2007年版 窓貼りフィルム、屋内外装飾フィルム市場の現状と展望

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発刊日
2007/07/26
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体裁
A4 / 131頁
資料コード
C49104030
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リサーチ内容

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第1章 窓貼りフィルム、屋内外装飾フィルム市場の動向と展望

1.窓貼りフィルム
  建築用、ガラス装飾用が牽引し、ウィンドウフィルム市場は高成長
  好調な輸出が下支えし、自動車用は2006年に下げ止まり
   純正オプション向けは採用車種が順調に増加
  フロントガラス用の高透明グレードが東南アジアなどで需要拡大
   リケンテクノスはウェットタイプの「V-KOOL対抗品」を投入
  オフィスビル、商業施設に加え、戸建住宅などの家庭用も徐々に需要が立ち上がる
  建築用では住友スリーエム「一人勝ち」が顕著に
  「飛散防止」が過半を占めるも、「防犯」も建築用トータルの10%超に
  建材試験センターの実証試験に基づき「ETVマーク」交付が始まる
   日照調整・透明断熱フィルムのさらなる需要喚起の起爆剤として期待が集まる
  オフィスビルなど建築分野でも低反射ニーズが浮上、透明断熱フィルムが優勢に
   ウェットコーティングによる「スパッタ並みの性能」が次のターゲット
  ガラス装飾では、住友スリーエムが中川ケミカルを抜きトップの座に

2.マーキング・グラフィックフィルム
  ソフトバンクによるボーダフォン買収、セブン&アイ・ホールディングス設立など
   全体市場は安定成長、ナショナルクライアント向けでの需要が牽引
  ナショナルクライアント向けでの受注競争で、メーカー間の格差が顕著
   シェア拡大の住友スリーエム、積水化学に対し、東洋インキ製造、桜井は伸び悩む
  「5年耐候」では住友スリーエムによる「Jシリーズ」投入で形成逆転
   次の焦点は「8年耐候」か、積水化学がアクリル系投入でシェア拡大に乗り出す
  屋内用の需要はグラフィック化もある程度行き渡り、横ばいで推移
  溶剤系インクジェットメディアを中心に、各社販売量は順調に拡大
   溶剤系では桜井先行も、住友スリーエムが戦列を強化しシェアを拡大
  溶剤系インクジェットの「次」として、UVインクジェットが浮上
   プリンタ・メディア・インクのトータル展開で、住友スリーエムが大きく先行
  「トータルサポート」から業界活性化を目指した「トータル展開」への転換が求められる
   アイデアの種は無限、これをいかに独自の広告媒体に育てていくかの勝負へ

3.室内装飾フィルム
  建築・店舗分野を中心に安定成長続くも、一部に「市場成熟化」の声
   トップの住友スリーエムに対し、サンゲツ、積水化学が攻勢を強めシェアを徐々にアップ
  海外市場が新たなフロンティア、積水化学工業が韓国での本格展開に乗り出す
   現地需要の取り込みは施工業者の育成から
  ボリュームゾーンの木目調で各メーカーともラインナップの拡充を積極化
   カタログ・ブックの次期改定が相次ぐ予定、各社の知恵比べが注目される
  住友スリーエム「EAタイプ粘着剤」が業界スタンダードも
   シーアイ化成、積水化学工業が独自技術による易施工型粘着剤で追随
  非塩ビ化ニーズはトーンダウン、代表格のリケンテクノス「fino」は販売戦略を転換
   積水化学工業「環境対応型パロア」は海外需要の取り込みに目を向ける
  屋外長期耐侯グレードは内外装のトータルコーディネートを背景に需要が伸長


第2章 参入各社の動向と展望

住友スリーエム株式会社
新規市場の創出で、さらなる成長を目指す
  ウィンドウフィルム 2006年の販売量は前年比118%と好調に推移
  建築用では戸建・マンション向けでの需要取り込みを本格化
  装飾用フィルム「ファサラ」はオフィスビルなどでの採用増加で販売量は好調に推移
  「ダイノック」は家具・建具・什器などへも採用が拡大し販売量を伸ばす
  「ダイノック」は2006年6月に色柄を刷新
   独自の発想力とマーケティング力でマーキングフィルム市場の活性化に取り組む
  溶剤系インクジェットの「次」としてUVインクジェットでの展開を強化
   UVインクは米・スリーエム社で内製、インクからサインマテリアルまでトータルに展開

リンテック株式会社
ウィンドウフィルムのグローバル展開と
オンデマンドシステム「D.I.S」による室内装飾分野での展開を強化
  ヒートアイランド対策の活発化により、透明断熱フィルムの需要拡大を見込む
  ガラス装飾分野では「ミストラス」と「ウインコス」で差別化と製品のバリエーション拡大を図る
  自動車用ウィンドウフィルムは国内では成熟化が進むも、海外需要を取込み好調に推移
  マーキングフィルムの売上高は微増
   グラフィックフィルムは「LAGシステム」での展開に注力し、好調に推移
  2007年から室内装飾フィルムは「D.I.S」での展開にフォーカス

三晶株式会社
透明断熱グレードで自社ブランド品の展開強化
  きめ細やかな営業やデリバリー対応なども含めたトータルの「商品力」で勝負
  2006年10月に装飾フィルム市場へ本格参入、什器仕様でのスペック化狙う

リケンテクノス株式会社
ウィンドウフィルム「RIVEX」は海外専用グレードもラインナップして拡販に注力
装飾フィルム「fino」、アイテム倍増で改めて自社ブランドとしての展開を強化
  光学フィルム用クリーンコーターで生産性・品質アップを図り、
   ウィンドウフィルムの競争力強化につなげる
  ウィンドウフィルムは年率10%以上の伸びも、伸び率は鈍化
   2006年11月にはウェットコーティングによる「V-KOOL」対抗品を上市
  2007年4月に虹彩現象を低減させた飛散防止グレードを新たに追加
  2006年10月に装飾フィルム「fino」のカタログ刷新
   アイテムを238種類に倍増して改めて本格展開に乗り出す
  「タブー」とされてきた大柄の木目調をラインナップに追加

富士フイルムビジネスサプライ株式会社
2007年は紫外線環境管理を軸に建築用途での展開に注力
  「セーフアップ」と「UVガード」で展開
  「UVガード」 スリーブタイプを中心に光学関連施設でも引き合いが増加

NI帝人商事株式会社
「レフテル」は電磁波シールド機能効果も寄与し年率10%の成長を維持
  開口部サイズの多様化に対応すべく、60インチグレードを上市検討

ソルーシア・ジャパン株式会社
コーティング・粘着・染色技術でユーザーニーズに沿った製品展開
  目的・用途に合わせた対応をすべく多様なコーティング技術をラインナップ
  「LLumar」では「Nシリーズ」を戦略グレードと位置付けて拡販に取り組む
  CPFilms社では用途・需要別にシリーズを細分化して製品を強調

ベカルト・ジャパン株式会社
2007年3月に多層スパッタによる熱線反射フィルム「LX70」を上市
  「Solargard LX70」は性能の高さが評価され、住宅分野をメインに需要が立ち上がる

桜井株式会社
屋外サイン業界で培ったノウハウで、ディスプレイ業界への商材を拡大
  マーキングフィルム 2007年までは現状維持も2008年以降に低調な推移を見込む
  「VIEWCAL」では2007年初頭に電飾タイプ「820シリーズ」をラインナップに追加
  高シェアを有する溶剤系インクジェットメディアは順調に成長
   2008年にはトータルのインクジェットメディア販売量の過半を占める勢い
  オンデマンド壁紙メディア「ウォルジェット」はオーダーメイドの容易さにより順調に拡大
  2007年2月にウィンドウフィルム市場に本格参入、商社としての独自販路でシェア拡大狙う

東洋インキ製造株式会社
マーキング・グラフィックフィルムともに長期耐候性グレードにフォーカス
  マーキングフィルムは販売伸び悩むも、「色」に関するノウハウを活かし差別化に注力
  インクジェットメディアでは溶剤系がトータルの90%を占めるまでに拡大

株式会社中川ケミカル
デザイン・質感による「提案力」を活かし独自のポジション構築を目指す
  2007年3月に独特の触感を表現した内装用「鉄錆シート」を発売
  ガラス装飾フィルム「フォグラス」 2007年内にサンド調のラインナップ拡充を予定

積水化学工業株式会社
得意の環境対応型製品を核に事業拡大を積極化
  「タックペイント」、「パロア」を中心に拡販、2007年度は売上高64億円を見込む
  2006年11月よりアクリルタイプのマーキングフィルムを本格展開
   優れた耐候性・防汚性を活かし長期掲出用でのシェア拡大を狙う
  不燃FFシート、LEDモジュールの品揃えにより、「完全環境配慮型サイン」を実現
  2007年下期にも装飾用「ハルカラー タペシート」にPET基材グレードを追加予定
  グラフィックフィルムに「AG粘着剤」を応用、簡易施工性の良さを訴求し差別化を図る
  内装用高級フィルム「パロア」は2007年より海外展開を本格化
  「パロア」 2007年10月にもカタログの全面改訂を予定
   新たなコンセプトを基に木目調を中心に新柄を拡充、さらなる競争力強化につなげる

株式会社きもと
各種インクジェットメディアの展開強化に加え、
「外貼り+光触媒」でウィンドウフィルムの新規用途開拓を推進
  サイン業界のグラフィック化の拡大とともに着実に溶剤系メディアの販売量を伸ばす
  酸化チタンによる光触媒作用を活かした機能性フィルムの展開に注力

株式会社サンゲツ
自社のブランド力・販売チャンネルを活かし「リアテック」の拡販に注力
  「リアテック」販売量は建築分野を中心に年率10%以上の成長を見せる
  色柄のバリエーションに加え、機能面での差別化にも注力

シーアイ化成株式会社
「ベルビアン」のブランド価値を改めて見直し、自社の存在感を打出す
  2006年からは中国でも販売開始、施工も含めたトータルサービスでブランド戦略
  EBキュアリングアクリルフィルム「ベルビュート」は用途展開を模索
  アミューズメントを含む店舗分野での展開を再強化
   粘着層「ハイブリットタイプ」は新柄の8割に採用
  2008年1月にはカタログを刷新、改めて「ベルビアン」のブランド価値を訴求

アイカ工業株式会社
2007年2月には内装用化粧フィルム「オルティノ」を上市
メラミン化粧板との色柄連動でブランド価値をユーザーへ訴求
  フィルム事業領域拡大を目指して、着々と「オルティノ」の採用実績を作る
 

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