定期刊行物

ヤノ・レポート

ヤノ・レポート

昭和37年の創刊以来、住宅・建材・不動産ビジネス、紙パルプ・化学分野を中心に幅広い視点と深い分析で、各分野の最新状況をレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約80ページ
  • 商品形態:冊子・オンライン
  • 発刊頻度:月2回発刊(年22回)
  • 販売価格(1ヵ年):
    冊子 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    冊子+オンライン 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    オンライン 88,000円(税込) 本体価格 80,000円
  • 定期刊行物 ヤノ・レポート オンライン購読 サンプル資料はこちら

ヤノ・レポート に対するご意見

『ヤノ・レポート』へのご意見・ご要望をお聞かせ下さい。
「ご意見」欄に、ご関心のあるテーマ、『ヤノ・レポート』に掲載して欲しいテーマ等、ご記入をお願いいたします。
ご入力頂きました情報は、テーマ企画策定以外の目的には使用いたしません。
皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

ヤノ・レポート 2011年10月10日号

 トピックス 

紙・パルプ、印刷

●データプリントサービス~小口化・複雑化への対応、付加価値分野の開拓が今後の成長のカギ
データプリントサービス(以下DPS)は、金融業や通信サービス業(携帯電話)などの利用明細に代表される、高速のデータ印刷事業である。オンデマンド印刷市場の中では最大の市場で、1990年後半からは年10%前後の高い比率で成長を続けてきた。
主要な需要先は金融業や通信業(携帯電話など)で、請求書や明細書、約款などの通知書の印刷業務を請け負っている。顧客は設備投資や人的コスト負担の削減のため、セキュリティ設備が整った印刷企業にアウトソースする動きが続き、その需要を取り込むことでこれまでDPS市場は成長を続けてきた。
ただ、メインの帳票を処理する大型案件については、アウトソースは一巡し、大手企業を中心にシェアはほぼ固まっている。また、その周辺の大ロット案件においてもほぼ一巡している。ここ2年で、2008年秋からの世界的な金融不安による景気減速の影響が顕在化し、安定成長の地盤として機能していた定期大口案件で案件ボリュームが縮小、地盤が崩れてきたことによりスポット案件での競争が更に激化している。このスポット案件の内容も官公庁案件を除くと、徐々に大量出力案件からデイリー出力案件になってきており、小口化、複雑化している。

住宅・建材

●「粘土瓦」市場~リフォーム、太陽光発電など新ニーズを模索
粘土瓦の生産は伝統的な地場産業により支えられている面が非常に大きい。中でも主要な粘土瓦の産地として大きなシェアを占めているのは三州(愛知県三河地区)、石州(島根県)、淡路(兵庫県)の3地域である。
有力産地のひとつである三州地区は原料となる粘土が近隣に豊富にあるものの、好立地での高品質粘土の減少により遠距離調達化が進んでいる。
大手有力企業においては設備の近代化、大型化により高生産性と企業体質の改善が進んでおり、東海を中心として関東、近畿という大需要地への販売に有利な立地条件を生かして、東北から九州まで全国的に販路を拡大している。
大手メーカーでは各社とも「防災瓦」を上市している。「防災瓦」は耐久性、断熱性、遮音性に優れ、瓦同士がかみ合う構造を持ち、地震に強く瓦のずれ、破損や落下のリスクを軽減する瓦である。
また、大手各社とも共通の施策として太陽光発電システム関連に注力し、太陽光発電パネルを販売するほか、一体型システムとの葺き合わせに適合したF形瓦にも注力する姿勢が顕著にみられる。

 内容目次 

紙・パルプ、印刷

【注目市場動向】
●青果物流通におけるレンタルコンテナーの動向(上) (2~11ページ)
~流通量の本格拡大を前に、固体識別管理システムの構築を推進~

●<注目カテゴリ別のオンデマンド印刷市場の分析> (12~16ページ)
データプリントサービスの市場分析~小口化・複雑化への対応、付加価値分野の開拓が今後の成長のカギ~

住宅・建材

【注目市場動向】
●分譲マンション 水まわり設備リフォーム市場の動向 (17~22ページ)
図表1 全国分譲マンション水まわり設備リフォーム需要予測
図表2 水まわり設備リフォーム合計
図表3 キッチンリフォーム
図表4 洗面化粧台リフォーム
図表5 浴室リフォーム
図表6 トイレリフォーム
図表7 温水洗浄便座(または暖房便座)

●家庭用給湯器市場の動向② (23~32ページ)
電気式・石油式給湯器市場の動向
~これまで堅調にシェアを高めてきた電気式給湯器。東日本大震災の発生はその需要にどのように変化を!?~

【注目企業分析】
●高回転率で高収益をキープする「飯田産業」の事業戦略 (33~44ページ)

【注目市場動向】
●震災対応を含め、リフォーム、太陽光発電など新ニーズを模索する「粘土瓦」市場の動向 (45~74ページ)

関連マーケットレポート