定期刊行物

ヤノ・レポート

ヤノ・レポート

昭和37年の創刊以来、住宅・建材・不動産ビジネス、紙パルプ・化学分野を中心に幅広い視点と深い分析で、各分野の最新状況をレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約80ページ
  • 商品形態:冊子・オンライン
  • 発刊頻度:月2回発刊(年22回)
  • 販売価格(1ヵ年):
    冊子 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    冊子+オンライン 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    オンライン 88,000円(税込) 本体価格 80,000円
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最新号

ヤノ・レポート 2018年6月25日号

 トピックス 

住宅リノベーション業界の動向
~業界構造と参入企業の事業戦略~

細分化するリノベーション市場
住宅リノベーション市場に参入するプレーヤーが増えた。トップランナーたちは設計力や物件取得力、ワンストップモデルなどを強みに市場を開拓し、市場の底上げに貢献し続けている。徐々に市場の細分化も進み、マンションリノベなどでは競争も激化。「そっくりさん」的定額モデルやイージーオーダー制をはじめ、ビジネスモデルの進化が続いている。
一方、リフォームもホームセンターや家電量販店などから参入者が増加。それに伴いリフォームパッケージや自社ショールーム、ドミナント出店、ポータル・マッチングサイト活用などの売り方の改善が先行して進んだ。
資材メーカーも、特に性能向上リフォーム分野で施工性を高めたリフォーム専門商品を投入。さらに水廻り設備を中心に高級市場/こだわり市場向けの商品投入も進んでいる。
ただし、市場の中心は修繕・設備取替えなどの小規模改修や低額リフォーム、施主支給+リフォームなど、こだわりではなく価格を優先する改修需要で、市場は二極化している。
今後はハイとローの両極は同業者・異業種とのコラボレーションで対応していくことも考える必要がある。また、パッケージ化やセミオーダー化など活用して、中間のミドル市場を狙うのも一手である。

 内容目次 

住宅・建材、物流

【業界リサーチ】
●住宅リノベーション業界の動向 (2~18ページ)
~業界構造と参入企業の事業戦略~


細分化するリノベーション市場
リノベーション業者の特徴
戸建て住宅の再生販売
マンションの再生販売
中古住宅買取再販の市場構造
再販型と請負型リノベーションの比較
買い取り業者の特徴
リノベーションマンションの選択方法
付加価値仲介の動向
中古住宅市場のビジネスモデル
主要参入企業の事業概要
新規参入企業の動向
戸建て買取再販事業への新規参入
ベンチャー企業の新規参入
大手ハウスメーカーの中古住宅再生事業
買取再販ビジネスのFC展開

表.リノベーション市場の細分化
表.大手企業と地場工務店の特徴
表.買い取り業者が敬遠する物件
表.リノベーションマンションの選択方法
表.リノベーションマンションの選択方法
表.各社の付加価値仲介
表.主な不動産関連ベンチャーの取り組み
表.各社の新たな中古住宅事業展開
表.リノベーションのネットワーク組織

【注目企業分析】
●創立30周年を迎え、新たなスタートを切った「ヒノキヤグループ」の事業戦略 (19~34ページ)


18年度売上高は12%増の1,180億円(見) 10期連続の最高売上で東証一部に上場
「Z空調」導入率は90%超に拡大へ 「スマートワンカスタム」をリニューアル
Z空調搭載モデルハウスを拡大 保育事業への積極展開を推進
「Z空調」が特許取得 “AI”による営業強化に取り組む

表.ヒノキヤグループの業績推移(連結)
図.桧家住宅の売上高・販売戸数推移
表.ヒノキヤグループの部門別売上高推移(連結)
図.ヒノキヤグループの事業系統図
表.桧家住宅の商品概要
表.桧家ホールディングスの資材調達概況
表.桧家住宅の沿革
図.ヒノキヤグループの組織概要
図.桧家ホールディングスの連結子会社

【業界リサーチ】
●物流市場実態シリーズ PART7
一般港湾運送及び海運市場の実態2017 (35~47ページ)
~物流の国際化が進む中、重要性更に増す~


一般港湾運送の事業概況と参入企業の動向
海運の事業概況と参入企業の動向
日系3大海運会社が定期コンテナ船事業を統合
一般港湾運送の市場規模は8,700億円 海運(外航+内航)の市場規模は約5兆円

表.港湾運送事業法に規定されている事業の種類
表.一般港湾運送事業者が本拠としている港湾の事例
表.一般港湾運送事業の主たる有力企業
表.当時の海運事業者における3大グローバルアライアンス
表.海運事業の主たる有力企業
表.2016年4月時点(主たる参加企業)
表.2017年4月以降(主たる参加企業)
図.アライアンス再編成後の船腹量のシェア
図表.一般港湾運送における市場規模の推移と予測
図表.海運(外航+内航)における市場規模の推移と予測

紙・パルプ、ケミカル

【業界リサーチ】
●紙製品業界の動向① (48~57ページ)
~ノート・学習帳・レポート用紙・ルーズリーフ~


表.品種別出荷金額の推移
表.2人以上世帯当たりの年間文房具支出金額推移
表.在学生徒数の推移

【注目市場動向】
●特殊紙 品種別市場動向④
色上質紙 (58~64ページ)
~小ロット・短納期対応強化、サプライチェーンの緊密な連携も進む~


2016年の出荷は2.6%減の7万9,290t 販促や物流面における改革も
北越紀州製紙の首位は磐石 日本製紙と大王製紙が並ぶ
北越紀州製紙
日本製紙
大王製紙

表.色上質紙の生産・出荷動向
表.色上質紙 需要分野別j構成比
図.色上質紙シェア動向(生産)
表.色上質紙 メーカー別生産量及びシェア推移

【特別連載】
●バイオプラスチック市場の動向④
BASF、ノバモント (65~75ページ)
~生分解性ニーズで欧州需要が高成長、日本では農業用マルチが好調~


【BASF】生分解性樹脂「エコフレックス」を展開、優れた柔軟性活かしてフィルム分野に強み
ポリ乳酸とブレンドした「エコバイオFS」シリーズで、バイオマスニーズに応える
日本では農業用マルチフィルムで高い評価
世界需要は欧州中心に拡大傾向、レジ袋、コンポストバッグ、農業用マルチで需要増
アバンティウムとFDCA生産会社を設立、PEF事業化に向けて踏み出す
【ノバモント】使い捨てレジ袋規制を追い風に、イタリアに続きフランスでも需要拡大・日本ではフィルム向けにEFグレード、射出成形向けにAIグレードを展開
農業用マルチフィルム向けが伸長、市場環境を活かして2ケタ増続く

表.エコフレックス、エコバイオF2224 物性
表.エコバイオFS 代表グレード 物性
表.ウルトラミッドバランス物性比較
表.マタービー 日本市場における展開グレード