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2023/01/10   2024/08/10
事業タイトル

ハート形ミニトマト「恋ベリー」で全国に幸せを届ける!


						株式会社秋田農販
事業概要

農業生産部門では、秋田県大仙市の中山間地帯である南外地域で「魅力ある農村、夢ある地域」を目的に、かつてから課題であった冬季農業における高付加価値品種の周年生産に取り組んでいる。
現在、秋田県でこれまでに栽培されていない品種の「ミニトマト」と「イチゴ」を周年栽培しており、特徴ある農法や品種を武器に魅力ある農産物の生産を目指している。
冬季の燃料は自然環境にやさしく、地域資源であり廃棄物である「もみ殻」を燃料とするボイラーを活用し、燃料費の大幅な軽減を図り、低コスト周年農業を実現している。
2020年度からは、環境省の委託事業として2050年を見据えた脱酸素型農業に取り組んでいる。同事業では、燃やしても二酸化炭素を出さないアンモニアを燃料とする発電機マイクロガスタービンを活用し、農業でCO2排出削減を図る実証実験を行っており、発電で生まれる熱を農業用ハウスの暖房に使用することで季節を問わずに農作物を育てる周年栽培を目指している。

事業者

株式会社秋田農販

事業の強み

■栽培の特徴
・ミニトマトの栽培は2014年から取り組み、「アクアビューシステム袋培地農法」という養液、水管理、減農薬栽培に特徴がある農法で栽培している。
・栽培するミニトマトは「トマトベリー」という品種で現在全国に5種類ほど存在する。秋田農販で栽培するのは、その内の一つで寒冷地に適したオリジナル品種であり、登録商標名「恋ベリー」としてブランド化している。形、大きさ、糖度を揃えた一ランク上のブランド「ジュエリーレッド」も販売している(商標登録済)。
・「恋ベリー」は、甘味や光沢を出すため、食品由来の栄養素の高い液肥を使用。冬季は環境にやさしいもみ殻を利用したボイラーの熱、夏季は井戸水冷房を活用した周年栽培を行い、健樹な「トマトの樹」で完熟させてから収穫している。
・栽培管理は、ICT温度管理システムを導入し、日照・室温・培地・外気・温度・二酸化炭素などを一括管理している。

■「恋ベリー」の特徴
・形が「ハート形」で見た目がかわいい。
・味は甘くて(糖度8度以上)、肉厚な食感。
・春先(4~5月ぐらい)に収穫したものが最も糖度が高い。
・見た目は光沢がある鮮やかな赤色。
・栄養価はビタミンA、ビタミンCのほか、強い抗酸化作用を持つリコピンが豊富に含まれる。
・価格は1キロあたり平均2,300円程度。

実現したいこと

①ハート形ミニトマト「恋ベリー」の生産者募集
<栽培概要、募集条件>
・栽培規模は、1農家個人で栽培する場合、経営や作業能力を考慮し、68坪ハウス4棟までを推奨。
 →標準ハウス規模:幅7.20m(4.0間)、奥行30.6m(17.0間)/1棟
・ボイラーハウスは、「もみ殻ストック」「選別室」「保冷室」などの必要性から、栽培ハウスと別に設置することを推奨。
 →設置スペース規模:幅6.30m(3.5間)、奥行26.1m(14.5間)/1棟
・上記規模を含めた総栽培敷地面積は、約1,500㎡あれば可能(ただし、長辺方向に最低でも40mが必要。
・これらの栽培設備を備える費用が必要(目安としてビニールハウス2棟、暖房設備等で3,000万円程度)。
・栽培地の条件としては、ハウス栽培の袋培地農法であるため、農地、原野、宅地、休廃校グラウンドなど地目にこだわらない栽培が可能(但し、防災環境を視察するため現地調査が必要)。
・ハウス栽培が原則となるため、隣接地の排水路が必要。
・高品質で付加価値のある作物を生産するため、井戸水が利用できる地区が最適となる(飲める井戸水が絶対条件で、全て水質検査します)。
・栽培研修を約1年間行うため、栽培のポイントとなる時期に3~4回程度、秋田農販の施設に通える。
・期間限定栽培(ハウスが空いている時期)や他の作物との複合栽培も可能。
・トマト栽培未経験者も可能。

②ハート形ミニトマト「恋ベリー」の販売・仕入先募集
<募集条件>
・現在の販路は百貨店やスーパーがメインだが、飲食店や「恋ベリー」の特徴を活かせる販売・仕入先にも広げたい。
・周年栽培であるが、現状は季節や月ごとの収穫量が安定していないため、柔軟に取引できる販売・仕入先がよい。
・「恋ベリー」の認知を広めていきたいため、加工して提供するよりもハート形トマトの見た目や食感を活かして提供してもらえる販売・仕入先がよい。

協議会/事務局より

ハート形ミニトマト「恋ベリー」の生産者および、販売・仕入先募集中です。ご関心のある事業者様はお気軽にお問合せ下さい。