2018年版 種苗ビジネスの市場実態と将来展望
本調査レポートは、種苗市場・アグリバイオ市場参入企業に於ける種苗ビジネスの方向性と企業戦略、及び研究開発・生産体制の動向を調査・分析することにより、種苗ビジネス市場の将来性を展望することを目的としている。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:国内外の種苗市場参入企業における事業の方向性と企業戦略、及び取扱商品の動向を調査・分析することにより、種苗市場を展望することを目的として実施した。
調査対象製品:農作物用の種子・苗(野菜類、果樹類、穀物類、その他芝類、飼料用作物、他)
調査対象先:種苗メーカー(67社:有力種苗メーカー60社、異業種参入メーカー7社)、種苗関連業界団体・官公庁、他
調査方法:直接面接取材、及び電話・アンケート調査を実施。その他各種文献調査を実施、他
調査期間:2018年4月~2018年9月
- 世界的大再編が進む種子業界の動向と方向性
- 激動する海外種子メジャー企業動向と方向性
- 世界種子市場を作物種別、育種方式別、地域別に詳細レポート
- 遺伝子組換え(GM)種子の栽培状況
- 国内有力種苗メーカーの国内・海外戦略研究
- 遺伝子組換え技術に対する主要メーカーの方向性
- 注目を集めるDNAマーカー選抜育種とゲノム編集
- 国内種苗市場を作物種類別に詳細レポート
- 国内野菜・花卉・果樹・穀物種苗の2022年展望
- 有力種苗関連企業67社の個別実態を掲載
- 国内種子関連企業(272社)一覧を掲載
第Ⅰ章 種苗ビジネスの注目市場動向
第Ⅱ章 世界の種苗ビジネスの市場動向と将来展望
第Ⅲ章 日本の種苗ビジネスの市場動向と将来展望
第Ⅳ章 有力参入企業の市場戦略と方向性
第Ⅴ章 有力参入企業の個別実態(67社)
第Ⅵ章 種苗関連企業一覧(272社)
調査資料のポイント
1.世界的再編が進む農薬・種子メジャーの動向と方向性
2.世界の種子市場の現状と展望
3.日本の種子市場の現状と展望
第Ⅰ章 種苗ビジネスの注目市場動向
1.日本における種子関連制度の概況
(1)UPOV条約
(2)種苗法
①品種登録制度の概要
②種苗法上の登録品種の取引モデル類型
③育成者権の効力の例外(農業者の自家増殖の概要)
(3)植物防疫法
2.主要農作物種子法廃止の背景と市場への影響
(1)主要農作物種子法とは
(2)主要農作物種子法下での水陸稲種子の育種
(3)国内水陸稲種子市場の特殊性
(4)主要農作物種子法廃止(2018年4月施行)で市場は変わるか
~種苗メーカーの見解(アンケート調査結果)~
~大手種苗メーカーの見解(面談ヒアリング調査結果)~
3.農業用遺伝資源保存の現状(農林水産省のジーンバンク事業の概況)
4.GM(遺伝子組み換え)技術の普及と食品表示問題
5.遺伝子組換え技術に対する主要メーカーの方向性
6.機能性農産物の市場概況
(1)主な機能性農産物
(2)主要参入企業
(3)機能性農産物の市場規模
(4)機能性表示食品(農産物)の商品動向
7.ガーデニング・家庭菜園市場の拡大と変化
(1)市場概況と市場規模推移
(2)商品別構成比(2016年度)
(3)ガーデニング・家庭菜園の市場展望
8.注目を集めるDNAマーカー選抜育種とゲノム編集
(1)DNAマーカー選抜育種
(2)ゲノム編集による育種
9.世界的再編が進む農薬・種子メジャーの動向と方向性
第Ⅱ章 世界の種苗ビジネスの市場動向と将来展望
1.種子市場における海外メジャー企業の動向
(1)モンサント
(2)バイエル
(3)デュポン
(4)シンジェンタ
(5)KWS
2.世界の種子市場の現状
(1)世界の種子市場の様々な捉え方
(2)世界の種子市場規模
(3)種子メジャー企業動向
3.分野別市場動向
(1)作物種別の種子市場(穀類、野菜、果樹、花/観賞植物、他)
(2)育種方式別の種子市場(自然交配型種子、GM種子)
(3)地域別の種子市場(北米、中南米、欧州、アジア太平洋、中東・アフリカ)
(4)GM種子における特性別の種子市場(除草剤耐性種子、害虫抵抗性種子、その他)
4.世界種子市場の展望
(1)作物種別の世界種子市場規模予測(2023年予測)
(2)育種方式別の世界種子市場規模予測(2023年予測)
(3)地域別の世界種子市場規模予測(2023年予測)
第Ⅲ章 日本の種苗ビジネスの市場動向と将来展望
1.従来型育種とアグリバイオ技術の特性
2.新品種の登録状況
3.種苗業界の構造と業界特性
4.種苗マーケットの現状分析
(1)国内総種苗市場規模(2013~2017年度)
(2)分野別市場構成比(2017年度)
①総種苗市場(野菜、花卉、果樹、水稲、穀物)
②種子市場(野菜、花卉、水稲、穀物、芝)
③苗市場(野菜、花卉、果樹、水稲)
(3)種苗マーケットの流通フロー
(4)種苗種類別輸出入実績
①種苗輸入実績
②種苗輸出実績
(5)有力種苗メーカー事業展開状況
5.種苗市場の2022年展望
(1)総種苗市場(野菜、花卉、果樹、水稲、穀物)
①総種苗市場推移(2014~2017年度)
②総種苗市場展望(2018~2022年度)
(2)種子市場(野菜、花卉、水稲、穀物、芝)
①種子市場推移(2014~2017年度)
②種子市場展望(2018~2022年度)
(3)苗市場(野菜、花卉、果樹、水稲)
①苗市場推移(2014~2017年度)
②苗市場展望(2018~2022年度)
6.分野別種苗市場の動向と2022年予測
(1)野菜類分野
①市場概況
②参入企業・生産者動向
③市場規模推移と市場構成比
④今後の課題と2022年展望
(2)花卉類市場
①市場概況
②参入企業・生産者動向
③市場規模推移と市場構成比
④今後の課題と2022年展望
(3)果樹類分野
①市場概況
②参入企業・生産者動向
③市場規模推移と市場構成比
④今後の課題と2022年展望
(4)穀物類分野(コメ、ムギ、ダイズ)
①市場概況
②参入企業・生産者動向
③市場規模推移と市場構成比
④今後の課題と2022年展望
(5)その他の分野(芝類、飼料用作物)
①市場概況
②参入企業・生産者動向
③市場規模推移と市場構成比
④今後の課題と2022年展望
7.機能性農作物の実用化に向けた取組み
8.アグリバイオによる革新的育種技術動向
(1)従来育種について
(2)ゲノム解析による育種法について
9.カルタヘナ法に基づく第一種使用規定が承認された遺伝子組換え農作物一覧
10.関連資材マーケット動向
絵袋市場
栽培システム市場、他
第Ⅳ章 有力参入企業の市場戦略と方向性
1.事業概要
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
2.新商品と研究開発・動向
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
3.種苗生産・流通動向
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
4.流通フローと販売ルート
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
5.種苗事業展開上の課題点
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
6.今後の種苗事業の方向性
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
第Ⅴ章 有力参入企業の個別実態(67社)
<有力種苗メーカー(14社)>
カネコ種苗株式会社
~ハイグレードな花き、野菜等の商品群を開発し、時代の一歩先にあるニーズに応える~
株式会社サカタのタネ
~優れた花・野菜品種の開発を通し、世界の人々の生活文化向上に貢献する~
タキイ種苗株式会社
~世界トップクラスの育種技術で開発に挑み、生産者の多様な要望に応える高品質種子の供給を目指す~
有限会社竹内園芸
~プロ・セミプロ消費の拡大、受託生産案件が殺到~
トキタ種苗株式会社
~創業100周年、おいしい野菜やきれいな花の新しい品種を創る(育種する)種苗会社~
中原採種場株式会社
~ナカハラ・ブランドのタネとして常に食生活の充実を目指すべく新品種の開発と種子の安定供給に努める~
ナント種苗株式会社
~未来の需要を創造する品種、感動を生み出す優良安定品種・高品質種子の提供に努める~
株式会社日本農林社
~自社開発品種普及に重点を置き、種苗を通して生産者と流通・加工業の結びつきに貢献~
ベルグアース株式会社
~学びたい需要に応え、体験型ワークショップが盛況~
みかど協和株式会社
~最新の技術を追求し、農業の原点である「種子」を守り、新品種の開発・販売を通して農業に貢献する~
ミヨシ株式会社
~常に新しい商品の提供と価値創造を行ない園芸業界に於けるオンリーワンとなる種苗会社を目指す~
株式会社武蔵野種苗園
~「品質の武蔵野」「技術の武蔵野」として、見た目・食味に優れた野菜種子の研究開発~
株式会社大和農園
~「大和農園ブランド」種子の様々なニーズに合わせた提案と新しい産地作り、技術指導~
横浜植木株式会社
~創業から125年以上の種苗・造園等のパイオニアとして日本の園芸事業をリードする~
<異業種参入企業(7社)>
サントリーフラワーズ株式会社
~本気野菜ブランドの展開強化・顧客開拓に注力~
ジャパンアグリバイオ株式会社
~「デュメンオレンジ」によるブランディング戦略の試み~
住化農業資材株式会社
~農業の発展に役立つ技術製品の開発と品種力の高い特徴あるオリジナル種子と苗を提供~
トヨタルーフガーデン株式会社
~TM9等環境負荷緩和効果を強化させた自社開発植物を使用し循環型社会の実現を目指す~
日本紙通商株式会社
~次世代の高機能茶「サンルージュ」と茶セル苗「ネプラス」の普及拡大に取組む~
日本デルモンテアグリ株式会社
~多様化するニーズを捉え、新規顧客の獲得を図る~
三井化学アグロ株式会社
~民間企業開発F1水稲品種「みつひかり」で稲作の多収、作期分散を実現する~
<アンケート回答先企業(46社)>
株式会社原育種園、株式会社大学農園、株式会社ササキ種苗、株式会社石澤採種園、株式会社庄子種苗店、株式会社上町のタネ、協同種苗株式会社、株式会社水戸種苗商会、株式会社野手のタネ、タネのハシモト株式会社、株式会社ウエルシード、ヒザワ種苗株式会社、池田種苗株式会社、株式会社大畠種苗、株式会社小林種苗本店、京成バラ園芸株式会社、クワタ種苗株式会社、野村植産株式会社、岩崎種苗株式会社、株式会社しかま種苗本店、株式会社ヒラタのタネ、株式会社宮崎タネセンター、三好アグリテック株式会社、三好種子株式会社、株式会社信州山峡採種場、松永種苗株式会社、株式会社ベルディ、愛三種苗株式会社、ハクサンインターナショナル株式会社、株式会社赤塚植物園、株式会社ナコス、株式会社滋賀種苗、大原種苗株式会社、株式会社イマイ種苗商會、荒川種苗株式会社、株式会社カド、株式会社水田種苗園、山陽種苗株式会社、株式会社神田育種農場、白木屋種苗株式会社、サンシード山口株式会社、江山種苗株式会社、株式会社橋本種苗園、祖母井種苗園芸株式会社、株式会社興農園、株式会社宮崎農園
第Ⅵ章 種苗関連企業一覧(272社)
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