定期刊行物

ヤノ・レポート

ヤノ・レポート

昭和37年の創刊以来、住宅・建材・不動産ビジネス、紙パルプ・化学分野を中心に幅広い視点と深い分析で、各分野の最新状況をレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約80ページ
  • 商品形態:冊子・オンライン
  • 発刊頻度:月2回発刊(年22回)
  • 販売価格(1ヵ年):
    冊子 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    冊子+オンライン 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    オンライン 88,000円(税込) 本体価格 80,000円
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最新号

ヤノ・レポート 2018年4月25日号

 トピックス  

土地付きストレージの出店を加速する「エリアリンク」の経営戦略

エリアリンク株式会社は、平成7年に倉庫付事務所「ウェルズ21」の受注事業からスタート、その後、「空間」、「時間」、「資源」の3要素の再活性をテーマに空間オペレーションノウハウ№1企業を目指し、コインパーキング事業、賃貸コンテナ事業、コインランドリー事業、マンスリーマンション事業、貸し収納スペース事業などメニューを拡大するとともに、平成15年からは不動産再生・流動化サービス事業に進出するなど事業領域を広げ、ストックビジネスに特化して好調に業績を拡大、平成15年8月には創業8年で東京証券取引所マザーズ市場に株式上場を果たしている。
その後も、ストレージ事業を中心とした不動産運用サービス事業と不動産再生・流動化事業とのシナジー効果により高収益と高成長を両立してきたが、ここ数年は成長余力の残されたストレージ事業に舵を切るとともに、不動産再生・流動化事業では土地整備事業に集中することで超安定高成長を実現、2025年度にはストレージ売上高658億円、営業利益104億円を目指す。

 内容目次  

紙・パルプ

【特別連載】
<製紙メーカーの物流戦略⑥>
●大王製紙 (2~8ページ)

 ~ダイオーロジスティクスへの権限移管完了、物流最適化に弾み~

・全データを物流〝総元請け〟に集中させ、ユーザー起点の最適物流を目指す
・直送比率の上昇続き17年度は58.0%見込み、一次運送料と倉敷料のウェートを押上げる・洋紙平判販売量の増加に伴い、小口・平判に即した物流効率化に努める
・いわき大王で構内倉庫の増強を計画、都心では卸商向け営業倉庫を17年6月開設
・三島工場近隣メーカーと共同輸送開始、他メーカーとの共同物流に前向きな姿勢
 ①共同物流の構築
 ②履歴管理システムの導入
・三島工場:海上輸送が主力、関東向けは内航船とRORO船で92.1%

表.大王製紙 製品物流費推移(紙・板紙分)
表.大王製紙 自社消費地倉庫一覧
表.大王製紙 仕向け地別比率(2017年度上期)
表.大王製紙 全国向け工場別輸送手段(2017年度上期)
表.大王製紙 関東向け工場別輸送手段(2017年度上期)
表.大王製紙 工場別の関東向け輸送経路

【注目市場動向】
●紙パルプ注目品種シリーズ④
 インクジェット用紙 (9~20ページ)

 ~個人ユースは減少、業務向けは伸び悩みも今後の期待高まる~

17年度上期の国内市場は4.2%減、ホームユース低迷、業務用も伸び悩む
構造的な要因から、ホームユースは縮小基調
 ①デジカメなど写真出力方法の変化
 ②フォトプリント率の低下
 ③PPC用紙の漸増、出力ニーズの低下
業務用の成長とPPC用紙へのシフト一服で、国内市場は下げ止まりの兆しも
 1)ドライミニラボの導入開始
 2)サインディスプレイの復調
 3)PPC用紙へのシフトの一段落
年賀はがきは減少続く
マットのウェートが高まる傾向、グロスは参入メーカーの撤退相次ぐ
三菱製紙がトップを独走、富士フイルムは米国中心の展開
三菱製紙、日本製紙、王子イメージングメディア

図.インクジェット用紙 国内市場規模推移(各年度上期平均)
表.インクジェット用紙 主要メーカーの月間出荷量内訳(上期平均)

住宅、不動産、物流

【注目企業動向】
●「大和ハウス工業」の動向 (21~37ページ)

 ~土地情報力、活用実績、提案・対応力を強みに躍進
 コア事業拡大、不動産開発への積極投資、海外展開加速などで更なる成長図る~


企業概要と中期経営計画
2017年3月期 連結業績動向
2017年3月期 個別業績動向
2018年3月期 業績見通し
戸建住宅事業と商品展開
賃貸住宅事業と商品展開
リフォーム、マンション、不動産、分譲住宅事業など
営業、生産、物流、施工、商品開発体制など

表.大和ハウス工業の業績推移(連結)
表.大和ハウス工業のセグメント別業績推移(連結)
表.大和ハウス工業の業績推移(個別)
表.大和ハウス工業の事業別売上高(個別)
表.大和ハウス工業(個別)の部門別売上高構成比概況
表.一戸当たりの平均売上金額/面積の推移
表.大和ハウス工業の新商品投入状況(2017年度)
表.建替比率・住宅展示場数・受注経路の推移
図.大和ハウス工業の生産拠点体制
表.大和ハウス工業の資材調達状況

●土地付きストレージの出店を加速する「エリアリンク」の経営戦略 (38~49ページ)

18/12期売上高は300億円(見) 土地付きストレージ事業が底上げ
拠点の統廃合進む少数精鋭に拍車

表.エリアリンクの業績推移(非連結)
図.エリアリンクの部門別売上推移
表.エリアリンクの部門別売上高推移(連結)
図.エリアリンクの事業系統図
表.不動産運用サービス事業物件の推移
表.エリアリンクの沿革
図.エリアリンクの組織概要

【注目市場動向】
●低温輸送ボックスの市場動向 (50~55ページ)

 ~医薬品輸送の管理強化、低温トラック不足の解消に需要拡大の可能性あり~

市場概況
低温輸送ボックスの種類
低温輸送ボックスの種類別市場動向
低温輸送ボックスの今後の動向
1.コールドロールボックス
2.保冷ボックス
3.鉄道用保冷輸送コンテナ
4.航空用保冷輸送コンテナ
5.海上用保冷輸送コンテナ

【業界リサーチ】
●物流市場実態シリーズ PART3
 システム物流市場の実態 (56~65ページ)

 ~市場規模は4兆3,000億円、拡大基調続く~

システム物流市場の概況 システム物流事業者と輸送事業者との提携、M&Aが加速
システム物流市場の最新トレンド 物流の〝量〟から〝質〟へシフト
システム物流市場の課題 ドライバー不足が深刻化する中新たなサービスの創出に期待・システム物流の市場規模は4兆3,000億円 物流事業者の積極的取組みで市場は拡大基調

表.システム物流事業の主たる有力企業
図表.システム物流事業における市場規模の推移と予測(金額ベース)