定期刊行物

ヤノ・レポート

ヤノ・レポート

昭和37年の創刊以来、住宅・建材・不動産ビジネス、紙パルプ・化学分野を中心に幅広い視点と深い分析で、各分野の最新状況をレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約80ページ
  • 商品形態:冊子・オンライン
  • 発刊頻度:月2回発刊(年22回)
  • 販売価格(1ヵ年):
    冊子 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    冊子+オンライン 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    オンライン 88,000円(税込) 本体価格 80,000円
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最新号

ヤノ・レポート 2011年7月25日号

 トピックス 

住宅・建材

●窯業系サイディング~長期塗膜保証、セルフクリーニング機能などの高付加価値差別化戦略

製品動向はメーカーの戦略がユーザーニーズを誘導している面もあるが、高付加価値志向にあり、板厚の厚手化による重厚感と深彫りのデザイン表現、プレ塗装板と塗装技術の多様化などが進んできた。
デザイン傾向の主流は石組み、石積み柄からシンプル柄、ナチュラル柄への傾向にあり、タイル調、レンガ調などのこってりした柄は下降している。特に都心部ではシンプルモダン、和モダン系へと移行している。また、金属サイディングのスパン形状タイプも取り入れられている。
意匠性はプレスなどによる柄の表現から塗装技術による表現となっており、製品差別化が競われている。主要各社では耐久性を高める無機塗装、フッ素塗装、アクリルシリコン塗装等の高耐候性樹脂塗装による塗膜10年保証や、セルフッ素コート塗膜15年保証、デザイン変化をつけるインクジェット、砂まき、スパッタ、プリント塗装などと多様化し、2色以上の塗装も多くなり変化に富んできた。しかし、一方ではローコスト化が重視され、販売単価は下落気味である。
セルフクリーニング製品も相次いで上市しており、販売比率が上昇している。

紙・パルプ

●製紙メーカーの原材料調達 ~北越紀州製紙 資源・原料本部 サプライヤー集約などで合併効果を追求

北越紀州製紙の原材料調達部門は、2011年4月の合併を機に発足した資源・原料本部の下、海外資源部、国内資源部、資材部の3部から構成される。
2009年10月の経営統合を機に、同社は統合効果の発現によりコストを全社ベースで約25億円削減する計画を打ち出した。このうち約40%(約10億円)を原材料調達部門で達成す
る方針である。原材料調達部門での目標達成は旧北越製紙のチップ船用船の活用による効果などを中心としてほぼメドがついている。
この他、チップサプライヤーの集約や、薬品の調達面でも、合理化できている部分がある。
今後はパルプについても銘柄の共通化を進め、集約を図っていく考えである。

 内容目次 

住宅・建材

【注目市場動向】
●震災による被災からの復旧進む 高付加価値製品により復興対策図る「窯業系サイディング」市場の動向 (2~29ページ)

●家庭用暖房機器(コンロ)市場の動向 ~震災の影響により、IHクッキングヒーターの市場拡大に陰り~ (30~40ページ)

・IHクッキングヒーターのシェア
・ガスコンロの対抗策
(表・グラフ)ガスコンロの天板形状別市場規模構成比(2010年)
・ガスコンロの主要メーカーの動向
・IHクッキングヒーター市場
(表・グラフ)IHクッキングヒーターの市場規模の推移
(表・グラフ)オールメタル対応型IHクッキングヒーターの市場規模の推移
・IHクッキングヒーターの主要メーカーの動向
・震災による個人消費マインドの低下、電化機器の買い控えが大きく影響

●工場被災も復興需要に対応する合板市場の展望 (41~51ページ)

紙・パルプ

【特別連載】
●製紙メーカーの原材料調達④
北越紀州製紙 資源・原料本部 ~サプライヤー集約などで合併効果を追求~
 (52~58ページ)

【注目市場動向】
●液体カートン・パック市場の展望 (59~76ページ)

(表・グラフ)原紙使用状況からみた紙容器メーカーシェア推移
(表・グラフ)紙カートン中味別販売量推移
(表・グラフ)牛乳・加工乳メーカー別販売量推移
(表・グラフ)非アルコール飲料(牛乳・加工乳は除く)メーカー別販売量推移
(表・グラフ)アルコール飲料メーカー別販売量推移
(表・グラフ)用途別紙容器販売動向

●PPC用紙の市場動向 ~Part2:サプライヤー編~ (77~84ページ)

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