定期刊行物

ヤノ・レポート

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昭和37年の創刊以来、住宅・建材・不動産ビジネス、紙パルプ・化学分野を中心に幅広い視点と深い分析で、各分野の最新状況をレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約80ページ
  • 商品形態:冊子・オンライン
  • 発刊頻度:月2回発刊(年22回)
  • 販売価格(1ヵ年):
    冊子 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    冊子+オンライン 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    オンライン 88,000円(税込) 本体価格 80,000円
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最新号

ヤノ・レポート 2018年10月25日号

 トピックス 

建築家住宅の動向
~建築家住宅の認知度向上によって今後も堅調な需要を見込む~

注文住宅を建てる施主の窓口といえば・・・

現在、持家一戸建を建築する際の施主との窓口は、「①ハウスメーカー」、「②工務店」、「③建築設計事務所」の3つが挙げられ、それぞれを以下のように定義した。

「①ハウスメーカー」
ハウスメーカー社員が施主との窓口となり、住宅の設計・デザインを行う。設計業務は主に自社社員の建築士が行い、施工は協力工事店が行う。

「②工務店」
工務店社員が施主との窓口となり、住宅の設計・デザインを行う。設計業務は自社社員の建築士もしくは外部の設計事務所に委託するケースもあるが、工務店が主体となり住宅建築を行う。

「③建築設計事務所」
建築設計事務所もしくは個人の「建築家」が施主との窓口となり、住宅の設計・デザインを行う。工事実務を担うのは協力工務店であるが、建築家が主体となり住宅建築を行う。

一般的に施主のなかでは、「新築住宅=ハウスメーカー/工務店」といった二つの選択肢が大半であり、建築設計事務所に住宅建築を依頼するのは一部の富裕層もしくは友人・知人等の紹介に限られていた。
今回、「③建築設計事務所」としてカテゴライズした住宅建築を、“建築家住宅”とし、その市場動向についてレポートする。“建築家住宅”とは、「建築士の資格を有し、独立した建築家によって、基本設計された住宅」とし、ハウスメーカー/工務店の下で設計業務のみを受託する建築設計事務所は同市場に含めていない。また、ハウスメーカーや工務店の社員建築家もしくは専属的に建築家と契約しているケースは実態がつかめないため、今回は対象外としている。

※建築家住宅とは、建築士の資格を有し、独立した建築家によって基本設計された住宅
 

 内容目次 

住宅・建材

【業界リサーチ】
●建築家住宅の動向 (2~6ページ)
 ~建築家住宅の認知度向上によって今後も堅調な需要を見込む~


2017年度新設住宅着工戸数は前年度比2.8%の95万戸
注文住宅を建てる施主の窓口といえば・・・
2017年度「建築家住宅」は11,000戸
①建築設計事務所に直接依頼
②建築家マッチングサービス
③建築家を活用するプラットフォーム
建築家住宅主要供給事業者9社による2017年度 建築家住宅供給戸数は1,946戸

図.新設住宅着工推移
図.住宅着工における利用関係別比率
図.一戸建における建て方別比率
図.注文住宅の一般的な商流構造
図.注文住宅に占める建築家住宅の比率
図.建築家住宅着工戸数 推移
表.主な建築家住宅供給事業者一覧
図.建築家住宅供給事業者による供給数推移
図.建築家住宅供給数シェア

【注目市場動向】
●住宅設備機器シリーズ②
システムキッチン市場の動向 (7~16ページ)
 ~前年度比3.7%増の133万台に 普及品、中高級価格帯ともに堅調~


システムキッチン 2017年度は前年度比3.7%増の133万台に 普及品、中高級価格帯ともに堅調
システムキッチンメーカー動向 LIXIL、タカラスタンダードの2強体制変わらず
(LIXIL、タカラスタンダード、クリナップ、パナソニック エコソリューションズ社、トクラス)

表.キッチン出荷統計表
表.キッチンリフォーム比率
表.システムキッチン ランク別出荷セット数
表.システムキッチン市場規模推移
図.システムキッチン シェア(数量シェア(2017年度)、金額シェア(2017年度))
表.システムキッチンシェア

●「タイル」の動向 (17~33ページ)
~減少傾向続くも、住宅外観の意匠・清掃性などにより回復狙う
 はく離防止や省施工、軽量化のほかリフォーム需要獲得も課題~


2017年(年計)市場規模は1,823万㎡、対前年比2.7%減 出荷金額で419億円 対前年比3.0%減と苦戦
品目別では数量・金額共に全体で減少傾向が続く、売上高では内装は下げ止まりの傾向
2017年のタイルの品目別動向は数量、金額共に減少
メーカー動向(LIXIL、Danto Tile、TOTO)

表.タイルの市場規模推移(年計)
図.タイル市場の市場規模推移(年計)
図表.タイル出荷量の品目別推移(年計)
図表.タイル出荷額の品目別推移(年計)
表.タイトルメーカー別シェア(金額ベース)
図.タイルメーカー別シェア(金額ベース)

【注目企業分析】
●土木資材メーカーの最新動向①
ボックスカルバートのトップメーカー「旭コンクリート工業」の事業展開 (34~39ページ)


2019/3期売上高は1.6%増の112億円(見) 安定した業績をキープする土木資材老舗企業
災害対応製品に期待 オリジナル工法も開発
キメ細かな拠点体制 人材育成が課題

表.旭コンクリート工業の業績推移(連結)
表.旭コンクリート工業のセグメント別売上高推移
表.旭コンクリート工業の事業系統図
表.旭コンクリート工業の沿革
表.旭コンクリート工業の組織概要

紙・パルプ

【特別連載】
●印刷用紙の輸出戦略②
北越コーポレーション 洋紙事業本部貿易部 (40~50ページ)
~商圏拡大と新商品投入効果などで2018年度輸出量は30万t達成へ~


グローバル化の大方針の下、良好な輸出環境を背景に拡大基調続く
洋紙輸出は2年連続で過去最高を更新、18年は目標の月2万5,000tを上回り推移
新潟工場の競争力を発揮し、N9マシンの稼働率向上を目指す
年間を通した平準化や広域化など、輸出を後押しする6つの取組み
 1)年間を通した輸出量の平準化
 2)輸出エリアの広域化(【南アジア】、【中東】)
 3)商社・代理店の活用、自社営業の強化
 4)原材料、製造、仕上げ、物流などでの徹底的なローコストオペレーションの推進
 5)海外市場に合わせた商品開発
 6)海外の紙商との関係づくり

図.北越コーポレーション 洋紙・板紙の月別輸出量推移
図.北越コーポレーション A2コート紙輸出量推移
図.北越コーポレーション A2コート紙輸出比率推移
図.北越コーポレーション A3コート紙輸出量推移
図.北越コーポレーション A3コート紙輸出比率推移
図.北越コーポレーション 印刷用紙A輸出量推移
図.北越コーポレーション 印刷用紙A輸出比率推移

【注目市場動向】
●トレーディングカードゲーム市場の動向 (51~56ページ)
~2017年度は有力ゲームのルール変更等により市場減少~


トレーディングカードゲームの定義
市場動向
主要事業者動向(コナミデジタルエンタテインメント、タカラトミー、ブシロード、ポケモン、バンダイ、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト(海外)、その他)
販売チャネル動向(トレーディングカード専門店、GMS、玩具専門チェーン店、家電量販店、eコマース、ホビーショップ、コンビニエンスストア、その他)

図.トレーディングカードゲームチャネル比率(2016年度)
図表.トレーディングカードゲームメーカーシェア

●製紙用薬品シリーズ④
コーティング顔料・填料(2) (57~64ページ)
~軽質炭カル、タルク、酸化チタン~


【軽質炭カル】
塗工用・内填用とも横バイ 自製化比率も一巡
奥多摩工業
【タルク】
炭カルシフトで減少傾向続く 脱製紙分野に注力
日本タルク
【酸化チタン】
中国工場停止で品薄に 特殊用途が中心
堺化学工業、テイカ

表.軽質炭カル・、メーカー別出荷推移
表.製紙メーカー別軽質炭カル使用量
表.炭酸カルシウム購入先
表.タルク・メーカー別出荷推移
表.酸化チタン・メーカー別出荷推移(輸出含む)