定期刊行物

ヤノ・レポート

ヤノ・レポート

昭和37年の創刊以来、住宅・建材・不動産ビジネス、紙パルプ・化学分野を中心に幅広い視点と深い分析で、各分野の最新状況をレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約80ページ
  • 商品形態:冊子・オンライン
  • 発刊頻度:月2回発刊(年22回)
  • 販売価格(1ヵ年):
    冊子 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    冊子+オンライン 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    オンライン 88,000円(税込) 本体価格 80,000円
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最新号

ヤノ・レポート 2011年3月10日号

 トピックス 

紙・パルプ

●雑誌メディア凋落 出版市場の展望~総合大手、営業赤字から最終損失続出、生活者視点のコミュニケーション力が競争力の決め手
◇市場動向と今後の戦略
出版社の業績は低迷を続けてきたが、ここに来て更に厳しくなっている。利益を出して健闘しているところも多いものの、総合大手は軒並み厳しい状況におかれている。高コスト体質等総合大手の改革は必ずしも進んでいない。中堅上位の総合的出版社も環境の厳しさが一段と強まっていくことも予想される。このような構造変革期への生き残り戦略は「企画の質」である。多様化、個性化するニーズの中で、どこに焦点をあてていくかが重要である。例えばサービス出版社の台頭、女性誌のネット通販、付録戦略の高まり等、「読者」から「消費」更に「生活者」の視点での事業展開がある。「生活者」の視点でコミュニケーション力へつながる現場主義があるかどうかともかかわっていく。出版社も書店との打合せ等で企画の一体感、ニーズの吸収もポイントになっている。

住宅・建材

●全国的に和室が減少する中で脱ワラ化志向に拍車かかる建材畳の市場動向
◇市場動向
総体的に畳床需要は、新築需要が中心であるため、新築住宅着工戸数にリンクしており、今後も住宅市場の頭打ちと和室の減少が予想されるなかで、厳しい環境となっている。メーカーは、取り替え需要に注力しているが、表替えも進まない状況では、畳床まではさらに厳しいといえる。ワラ床からの代替で和室が減少するなかでも需要を拡大してきた脱ワラタイプではあるが、最近は代替需要も限界に近づいており、それ以上に畳床市場が縮小しているため、その影響が脱ワラタイプにダイレクトに現れている。ただ、ユーザーマインドは脱ワラタイプへシフトしており、また旅館や飲食店などの業務用分野でもワラ床にこだわらなくなっており、脱ワラ化の流れは今後も続くと考えられる。

 内容目次 

住宅・建材

【注目市場動向】
●全国的に和室が減少する中で脱ワラ化志向に拍車かかる建材畳の市場動向 (2~15ページ)

 (表)畳床総需要の推移
 (表)タタミボード・メーカー別出荷推移
 (グラフ)タタミボード・メーカーシェア
 (表)押出発砲ポリスチレンフォーム・畳床向けメーカー別出荷量
 (表)2009年度 発泡ポリスチレンフォームメーカーのタイプ別概況(畳換算)
 (グラフ)畳床向けPSフォームのメーカーシェア
 (表)ヘルシー畳床の製品概況
 (図)建材畳の流通マップ

【業界リサーチ】
●ビル管理事業者の事業実態~2009年度のビル管理の事業展開の方向性について~ (16~25ページ)
有力ビル管理事業者へのアンケート調査の結果
 調査対象:日本国内における有力ビル管理事業者 有効回答票数 227票
 調査方法:電話アンケート調査方式(一部訪問留置調査方式等を含む)
 調査期間:2010年7月28日~8月12日
 調査項目
  ・主要3業務における取組姿勢
  ・業務内容・技術の向上
  ・非常勤管理物件の増減動向
  ・マネジメント業務への取組み
  ・契約優先・収益性優先にみる受注方針
  ・業務アウトソーシング割合の動向
  ・営業リソースの拡大・縮小
  ・内販・外版の注力状況
  ・新設物件・既設物件の注力状況
   
【注目企業分析】
●エコ&セーフティをコンセプトに住まいのトータルサポートを推進する「三洋ホームズ」 (26~33ページ)
●戸建住宅とマンションの両輪で安定経営を図る「アーネストワン」 (34~43ページ)

【注目市場動向】
●マンション市場の動向 (44~49ページ)
 ~明るさを取り戻したデベロッパーの業績動向~
 ・総合不動産デベロッパー業績動向
 ・専業デベロッパー業績動向
 ・今後の業界動向
  (表)2009年度 上場不動産デベロッパー 売上高ランキング
  (表)2010年度中間期 上場不動産デベロッパー 売上高ランキング

【注目企業分析】
●木材の国産材活用により国内林業再生の鍵を握る中国木材の動向 (50~54ページ)

紙・パルプ

【注目市場動向】
●<雑誌メディア凋落 出版市場の展望・②> (55~62ページ)
総合大手、営業赤字から最終損失続出~生活者視点のコミュニケーション力が競争力の決め手~

【特別連載】
●アジア市場で成長戦略を描く古紙商社の動向 ⑤ (63~68ページ)
 西東京通商 ~同業者と協調関係を築きつつ、中国製紙メーカーからの調達要請に応える~

【業界リサーチ】
●媒体が多様化する中、新たなビジネスモデルの構築が求められる新聞業界の動向 (69~75ページ)
 ~Ⅱ.新聞社編~
 ・広告苦戦で大手新聞社も営業赤字へ
 ・企業動向
   読売新聞社/朝日新聞社/日本経済新聞社

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