2002年版 ポリプロピレン市場の徹底分析
発刊日
2002/09/30
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体裁
A4 / 187頁
資料コード
C44106900
PDFサイズ
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調査資料詳細データ
リサーチ内容
第一章:ポリプロピレン市場の展望
日本ポリケム、チッソの統合で合併劇は最終章へ
国際競争力を高めた大型プラント新設で海外玉の流入は防げるか
勝ち残りへの道をどこに見出す、シェアと利益確保の両立こそ本当の課題
日本のPPメーカーは需要創出型の素材メーカーに脱皮せよ
第二章:ポリプロピレン市場の動向
【1】各社のPP生産体制
【2】需要分野別の動向と展望
【4】PPコンパウンドの動向
【5】高機能PPの動向
第三章:ポリプロピレンメーカーの動向と戦略
三井住友ポリオレフィン
日本ポリケム
出光石油化学
チッソ
サンアロマー
日本ポリケム、チッソの統合で合併劇は最終章へ
国際競争力を高めた大型プラント新設で海外玉の流入は防げるか
勝ち残りへの道をどこに見出す、シェアと利益確保の両立こそ本当の課題
日本のPPメーカーは需要創出型の素材メーカーに脱皮せよ
第二章:ポリプロピレン市場の動向
【1】各社のPP生産体制
SMPO30万tプラント、出光石化20万tプラント新設大型プラントを立ち上げ、コスト競争力を高める
【2】需要分野別の動向と展望
1.総出荷量【3】PP種類別市場動向
日本ポリケム・チッソ連合と三井住友ポリオレフィンが100万t規模で2強に2.国内販売
3.射出分野
(1)自動車自動車生産は2001年は不振も2002年は輸出が好調 PPメーカーはグローバル統合材の供給体制確立が課題4.フィルム
(2)家電 アッセンブリメーカーの海外生産シフトと輸入材の増加が影響 今後も付加価値分野としての位置付けは難しく
(3)日用品・雑貨・その他大型ヒット商品不在であるものの、 付加価値の高い分野での技術開発続く
(1)OPP大ロット発注によるOPPメーカーのコスト削減策で樹脂メーカーとの系列色が復活傾向5.押出
(2)CPPシーラントフィルム向けなど各PPメーカーの特殊グレード出荷量が増加
食品シートでは発泡PPが伸長傾向、さらに今後も高まる見込み6.繊維
各社不織布に注力し繊維全体出荷量は増加傾向にあるも輸入PPも増加傾向7.その他
(1)中空
(2)フラットヤーン
(3)輸出
メーカー各社のPP用途別販売動向(2000~2002年見込み)
2001年のPP種類別内訳はホモ約40%、ランダム約20%、ブロック約40%
【4】PPコンパウンドの動向
コストダウンのためにコンパウンド内製化率は今後も上昇傾向に
【5】高機能PPの動向
1.高溶融張力PP(HMS-PP)
各社の多くが2001年以降伸長傾向に 食品シートのPSP代替として出荷量が増加2.ガラス長繊維強化PP
モジュール化ニーズを汲み取り、動き出したガラス長繊維強化PP3.重合型(リアクター)TPO
チッソ「ファンクスター」の2002年出荷量では前年比倍増以上を見込む
自動車コンパウンドの改質材やゴム代替需要として増加4.メタロセンPP
日本ポリケム、メタロセン触媒によるランダムPP「ウィンテック」上市
世界の先駆けを目指しブロックコポリマーでの開発も進む
PP輸出入の動向(1998~2001年)
第三章:ポリプロピレンメーカーの動向と戦略
三井住友ポリオレフィン
アジアのトップメーカーに君臨
今後は生産体制などの見直しを進め、さらなる飛躍を目指す
2002年4月よりグランドポリマーと住友化学PP事業を統合
合理化や技術面でのシナジー効果が現出しはじめる
自動車分野、OPP分野など多くの分野でトップシェアを確立
コンパウンドでは内製率向上のため外注委託量を削減
外注委託では自社生産能力を上回った生産量や小口が中心に
北米4拠点、東南アジア2拠点、中国1拠点の計7拠点を確保
今後は中国での新拠点設立を検討する一方、欧州での基盤の再構築が課題に
日本ポリケム
需要分野における全方位展開と技術力の強みを活かし、
付加価値分野拡充を図る
四日市工場生産中止
今後のS&Bはアライアンスの行方を見据えて判断
自動車分野、フィルム、押出、繊維分野を最重要に位置づけ
メタロセンPP「ウィンテック」を2001年10月に上市
既存製品の代替ではなく、付加価値の高い分野の開拓に注力
リアクターTPOの生産量は2~3万t、すべて自消での使用
インラインコンパウンドについてはアライアンスを含めて
設備の有効利用を図っていくことを検討
中国でのPPコンパウンド拠点を強化
今後は欧州でのPPコンパウンド拠点の再構築が課題
出光石油化学
樹脂に材料設計や加工技術などを組み合わせ
付加価値を高めたソリューションビジネスを推進
2003年5月には20万t/年の大型プラントが稼動予定
自動車、フィルム、押出、繊維を重点分野に位置付け
出光とトクヤマの持つ強みをさらに活用
トクヤマ「P.E.R.」を「出光TPO」のブランド名に統一
専用ラインを活かしさらなる差別化グレードの開発に注力
PPコンパウンドの販売量は増加傾向
2003年度以降には10,000t/年規模のコンパウンド設備増設も検討
PPコンパウンド世界5極体制確立を目指す
2002年4月に「試作」から「実用評価」までの支援を行う「開発サイト」を新設
加工技術を活かしたソリューションビジネスを軸に高付加価値企業の確立を目指す
ニート・コンパウンドの大口は「バルクコンテナ物流システム」
出荷比率は年間生産量の2割を超え拡大傾向
チッソ
高度な技術力を活かし付加価値の高い分野へシフト
自動車、フィルム、押出、繊維が重要分野
長繊維強化PP「ファンクスター」が伸長傾向
自動車分野の金属代替と高度な技術力が伸長要因
コンパウンドは自動車向けで伸長
今後も内製率を高め、外注委託量を削減傾向
CPPや自動車向けの伸張傾向により
ランダム・ブロックの生産量が増加傾向
サンアロマー
バセルグループの技術とネットワークを相互活用し、グループの一翼を担う
2001年8月に大分2号設備を停止
他プラントのデボトルネッキングや浮島ポリプロの株式取得により減少分を補完
2001年は射出全般、押出向けで出荷量が増加
特に2002年では自動車分野でさらなる伸長を見込む
重合型TPO「キャタロイ」プロセスPPの消費量増加
単体での販売増加に加え自消分も伸長傾向
中国でのプラットフォームを構築し、
バセルグループ全体で最適供給体制を目指す
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