定期刊行物

ヤノ・レポート

ヤノ・レポート

昭和37年の創刊以来、住宅・建材・不動産ビジネス、紙パルプ・化学分野を中心に幅広い視点と深い分析で、各分野の最新状況をレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約80ページ
  • 商品形態:冊子・オンライン
  • 発刊頻度:月2回発刊(年22回)
  • 販売価格(1ヵ年):
    冊子 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    冊子+オンライン 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    オンライン 88,000円(税込) 本体価格 80,000円
  • 定期刊行物 ヤノ・レポート オンライン購読 サンプル資料はこちら

ヤノ・レポート に対するご意見

『ヤノ・レポート』へのご意見・ご要望をお聞かせ下さい。
「ご意見」欄に、ご関心のあるテーマ、『ヤノ・レポート』に掲載して欲しいテーマ等、ご記入をお願いいたします。
ご入力頂きました情報は、テーマ企画策定以外の目的には使用いたしません。
皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

ヤノ・レポート 2013年7月10日号

 トピックス 

住宅・建材
●日本最大のビルダー集団を組織する「アキュラホーム」の事業戦略

アキュラホームは、昭和53年の創業以来、木造軸組み工法による高性能・高品質の低価格住宅の開発に挑戦、これまで、国土交通省が推進する住宅コスト低減リーディングプロジェクト「プラス・YOU住宅」での入選をはじめ、東京都の「戸建住宅価格3割引き下げ実証実験」へ参加するなど、先進的な家づくりテクノロジーの開発やコストダウンに取り組んできた。

同社は、創業以来“日本の住まいを安くする”ことをミッションとして、施工の合理化や資材の研究などさまざまな工夫を重ね、より高性能・低価格の家づくりに取り組んできた。
こうしたコストダウンの取り組みを体系化、材料費と手間賃を分離し、2万点に及ぶ建築資材を4,500項目に絞り、作業項目も従来の60%位に削減、「アキュラシステム」としてデータベース化している。

同システムは、高性能、低価格を両立させた同社のノウハウをソフト化したもので、同システムの活用によりV字回復、地域トップクラスのビルダーに再生した工務店も多く、同システムを導入している工務店は、約2,600社に及ぶ。

さらに、旧建設省の「新世代木造住宅供給システム」の認定を受けたのを機に、98年11月「ジャーブネット」として、全国の地域ビルダー、工務店をネットワーク化、そのスケールメリットを活かして次世代省エネ住宅、太陽光発電搭載住宅、オール電化住宅などを相次いで坪単価30万円以下で発売するなど高品質・低価格の両立を成し遂げてきた。
「ジャーブネット」は、自社ソフトやテクノロジーの提供、共同購買、販促ツール共有、全国キャンペーンまで、よりキメ細かな支援体制を構築したネットワーク組織といえる。
但し、FCのような規制はなく、基本的に自主性を重視、スケールメリットを活かした資材の共同購入もしているが、より安く品質の良いものが手に入ればそれを使ってもよく、部材の強制的な販売もしていない。

同社が、大手ハウスメーカーに匹敵する組織を作り上げた秘密は、「ベストプライスの追求」と「良いとこ取りが可能な緩やかな組織形態」にあると言え、画一的な商品の全国販売ではなく、それぞれの地域特性に合わせた商品展開による自立成功を基本としている点にある。

 内容目次 

住宅・建材

【注目市場動向】
●照明市場の動向①
 従来光源照明器具市場の市場動向 (2~13ページ)
 ~LED照明へのシフトに伴い、市場は縮小傾向へ~

●「窯業系サイディング」の市場動向 (14~39ページ)
 ~長期塗膜保証、高付加価値塗装、セルフクリーニング等の差別化に加え
 リフォーム、非住宅、海外等の市場開拓により成長維持へ~
 メーカー動向:ニチハ、ケイミュー、旭トステム外装、東レACE

●住宅リフォーム市場の動向 (40~44ページ)
 ~注目される太陽光発電リフォーム~

【注目企業分析】
●日本最大のビルダー集団を組織する「アキュラホーム」の事業戦略 (45~56ページ)

紙・パルプ、印刷

【業界リサーチ】
●注目の印刷通販市場、その実態とは?-印刷通販事業者の動向③
 神田印刷工業、笠間製本印刷、吉田印刷所 (57~65ページ)

【注目市場動向】
●高級白板紙市場の動向 (66~82ページ)
 ㊦参入メーカーの動向
 ~中越パルプ工業がS&Bを計画~
 1.王子グループ(王子マテリアル) 2.北越紀州製紙
 3.日本製紙 4.中越パルプ工業

関連マーケットレポート