定期刊行物

ヤノ・レポート

ヤノ・レポート

昭和37年の創刊以来、住宅・建材・不動産ビジネス、紙パルプ・化学分野を中心に幅広い視点と深い分析で、各分野の最新状況をレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約80ページ
  • 商品形態:冊子・オンライン
  • 発刊頻度:月2回発刊(年22回)
  • 販売価格(1ヵ年):
    冊子 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    冊子+オンライン 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    オンライン 88,000円(税込) 本体価格 80,000円
  • 定期刊行物 ヤノ・レポート オンライン購読 サンプル資料はこちら

ヤノ・レポート に対するご意見

『ヤノ・レポート』へのご意見・ご要望をお聞かせ下さい。
「ご意見」欄に、ご関心のあるテーマ、『ヤノ・レポート』に掲載して欲しいテーマ等、ご記入をお願いいたします。
ご入力頂きました情報は、テーマ企画策定以外の目的には使用いたしません。
皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

ヤノ・レポート 2013年6月25日号

 トピックス 

住宅・建材
●ディスプレイ業界、事業展開の方向性~店舗産業、店装業から商業施設の運営コンサルティングに

ディスプレイ業は、業務の多様性から関連企業の業態も多様であり、以下に分類できる。
①サービス業型(調査、企画、演出・展示構成、制作・施工監理を主とするもの)
②製造業型(展示装置、サイン、器具・家具、マネキンなどの製作を主とするもの)
③建設業型(大工工事、内装工事、塗装など、識別工事の施工を主とするもの)

当業界は次々と新しい技術、資材等が導入される業界であり、新しいことに対応できる人材の育成が重要になっている。人材育成の成否が、今後仕事を受注していくうえでのキーポイント。施工は別会社に外注している業者も多いが、長年の取引関係にある信頼のできる業者を選んでいる。エリア別の動向としては、商業施設、展示会場とも、首都圏に比べると関西圏などのウエイトは小さくなっている。今後も売上を伸ばすためには、首都圏での受注を増やしていくことになる。

ディスプレイ業者の多くの顧客は、発注予算を抑えたままであり、コストが増加する中、今までと同じ受注内容では、収益の悪化は避けられない。一方で、業績が好調な顧客の中には、発注予算を増やしているケースもある。店舗関係の需要は、一般小売店舗市場はチェーン店を除き縮小傾向が続くが、海外の有力専門店の積極的な展開や主要都市における再開発事業など、追い風の要因もいくつかみられる。また、博物館等は、地方財政の逼迫もあり先行きは不透明であるが、時代のニーズに対応するコンセプトに基づく形態の開発によって需要を拡大すべきである。

今後も数年間は、受注件数は現状を維持できると予想されるが、さらなる景気の減速懸念を受けて商業施設の出店数が減少し、市場全体では成長が鈍化するとの見方が強まっている。予算に余裕のでてきた顧客に対し、新たな技術などを提案し、内容を充実させることにより受注価格の引き上げを図ることが望まれる。

ディスプレイ業は店舗産業、または店装業という認知が一般的であるが、近年は商業施設の企画にとどまらず、運営に関するコンサルティングを手がけていることが競争優位性の確保の点からも求められる。

 内容目次 

紙・パルプ・印刷

【業界リサーチ】
●注目の印刷通販市場、その実態とは?-印刷通販事業者の動向② 
(2~9ページ)
 いばらき印刷、栄光、中本本店

【特別連載】
●紙パルプメーカーの研究開発部門⑤
 大王製紙・研究開発部門 
(10~20ページ)
 ~紙・パルプ分野、家庭紙分野ともに研究開発体制を再編~

【注目市場動向】
●高級白板紙市場の動向
 ㊤需要分野状況
 (21~29ページ)
 ~紙化への流れを掴む、新たな需要開拓がカギ~

住宅・建材

【注目市場動向】
●ディスプレイ業界の市場動向 
(30~48ページ)
 ~市場規模推移及び業界の方向性~

【業界リサーチ】
●住宅リフォーム市場の2013年1Qは前年同期比2ケタ増 
(49~53ページ)

【注目企業分析】
●事業領域を広げ大幅増収増益をキープする「新昭和」の事業戦略 
(54~67ページ)

【注目市場動向】
●太陽熱温水器市場の動向 
(68~76ページ)
 ~再生可能エネルギーに対する注目が高まる一方で、普及は遅々として進まず~

関連マーケットレポート