定期刊行物

ヤノ・レポート

ヤノ・レポート

昭和37年の創刊以来、住宅・建材・不動産ビジネス、紙パルプ・化学分野を中心に幅広い視点と深い分析で、各分野の最新状況をレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約80ページ
  • 商品形態:冊子・オンライン
  • 発刊頻度:月2回発刊(年22回)
  • 販売価格(1ヵ年):
    冊子 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    冊子+オンライン 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    オンライン 88,000円(税込) 本体価格 80,000円
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最新号

ヤノ・レポート 2011年2月25日号

  トピックス 

紙・パルプ

●雑誌メディア凋落深まる~構造的不況に電子書籍の衝撃~
◇市場動向
出版メディア、出版業界はかつてない厳しい状況に置かれている。構造的不況の中、地殻変動は更に強まっていくと予想され、出版社、出版業界がどういう未来図を描いていくか、まさに正念場にさしかかってきたといえるだろう。その中で、新電子書籍の登場は革命的にインパクトを与えていくことが予想され、ビジネスチャンスが広がる一方で、紙の書籍の減少が始まり、再販制度等出版業界の内なる制度に変革を促すことも十分予想される。

●媒体が多様化する中、新たなビジネスモデルの構築が求められる新聞業界
◇業界動向
・2010年度上期の新聞用紙内需は前年同期比2.1%減、新聞業界は購読部数、広告出稿量の減少が続くなかで、新たなビジネスモデルの構築が求められている。新聞広告は景気悪化と相対的広告価値の低下で減少継続、2010年はやや持ち直したものの、中長期的には一層の減少も予想される。大手新聞社も赤字決算が続出、希望退職等、リストラにも着手する状況となっている。一方、米国では電子新聞が拡大期に入ってきた。日本では先行する日経電子版に注目が集まる。電子化の利点は、デジタルメディアとしての取扱いのし易さ、製作コストの削減と広告掲載の多様性がある。加えて、電子化にはソーシャルネットワークとしての可能性があり、双方向、リアルタイムでのコミュニケーションが新聞にとって、停滞した現状を打破していく可能性もある。
◇メーカー動向
・需要拡大が見込めず、設備等の動きなし、地道なコスト削減政策を継続

住宅・建材

●「自然素材」や「シンプルモダン」提案によりユーザーニーズを捉える木質住機の市場動向
◇市場動向
・2009年度木質住機市場(主要4製品~壁収納、木製ドア、階段セット、下駄箱・玄関収納)規模は減少傾向。市況低迷で市場規模の縮小が続いている。その中で、メーカーにとっては新たな需要や付加価値をいかに見出すかが重要なテーマとなっている。木質住機メーカー単独による製品単体での製品開発から、ハウスメーカーと同様に家全体を設計するなかで、木質住機はいかにあるべきかを考える開発体制や設計思想が必要であり、特に箱物住機ではそうした発想による製品開発が不可欠となろう。
・壁収納:住宅の長寿化が進む中で、住宅でもSI(スケルトンインフィル)の考え方が広まりつつある。これまでの総体的なビルトイン化から、より家具に近いものへ流れが変わる可能性がある。
・木製ドア:流通ルートが従来の建具ルートから建材ルートへ急シフト、大工施工が一般的。大手建材メーカーをはじめとして建具メーカー、家具メーカーが参入、裾野は大きく拡大している。建材メーカーは建具業者並みの特注対応力、リアルタイムの受注・生産・短納期システムの確立がシェアアップのポイント。
・階段セット:メーカーにとってはオーダーメイド的商品。プレカット化も含めたオーダーへの即応システムがポイント。
・下駄箱・玄関収納:差別化しにくい商品だけに、市場規模の減少とともに価格勝負に。

 内容目次 

紙・パルプ

【注目市場動向】
●<雑誌メディア凋落 出版市場の展望・①>  (2~14ページ)
 
雑誌メディア凋落深まる~構造的不況に電子書籍の衝撃~

 掲載図表例
  (グラフ)出版社(300社)利益率(経常利益)推移
  (表・グラフ)出版社利益ランク別売上占有率
  (表)出版社利益高占有率の推移
  (グラフ)出版社 分野別売上シェア(2009年度)
  (グラフ)出版社 分野別利益シェア(2009年度)
  (表)業績状況と分野別パターン(2009年度)
  (図)出版市場の予測と7大マイナス要因 他

【特別連載】
●アジア市場で成長戦略を描く古紙商社の動向 ④  (15~20ページ)
 
日商岩井紙パルプ・古紙事業部門~調達競争激化、仕入先との共存共栄で活路を見出す~

【業界リサーチ】
●媒体が多様化する中、新たなビジネスモデルの構築が求められる新聞業界の動向  
(21~44ページ)
 ~Ⅰ.製紙メーカー編~
 ・業界動向
 ・メーカー動向~ 日本製紙/王子製紙/大王製紙

住宅・建材

【注目市場動向】
●「自然素材」や「シンプルモダン」提案によりユーザーニーズを捉える木質住機の市場動向  
(45~61ページ)
 ・市場動向
 ・メーカー動向  ~永大産業/大建工業/パナソニック電工・住設建材事業/朝日ウッドテック/
              ノダ/ウッドワン/パル/東洋プライウッド
●マンション市場の動向  (62~66ページ)
 
~復活の兆しが見え始めた分譲マンション市場

【注目企業分析】
●新たなテーマ“家守り活動”を推進する「アキュラホーム」  (67~77ページ)

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