2015年版 資源リサイクルで注目される培土・土壌改良材・肥料・飼料の市場実態
本調査レポートでは、培土・土壌改良材・肥料市場・飼料市場の参入企業に於ける、培土・土壌改良材・肥料事業・飼料事業の方向性と企業戦略、及び取扱商品の動向を調査・分析し、培土・土壌改良材・肥料市場・飼料市場を展望した。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査対象製品:
培土・土壌改良材[稲作用培土、農業園芸用培土、緑化用土壌改良材、家庭園芸用培土、微生物資材]
肥料[複合化成肥料、配合肥料、有機質肥料、単肥、液肥、その他]
飼料[配合飼料、エコフィード飼料]
調査対象先:培土・土壌改良材・肥料市場参入企業(35社)
(培土・土壌改良材関連メーカー:8社、肥料関連メーカー・商社:20社、飼料関連メーカー:3社、エコフィード事業者:4社、全国農業協同組合連合会、その他関連官公庁・協会)
調査方法:直接面接取材と電話取材を実施
調査期間:2015年4月~2015年7月
- 国の政策の後押しもあり、拡大する食品残渣飼料(エコフィード)・飼料米市場の動向を掲載
収益が拡大しているエコフィード事業者の戦略と取組動向 - 肥料市場は市場規模&メーカーシェア等全8市場掲載
- 培土・肥料・飼料関連(エコフィード事業者等)主要参入企業35社の事業実態を個別掲載
第1章 培土・土壌改良材・肥料・飼料市場の注目動向
第2章 マーケットの現状分析と将来展望
第3章 参入企業の市場戦略分析
第4章 エコフィードで拡大する飼料関連市場
第5章 有力参入企業の個別動向(35社)
■掲載内容
調査結果のポイント
第1章 培土・土壌改良材・肥料・飼料市場の注目動向
1.国内農業の現状
(1)農業総産出額と生産農業所得推移(1984、2008~2013年)
(2)農業就業人口の推移(2004~2014年)
(3)販売農家戸数の推移(1995~2014年)
(4)販売農家における農業生産関連事業に取り組んでいる割合(2014年)
(5)組織形態別農業生産法人数の推移(2004~2014年)
(6)主要生産作物別農業生産法人構成比(2014年)
(7)農林水産物の輸出入額推移(2004~2014年)
2.農林水産省における肥料政策
3.全農における培土の取扱い状況
4.リン資源安定供給に向けた取組の方向性
5.国内肥料メーカーの海外展開
6.エコフィードをめぐる情勢
7.全国的に拡大する堆肥市場
8.肥料の公定規格改定
第2章 マーケットの現状分析と将来展望
1.培土・土壌改良材市場
(1)培土・土壌改良材におけるリサイクル資源の動向
(2)培土・土壌改良材のトータルマーケット
①市場概況と流通構造
②参入企業動向
③市場規模推移と予測(2009~2020年度)
④需要分野別市場構成比(2014年度)
⑤市場拡大要因と課題点
⑥トータルマーケットの将来展望
(3)稲作用培土
①市場動向
②市場規模推移(2009~2014年度)
③メーカーシェア(2014年度)
④今後の市場規模予測と見通し(2015~2020年度)
(4)農業園芸用培土
①市場動向
②市場規模推移(2009~2014年度)
③メーカーシェア(2014年度)
④今後の市場規模予測と見通し(2015~2020年度)
(5)家庭園芸用培土
①市場動向
②市場規模推移(2009~2014年度)
③メーカーシェア(2014年度)
④今後の市場規模予測と見通し(2015~2020年度)
(6)緑化用土壌改良材
①市場動向
②市場規模推移(2009~2014年度)
③製品別市場構成比(2014年度)
④今後の市場規模予測と見通し(2015~2020年度)
(7)微生物土壌改良材
①市場動向
②市場規模推移(VA菌根菌:2009~2014年度)
③メーカーシェア(VA菌根菌:2014年度)
④今後の市場規模予測と見通し(VA菌根菌:2015~2020年度)
(8)政令指定土壌改良材(VA菌根菌除く)
①土壌改良材と市場動向
②市場規模推移(2007~2014年度)
③参入企業一覧
2.肥料市場
(1)肥料におけるリサイクル資源の動向
①リン鉱石の輸入動向
②塩化カリの輸入動向
③肥料の輸入動向
④農林水産省による肥料高騰に向けた取組
⑤下水汚泥からのリン回収の取組
⑥全農における肥料原料安定確保に向けた取組み
(2)肥料トータルマーケット
①市場概況と流通構造
②参入企業動向
③市場規模推移(2009~2014年度)
④製品分野別市場構成比(2014年度)
⑤需要分野別市場構成比(稲作用、園芸用、緑化用、家庭園芸用:2014年度)
⑥市場拡大要因と課題
⑦市場規模予測と市場見通し(2015~2020年度)
(3)複合化成肥料市場(高度、普通、NK、有機)
①市場動向
②市場規模推移(2009~2014年度)
③メーカーシェア(2014年度)
④今後の市場規模予測と市場見通し(2015~2020年度)
(4)配合肥料市場
①市場動向
②市場規模推移(2009~2014年度)
③メーカーシェア(2014年度)
④今後の市場規模予測と見通し(2015~2020年度)
(5)有機質肥料市場
①市場動向
②市場規模推移(2009~2014年度)
③メーカーシェア(2014年度)
④今後の市場規模予測と見通し(2015~2020年度)
(6)単肥市場
①市場動向
②市場規模推移(2009~2014年度)
③メーカーシェア(2014年度)
④今後の市場規模予測と見通し(2015~2020年度)
(7)その他の肥料市場
①液体肥料
市場動向
市場規模推移(2009~2014年度)
メーカーシェア(2014年度)
今後の市場規模予測と見通し(2015~2020年度)
②コーティング肥料
市場動向
市場規模推移(2009~2014年度)
メーカーシェア(2014年度)
今後の市場規模予測と見通し(2015~2020年度)
③ペースト肥料市場
市場動向
市場規模推移(2009~2014年度)
メーカーシェア(2014年度)
今後の市場規模予測と見通し(2015~2020年度)
④植物活力剤
市場動向
市場規模推移(2009~2014年度)
メーカーシェア(2014年度)
今後の市場規模予測と見通し(2015~2020年度)
3.農業・ガーデニング関連統計データ
(1)農作物の作付面積推移(2007~2013年)
(2)花卉生産統計(2006~2013年)
(3)経済センサス
①花・植木小売業の年間総販売額推移(1982~2012年)
②花・植木小売業の店舗数と売場面積推移(1982~2012年)
③花・植木小売業の1店舗当たりの年間売上高推移(1982~2012年)
④苗・種子小売業の年間総販売額推移(1982~2012年)
⑤苗・種子小売業の店舗数と売場面積推移(1982~2012年)
⑥苗・種子小売業の1店舗当たりの年間売上高推移(1982~2012年)
⑦肥料・飼料小売業の年間総販売額推移(1982~2012年)
⑧肥料・飼料小売業の店舗数と売場面積推移(1982~2012年)
⑨肥料・飼料小売業の1店舗当たりの年間売上高推移(1982~2012年)
(4)家計調査年報分析
第3章 参入企業の市場戦略分析
1.培土・土壌改良材関連企業
(1)商品政策/開発の方向性
(2)主要取扱い商品と商品開発動向
(3)生産動向
(4)営業動向
(5)今後の企業戦略
2.肥料関連企業
(1)商品政策/開発の方向性
(2)主要取扱い商品と商品開発動向
(3)生産動向
(4)営業動向
(5)今後の企業戦略
第4章 エコフィードで拡大する飼料関連市場
1.飼料トータルマーケット
(1)市場概況
(2)配合飼料に使用される原材料
(3)参入企業動向
(4)配合・混合飼料の出荷量推移(2005~2014年度)
(5)需要分野別市場構成比(2014年度)
2.飼料用米市場
(1)飼料用米の推進について
(2)JA全農グループにおける飼料用米の取組み
3.エコフィード(食品循環境資源利用飼料)市場
(1)成長する市場環境と市場概要
(2)食品残渣の特性
(3)食品残渣飼料化の処理方法
(4)食品残渣の発生と利活用の現状
(5)エコフィード製造事業者の動向
(6)セブン&アイHD、店舗から出る食品残渣を液体肥料化の実証試験を展開
4.エコフィード参入企業の取組動向
(1)エコフィード事業に参入した経緯と特徴
(2)エコフィード事業の概況
(3)エコフィード飼料の生産動向
(4)エコフィード事業の営業・販売動向
(5)エコフィード事業に関する現状の課題・問題点
(6)今後のエコフィード事業の市場見通しと取り組み
第5章 有力参入企業の個別動向(35社)
≪培土・土壌改良材関連企業≫
イソライト工業(株)
~オリンピック、ラクビーワールドカップ需要増に合わせ、用途拡大に向けての提案を強化~
自然応用科学(株)
~長年培った先進技術による環境リサイクル事業の完結を通じ国土緑化に貢献していく~
スミリン農産工業(株)
~緑化用途は大型案件を受注、農業生産法人を維持しつつ案件幅の拡大を図る~
(株)瀬戸ヶ原花苑
~土づくりのエキスパートとして、安心・安全で高品質な「培養土・肥料」の生産と供給~
(株)刀川平和農園
~「よい土は栄える」の考えとともに、品目別栽培の良質園芸用培養土で顧客ニーズに対応~
日東粉化商事(株)
~品質の高いゼオライトを供給する中、価格競争からの脱却を目指す~
富士見工業(株)
~土づくりを原点とする、安全・安心で信頼される独自の有機農業を推進~
三井金属鉱業(株)
~緑化はオリンピック周辺需要に期待、園芸向けは厳しい環境が続く~
≪肥料関連企業≫
朝日工業(株)
~土壌改良効果と肥料効果の両方が期待できる混合堆肥複合肥料「エコレット」の販売が拡大~
エムシー・ファーティコム(株)
~肥料全体に占める「機能性肥料」の売上高が半分以上に拡大~
OATアグリオ(株)
~新たな「食糧増産技術(アグリテクノロジー)の開発により、農業技術革新に貢献する~
片倉チッカリン(株)
~地域特性や生産者ニーズに合った製品開発により、安全で美味しい高品質な農産物生産に寄与する~
コープケミカル(株)
~地域ニーズに密着し、ユーザーの立場にたった良質な農業資材の開発と普及拡販~
コスモALA(株)
~「ペンタキープシリーズ」等ALA(5-アミノレブリン酸)を前面に押し出しての液肥展開~
サンアグロ(株)
~「世界中の作物をサンアグロの肥料で育てたい」と願う、肥料づくりのリーディングカンパニー~
ジェイカムアグリ(株)
~台湾に肥料の生産・販売拠点を設立し、拡大しているアジアの肥料需要に対応~
昭光通商アグリ(株)
~近年は一発肥料が好調、作業効率を考慮した商品展開を図る~
住友化学(株)
~起源である「住友総本店肥料製造所」の営業開始から、2015年で100 周年を迎える~
(株)生科研
~中嶋農法による安全で美味しい農産物づくりを通じて人々の健康と生命に貢献する~
セントラル化成(株)
~「省力」ニーズに対応した商品強化で売上拡大を図る~
ダン化学(株)
~培ってきたノウハウや経験をもとに生産者ニーズや作物種類に合わせた肥料づくりに注力~
中部飼料(株)
~有機肥料の評価が高く、増税後も売上を維持~
電気化学工業(株)
~創立100年を機に社名を変更し、次の100年に向けた新たな一歩を踏み出す~
日東エフシー(株)
~地球環境保護に有効な技術研究により、食の安全や未来に貢献する肥料開発に取り組む~
日本肥糧(株)
~「腐植と微生物の日本肥糧」として健康な作物の安定生産と環境保全型農業に貢献~
(株)ハイポネックスジャパン
~土に挿すだけで、肥料効果が得られるアンプル型液肥等の園芸関連製品の開発を推進する~
三井物産アグロビジネス(株)
~肥料を中心とした農業資材の販売と農産物流通を展開する総合アグロビジネス企業~
レインボー薬品(株)
~「園芸の未来をひらく」をテーマに、安全性が高く使いやすい製品の開発・販売に注力~
≪飼料関連企業≫
(株)中部飼料
~差別化飼料の展開と伊藤忠グループとの関係強化で3年後に過去最高益を目指す~
日本農産工業(株)
~三菱商事グループの販売力を活かし、畜水産業者の支援し関係性強化を図る~
フィードワンホールディングス(株)
~原料高騰も、品質・価格維持の両立に励む、収益性の向上がテーマ~
≪エコフィード関連企業≫
(株)アルフォ
~第二工場開設が決定、処理能力の拡大を進める~
京都有機質資源(株)
~扱い量は安定も、価格競争激化の中で受け入れ価格を一部値下げ~
(株)ディーアイディー
~引き合い相談の増加、中長期的に新工場展開や処理能力の向上を目指す~
(株)日本フードエコロジーセンター
~茂木町への工場進出が決定、3年後の大幅増が期待される~
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