2007年版 OTC市場の展望と戦略
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第1章 OTC市場の展望と戦略
1.OTC市場の動向
・2006年のOTC市場は前年比1.3%減の7,520億円と推測、7年連続のマイナス成長
【図】OTC市場規模推移と予測(1992年~2010年)
【表】OTC主要13薬効の市場規模推移と予測(1995~2010年)
2.OTCメーカーの動向と戦略
・ドリンク剤低迷を反映し、OTC大手企業の不振目立つ
【表】主要企業のOTC関連売上高推移(2001年度~2006年度)
【表】主要OTC商品売上高推移(2001年度~2006年度)
【表】業態別OTC関連売上高推移(1996~2006年度)
・新製品好調推移のロート製薬、久光製薬、小林製薬が拡大
・製薬業界の再編に伴いOTC業界の再編も急展開の様相
早期の事業拡大達成にはM&Aや製品買収が有力な手段
【表】OTC業界の主な再編・提携事例
・外資系企業が本格攻勢。ノバルティスはOTC市場でトップ10入りを、
GSKはコンシューマーヘルスケア事業で600億円を目指す
3.OTC市場の展望
・市場成長へ新製品開発と並び重要視される既存ブランドの拡大
・「ヘルス&ビューティ」キーワードに、医薬品から健康関連商品まで幅広いニーズに対応
・改正薬事法の施行で情報提供の重要性増す
・一般小売業のOTC販売は利便性向上に貢献も、OTC市場の拡大には疑問視
・スイッチOTCは開発促進の方向、同時に既存薬効や既存分野での新製品開発も不可欠
【表】OTC関連売上高ランキング(2006年度)
【表】家計調査にみる一世帯当たりの保健医療支出推移(1995年~2006年)
【表】保健医療費の全国、地方別一世帯年間保健医療支出(2003年~2006年)
第2章 薬局・薬店の現状と将来展望
1.薬局・薬店数の推移
【表】薬局・薬店数の推移(1983~2005年度)
2.ドラッグチェーンの現状
【表】ドラッグストアおよび調剤薬局株式公開企業の業績推移(1998~2006年度)
3.主要ドラッグチェーンの戦略
【表】主要企業の出店計画
【表】主要企業の売上高、店舗数目標
【表】株式公開企業の収益状況(連結)
【表】株式公開企業の部門別売上構成比(連結)
4.業態開発のゆくえ
5.薬局・薬店の将来展望
【表】2000年以降のドラッグ業界における主な合併および提携状況
【表】主なドラッグチェーングループの概要
第3章 主要・有望OTC市場の実態と中期予測
1.総合感冒薬
・首位独走も低迷続く大正製薬は、スイッチOTC投入で巻き返し狙う
ゼファーマとの統合でシェア20%、2位の座固める第一三共ヘルスケア
【図】総合感冒薬市場規模推移と予測(2001年~2010年)
【図】総合感冒薬シェア(2005年、2006年)
【表】主要総合感冒薬製品一覧
2.ドリンク剤・ミニドリンク剤
・食系チャネルの価格訴求と流通在庫調整の影響受け大幅なマイナス成長
【図】ドリンク剤・ミニドリンク剤市場規模推移と予測(2001年~2010年)
【図】ドリンク剤・ミニドリンク剤シェア(2005年、2006年)
【表】主要ドリンク剤製品一覧
【表】主要ミニドリンク剤製品一覧
3.ビタミン剤
・健康食品、特定保健用食品、サプリメントなどの影響避けられず市場は伸び悩み
【図】ビタミン剤市場規模推移と予測(2001年~2010年)
【図】ビタミン剤シェア(2005年、2006年)
【表】主要ビタミン剤製品一覧
4.胃腸薬
・二年連続のプラス成長で、市場は下げ止まりから回復の兆し
ゼファーマとの統合で第一三共ヘルスケアの首位躍進の可能性高まる
【図】胃腸薬市場規模推移と予測(2001年~2010年)
【図】胃腸薬シェア(2005年、2006年)
【表】主要胃腸薬製品一覧
5.整腸薬・止瀉薬
・「ビオフェルミン」「正露丸」の2社寡占市場に割って入る
「ザ・ガードコーワ整腸錠」
【図】整腸薬・止瀉薬市場規模推移と予測(2001年~2010年)
【図】整腸薬・止瀉薬シェア(2005年、2006年)
【表】主要整腸薬・止瀉薬製品一覧
6.解熱鎮痛剤
・新製品効果で2006年は2%の市場成長
上位ブランドのイメージ固定化の中、エスエス製薬が2位に躍進
【図】解熱鎮痛剤市場規模推移と予測(2001年~2010年)
【図】解熱鎮痛剤シェア(2005年、2006年)
【表】主要解熱鎮痛剤製品一覧
7.目薬
・低価格品と高機能の特化型商品に需要は二極化傾向
消費者ニーズ多様化で新たな差別化策求められる
【図】目薬市場規模推移と予測(2001年~2010年)
【図】目薬シェア(2005年、2006年)
【表】主要目薬製品一覧
8.パップ剤・プラスター
・インドメタシン、フェルビナクなど第二世代が市場を牽引
金額ベースでの拡大には引き続き価格の安定化が課題
【図】パップ剤市場規模推移と予測(2001年~2010年)
【図】プラスター市場規模推移と予測(2001年~2010年)
【図】パップ剤シェア(2005年、2006年)
【図】プラスターシェア(2005年、2006年)
【表】主要外用消炎鎮痛剤製品一覧
9.水虫薬
・新製品発売一段落で市場は伸び悩み
殺菌力訴求の「ウィンダム」で再度首位狙う第一三共ヘルスケア
【図】水虫薬市場規模推移と予測(2001年~2010年)
【図】水虫薬シェア(2005年、2006年)
【表】主要水虫薬製品一覧
10.便秘薬
・医薬品としての訴求で健康食品との差別化が課題
店頭展開では主要顧客層の女性に対する訴求の工夫が求められる
【図】便秘薬市場規模推移と予測(2001年~2010年)
【図】便秘薬シェア(2005年、2006年)
【表】主要便秘薬製品一覧
11.痔疾用薬
・天藤製薬と大正製薬の2社寡占市場は変わらず
市場活性化の鍵握る注入式の普及率
【図】痔疾用薬市場規模推移と予測(2001年~2010年)
【図】痔疾用薬シェア(2005年、2006年)
【表】主要痔疾用薬製品一覧
第4章 主要メーカーのOTC戦略
<直販・チェーン系メーカー>
1.大正製薬(株)
・「リポビタン」「パブロン」「リアップ」の3大ブランド不振で苦戦中
スイッチOTC含め積極的な新製品投入で2012年度1,800億円への回復目指す
【表】業績推移
【表】事業別売上高推移
【図】セルフメディケーション部門売上高推移
【表】セルフメディケーション事業売上構成
【表】広告宣伝費推移
【表】主要製品一覧
2.エスエス製薬(株)
・マーケティングおよび研究開発体制刷新し、「美薬品市場」創出に一段と注力
2010年度売上高700億円の達成目指す
【表】業績推移
【図】コンシューマーヘルスケア部門売上高推移
【表】コンシューマーヘルスケア部門売上構成
【表】広告宣伝費推移
【表】主要製品一覧
3.佐藤製薬(株)
・収益源のドリンク剤は若年層や女性に需要広がり売上漸増の兆し
スイッチOTC開発や海外事業拡充にも一段と注力
【表】業績推移
【図】OTC関連売上高推移
【表】売上構成
【表】主要製品一覧
4.ゼリア新薬工業(株)
・最主力の「コンドロイチン群」が60億円の売上規模に育つ
第6次中期経営計画でヘルスケア事業は350億円目指す
【表】業績推移
【図】コンシューマーヘルスケア部門売上高推移
【表】コンシューマーヘルスケア部門売上構成
【表】主要製品一覧
5.クラシエ薬品(株)
・2007年7月に「Kanebo」から「Kracie」に変更
OTCは漢方薬に経営資源を集中、「漢方セラピー」シリーズで再成長図る
【表】業績推移
【図】OTC関連売上構成
【図】OTC関連売上高推移
【表】主要製品一覧
<家庭薬系メーカー>
6.ロート製薬(株):
・「付加価値」「機能性」を武器にスキンケア関連商品が成長し2006年度
売上高は627億円。新規参入の漢方薬は「わかりやすさ」を鍵に浸透
【表】業績推移
【図】売上高推移
【表】売上構成
【表】広告宣伝費推移
【表】主要製品一覧
7.ライオン(株)
・薬品事業の2009年売上高目標800億円。技術・ブランド・流通の
相乗効果の推進を目的に薬品事業とヘルスケア事業の組織を統合
【表】業績推移
【図】薬品部門売上高推移
【表】主要製品一覧
8.久光製薬(株)
・「フェイタス」は4タイプ揃え、2008年2月期50億円の大型商品に
通販事業にも進出、ダイエット食品などで中高年需要の獲得狙う
【表】業績推移
【図】OTC部門売上高推移
【表】OTC部門売上構成
【表】広告宣伝費推移
【表】主要製品一覧
9.小林製薬(株)
・「ナイシトール85」が大ヒット、上位3品目で売上高100億円に到達
ブランド買収、M&A、資本提携を積極活用し業容拡大進む
【表】業績推移
【図】OTC部門売上高推移
【図】OTC部門売上構成
【表】主要製品一覧
10.大幸薬品(株)
・「セイロガン糖衣A携帯用」により新規ユーザーを開拓
「除菌・消臭市場」にも本格参入し、新たな柱を構築
【表】主要製品一覧
11.ビオフェルミン製薬(株)
・ブランドの世代継承への取り組み策により、
主力商品「新ビオフェルミンS」が順調な伸び
【表】業績推移
【図】OTC部門売上高推移
【図】OTC部門売上構成
【表】主要製品一覧
12.参天製薬(株)
・守りから攻めへ転換し、新製品開発のスピードアップに注力
アイケア領域に特化し、2010年度65億円を目指す
【表】業績推移
【図】OTC部門売上高推移
【表】主要製品一覧
13.ダンヘルスケア(株)
・主力のシラミ駆除医薬品「スミスリン」が好調。女性をターゲットにした
鎮痛消炎テープ剤「カルテパパスター」の投入で新市場開拓狙う
【表】主要製品一覧
<新薬系メーカー>
14.武田薬品工業(株)
・「アリナミン錠剤類」「アリナミンドリンク類」減少も、
その他は堅調推移で2007年3月期は5期振りの増収
【表】業績推移
【図】ヘルスケア部門売上高推移
【表】ヘルスケア部門売上構成
【表】主要製品一覧
15.第一三共ヘルスケア(株)
・2009年度に売上高580億円、営業利益率10%以上、
2015年度には売上高1,000億円の達成を計画
【表】業績推移
【表】売上構成
【表】主要製品一覧
16.エーザイ(株)
・毎年数品目の新製品発売で、薬粧事業売上高を
2006年度196億円から2011年度250億円まで拡大目指す
【表】業績推移
【図】薬粧部門売上高推移
【表】薬粧部門売上構成
【表】主要製品一覧
17.大鵬薬品工業(株)
・「ソルマック」「ハルンケア」「ゼノール」に新製品投入し再浮上図る
「チオビタ」加えた4ブランドプラス新規分野で中期300億円目指す
【表】業績推移
【図】ヘルスケア部門売上高推移
【表】ヘルスケア部門売上構成
【表】主要製品一覧
18.塩野義製薬(株)
・2007年3月期は5%の減収に止まる
「セデス」「ポポン」の2大ブランドの強化により2008年3月期は増収を目指す
【表】業績推移
【図】薬粧部門売上高推移
【表】薬粧部門売上構成
【表】主要製品一覧
第5章 企業別個表
アース製薬、浅田飴、アサヒビールフードアンドヘルスケア、アスゲン製薬
阿蘇製薬、甘糖化学産業、天藤製薬、アラクス
有川製薬、池田模範堂、犬伏製薬、岩城製薬
牛津製薬、ウチダ和漢薬、宇津救命丸、エビス製薬
オーヤラックス、オール薬品工業、近江兄弟社、大石膏盛堂
大木製薬、大杉製薬、太田胃散、大塚製薬
大塚製薬工場、大峰堂薬品工業、岡山大鵬薬品、カイゲン
兼一薬品工業、亀田利三郎薬舗、河合製薬、キクリウ製薬
キップ薬品、救急薬品工業、救心製薬、共栄製薬
京都薬品工業、共立薬品工業、杏林製薬、キョーリンメディオ
金冠堂、金陽製薬、グラクソ・スミスクライン、健栄製薬
廣貫堂、廣昌堂、興和新薬、国民製薬
小太郎漢方製薬、小林化工、小林薬学工業、小林薬品工業
米田薬品工業、剤盛堂薬品、埼玉第一製薬、阪本漢法製薬
笹岡薬品、佐藤薬品工業、佐藤ライト製薬、沢井製薬
サンウェル、三共エール薬品、三恵製薬、サンケミファ
サンノーバ、三宝製薬、三和化学研究所、ジェーピーエス製薬
ジェイドルフ、シオエ製薬、滋賀県製薬、資生堂
純生薬品工業、白石薬品、清栄薬品、伸和製薬
翠松堂製薬、スノーデン、生晃栄養薬品、ゼネル薬工粉河
千寿製薬、全薬工業、ゾンネボード製薬、第一薬品工業
第一薬品産業、大協薬品工業、大晃生薬、大昭製薬
大東製薬工業、大同薬品工業、大洋薬品工業、大和製薬
高市製薬、武田ヘルスケア、建林松鶴堂、玉川衛材
中央薬品、中外医薬生産、中新薬業、長生堂製薬
月島薬品、ツムラ、テイカ製薬、帝國製薬
東亜製薬、東亜薬品、東京甲子社、東光薬品工業
東興薬品工業、同仁医薬化工、東洋カプセル、東洋漢方製薬
東洋製薬化成、東洋薬行、常盤薬品工業、トクホン
栃本天海堂、内外薬品、長野県製薬、日新製薬(山形)
日新製薬(滋賀)、日新薬品工業、日水製薬、日東薬品工業
日邦薬品工業、日本クリエート、日本合成薬品、日本製薬
日本製薬工業、日本臓器製薬、日本薬品、日本薬品開発
日本薬品工業、日本理化学薬品、パンビー製薬、ビタエックス薬品工業
日野製薬、日野薬品工業、樋屋製薬、ファイザー
福井製薬、福地製薬、ホーユー、芳香園製薬
報国製薬、ホシエヌ製薬、堀井薬品工業、本草製薬
松田医薬品、松田薬品工業、松本製薬工業、丸石製薬
マルホ、御木本製薬、宮澤薬品、ミヤリサン製薬
ムネ製薬、明治製菓、森田薬品工業、薬王製薬
ヤクハン製薬、八ツ目製薬、山崎帝国堂、山善製薬
ユースキン製薬、祐徳薬品工業、陽進堂、養命酒製造
吉田薬品工業、米田薬品、リードケミカル、理研化学工業
理研新薬、リバテープ製薬、龍角散、レーベン製薬
ワカサ、わかもと製薬、湧永製薬、和光堂
ワダカルシウム製薬
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