2018年版 農薬産業白書
本調査レポートは、農薬市場参入企業の農薬事業の方向性と企業戦略、及び取扱商品の動向を調査・分析することにより、農薬市場を展望することを目的として実施しました。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査対象製品:農薬[原体、製剤](殺虫剤、殺菌剤、殺虫・殺菌剤、除草剤、微生物・生物農薬、他)
調査対象先:農薬市場参入企業(26社)(国内農薬原体・製剤メーカー:17社、外資系メーカー・商社:9社)、農薬関連業界団体・官公庁、他
調査方法:直接面接取材、及び電話及びアンケート調査を実施。
調査期間:2018年8月~2018年11月
- 特集掲載「注目される種苗マーケット動向」
- 世界的再編が進む農薬・種子メジャーの動向と方向性
- 注目が集まるバイオスティミュラント資材の動向
- 大手農薬メーカーが取組むトータルソリューションサービス
- 原体・製剤、農・非農耕地等、総合農薬メーカー戦略
- 需要分野(農・非農・家庭)別の種類別農薬構成比
- 種類別農薬の需要分野市場構成比を掲載
- 需要分野別・種類別農薬市場規模・市場予測
- 参入企業の農薬事業戦略分析(国内外・生産・流通他)
- 有力農薬市場参入26社の詳細個別企業動向
第Ⅰ章 農薬マーケットの関連動向
第Ⅱ章 マーケットの現状分析と展望
第Ⅲ章 有力農薬メーカーの事業戦略分析
第Ⅳ章 <特集>注目される種苗マーケット動向
第Ⅴ章 有力農薬メーカーの個別実態(26社)
調査資料のポイント
1.農薬市場概況(農薬の総市場規模推移:2013~2017年度)
2.企業動向
(1)国内向け農薬製剤市場におけるメーカーシェア(2017年度)
(2)国内農薬メーカー動向
①国内原体メーカー動向
②国内製剤メーカー動向
③外資系メーカーの国内展開動向
3.農薬市場の課題と展望
(1)農薬の市場拡大要因と阻害要因
(2)国内原体・製剤市場の市場規模予測
第Ⅰ章 農薬マーケットの関連動向
1.世界的再編が進む農薬・種子メジャーの動向と方向性
2.海外における遺伝子組換え作物の普及状況
3.スマート農業の現状と展望
(1)スマート農業とは
(2)スマート農業が求められている背景
(3)政府におけるスマート農業の取組み
4.拡大する法人営農 ~農業就業構造の変化と法人営農の拡大~
(1)農業就業人口の推移(2004~2017年)
~農業就業人口の66.5%が65歳以上~
(2)組織形態別農業生産法人数の推移(2005~2017年)
~農業生産法人数は17,000法人を突破~
(3)主要生産作物別農業生産法人構成比(2017年)
~米・麦作法人は2017年総数で7,285法人~
5.ガーデニング・家庭菜園市場の拡大と変化
(1)市場概況と市場規模推移
(2)商品別構成比(2016年度)
(3)ガーデニング・家庭菜園の市場展望
6.拡大する貸し農園市場
(1)市民農園の開設数は4,223農園まで拡大
(2)貸し農園事業に参入している主な企業
(3)貸し農園事業の現状と課題
(4)貸し農園事業の方向性と事業戦略
7.農林水産分野におけるバイオ研究動向
(1)カルタヘナ法の概要
(2)カルタヘナ法に基づく第一種使用規定が承認された遺伝子組換え農作物一覧
8.植物成長調整剤の市場動向
(1)市場概況
(2)市場規模推移(2011~2016年度:植物成長調整剤)
(3)植物成長調整剤メーカーシェア
(4)植物成長調整剤メーカー別剤の一覧(2016年度)
9.バイオスティミュラント関連資材の市場動向
(1)バイオスティミュラント関連資材市場の概況
(2)バイオスティミュラント市場参入企業動向
10.大手農薬メーカーが取組むトータルソリューションサービス
第Ⅱ章 マーケットの現状分析と展望
1.農薬の市場規模推移
(1)総市場規模推移(2013~2017年度)
(2)総市場構成比(2017年度)
(3)農薬原体市場規模推移(2013~2017年度)
①原体市場規模推移(2013~2017年度)
②輸入原体・製剤市場規模推移(2013~2017年度)
(4)農薬製剤市場規模推移(2013~2017年度)
2.農薬メーカーシェア(2017年度)
(1)農薬原体市場(2017年度)
①原体市場構成比(国内/輸出)
②国内原体市場(2017年度)
③輸出原体市場(2017年度)
(2)農薬製剤市場(2017年度)
3.参入企業動向
(1)国内原体メーカー動向
(2)国内製剤メーカー動向
(3)外資系メーカーの国内展開動向
(4)微生物・生物農薬メーカー動向
※微生物・生物農薬登録・出荷状況一覧
(生物農薬殺虫剤/BT剤/生物農薬殺菌剤/合成フェロモン剤)
4.注目流通チャネル動向 ~ホームセンター業界の動向と有力企業~
(1)ホームセンター市場の概況
(2)ホームセンター市場における業界再編
5.農薬メーカーの提携関係・合弁事業
6.需要分野別市場動向
(1)農耕地分野
①市場概況(農作物の作付面積推移:2010~2016年)
②市場規模推移(2013~2017年度)
(2)非農耕地分野
①市場概況(種類別市場構成比:2017年度)
②市場規模推移(2013~2017年度)
(3)家庭園芸分野
①市場概況(種類別市場構成比:2017年度)
②市場規模推移(2013~2017年度)
7.種類別市場分析
(1)殺虫剤
①市場概況(需要分野別市場構成比:2017年度)
②参入企業動向とメーカーシェア(2017年度)
③市場規模推移(2013~2017年度)と市場見通し
(2)殺菌剤
①市場概況(需要分野別市場構成比:2017年度)
②参入企業動向とメーカーシェア(2017年度)
③市場規模推移(2013~2017年度)と市場見通し
(3)殺虫・殺菌剤
①市場概況(需要分野別市場構成比:2017年度)
②参入企業動向とメーカーシェア(2017年度)
③市場規模推移(2013~2017年度)と市場見通し
(4)除草剤
①市場概況(需要分野別市場構成比:2017年度)
②参入企業動向とメーカーシェア(2017年度)
③市場規模推移(2013~2017年度)と市場見通し
8.微生物・生物農薬市場
(1)市場概要
(2)参入企業動向とメーカーシェア(2017年度)
(3)市場規模推移(2013~2017年度)と市場見通し
9.農薬の市場拡大要因と阻害要因
10.農薬市場の市場規模予測(2018~2026年度)
(1)国内原体・製剤市場
(2)需要分野別市場
(3)種類別市場
(4)微生物・生物農薬市場
第Ⅲ章 有力農薬メーカーの事業戦略分析
1.国内戦略
2.海外戦略
3.新製品と開発動向
4.生産・商品仕入れ体制
5.流通・販売対策
6.現状の問題点と課題
7.今後の事業戦略
第Ⅳ章 <特集>注目される種苗マーケット動向
1.日本における種子関連制度の概況
(1)UPOV条約
(2)種苗法
①品種登録制度の概要
②種苗法上の登録品種の取引モデル類型
③育成者権の効力の例外(農業者の自家増殖の概要)
(3)植物防疫法
(4)主要農作物種子法廃止の背景と市場への影響
①主要農作物種子法とは
②主要農作物種子法下での水陸稲種子の育種
③国内水陸稲種子市場の特殊性
④主要農作物種子法廃止(2018年4月施行)で市場は変わるか
⑤主要農作物種子法廃止に伴う種苗メーカーの対応・見解
2.従来型育種とアグリバイオ技術の特性
3.新品種の登録状況
4.種苗業界の構造と業界特性
5.国内総種苗市場規模
(1)国内総種苗市場規模推移(2014~2017年度)
(2)分野別市場構成比(2017年度)
6.国内総種苗市場展望(2018~2022年度)
7.注目を集めるDNAマーカー選抜育種とゲノム編集
(1)DNAマーカー選抜育種
(2)ゲノム編集による育種
第Ⅴ章 有力農薬メーカーの個別実態(26社)
<国内農薬メーカー(17社)>
アグロカネショウ
~TCA活動+土壌分析サービス+G-GAP認証取得支援サービスによる農家密着型経営を目指す~
エス・ディー・エスバイオテック
~原体ラインアップの更なる強化、拡大と研究開発・製造・販売の一貫型企業として国内、海外の農業を支えていく~
OATアグリオ
~バイオスティミュラント等の食糧増産技術(アグリテクノロジー)を中心に世界の農業分野に事業展開~
協友アグリ
~安全で良質な製品の提供と「愚直に現場主義を貫く」を合言葉に質の高い技術サービスに努める~
クミアイ化学工業
~イハラケミカル工業との合併によるシナジー効果を早期に発現し、独自性のある研究開発型企業として持続的な成長を目指す~
クレハ
~メトコナゾールとイプコナゾールのグローバルな事業展開による農薬事業の更なる強化・拡大~
サンケイ化学
~「食の安全・安心」に対応した環境に優しい農薬開発に努め、キメの細かい農業支援活動を推進~
住友化学
~種子からポストハーベストまで農業関連事業領域の拡大を目指す~
日産化学工業
~次世代のALS阻害剤「アルテア」と「ラウンドアップ」による除草剤部門での市場優位性の堅持~
日本化薬
~新しい農薬を開発すると同時に新しい製剤技術で省力性・安全性等を高めて、農業の発展に貢献~
日本曹達
~技術指向型の特色ある化学会社として、独創的な高機能高付加価値製品の市場への提供~
日本農薬
~「研究開発型企業」として技術革新を進め、安全で環境に配慮した優れた新製品を創出し、価値の創造を図る~
北興化学工業
~農作業省力化や環境への安全性等の市場ニーズを的確に捉えた新製品、新施用技術開発に注力~
保土谷アグロテック
~家庭園芸、林地、鉄道等の緑地管理分野に注力し、保土谷化学グループ農薬事業の拡大に寄与~
丸和バイオケミカル
~畑作園芸・ゴルフ場関連分野に重点を置き、市場における「オンリーワン製品」の開発を目指す~
三井化学アグロ
~農業化学品分野でグローバルに存在感のある「研究開発型企業」で持続的な成長を目指す~
Meiji Seika ファルマ
~環境に配慮した安全性の高い画期的な新剤創出により、農業発展と食糧安定生産による人々の豊かな暮らしに貢献していく~
<外資系メーカー・商社(9社)>
アダマ・ジャパン
~ジェネリック世界No1企業の日本法人として、マーケットオリエンティッドの視点から、市場や顧客のニーズに即した農薬事業展開~
アリスタライフサイエンス
~バイオスティミュラントの開発を進め、総合的病害虫管理(IPM)の上位手法である「総合的作物管理体系」(ICM)を推進する~
住商アグロインターナショナル
~人々の生活と環境に貢献する専門商社としてグローバルで多彩なサービスを提供し、世界の食糧増産に寄与する~
ダウ・アグロサイエンス日本
~新社名「Corteva Agriscience」のもとに「ダウ・デュポン」経営統合の相乗効果実現~
デュポン・プロダクション・アグリサイエンス
~「ダウ・デュポン」のの経営統合による相乗効果を発揮し、成長投資とイノベーションのパイプライン開発を実行する~
ナガセサンバイオ
~海外ネットワークを駆使し、商社の枠を超えた食の安全・安心に貢献するビジネスソリュ-ションの提供~
バイエル クロップサイエンス
~モンサントとの合併の相乗効果により農業分野でのグローバル・リーダーを創造する~
丸紅
~強力な販売バリューチェーン構築によるグローバルで多彩なアグリビジネスの拡大~
ユーピーエルジャパン
~より高品質かつ、コスト、安全性に優れた農薬の供給を通じて、我が国の農業発展と緑地、森林保護に貢献してゆく~
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