定期刊行物

ヤノ・レポート

ヤノ・レポート

昭和37年の創刊以来、住宅・建材・不動産ビジネス、紙パルプ・化学分野を中心に幅広い視点と深い分析で、各分野の最新状況をレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約80ページ
  • 商品形態:冊子・オンライン
  • 発刊頻度:月2回発刊(年22回)
  • 販売価格(1ヵ年):
    冊子 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    冊子+オンライン 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    オンライン 88,000円(税込) 本体価格 80,000円
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最新号

ヤノ・レポート 2018年8月10・25日合併号

 トピックス 

2018年総合住宅展示場実態調査

1977年から毎年実施している「総合住宅展示場実態調査」は、今回2018年の調査で第42回目を迎えた。
2018年の調査結果によると、2018年5月時点の、全国の総合住宅展示場は352ヶ所(前年比5ヶ所増)、出展棟数の合計は4,773棟(同60棟増)であり、総合住宅展示場数、出展棟数ともに増加となった。
しかし、総合住宅展示場数はピーク時と比較すると405ヶ所(2000年調査)から53ヶ所の減少となっているが、引き続き住宅販売の基点としての位置づけは変わらないようだ。
2018年は出展棟数の増減率(前年比1.4%増)と区画枠数の増減率(同0.9%増)は、出展棟数、区画枠数ともに増加となっている。
出展率(展示場の区画枠数に対する出展棟数の占める比率)は前年比0.3%プラスの92.9%となっており、高い出展率を維持している。
企画運営側から見ると、総合住宅展示場では目安として、出展率70%台が損益分岐点となっており、80%を超えて利益が出るようだ。現在、90%を超えていることから、企画運営会社のほとんどは、利益を確保している状況にあるといえる。

 内容目次 

2018年特別企画

●2018年総合住宅展示場実態調査 (2~93ページ)
~総合住宅展示場数352ヶ所(5ヶ所増)、出展棟数4,773棟(60棟増)
 総合住宅展示場数、出展棟数ともに増加となる~


全国平均出展率は92.9% 1展示場当たり全国平均出展棟数は13.6棟
地域別出展率では九州が引き続き高率維持 1展示場当たり全国平均出展棟数は13.6棟
出展数トップ一条工務店は451棟 出展棟数は主要10社中6社で増加
―「企画運営会社へのアンケート調査」― 2018年来場者数は増加を見込む
[1]昨年『2017年展示場来場者数の状況について』
[2]今年『2018年展示場来場者の見込み』
[3]昨年『2017年平均的な年間来場者数』
[4]来場者の中で最も多い年齢層
[5]『来場者を年齢別に見た傾向』の中の『増えている年齢層』、『減っている年齢層』
[6]『企画面で重視していきたい住宅』
[7]『住宅メーカーの展示場への出展意欲について』
[8]『展示場で行なっているイベント』及び、
[9]『展示場で行ない集客状況の良かったイベント』
[10]『貴展示場を活用した「リフォーム」に関するイベントは行われましたか?』
[11]『来場者に好評な(関心の高い)機器』
[12]『来場者に好評な(関心の高い)ハウスメーカー(出展企業)』

表.2018年 地域ブロック別展示場数、出展棟数、一展示場当たり出展棟数、出展率
表.全国総合住宅展示場数、出展棟数推移
表.2018年 都道府県別展示場数、出展棟数、一展示場当たり出展棟数、出展率
表.2018年 都道府県出展率ランキング(展示場区画枠数が100以上の都道府県)
表.2018年 出展棟数上位10社の地域ブロック別動向
表.2018年首都圏、近畿圏の出展棟数上位10社
表.総合住宅展示場会場規模別ランキング
図.質問1.最近の展示場来場者数の状況
図.質問6.今後の展示場運営において企画面で重視していきたい住宅(複数回答)
図.質問7.住宅メーカーの総合住宅展示場への出展意欲について企画運営会社からみて感じられること<a.既存展示場の継続契約の場合>
図.質問7.住宅メーカーの総合住宅展示場への出展意欲について企画運営会社からみて感じられること<b.新規契約の場合>
表.展示場で行っているイベント
表.展示場で行い集客の良かったイベント
図.質問11.来場者に好評な(関心の高い)機器(複数回答)
表.2018年 住宅メーカーの都道府県別出展棟数
図.2018年 住宅メーカーの地区別出展棟数<総展示場数>
図.2018年 住宅メーカーの地区別出展棟数<総出展棟数>
図.2018年 住宅メーカーの地区別出展棟数<一条工務店>
図.2018年 住宅メーカーの地区別出展棟数<積水ハウス>
図.2018年 住宅メーカーの地区別出展棟数<積水化学工業>
図.2018年 住宅メーカーの地区別出展棟数<住友林業>
図.2018年 住宅メーカーの地区別出展棟数<大和ハウス工業>
図.2018年 住宅メーカーの地区別出展棟数<旭化成ホームズ>
図.2018年 住宅メーカーの地区別出展棟数<ミサワホーム>
図.2018年 住宅メーカーの地区別出展棟数<パナソニックホームズ>
図.2018年 住宅メーカーの地区別出展棟数<三井ホーム>
図.2018年 住宅メーカーの地区別出展棟数<桧家住宅>

住宅・建材

【注目市場分析】
●合板市場の現状と展望 (94~103ページ)


国内生産は、7.3%増の328万立方メートル、輸入合板は、4.8%増の290万立方メートル
針葉樹合板は8.8%増の314万立方メートル 国内合板生産量の95.6%へ拡大
合板輸入量は4年ぶりにプラス マレーシアとネシアで7割超える

図.合板類及び木質ボード類の生産推移
表.合板製造量及び出荷量
図.合板生産量・輸入量推移
表.単板製造用素材入荷量及び仕向量
図.針葉樹合板の生産量推移
図.特殊合板生産量の推移
表.普通合板の厚さ別製造量
表.針葉樹合板の厚さ製造量(ベニヤコアー合板の内数)
表.仕入国別合板輸入量

紙・パルプ

【注目市場動向】
●紙カップ(コップ)市場の展望 (104~116ページ)

利益重視に転換しつつある紙カップ業界
 体質強化の次は事業成長を実現する中味開拓の推進
飲料用はマニュアル向けが全体の70%に、自販機向けがさらに低下
紙容器入りヨーグルトはPETボトル入りヨーグルトと競合関係に
 紙容器ならではの提案が必要に
チルド弁当向けでは紙容器に加えプラ容器の提案も推進
 ユーザーの求める容器の提案こそが重要に

表.用途別紙カップ出荷動向
表.紙カップメーカー出荷量推移
表.飲料用紙カップ出荷動向
表.ヨーグルト用 紙カップ出荷動向
表.スープ・カップ麺用 紙カップ出荷動向
表.冷菓用 紙カップ出荷動向
表.納豆用 紙カップ出荷動向
表.デザート類用 紙カップ出荷動向
表.食品用その他用 紙カップ出荷動向
表.紙カップメーカー 用途別出荷量(2014年度)
表.紙カップメーカー 用途別出荷量(2015年度)
表.紙カップメーカー 用途別出荷量(2016年度)
表.紙カップメーカー 用途別出荷量(2017年度見込み)

【特別連載】
●バイオプラスチック市場の動向⑦
カネカ、海正生物材料 (117~125ページ)
~生分解性機能を活かし、欧州や中国で食品パッケージ需要拡大~


【カネカ】
「カネカ生分解性ポリマーPHBH」展開、優れた生分解性機能などに期待高まる
①オールラウンドな生分解性機能
②100%植物由来の軟質系生分解性樹脂であること
③幅広い加工性
欧州で食品パッケージなどの需要拡大、フランスなどの環境規制が追い風
【欧州市場】【日本市場】【米国市場】
海水中の生分解を欧州認証機関が有効と判断、マイクロビーズ対策で新規需要創出も
今後の需要拡大をにらみ、プラントを検討

【海正生物材料】
グループ売上高は約1,500億円に拡大、ポリ乳酸「レヴォダ」は本格的な成長期へ
日本市場は年40~70tで推移、生分解性機能を活かした用途開拓で活路
生産量拡大に伴い価格競争力アップ、200円台前半/kgまで下げられる見込み
中国環境規制で17年生産量は1万t、2020年までに年10万tプラント稼働へ

表.カネカ生分解性ポリマーPHBH® 物性表
表.海正生物材料 レヴォダ 各グレード(代表物性値)
表.海正生物材料 レヴォダ213S代表物性値