2010年版 特殊紙市場の展望と戦略
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FAX・プリンター市場と感熱紙、レジロール紙、静電記録紙、熱転写紙(サーマル)、昇華転写、インクジェット記録紙、複写機市場とPPC用紙、フォーム印刷用紙、親展ハガキ・圧着ハガキ用紙、OCR用紙、偽造防止用紙・ホログラム、ノーカーボン紙、情報用紙薬品、はくり紙・ラベル、ファンシーペーパー、色上質紙、ケント紙、軽量多色・インディアペーパー、ライスペーパー、コンデンサーペーパー、絶縁紙、半合成紙、低発塵紙・無塵紙、合成紙、耐油紙、フィルター濾紙・不織布、滅菌紙、ペーパータオル、化粧板原紙・化粧紙、積層板原紙、ガラスペーパー、ファイバーボード原紙、防錆紙、合紙、キャリアテープ(板紙系)他40種を徹底分析いたしました。選択と集中必至の特殊紙市場を展望するとともに、注目市場として、環境機能紙(不織布、フィルム)をとりあげました。
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調査資料詳細データ
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第1章:特殊紙市場の展望と需要予測
<Ⅰ> 特殊紙市場の展望
1.特殊紙市場も選択と集中必至 回復期に格差、コストダウン更に強化も
2.特殊紙市場のビジネスモデルはどう変わっていくか 再びパルプ原料高も、海外市場展開がカギ
「研究開発体制」「環境機能紙」「海外市場展開」
3.特殊紙8,000億円市場、付加価値性変わる ファンシーペーパー激変環境機能紙<不織布、フィルム>の成長力
4.紙パ再編成、北越紀州スタート、第3極づくりへ 特種東海パ合併 ファンシーペーパー軸に更に再編も
5.利益率軒並み低下、リンテック健闘、今期急回復へ 東洋濾紙、高収益性復活、ダントツに
6.どの品種が伸びて、その品種がダメになっていくか 色もの特殊紙に変動、環境機能紙に成長力
<表>主要品種の需要予測一覧表
<Ⅱ> ≪特集≫ 紙パも中国進出ラッシュ後の状況、進出なお続くか
1.中国市場、生産量世界一8.6%成長 GDP8.5%強の成長へ
2.中国市場、生産8.6%増、消費8.8%増、年8~9%成長続くか
3.中国進出、一般紙、段ボール、8~10件 特殊紙、情報用紙20社前後に拡大、ラベル、フィルム リンテック好調
4.情報用紙などシェア後退続く、粘着紙上昇
<表>紙パ業界 中国(一部アジア)進出状況(予定)一覧表
<表>品種別生産推移一覧表
<表>品種別メーカー別生産推移一覧表
第2章 特殊紙メーカーの展望と戦略
1.革新強めるリンテック 事業部直結顧客対話型R&D指向 特種東海パ合併 選択と集中戦略
巴川収益重視に転換 コスト削減強める
2.阿波製紙RO紙、機能紙、不織布分野に力 東洋濾紙のブランド力
3.特殊紙メーカーの展望と戦略
(1)<特集> リンテック 選択と集中で攻める 今通期収益前年上回る 研究開発体制の底力発揮へ
(2)特種東海ホールディングス
4月吸収合併 得意分野への選択と集中 ファンシー品種統合へ、環境紙対応、エレクトロニクス分野へも
(3)巴川製紙所
規模より収益重視へ転換 今期25億円コスト削減、収益大幅改善へ
(4)日本製紙パピリア
機能品部門の拡大が浮沈のカギ握る
(5)日清紡ペーパープロダクツ等6分社化
選択と集中 各分野見直し 合成紙一部撤退 ファンシーペーパー減少 紙加工品三つ目の柱へ
(6)阿波製紙
RO紙、機能紙、不織布拡大路線強める
(7)ニッポン高度紙工業
電解コンデンサセパレータ 上期回復基調 世界シェアの強さ変わらず
(8)天間特殊製紙
選択と集中強め、新規事業への積極投資も 海外対応「TENTOK」のブランド力も注目
(9)興人
米国需要急減に直面、化学紙の採算改善が急務
(10)三木特種製紙
未開拓用途の強化に努め、持続的成長を期す
(11)東洋濾紙
フィルトレーションシステム 各種濾紙 トップシェア押さえるブランド力
(12)安積濾紙
自動車用フィルター濾紙回復基調 カートリッジフィルターも力
(13)富士共和製紙
久々の新マシン1月稼動 健闘アイボリー等、小口ニーズへの対応
主要特殊紙メーカーの品種別月間状況
特殊紙メーカー別代理店状況
<特殊紙メーカー個表>
(14)ユポ・コーポレーション (15)ハビックス (16)オリベスト (17)東洋ファイバー
(18)廣瀬製紙 (19)東陽特紙 (20)三和製紙 (21)大富士製紙 (22)富士里和製紙
第3章 大手メーカー、特殊紙・加工紙部門の展望と戦略
1.大手も選択と集中 グループ化進行 設備削減推進
王子特殊紙 工場再編成完了 日本製紙、日本製紙パピリア等特殊紙再編成 北越紀州製紙、第三極づくりへスタート
2.王子製紙 vs 日本製紙表
(1)王子特殊紙(王子製紙)
売上800億円 選択と集中進む
ファンシーFP事業本部 生販一体化のスピーディな展開へ
電材主力製品ダウン 電気関連回復基調も
電気フィルムハイブリッド用に期待、加工紙防錆紙等減少
上期フィルム好調、キャリアテープトップメーカー
情報用紙事業(王子製紙)フォーム用紙感熱紙落ち込み少ない
王子タック売上300億円 下期数量横這い見込み
(2)日本製紙
情報用紙1,000億円トップシェアも上期15%減
産業用紙 今期400億円 上期83%水準
主力ステンレス合紙、最盛期70~80%
(3)三菱製紙
売上19%減ひびく(上期)需要構造の変化大きいコスト競争力強化
情報・特殊紙 売上320億円1%減 今期10%減へ
I&Dカンパニー新体制 マーケティング戦略強化
フィルター事業拡大 電子材料へも動き トップインクジェット10%減へ
サーマルディジィプレート 環境対応 低価格化戦略でヒット狙う
(4)北越紀州製紙
第3極結集へ 生き残り戦略
補完的統合新戦略へ 色もの特殊紙(色上質、ファンシー)機能紙 力発揮へ
紀州製紙より特殊紙戦略強める
情報用紙シェアアップも後半から減少
(5)大王製紙
コピー用紙健闘も圧着ハガキ、OCR用紙
粘着ラベルは増加も、色上質紙は伸び悩む
(6)中越パルプ工業
通期売上9%減 経常利益18億円へ計画下回る
色クラフト第2位シェアも減少 壁紙数量健闘
耐油紙 ユーザー在庫増の反動、来年1月から需要回復へ
(7)各社別アンケート調査個表
王子特殊紙・王子製紙,日本製紙,三菱製紙
第4章 代理店の情報用紙、特殊紙部門の状況
1.代理店の情報用紙、特殊紙部門の状況
<表>主力4品種ベスト10
2.卸商の情報用紙、特殊紙部門の状況
3.代理店・卸商アンケート調査個表
日本紙パルプ商事,国際紙パルプ商事,新生紙パルプ商事,日本紙通商,三菱製紙販売
旭洋紙パルプ,オザックス,平和紙業,竹尾,吉川紙商事,東京産業洋紙,シオザワ,昭和紙商事
レイメイ藤井,ヤマト,大文字洋紙店,岡山紙業,西ノ宮,因州屋
第5章 各種特殊紙の展望と戦略(需要と市場シェア・戦略のポイント)
<情報産業用紙>
1.感熱紙:国内4.2%減、今期10%減 4~5月落ち込む
2.静電記録紙・放電解記録紙
3.サーマルカーボンリボン市場の展望:サーマル500億円 8.7%減 サーマルメーカー勢力変動も
昇華転写
4.インクジェット用紙:高付加価値製品を主体に需要振るわず
5.ノーカーボン紙:2008年10%減 この1~5月2割強ダウン
6.フォーム用紙:4~9月12%減 中期的に転換続く
情報処理メールサービス2,000億円市場 今期再び伸び悩むも成長続く
7.OCR用紙:高額品需要減少、特種製紙価格守り減少続く
8.圧着ハガキ、親展ハガキ:一時からみると減少も横這い続くか
9.偽造防止用紙
10.PPC用紙(輸入紙拡大)
11.ジアゾ感光紙:減少更に強まる(17%~18%減)
12.複写用紙(裏カーボン原紙):1P伝票の普及は進み、市場は縮小
13.トレーシングペーパー:高級トレペ減少強まる トップは三菱製紙
14.磁気記録紙(蒸着記録紙)
15.情報用紙薬品:総じて伸び悩みの状況、値上げ動くも
収益的には厳しさ増す(カプセルオイル、ノーカーボン顕色剤、ロイコ染料) 総体的にでん粉へシフト
16.バインダー薬品(ラテックス、でん粉、ポバール)
<特集・環境機能紙>
17.フィルター、フィルター濾紙、不織布、各種濾紙、
RO紙(海水淡水化用紙)
(イ)不織布、フィルター市場
不織布 日本バイリーントップ、空調フィルターなど
(ロ)自動車用フィルター濾紙、各種濾紙
ダウンから回復基調も、撤退メーカーも
(ハ)各種濾紙、フィルター濾紙、カートリッジフィルター
(ニ)RO紙(逆浸透膜):年率12%成長も淡水化大型プラント目白押しも
ややブレーキ、阿波製紙 RO紙(支持体)10%成長へ 世界的に市場を握る
18.低発塵紙・無塵紙:回復基調も半導体の落ち込みひびく
先発トップ リンテック、回復もまだ75%水準 王子特殊紙は戻る 特種製紙参入
19.耐油紙:EC対応新耐油剤で市場拡大も
20.滅菌紙
<色もの特殊紙>
21.色上質紙:需要ダウン、今期7~8%減へ 白ものへ移行 紀州製紙トップシェア巻き返す
22.ファンシーペーパー:15~16%減少 高価格品ネック 高級印刷用紙も変動
23
1:色クラフト紙(ラッピング紙) 封筒需要減少 半晒へ移行
2:ケント紙減少止まらず
<薄葉紙特殊紙>
24.ライスペーパー、たばこ関係紙:喫煙率低下 市場は長期縮小続く
ライスペーパーは日本製紙パピリアと輸入紙のみ
25.インディアペーパー:構造的なマイナス要因 需要は減少局面
26.電気絶縁紙・超々高圧用絶縁材料:2008年上期85%水準回復 トップ巴川 海外輸出需要減少
27.コンデンサペーパー・フィルム:OPP追い風に乗って拡大基調
電解コンデンサーペーパー 中国市場中心に拡大
PETフィルム 国内フィルムは東レが独占 韓国と中国にも生産拠点
<産業・工業用紙>
28.剥離紙・粘着ラベル:食品分野は堅調も工業用中心に需要低迷
<剥離紙市場>
08年の外販剥離紙は16%減、09年持ち直す動き
<粘着ラベル(印刷用粘着紙)市場>
09年度上期国内市場1億70万㎡ アジアに生産拠点、成長するアジア市場を獲得できるか
29.合成紙:国内市場はyupoの独壇場、他のメーカーは戦略見直し
30.ガラスペーパー:新規住宅着工戸数の不振を反映し厳しさ続く
31.積層板原紙:一貫メーカーの台頭著しく、日本勢はシェアダウン
32.ファイバーボード原紙:2009年に入ってダウン、輸出70% 北越製紙、東洋ファイバー
33.防錆紙:今期15~20%減で推移 王子製紙ほぼ独占もフィルム化も進行
34.樹脂加工紙、ウエブロン紙(合成皮革紙)
35.合紙 (ステンレス合紙他)
36.キャリアテープ(板紙系)
<その他注目市場>
37.家庭紙(ティッシュペーパー、トイレットペーパー、ペーパータオル)
38.紙おむつ:乳幼児用紙おむつ、成熟市場もパンツタイプで底支え
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