2016年版 農薬産業白書
農薬市場参入企業の農薬事業の方向性と企業戦略、及び取扱商品の動向を調査・分析することにより、農薬市場を展望することを目的として実施した。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査対象製品:農薬[原体、製剤](殺虫剤、殺菌剤、殺虫・殺菌剤、除草剤、微生物・生物農薬、他)
調査対象先:農薬市場参入企業(国内農薬原体・製剤メーカー:19社、外資系メーカー・商社:6社)、農薬関連業界団体・官公庁、他
調査方法:直接面接取材、及び電話及びアンケート調査を実施
調査期間:2016年7月~2016年9月
- 大再編が進む農薬業界の方向性
- 特集掲載「注目される農業用ドローン市場」
- 拡大する法人営農の市場展望
- 急成長する家庭菜園市場で家庭用農薬マーケットは追い風
- 注目されるバイオスティミュラント関連資材
- 植物成長調整剤市場を特集掲載(メーカーシェア・他)
- 原体・製剤、農・非農耕地等、総合農薬メーカー戦略
- 需要分野(農・非農・家庭)別の種類別農薬構成比
- 種類別農薬の需要分野市場構成比を掲載
- 需要分野別・種類別農薬市場規模・市場予測
- 参入企業の農薬事業戦略分析(国内外・生産・流通他)
- 有力農薬市場参入25社の詳細個別企業動向
第Ⅰ章 農薬マーケットの関連動向
第Ⅱ章 マーケットの現状分析と展望
第Ⅲ章 有力農薬メーカーの事業戦略分析
第Ⅳ章 <特集> 注目されるドローンを活用した農業
第Ⅴ章 有力農薬メーカーの個別実態(25社)
■掲載内容
調査資料のポイント
1.農薬市場概況(農薬の総市場規模推移:2011~2015年度)
2.企業動向
(1)国内向け農薬製剤市場におけるメーカーシェア(2015年度)
(2)国内農薬メーカー動向
①国内原体メーカー動向
②国内製剤メーカー動向
③外資系メーカーの国内展開動向
3.農薬市場の課題と展望
(1)農薬の市場拡大要因と阻害要因
(2)国内原体・製剤市場の市場規模予測
第Ⅰ章 農薬マーケットの関連動向
1.大再編が進む農薬業界の方向性 ~持続的な成長を目指して~
2.拡大する法人営農の展望 ~農業就業構造の変化と法人営農の拡大~
(1)農業就業人口の推移(2004~2016年)
~農業就業人口の65%が65歳以上~
(2)組織形態別農業生産法人数の推移(2004~2015年)
~農業生産法人数は15,000法人を突破~
(3)主要生産作物別農業生産法人数の推移(2005~2015年)
~米・麦作法人は2015年は447法人が設立~
3.急成長する家庭菜園市場 ~家庭用農薬マーケットへの追い風~
(1)家庭菜園市場が好調な背景
(2)貸し農園・市民農園の状況
①都市農業振興基本法が成立 ~都市部の農業として貸し農園に注目~
②貸し農園・市民農園の分類
③貸し農園・市民農園の開設の推移
(3)家庭菜園向け野菜苗の動向
(4)家庭菜園関連事業に新規参入した企業の動向
4.農林水産分野におけるバイオ研究動向
(1)カルタヘナ法の概要
(2)カルタヘナ法に基づく第一種使用規定が承認された遺伝子組換え農作物一覧
5.植物成長調整剤の市場動向
(1)市場概況
(2)市場規模推移(2011~2015年度:植物成長調整剤)
(3)植物成長調整剤メーカーシェア
(4)植物成長調整剤メーカー別剤の一覧
(5)主要需要作物と主要訴求機能の状況
(6)市場展望
6.水稲用除草剤の市場動向 ~大型剤の開発が進んで市場は活性化~
7.バイオスティミュラント関連資材の市場動向
(1)バイオスティミュラント関連資材市場の概況
(2)バイオスティミュラント関連資材動向
(3)バイオスティミュラント市場参入企業動向
8.農薬各社のユーザーとのリレーション強化策 ~農薬ユーザーへのアプローチを模索~
第Ⅱ章 マーケットの現状分析と展望
1.農薬の市場規模推移
(1)総市場規模推移(2011~2015年度)
(2)総市場構成比(2015年度)
(3)農薬原体市場規模推移(2011~2015年度)
①原体市場規模推移(2011~2015年度)
②輸入原体・製剤市場規模推移(2011~2015年度)
(4)農薬製剤市場規模推移(2011~2015年度)
2.農薬メーカーシェア(2015年度)
(1)農薬原体市場(2015年度)
①原体市場構成比(国内/輸出)
②国内原体市場(2015年度)
③輸出原体市場(2015年度)
(2)農薬製剤市場(2015年度)
3.参入企業動向
(1)国内原体メーカー動向
(2)国内製剤メーカー動向
(3)外資系メーカーの国内展開動向
(4)微生物・生物農薬メーカー動向
※微生物・生物農薬登録・出荷状況一覧
(生物農薬殺虫剤/BT剤/生物農薬殺菌剤/生物農薬除草剤/合成フェロモン剤)
4.注目流通チャネル動向 ~ホームセンター業界の動向と有力企業~
(1)ホームセンター市場の概況
(2)ホームセンター市場における業界再編
(3)販売動向
(4)現状の課題と問題点
5.農薬メーカーの提携関係・合弁事業
6.需要分野別市場動向
(1)農耕地分野
①市場概況(農作物の作付面積推移:2009~2015年)
②市場規模推移(2011~2015年度)
(2)非農耕地分野
①市場概況(種類別市場構成比:2015年度)
②市場規模推移(2011~2015年度)
(3)家庭園芸分野
①市場概況(種類別市場構成比:2015年度)
②市場規模推移(2011~2015年度)
7.種類別市場分析
(1)殺虫剤
①市場概況(需要分野別市場構成比:2015年度)
②参入企業動向とメーカーシェア(2015年度)
③市場規模推移(2011~2015年度)と市場見通し
(2)殺菌剤
①市場概況(需要分野別市場構成比:2015年度)
②参入企業動向とメーカーシェア(2015年度)
③市場規模推移(2011~2015年度)と市場見通し
(3)殺虫・殺菌剤
①市場概況(需要分野別市場構成比:2015年度)
②参入企業動向とメーカーシェア(2015年度)
③市場規模推移(2011~2015年度)と市場見通し
(4)除草剤
①市場概況(需要分野別市場構成比:2015年度)
②参入企業動向とメーカーシェア(2015年度)
③市場規模推移(2011~2015年度)と市場見通し
8.微生物・生物農薬市場
(1)市場概要
(2)参入企業動向とメーカーシェア(2015年度)
(3)市場規模推移(2011~2015年度)と市場見通し
9.農薬の市場拡大要因と阻害要因
10.農薬市場の市場規模予測(2016~2024年度)
(1)国内原体・製剤市場
(2)需要分野別市場
(3)種類別市場
(4)微生物・生物農薬市場
第Ⅲ章 有力農薬メーカーの事業戦略分析
1.国内戦略
2.海外戦略
3.新製品と開発動向
4.生産・商品仕入れ体制
5.流通・販売対策
6.現状の問題点と課題
7.今後の事業戦略
第Ⅳ章 <特集> 注目されるドローンを活用した農業
1.ドローンの市場概況
(1)市場動向~世界のドローン市場はCAGR11%で成長
(2)企業動向
(3)将来展望
2.ドローンの分野別の市場ポテンシャル
3.農業分野でのドローン利用動向
4.農業分野ポテンシャル
(1)アメリカにおける農業分野ポテンシャル
(2)日本における農業分野ポテンシャル
第Ⅴ章 有力農薬メーカーの個別実態(25社)
<国内農薬メーカー(19社)>
アグロカネショウ
~農業ならびに地域経済振興により大きな貢献ができる「農家、消費者、地域の期待に応えられる」サービス提供型企業を目指す~
エス・ディー・エスバイオテック
~グローバル展開を目指した事業戦略を構築し、市場環境に合った製品開発・営業普及活動を通して企業価値の向上に努める~
OATアグリオ
~防除技術、施肥灌水技術、バイオスティミュラントを中心に世界の農業分野に事業展開~
協友アグリ
~新分野での市場創製を図り、特徴ある農薬メーカーとして市場ニーズに適合した製品戦略を展開~
クミアイ化学工業
~「いのちと自然」を守り育てることをテーマに、世界規模での農作物の生産性向上に貢献~
クレハ
~「メトコナゾール」「イプコナゾール」等のスペシャリティーある農薬関連製品のグローバルな事業展開を推進~
サンケイ化学
~「環境との調和を図り社会に貢献する」を基本に、地域に密着した製品の開発とキメの細かい農業支援活動を推進~
信越化学工業
~フェロモン交信撹乱剤による事業展開で、新剤の開発・上市・適用拡大でラインナップを拡充し、広域的な普及拡大に注力~
住友化学
~「バイオラショナル事業」の早期戦列化を目指す~
住化グリーン
~ゴルフ場、森林等の非農耕地分野に注力し、住友化学グループ農薬事業の拡大に寄与~
日本化薬
~新しい農薬を開発すると同時に新しい製剤技術で省力性・安全性を高め、農業の発展に寄与する~
日産化学工業
~「独自の革新的な技術で社会の要請に応える未来創造企業」として社会との相乗的発展を図る~
日本曹達
~独自の特色ある技術と高付加価値製品の開発により、グローバルな視野で技術指向型の企業グループを目指す~
日本農薬
~研究開発型企業として農業生産性と人々の生活の向上に貢献すべくグローバルな事業展開を加速させ、創薬力と事業基盤の強化を図る~
北興化学工業
~「種子から収穫まで護るホクコー農薬」をモットーに安全で優れた品質の農薬を製造販売し、農産物の安定供給を支える~
保土谷アグロテック
~非農耕地分野に注力し、保土谷化学グループ農薬事業の拡大に寄与~
丸和バイオケミカル
~農産物の品質向上、栽培の省力化と広範囲な地域で得た知識とノウハウを活かして、未来につながる農業経営に貢献~
三井化学アグロ
~農業化学品分野でグローバルに存在感のある「研究開発型企業」で持続的な成長を目指す~
Meiji Seikaファルマ
~農薬・動物薬事業を通じて、国内外の食の安全と安定供給並びに生産性の向上に貢献していく~
<外資系メーカー・商社(6社)>
アリスタライフサイエンス
~従来の総合的病害虫管理(IPM)の上位手法である「総合的作物管理体系」(ICM)を推進して世界の農業の多様性に応える~
住商アグロインターナショナル
~農業生産資材の専門商社としてグローバルで多彩なサービスを提供し、世界の食糧増産に寄与する~
デュポン
~IPM対応や環境に優しい剤の開発等、農薬事業の安全と環境保全のためのソリューションの創出を目指す~
ナガセサンバイオ
~NAGASEグループの国内外ネットワークを活用し、商社の枠を超えた世界の食の安全・安心に貢献するビジネス・ソリュ-ションを提供~
バイエル クロップサイエンス
~農作物生産の全過程で求められる製品とサービスを包含したパッケージの提供による総合的な作物ソリューションの開発~
丸紅
~未開拓分野への積極投資や強力な販売バリューチェーン構築によるグローバルで多彩なアグリビジネスの拡大~
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