2013年版 カテーテル&チューブ、IVR製品市場の中期予測と関連製品の徹底分析
血管系診断用カテーテル、血管系・非血管系IVR 製品、各科特有・汎用型カテーテル&チューブに患者数・価格改正等、新技術動向に、上記流通特性などの市場環境要因を加え、52項目(77製品)の2002~2012年度の実績と2017年度までの市場予測、メーカーシェア、各社の販売政策、製品導入、今後の成長製品、分野別動向を分析いたしました。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査対象:国内メーカー及び輸入製品の製造販売業、及び販売元
調査方法:面接取材とTEL取材併用
調査期間:2013年6月~2013年11月
■本資料のポイント
- 医療材料の市場環境を分析
- カテーテル&チューブ、IVR製品の徹底分析と診療科目別における市場成長力を分析
- 調査項目
・52項目(77製品)2002~2012年度の実績推移と2017年度市場予測
・2012、2013年度各品目別販売元別シェア分析
■本資料の概要
PARTⅠ 医療用ディスポーザブル製品の市場動向
PARTⅡ カテーテル&チューブ、IVR製品の品目別市場推移
PARTⅢ 参入企業分析
■掲載内容
PARTⅠ 医療用ディスポーザブル製品の市場動向
医療用ディスポーザブル製品の市場動向とカテーテル&チューブの市場予測
薬事工業生産動態統計
2012年主要ディスポーザブル製品、50分類の国内出荷は10.2%アップの10,043億円弱、
カテーテル&ステント類は右上がり実績に
カテーテル&IVR製品調査品目における市場推移
調査品目トータル市場
2012年度1.4%ダウン3,141億47百万円、2013年度は3.4%アップ3,248億30百万円見込み、
2014年度は償還価格改定(消費増税分をプラス分含む)で0.3%アップの3,256億
87百万円予測、製品の二極化実績続く
カテーテル&チューブ市場(55製品)
2012年度償還価格改定も、C1区分や特定製品のアップで1.0%アップの1,981億
88百万円、2013年度5.0%アップの2,081億17百万円、2014年度消費増税分の
アップを含め1.2%アップの2,106億17百万円予測
IVR製品市場
市場規模が大きいPCI関連の症例数の伸び悩みと償還価格下落で、
2012年度は3.7%ダウンの2,096億4百万円、
2013年度2,134億99百万円、2017年度は新機能製品上市で2,163億22百万円予測
調査品目における金額ベース市場規模推移
調査品目における数量ベース市場規模推移
品目別マーケットリーダー
PARTⅡ カテーテル&チューブ、IVR製品の品目別市場推移
§1 PTCA市場 PTCAバルーン(POBA)、ガイディング・ガイドワイヤー、アクセサリー
PTCA Balloon
市場概要
市場規模:2012年度もマイナス実績の38.9万本(実質的な使用本数:35.99万本)、
2013年度38.7万本見込み
(同:35.80万本見込み)のマイナストレンドの中、2014年度以降もDEBの症例が
オンされるが、トータルではマイナス予測
企業別動向
経皮的血栓除去用カテーテル市場(Thrombolysis)、血管内血栓異物除
去用留置カテーテル(一般型)について
冠動脈ガイディングカテーテル
市場概要
市場動向:2012年度32.33万本、2013年度32.54万本、上位2社でシェア60%弱
PTCAガイドワイヤー市場
市場動向:2012年度49.65万本、2013年度は49.1万本、上位3社で85%強のシェア
PTCAアクセサリー市場(インデフレーター、Yコネクター)
市場動向:インデフレーターは症例数伸び悩みでマイナス実績、Yコネクターも微増
§2 Coronary Stent
市場概要
市場規模:2012年度出荷ベースで32.42万本(実質症例ベース:22.81万例)、2013年度ロングサイズの
相次ぐ上市で、31.45万本(同:22.73万例)、DESタイプは2013年度88%強に
企業別動向:DESタイプではサイズバリエーションを加えた新製品上市
§3 Coronary Atherectomyカテーテル
市場概要
市場動向:「エキシマレーザ血管形成用OSカテーテル」を含めた特殊カテーテル、
2012年度11,680本、2013年度12,150本見込み
§4 PTAバルーンカテーテル
市場概要
市場規模:2012年度は24.3万本、2013年度26.2万本見込み、症例数は15.2~17.0万例に
企業動向:上位の実績二極化の中、メディコンは下肢動脈狭窄部貫通用カテーテル
「クロッサーカテーテル」上市
末梢血管用ガイディング、ガイドワイヤー市場
§5 末梢血管用ステントセット
市場概要
市場規模:SFAタイプ出荷自粛と自社回収等もあり、トータル販売数量は59,375本(推定症例数:45,700例弱)、
2013年度はSFAタイプの再販もあり、68,810本(同:49,000例弱)予測
企業別動向:2012年度、2013年度シェア変動、各社SFAにおける新製品上市、上市予定相次ぐ
§6 血管造影用カテーテル
市場概要
市場規模:2012年度トータルで194.4万本、2013年度195.6万本、CAGは145.9万本
企業別動向:上位寡占化の中、企業/部位別実績の二極化
§7 血管造影用(バルーン)カテーテル
市場動向:2012年度2.4万本弱、2013年度2.4万本強、実質3社で市場形成
オクリュージョンカテーテル特殊型市場:「OPTIMO」続伸の中、脳血管領域など
新製品上市相次ぐ
§8 マイクロカテーテル・ガイディング・ガイドワイヤー
市場概要
市場規模:マイクロカテーテルのサポートタイプアップ、関連製品トータルでは75億9百万円、
2013年度79億16百万円、末梢血管等の伸びでトータル症例数は12万例弱に
企業別動向:末梢血管用:冠動脈用サポートタイプ強化企業が相次ぐ中、
マーケットシェア変動
マイクロカテーテル(血管造影用マイクロカテーテル)
市場動向:2012年度は脳血管21,100本、腹部/その他領域は14.1万本弱、
Selectiveは90%に
高周波(RF)熱凝固療法
マイクロ用ガイディングカテーテル
市場動向:2012年度18,300本、2013年度19,250本、国内メーカーのシェアアップ続く
マイクロ用ガイドワイヤー(微細血管用)
市場動向:症例数増の中、腹部領域ではキットタイプのアップ等で、単品ベースでは
マイナス実績
§9 塞栓用コイル/肝動脈塞栓材&デタッチャブルバルーンカテーテル
塞栓用コイル(エンボリコイル)・肝動脈塞栓材
市場概要
塞栓用コイル市場規模:2012年度トータル数量は25.4万本、2013年度26.7万本見込み、
電気式・特殊型・水圧式デタッチャブル型で2012年度11万本強、うち脳分野が
10.2万本、海外ではメッシュステントの治験始まる
企業別動向
コイル留置用ステントは2012年度880例、2013年度1,110例予測、脳血栓除去用システムは2012年度
1,900例強、2013年度1,850例弱予測、両タイプとも新製品上市予定
§10 血管造影用ガイドワイヤー
市場概要
市場規模:2012年度市場は165万本強に回復、2013年度各社計画値では170万本
企業別動向:No1のテルモが更なるシェアアップ、第二グループはマイナスか微増実績に
末梢血管用ガイドワイヤー(微細血管用):2012年度15.1万本、2013年度16万本強
§11 冠動脈造影用センサー付ガイドワイヤー
市場概要
市場動向:センサー付ガイドワイヤー2012年度大幅増の27,900本、2013年度40,000本強の計画
§12 シースイントロデューサーセット
市場概要
市場規模:2012年度208.3万本/万セット、2013年度計画値トータルで210.8万本/万セット、
「大動脈ステントグラフト用」、「遠位端可動型」2ケタ増
参入企業動向:2012~2013年度も上位2社の寡占化が続く中、テルモは2014年新製品上市予定、
遠位端可動型は3社が新規参入
§13 動脈圧測定用カテーテル(ウェッジ圧モニター)
市場概要
市場動向:参入2社で、2012~2013年度も13,500本前後の市場
§14 サーモダイリューションカテーテル
市場概要
市場規模:マイナス実績が続く中、2012年度16万本強、2013年度16万本弱見込み
企業別動向
§15 血栓除去用カテーテル
市場概要
市場動向:2012年度39,400本、2013年度38,900本見込み(経皮的血栓除去用カテーテル除く)
経皮的血栓除去用カテーテル市場(Thrombolysis):2012年度マイナス実績の55,756本、2013年度59,720本
見込み、製品実績の二極化傾向
§16 IVCフィルター
市場概要
市場規模:2012年度下大静脈留置フィルターセットは8,635セット
(2013年度:9,080セット見込み)、
血管内血栓異物除去用留置カテーテル「一般型」14,945本(同:15,290本見込み)、
「頸動脈ステント併用型」は8,050本/セット(同:8,835本/セット見込み)
企業別動向
§17 (血管内)異物除去用セット
市場概要
市場動向:2012年度12,472本、2013年度12,640本見込み、上位企業安定推移
§18 極細内視鏡 細径内視鏡システム
極細経内視鏡
市場動向:眼内内視鏡や涙道内視鏡を使用した手術の診療報酬が新設、
2013年度はファイバーが3,514本と大幅増の計画
ハンディタイプ内視鏡
市場動向:2012年度は830本と減少したが、2013年度は920本に回復
§19 血管内超音波プローブ・心腔内超音波プローブ
市場概要
市場規模:2012年度 血管内・心腔内プローブトータル実績は、ICEや末梢領域のアップで23.84万本、
(Coronary領域:21.1万本、末梢分野:1.3万本、ICE:1.44万本)、2013年度は24.15万本
企業別動向
血管内光断層撮影用カテーテル
§20 血圧モニタリングキット(血圧モニタ用キット)
市場概要
市場規模:2012年度0.3%アップの163.4万キット、2013年度164.5万キット予測
企業別動向
§21 アンギオキット(アンジオキット)
市場概要
市場規模:2012年度アンギオキット/パックは102万セット強、
2013年度各社計画値トータルでは109万セット
企業別動向
§22 IABP Balloon(大動脈内バルーン)カテーテル
市場概要
市場規模:2012年度23,800本、2013年度24,070本計画
企業別動向
§23 体外循環用カニューレ
市場概要
市場規模:心臓外科での弁置換(生体弁)の症例アップの中、
2012年度24.9万本、2013年度26.2万本見込み
企業別動向
§24 電極カテーテル/経皮的カテーテル心筋焼灼用カテーテル
電極カテーテル (体外式ペースメーカ用カテーテル電極)
市場概要
市場規模:アブレーション機能付きを除いて、2012年度のトータル本数は24.5万本、2013年度
26.7万本見込み、心臓電気生理学的検査機能付加型は新機能区分と冠状静脈洞型、房室弁輪部型のアップで、
2012年度で18.9万本、2013年度21.1万本見込み
企業別動向:心臓電気生理学的検査機能付加型市場に対して、上位3社で75%のシェア突破
カテーテルアブレーション市場
市場概要
市場規模:2012年度53,887本(推定症例数:4.36万例)、
2013年度は心房細動症例のアップで60,385本(4.84万例)予測
企業別動向
§25 バルブロプラスティカテーテル
市場概要
市場動向:2012~2013年度は逆行性大動脈弁バルーン形成術やブリッジで、1,300本前後の市場に
§26 心臓関連注目市場
レーザー血管形成術・新生術市場動向:エキシマレーザは「血管形成用OSカテーテル」等、
更なる適用拡大に期待
・Off-Pump市場動向
RF心房細動手術装置:2012年度は5,230例、2013年度5,600例
§27 フォーリーカテーテル(ラテックス・シリコーン)
市場概要
市場規模:2012年度トータル市場は1,026万本/セット、
2013年度も1,034万本/セット、トレイキットは352万キットに
企業別動向:上位企業の二極化実績の続く
§28 尿管カテーテル
市場動向:2012~2013年度3.1万本前後にとどまる
§29 尿管ステント(セット)
市場概要
市場規模:2012年度4.1%アップの202,150セット、2013年度212,490セット見込み、一般型異物付着防止型が続伸
企業別動向
§30 尿道ステントセット BPH(前立腺肥大症)治療製品
市場概要
市場動向:2012~2013年度 永久留置型130~100本、一時留置型/長期留置型2,200本前後の推移
前立腺肥大症等について
前立腺肥大治療装置市場について
§31 ネフロストミーカテーテル(セット)腎盂
市場概要
市場動向:造設用セットは2012年度16,100セット、2013年度16,250セット見込みも、
マイナストレンドは変わらず、単品カテーテルは25~26万本の水準続く
§32 ネラトンチューブ
市場概要
市場動向:2012年度4,460万本(2013年度:4,617万本見込み)、この5年間では平均239万本増、
自己導尿カテーテルは6.2億円弱
§33 BPH治療用メタリックステント
市場動向:市場動向:2012~2013年度「Memotherm」のみで130~100本の市場形成
§34 気管内チューブ・気道確保チューブ
気管内チューブ
市場概要
市場規模:2012年度278万本、2013年度285万本見込み、この5年間平均では275万本にとどまる
企業別動向:上位3社で80%強のシェア
分離肺手術用気管内チューブ:10万本突破、上位企業安定推移
気道確保チューブ
市場動向:2012~2013年度200,000本前後の水準に、上位企業の実績二極化傾向
§35 気管切開用チューブ(カテーテル)
市場概要
市場規模:ほぼフラットな160万本強、上位5社寡占化が続く
企業別動向:上位4社で94.5%のシェア
経皮的気管切開市場:年間12,000セット前後の市場形成
§36 サクションチューブ(吸引カテーテル)
市場動向:2012年度2億6,226万本、2013年2億7,693万本見込み、伸び率鈍化傾向、上位5社の寡占化
閉鎖式サクションカテーテル市場:2012年度135.9万本、2013年度139.7万本予測
§37 硬膜外カテーテル
市場概要
市場規模:硬膜外カテーテル単品・キット/セットは2012年度121万キット
(2013年度:118万キット弱)、
カテーテル単体は2012年度12.3万本、2013年度は7.1万本に縮小
企業別動向
§38 (コロナリー・バスキュラーを除く)各種メタリックステント
胆道用(胆管)メタリックステント(Biliary)
市場概要
市場規模:2012年度18,530本、2013年度は20,270本見込み、経内視鏡は69.0%に上昇
企業別動向
食道用(メタリック)ステント
市場規模:2012年度5,920本、2013年度6,050本、新規参入、後発製品の追い上げ
消化管用(メタリック)ステント
十二指腸用で2012年度3,400本(2013年度:3,650本見込み)、
大腸用Stent2012年度3,800本、2013年度は6,000本弱見込み
気管・気管支メタリックステント
市場規模:年間1,200本前後に
§39 (カテーテルアクセス)ポート・CAP
市場概要
市場規模:2012年度4.1%アップの97,338ケ/セット、2013年度5.1%アップの
102,300ケ/セット、静注用は89,000~94,000ケ/セットに
企業別動向
§40 ストマックチューブ(胃管カテーテル)
市場概要
市場動向:ストマックチューブは年間250万本前後、イレウスチューブの2012年度は
7.2万本弱にとどまる
§41 (超音波ガイド下)PTCDセット
市場概要
市場動向:2012年度4.8万セット、2013年度4.7万セットとマイナストレンド続く
§42 ペグ・ガストロストミーカテーテルキット(セット)
市場概要
市場規模:PTEGを含め2012年度造設用キットは9.4万キット
(2013年度:9.5万キット見込み)、交換用
カテーテルも0.5%ダウンの77.2万本(同:78.5万本見込み)
企業別動向:メディコンの造設キット回復で、マーケットシェアが変動、バルーンは二極化実績に
§43 栄養カテーテル・EDチューブ
市場概要
市場動向:2012~2013年度栄養カテーテルは微増の344~350万本、
経腸栄養用(EDチューブ)は82~86万本
§44 消化管バルーンカテーテル
市場概要
市場動向:手技料アップで、2012年度29,530本、2013年度31,400本見込み
§45 食道静脈瘤硬化療法セット、食道静脈瘤結紮術
市場概要
市場動向:2012年度EIS穿刺針は他症例使用を含め50万本弱(2013度:53万本弱)、
EVLは年間3.8万セット弱
§46 シャントバルブ&ドレナージ(セット)
シャントバルブ
市場概要
市場規模:2012年度小児症例減などで16,150ユニット、2013年度16,340ユニット予測の中、
iNPH症例数は4,500例強に増加したことで、圧可変式L-Pシャントが増加
企業別動向
脳外用ドレナージ
市場動向
§47 子宮内圧測定用カテーテルセット(キット)
市場動向:2012年度12,200本(キット)、2013年度は12,050本(キット)見込み
§48子宮・卵管用カテーテル
市場概要
市場動向:2012~2013年度 卵管鏡下卵管形成術用を含め11万本突破、
卵管形成術用は2,500本以上に
§49 シリコンドレーンチューブ
市場概要
市場動向:年間165万本前後
§50 中心静脈用カテーテル
市場概要
市場動向:2012年度トータル本数136万本、2013年度135.9万本も、
販売額はセルジンガー型・キット化でアップ
(1)シングルルーメン(抗血栓性含む):2012年度67.8万本/セット、2013年度67.8万本/セット、
うちSeldingerタイプは28.4~29.9万本/セットの推移
(2)マルチルーメン:2012年度68.2万本/セット、2013年度も68.1万本/セット、
上位2社高シェア
(3)新生児・未熟児・中心静脈栄養カテーテル市場(PIC・PICC市場):
2012年度トータルで8.09万本/セット、未熟児・新生児タイプ69,900万本/セットの中、大人用PICCは11,000本
§51 温度センサー付カテーテル
市場概要
市場動向:2012年度10.4万本増の107.5万本、2013年度8.8万本増の116.3万本見込み
§52 ブラッドアクセス
市場概要
市場動向:2012年度1.5%ダウンの157,432本/セット(2013年度各社計画値:163,480本/セット)と
厳しい市場環境
PARTⅢ 参入企業分析
このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい
矢野経済研究所では、
個別のクライアント様からの調査も承っております
マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。