定期刊行物

ヤノ・レポート

ヤノ・レポート

昭和37年の創刊以来、住宅・建材・不動産ビジネス、紙パルプ・化学分野を中心に幅広い視点と深い分析で、各分野の最新状況をレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約80ページ
  • 商品形態:冊子・オンライン
  • 発刊頻度:月2回発刊(年22回)
  • 販売価格(1ヵ年):
    冊子 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    冊子+オンライン 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    オンライン 88,000円(税込) 本体価格 80,000円
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最新号

ヤノ・レポート 2012年8月10・25日合併号

 トピックス 

2012年特別企画


●2012年総合住宅展示場実態調査 ~総合住宅展示場数は微減、出展棟数は増加傾向へ

1977年から弊社が毎年実施している「総合住宅展示場実態調査」は、今回2012年の調査で第36回目を迎えた。
2012年の調査結果によると、 2012年5(~8 ※一部)月時点の、全国の総合住宅展示場は339ヶ所(前年比8ヶ所減)、出展棟数の合計は4,321棟(同85棟増)であり、昨年に引き続き、総合住宅展示場数は微減となり、一方で出展棟数は若干増加した。

中長期的に新設住宅着工数が減少する傾向にある中で、住宅メーカーは経費削減のため出展を控えてくる傾向は避けられない状況にあるが、住宅メーカーのショーケースとして住宅購入者の購買行動の起点になる役割は変わらない。しかし一方で、大手以外の中堅ビルダーを誘致するなど、各展示場ごとの差別化によってそれぞれの特徴を打ち出すことが求められる。

住宅取得意欲が旺盛であった住宅市場の拡大期には、住宅メーカーは住宅展示場を増やせば増やした分だけ受注量が伸びていった。その意味で住宅展示場は受注拡大のためには極めて効率の良いツールだった。
ところが市場構造が変化し、注文住宅(持家)市場が縮小し始めると、住宅メーカーは自社の多すぎる住宅展示場を持て余すようになった。
地域によって大きな差があるが、住宅メーカー側から見ると、展示場のコストを吸収するだけの受注量を確保できない展示場からは撤退せざるを得ない。

同時に、モデルハウスの多様化が進んでおり、体験型宿泊展示や街並み展示など、住宅メーカーの展示提案もユーザーの家作りに求める多様性を反映させるといった傾向がみられている。他にも、住宅メーカーは展示場展開以外に、CS活動の強化による紹介受注の比率アップを目標に掲げたり、法人営業や現場見学会、工場見学会なども強化している。テーマパーク型の展示施設を利用した販促も増える傾向にある。また、インターネットを活用した受注販促活動にも動いている。このように、注文住宅市場が縮小する中で住宅メーカーは苦心し工夫を重ねながら様々な販売提案をしている。
家族の核家族化がすすみ、地域とのつながりが薄れるなどの要因から紹介営業は減少傾向にある。したがって、展示場はコストがかかる面があるが、当面は主要な営業ツールとして位置付けられる。

 内容目次 

2012年特別企画

●2012年総合住宅展示場実態調査
  ~総合住宅展示場数339ヶ所(8ヶ所減)、出展棟数4,321棟(85棟増)
   総合住宅展示場数は微減、出展棟数は増加傾向へ~
 (2~90ページ)
表.2012年 地域ブロック別展示場数、出展棟数、一展示場当たり出展棟数、出展率
表.全国総合住宅展示場数、出展棟数推移
表.2012年 都道府県別展示場数、出展棟数、一展示場当たり出展棟数、出展率
表.2012年 都道府県出展率ランキング(展示場区画枠数が100以上の都道府県)
表.2012年首都圏、近畿圏の出展棟数上位10社
表.2012年 出展棟数上位10社の地域ブロック別動向
表.総合住宅展示場会場規模別ランキング
表.2012年 住宅メーカーの都道府県別出展棟数
図.2012年 住宅メーカーの地区別出展棟数

紙・パルプ

【特別連載】
●バイオプラスチック市場の成長戦略①
昭和電工
  ~バイオマス化と海外市場開拓を原動力にビオノーレ事業は新展開へ~
 (91~103ページ)

【注目市場動向】
●フォーム用紙
  ~構造的要因で回復の出口見えず~
 (104~114ページ)

 

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