定期刊行物

ヤノ・レポート

ヤノ・レポート

昭和37年の創刊以来、住宅・建材・不動産ビジネス、紙パルプ・化学分野を中心に幅広い視点と深い分析で、各分野の最新状況をレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約80ページ
  • 商品形態:冊子・オンライン
  • 発刊頻度:月2回発刊(年22回)
  • 販売価格(1ヵ年):
    冊子 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    冊子+オンライン 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    オンライン 88,000円(税込) 本体価格 80,000円
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最新号

ヤノ・レポート 2012年1月25日号

 トピックス 

紙・パルプ

●日本製紙~最適物流体制の構築に注力、生産体制の再編に備える
日本製紙製品(洋紙)の物流を担う地域主管物流会社3社は基本的に並列的な組織として位置づけられ、地域ブロック体制を担っている。
地域ブロック体制は、全国を4つに分けた上で各ブロックに主管物流会社を置き、それらがブロック内にある工場全体の実務窓口となって、各工場の指示のもと情報を一元化することでスケールメリットの発揮などを目指すものである。主管物流会社を置くことで効率的な配送が容易になり、一次輸送コストや構内作業コスト、間接費の削減などにつながっている。2003年の導入以来、コスト削減のみならず、各物流会社の扱い量の増加による業容拡大に寄与し、一定の成果をあげている。
このように生産地物流(各ブロック)は、協業することで工場からの輸送はもとより消費地における物流までを集中管理・合理化、グループ全体の物流最適化を目指している。

住宅・建材

●マンション管理業界の動向
 ~「管理戸数増加」が至上命題、そのための戦略として考えられるのは主にリプレイスの強化とM&A
2010年のマンション新築着工戸数は、前代未聞の低水準を記録した2009年と比較するとやや持ち直した感があり2011年も今のところ比較的堅調に推移している。ただし、世界経済を見渡すと明るい材料等が見当たらず2番底の懸念もある。大手デベロッパーに対するヒアリングにおいても慎重な姿勢を崩さないとの見方が多く、デベロッパー系マンション管理会社でさえも新築だけで潤っていける時代は終わりに近づいている。
売上を伸ばし、利益を維持・向上させるためには「管理戸数増加」が至上命題。そのための戦略として考えられるのは主にリプレイスの強化とM&Aの2つであろう。
まず、リプレイスとは、既築マーケットにおける管理会社の変更を意味する。リプレイスで最も重要な要素は「価格」であろう。
マンション管理費は一般的に財閥系⇒デベロッパー系⇒独立系の順に安くなるという傾向がある。
親会社にデベロッパーを持たない独立系管理会社は価格の安さを武器にリプレイスマーケットを主戦場として管理戸数を伸ばしてきた経緯がある。
しかしながら、近年、リプレイスを積極化するデベロッパー系のマンション管理会社は管理委託費を下げ、独立系の価格に相当近づいている状況である。
新築分譲マンションの大幅供給が当面見込めない現状からして、リプレイスマーケットにおける事業者間の熾烈な競争は今後も続くであろう。

 内容目次 

紙・パルプ

【特別連載】
<製紙メーカーの物流戦略②>
●日本製紙 ~最適物流体制の構築に注力、生産体制の再編に備える~
 (2~13ページ)
表.日本製紙 主要地倉庫の保管能力と扱い品種
表.日本製紙 製品物流費推移
表.日本製紙 工場別対製品売上高物流費比率(製品物流費/売上高)
表.日本製紙 工場仕向け地別比率(2011年度 上期実績)
表.日本製紙 全国向け 工場輸送手段(2011年度 上期実績)
表.日本製紙 首都圏向け 工場輸送手段(2011年度 上期実績)
図.日本製紙 工場別首都圏向け輸送経路(主要事例)2011 上期実績

【注目市場動向】
●震災を機に普通紙へのシフトが進んだノーカーボン紙の動向
 (14~25ページ)
表.メーカー別に見た平判、巻取比率
図.ノーカーボン紙の国内メーカーシェア
表.日本製紙
表.大王製紙流通状況
表.三菱製紙流通状況
表.富士フイルム流通状況
表.王子製紙流通状況

住宅・建材

【注目市場動向】
●2011年度は遮熱スクリーンなど節電・省エネ製品で活路を見出す「ブラインド」市場の動向 (35~49ページ)
表.ブラインド・スクリーン類の市場規模推移(卸売ベース)
図.2010年度ブラインド・スクリーン類の市場構成比(卸売ベース)
図.2010年度ブラインド・スクリーン類の主要メーカーシェア
表.ブラインド・スクリーン類の主要メーカー販売推移
表.ブラインドの主要メーカー販売推移
表.スクリーン類の主要メーカー販売推移
図.ブラインドの主要メーカーシェア
図.スクリーン類の主要メーカーシェア
表.2010年度スクリーン類の内訳

●さらなる厳しい市場環境を見据え業界再編加速する「カーテン」市場の動向 (50~56ページ)
メーカー動向
表.カーテン主要メーカーの売上高

●鋼製物置市場の最新動向 (57~65ページ)
表.時代別にみる鋼製物置のトレンド
図表.鋼製物置 製品別出荷量推移
表.有力メーカーにおける鋼製物置等の新商品一覧
図表.鋼製物置 市場規模推移
図表.鋼製物置 メーカーシェア

【業界リサーチ】
●マンション管理事業者の動向 ~マンション管理業界の動向~ 
(66~72ページ)
表.新築及びリプレイスマーケット 各社ポジショニング
表.グループ管理戸数上位社(2011/3期)
図.マンション管理費市場規模
図.市場規模シェア
図.工事部位別 共用部修繕工事市場規模
図.2010年管理費市場規模 VS 共用部修繕工事市場規模

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