定期刊行物

ヤノ・レポート

ヤノ・レポート

昭和37年の創刊以来、住宅・建材・不動産ビジネス、紙パルプ・化学分野を中心に幅広い視点と深い分析で、各分野の最新状況をレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約80ページ
  • 商品形態:冊子・オンライン
  • 発刊頻度:月2回発刊(年22回)
  • 販売価格(1ヵ年):
    冊子 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    冊子+オンライン 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    オンライン 88,000円(税込) 本体価格 80,000円
  • 定期刊行物 ヤノ・レポート オンライン購読 サンプル資料はこちら

ヤノ・レポート に対するご意見

『ヤノ・レポート』へのご意見・ご要望をお聞かせ下さい。
「ご意見」欄に、ご関心のあるテーマ、『ヤノ・レポート』に掲載して欲しいテーマ等、ご記入をお願いいたします。
ご入力頂きました情報は、テーマ企画策定以外の目的には使用いたしません。
皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

ヤノ・レポート 2018年7月10日号

 トピックス 

拡大する住宅分野の付加価値ビジネス

成長を続ける生活支援サービスに注目
人口や世帯数の減少フェーズが進行し、景気回復が進むものの消費動向はまだ本格的な回復には至っていない。もともとの人口や世帯数のボリュームゾーンで事業を行ってきた各産業界にとっては、まさに生き残りを掛ける様相となっている。

住宅業界はさらに多くの影響を受け、不動産価格の高騰による新築市場の販売不振、リーマンショックによる消費低迷など、あらゆる問題の矛先が住宅投資へ向けられ、厳しい経営環境が続いた。国の住宅政策も新築重視のフローからストック活用へと転換するなど、今ある資産をいかに有効に活用していくかに注目が集まっている。

住宅まわりの事業領域にスポットを当てた場合に、こうした流れの中でも安定成長を続けているのが、「生活(ソフト)支援サービス」と「住まい(ハード)に関するサービス」である。特に、最近成長を遂げているのがソフト面の生活支援サービス領域で、事業規模としてはまだ大きくないものの新規参入が続くなど、各業界の成長が期待される。

 内容目次 

紙・パルプ、ケミカル

【注目市場動向】
●特殊紙 品種別市場動向⑤
電気絶縁紙、超々高圧用複合絶縁材料 (2~11ページ)
~国内市場は頭打ちの様相、各メーカーの軸足は海外市場に~


1.コイル絶縁紙
巴川製紙所が圧倒的シェアをキープ 現地生産による新興国の需要開拓に期待
2.プレスボード
国内は更新需要減で縮小基調も 輸出は円安基調を背景に増加傾向
円安相場が続く限り、今後も輸出は増加の見込み
国内市場はオリンピックに向けた更新需要増に期待
3.バルカナイズドファイバー
牽引してきた輸出が中国経済減退で16年は減少
国内は頭打ちの状況変わらず

表.電気絶縁紙 品種別販売量推移
表.コイル絶縁紙 メーカー別販売量推移
表.プレスボード メーカー別販売量推移
表.バルカナイズドフィバー メーカー別販売量推移

【業界リサーチ】
●紙製品業界の動向② (12~23ページ)
~封筒・スケッチブック及びメーカー動向~


【メーカー動向】ショウワノート/マルマン

表.引受郵便物等物数の推移
表.クロネコDM便の実績

【特別連載】
●バイオプラスチック市場の動向⑤
デュポン、三井化学 (24~33ページ)
~原料を植物由来に切り替え、世界市場で需要を喚起~

【デュポン】
ダウ・ケミカルと経営統合、バイオプラスチック事業も厚み増す
ソロナ、ザイテルRS、ハイトレルRS展開、高付加価値用途で採用実績
【三井化学】
ヒマシ油由来のポリオール開発、自動車と家具にバイオポリウレタン提案
インド工場稼働と汎用グレードの投入で、18年バイオポリオール生産量600t目指す

表.ソロナEP 一般物性(Natural Color)
図.植物由来ポリウレタン
図.バイオポリオール 生産量推移

住宅・建材、物流

【注目市場動向】
●不動産テック市場 VOL2 (34~37ページ)
~不動産テックに対する国の動き~

不動産テックに対する国の動き
①日本版MLS「不動産総合データベース」
②全国版空き家・空き地バンクの構築
③不動産テックの技術に補助金
④ITを活用した重要事項説明等に関する取組

図.米国の不動産流通量
図.日本の不動産流通量
表.大手不動産会社売買仲介実績

【注目企業分析】
●6年連続の記録更新で快進撃続く「オープンハウス」の経営戦略 (38~47ページ)

18/9期売上高は3,800億円(見) 2桁の増収増益をキープ
3階建住宅が70~80%を占める 分譲も1棟ごとのオリジナル設計
営業センターは31ヶ所に拡充 名古屋市内も3ヶ所をオープン
グループ内製販一貫体制を構築 施工能力は大幅アップ

表.オープンハウスの業績推移(連結)
図.オープンハウスの売上高・収益推移(連結)
表.オープンハウスのセグメント別売上高推移
図.オープンハウスの事業系統図
表.オープンハウスの資材調達状況(オープンハウス・アーキテクト含む)
表.オープンハウスの沿革

【業界リサーチ】
●物流市場実態シリーズ PART8
普通倉庫および冷蔵冷凍倉庫市場の実態2017 (48~56ページ)
~在庫管理情報システムを強化し、総合的物流サービスを提供~


倉庫市場の市場概況
大手倉庫会社は世界ネットワークにおける体制を強化
2016年の普通倉庫市場規模は2兆1,500億円

表.倉庫業法において規定される倉庫の種類
表.普通倉庫事業の主たる有力企業
表.冷蔵倉庫における保管温度の等級一覧
表.冷蔵冷凍倉庫事業の主たる有力企業
図表.普通倉庫事業における市場規模の推移と予測(金額ベース)
図表.冷蔵倉庫事業における市場規模の推移と予測(金額ベース)

【注目市場動向】
●≪住まいと生活支援サービスの実態①≫
拡大する住宅分野の付加価値ビジネス (57~64ページ)
~注目市場の実態と展望~

成長を続ける生活支援サービスに注目
消費者アンケート調査
≪消費者調査①≫生活支援サービス導入のタイミング
≪消費者調査②≫魅力のある利用特典
≪消費者調査③≫日常的な情報源

図.住生活環境に付随する支援サービス
図表.サービス利用開始のタイミング
図表.魅力のある利用特典
図表.日常的な情報源
図.サンプリング概要
図.利用意向調査概要