなとみらい
三菱地所株式会社は2013年6月21日、横浜市の「みなとみらい21地区34街区」に『MARK IS みなとみらい(マークイズみなとみらい)』をグランドオープンした。その概要を報告する。
◆商圏・立地 ◆施設概況

●注目企業分析
①アニバーサリー需要に着目し成長、株式会社ハピネス・アンド・ディ (25~30ページ)
時代の出店トレンドを捉えた店舗展開で拡大
今回取り上げる株式会社ハピネス・アンド・ディは、「ティファニー」「カルティエ」「ブルガリ」「シャネル」「グッチ」といったインポートブランドを中心としたセレクトショップを全国に51店舗展開しており、買取でもディスカウントストアでもない「ブランド集積店」の業態を確立して顧客を獲得している。
1.沿革 2.事業の特徴 3.今後の課題・方向性と課題

②株式会社やまと (31~34ページ)
「きもののアパレル化」を提唱
創業96年を迎えた㈱やまと。基幹業態の「やまと」に加え、若者向けにカジュアルきものをメインで扱う「なでしこ」、和のライフスタイルを提案する新しいショップ「やわらぎ」、洋服感覚でアレンジを楽しめるきものや雑貨を販売するWebショップ「DOUBLE MAISON(ドゥーブルメゾン)」を展開し、今までの業界の常識を超えたチャレンジを続ける。2012年秋には「着る推進室」を新設し、着られない、着こなしがわからない、着る場所がないといった阻害要因の解消に全社を挙げて取り組んでいる。同社の戦略と今後の方向性をまとめる。

●業界レポート
①ジーンズの購買スタンスに関する意識調査
 (35~50ページ)
ジーンズの購買に際して、“何”を“どれだけ”重視しているか
1.まとめ・分析 2.アンケート集計結果

②リラクゼーションビジネス市場 (51~58ページ)
低料金によるサービス提供店の出現などにより市場環境は大きく変化
慢性的な人手不足解消も課題
1)市場における有力企業の状況 2)市場規模推移(2009~2012年)3)現状の問題点と課題 4)今後の市場見通しと市場規模予測(2013~2016年)

③化粧品受託製造市場の動向 (59~72ページ)
2012年度の市場規模は対前年比103.7%の2,085億円
1.化粧品受託製造市場の概況 2.化粧品受託製造の市場規模推移(2008~2012年度)3.化粧品受託製造市場の参入企業シェア(2012年度)4.化粧品受託製造市場の今後の方向性・市場見通し 5.化粧品受託製造の市場規模予測(2013~2017年度) □化粧品ビジネス参入にあたっての参考資料:化粧品受託製造企業の生産可能品目一覧

④宝飾品の市場動向 (73~77ページ)
1.宝飾品小売市場規模推移 2.将来予測 ■売り方、売り場のバリエーション増加 ■SNS活用による急成長企業の登場 ■EC/TVショップ等新規チャネルの拡大 ■団塊世代の退職金消費増 ■メンズジュエリー市場の拡大 ■外国人富裕層観光客の消費増

⑤リネンサプライアンケート調査結果 (78~90ページ)
ホテル・病院によるリネンサプライヤー評価
リネンサプライで重視するのは①納期、②クリーニング品質、③安さ
調査概要
【調査期間】2013年5月2日(木)~2013年6月4日(火)
【調査方法】郵送アンケート調査
【対象】
■病院 (対象エリア)関東・関西
(関東/茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の1都6県)
(関西/大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山の2府4県)
(対象施設) 入院施設を有する病院、100床以上
■ホテル(対象エリア)全国
(対象施設)宴会場・結婚式場などの施設を保有するシティ・リゾートホテルもしくは、
全国に拠点を持つ大手ビジネスホテルチェーン

●スポーツネットワークデータ〔2013年4月期〕 (91~96ページ)
スポーツシューズブランドシェア動向
市場動向/ブランド・モデル動向(当月の数量ベースにおけるブランドシェア)/上位モデル
  ・ランニングシューズ
  ・サッカーシューズ
  ・バスケットボールシューズ
  ・テニスシューズ
  ・フィットネスシューズ

●商圏リサーチ (97~111ページ)
全国政令指定都市のエリア・マーケティング(3)さいたま市
~商圏調査にみる地域特性の基礎データ~

【さいたま市の概要】
(1)さいたま市の人口・世帯の状況 (市区別人口、年齢別人口)
(2)さいたま市鉄道利用及び道路交通状況
  ①鉄道利用の状況など ②道路交通の状況
(3)商業及び商業集積地の状況
(4)さいたま市の再開発事業等

[データファイル]
月次データファイル (112~122ページ)

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