2010年版 「元気」な高齢者の暮らし・住まいの状況と今後に関する調査
介護保険制度が施行されて10年以上経過し、介護高齢者をターゲットとするも、制度ビジネスであるがゆえの制約があり、ビジネスとして自由な展開が行いにくいため、高齢者市場を考える上で、元気な高齢者をターゲットに変えていく動きも見られます。
本調査レポートでは、「元気な」高齢者の生活や今後について、また「元気な」高齢者を対象としたビジネスについても分析いたしました。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査対象:アンケート調査:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府在住の元気な高齢者(56~64歳)
、事例調査:高齢者ビジネス参入企業・団体
調査方法:インターネットアンケート調査、参入企業への直接面談調査、文献調査
調査期間:2010年6月~8月
■本資料のポイント
- 都市部に在住するインターネットモニター登録者1,500人(首都圏、大阪府に居住する「56~64歳」)の高齢者予備軍、団塊の世代等に対し、暮らしや住まいについての考えや今後をアンケート形式で回答、データを分析。
- 有力機関や企業への事例により、「元気な」高齢者の動向を踏まえ、方向性を分析。
- 最終的に「元気な」高齢者が介護保険のような「ビジネス」として成り立つかどうかを検証。
- あわせて「元気な」高齢者ビジネス(想定)とその課題・問題点を明らかに。
■本資料の概要
第1章 元気な高齢者対応ビジネスへの道程
第2章 元気な高齢者の暮らし・住まいのアンケート調査分析
第3章 元気な高齢者に関する学術研究
第4章 元気な高齢者から想定されるビジネスの可能性
■掲載内容
第1章 元気な高齢者対応ビジネスへの道程
1.元気な高齢者対応ビジネスに至る背景
(1)元気な高齢者世代とは
(2)介護保険10年経過しての企業の対応
(3)無縁社会、単身者世帯の増加
2.元気な高齢者の人口動向
(1)団塊の世代の動向
(2)元気な高齢者の動向
3.元気高齢者をベースとしたビジネスの意味
(1)制度ビジネスへの不安感
(2)「元気」な高齢者を対象とする意味
4.元気な高齢者ビジネスの市場規模推計
(1)人口の動向
(2)金額的な市場規模の予測
5.元気高齢者ビジネスの方向性と問題点・課題
第2章 元気な高齢者の暮らし・住まいのアンケート調査分析
〔Ⅰ〕アンケート調査の実施状況
〔Ⅱ〕調査の集計結果
1)回答者の属性
1 年齢別&性別
2 住まいの都道府県
3 子供の数
3-1 男の子供の数
3-2 女の子供の数
4 孫の数
4-1 男の孫の数
4-2 女の孫の数
2)調査回答結果の集計結果(元気高齢者に98の質問)
■過ごし方
1-1 平日の過ごし方(会社等の仕事)
1-2 平日の過ごし方(趣味)
1-3 平日の過ごし方(家事)
1-4 平日の過ごし方(何もしない)
2-1 土曜日の過ごし方(会社等の仕事)
2-2 土曜日の過ごし方(趣味)
2-3 土曜日の過ごし方(家事)
2-4 土曜日の過ごし方(何もしない)
3-1 日曜・祝日の過ごし方(会社等の仕事)
3-2 日曜・祝日の過ごし方(趣味)
3-3 日曜・祝日の過ごし方(家事)
3-4 日曜・祝日の過ごし方(何もしない)
■食事
4-1 1週間のうちの食事回数(朝御飯)
4-2 1週間のうちの食事回数(昼御飯)
4-3 1週間のうちの食事回数(晩御飯)
5 朝御飯の時刻
6 朝御飯を一緒に食べる人
7 朝御飯の楽しさ
8 昼御飯の時刻
9 昼御飯を一緒に食べる人
10 昼御飯の楽しさ
11 晩御飯の時刻
12 晩御飯を一緒に食べる人
13 晩御飯の楽しさ
14-1 平日の料理(朝御飯)
14-2 平日の料理(昼御飯)
14-3 平日の料理(晩御飯)
15 食事の主食(平日の朝御飯)
16 調理の数(平日の朝御飯)
17 食事の主食(平日の昼御飯)
18 調理の数(平日の昼御飯)
19 食事の主食(平日の晩御飯)
20 調理の数(平日の晩御飯)
21-1 土・日・祝日の料理(朝御飯)
21-2 土・日・祝日の料理(昼御飯)
21-3 土・日・祝日の料理(晩御飯)
22 食事の主食(土・日・祝日の朝御飯)
23 調理の数(土・日・祝日の朝御飯)
24 食事の主食(土・日・祝日の昼御飯)
25 調理の数(土・日・祝日の昼御飯)
26 食事の主食(土・日・祝日の晩御飯)
27 調理の数(土・日・祝日の晩御飯)
■住まい
28 住まいの形態
29 同居状況
30 居住年数
31 子供の独立(別居)状況
31-S1 独立している子供の人数
32 独立(別居)している子供の住まいとの距離
32-S1 30分以内に独立(別居)している子供の人数
32-S2 30分以上、1時間未満に独立(別居)している子供の人数
32-S3 1時間以上、1時間30分未満に独立(別居)している子供の人数
32-S4 1時間30分以上、2時間未満に独立(別居)している子供の人数
32-S5 2時間以上に独立(別居)している子供の人数
33 職場と住まいに関する位置関係
34 リフォームの有無、建替えの意向
34-S1 大きくリフォームした時期(年)
34-S2 部分的にリフォームした時期(年)
34-S3 今後リフォームしなければならない時期(年)
34-S4 建替えが必要である時期(年)
35 今の住まいの満足度
36 満足している理由
37 不満な理由
38 「住替え」のイメージ
39 5年以内の住替えの可能性
40 住替えの可能性の理由
41 10年以内に住替えする可能性
42 住替えする理由
43 住替えについての課題や問題点
44-1 5年後に住みたい地域
44-2 10年後に住みたい地域
45-1 今後の理想の生活(同居する人)
45-2 今後の理想の生活(生活スタイル)
46 今後の住替えする要因
47 今後の住替えをする場所と職場との位置関係
48 高齢者になった後の住まいの場所
49 高齢者向けの施設・住宅へ「住替え」のイメージ
50 高齢者向けの施設・住宅へ「住替え」の想定時期
51 施設・住宅の付帯設備・機能について必要なもの
■健康
52 回答者(あなた)の健康状態
53-1 健康の維持のための方策(現状)
53-2 健康維持のためにかける費用(月額)
54 医療機関・かかりつけ医との関係
55 健康についての相談先
56 行っている脳の活性化策(ボケ防止策等)
57-1 自身の介護についての考え
57-2 要介護状態や認知症について
■仕事・収入
58 職業
59 労働(雇用)形態
60 勤務形態
61-1 働く時間帯
61-2 働く時間量(月合計労働時間)
62 主たる収入の有無
63-1 回答者(あなた)の昨年(2009年)年間収入
63-2 家計の年間収入の合算(2009年)
64 回答者(あなた)の収入に対しての満足度
65 働きたいと思う年齢
66-1 5年後の回答者(あなた)の仕事について
66-2 10年後の回答者(あなた)の仕事について
67-1 5年後での仕事への意欲等
67-2 10年後での仕事への意欲等
68 今後勤労する場所のイメージ
69 リタイア後のまとまった財産(貯金や株式など)の有無
70 財産を子供などへ相続・贈与するかどうかについて
71-1 リタイア後の資金(本人)
71-2 リタイア後の資金(家族全体)
72-1 1ヵ月の年金のみの予測収入(本人)
72-2 1ヵ月の年金のみの予測収入(夫婦全体)
■趣味
73 現在の趣味の有無
74 趣味を通じての友人の有無
75 趣味
76-1 趣味に費やす日数
76-2 趣味に費やす時間量(1週間の合計)
77 趣味に対する満足度
78 不満解消の方策
79 趣味に対する意欲
80 趣味のためにかける費用(月額)
81 趣味を続けたい年齢
82-1 5年後での趣味の継続度合
82-2 10年後での趣味の継続度合
83 今後趣味を行う場所
84 趣味による収入(会費等)
85 野菜や果物を育てることへの興味
86 農業に対してのイメージ
■友人・夫婦
87 定期的に会う友人の有無
88 定期的に面会する友人と知り合いになった理由
89 友人への依存度
92 今後の生活(65歳以上)を考える上で、大事なこと
93 今後の生活において、不安なことや問題点
94 今後の夫婦一緒に住むことに対する意向
■その他
97 子供への金銭的な支援について
98 孫への金銭的な支援について
第3章 元気な高齢者に関する学術研究
1.東京都老人総合研究所
2.東北大学加齢医学研究所
3.介護系企業の元気高齢者向け事業動向
(1)ニチイ学館
(2)セントケア・ホールディング
(3)メデカジャパン
第4章 元気な高齢者から想定されるビジネスの可能性
1.元気な高齢者向けビジネスとは
2.ビジネスとして成り立つかどうかの検証~個別提案ごとに~
(1)想定ビジネス分野
(2)個別提案の検証
①健康ビジネス
②サポートビジネス
③ホビー・カルチャービジネス
④住宅関連ビジネス
⑤その他ビジネス
3.元気な高齢者ビジネスとその課題・問題点
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