2020年版 種苗ビジネスの市場実態と将来展望
本調査レポートは、種苗市場・アグリバイオ市場参入企業に於ける種苗ビジネスの方向性と企業戦略、及び研究開発・生産体制の動向を調査・分析することにより、種苗ビジネス市場の将来性を展望することを目的としている。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:当調査は、国内外の種苗市場参入企業における事業の方向性と企業戦略、及び取扱商品の動向を調査・分析することにより、種苗市場を展望することを目的として実施した。
調査対象製品:農作物用の種子・苗(野菜類、果樹類、穀物類、花卉類、その他芝類、飼料用作物、他)
調査対象先:
・種苗メーカー(82社)(有力種苗メーカー77社、異業種参入メーカー5社)
・種苗関連業界団体・官公庁、他
調査方法:直接面接取材、及び電話・アンケート調査を実施。その他各種文献調査を実施、他
調査期間:2020年4月~2020年7月
種苗市場に関する調査を実施(2020年)
育種の技術革新が進む種苗市場
~新しい植物育種技術(NBT: New Plant Breeding Techniques)などにより増加基調への回復を期待~
- 世界的大再編が進む種子業界の動向と方向性
- 激動する海外種子メジャー企業動向と方向性
- 世界種子市場を作物種別、育種方式別、地域別に詳細レポート
- 国内有力種苗メーカーの国内・海外戦略研究
- 注目を集めるDNAマーカー選抜育種とゲノム編集
- 国内種苗市場を作物種類別に詳細レポート
- 国内野菜・花卉・果樹・穀物種苗の2024年展望
- 有力種苗関連企業82社の個別実態を掲載
- 国内種子関連企業(343社)一覧を掲載
- 前回版(2018年版)との違い
・世界的大再編が進む大手バイオメジャー統合後の市場戦略とは
・海外市場に注力する日本の種子大手メーカーの方向性・戦略とは
・主要農作物種子法廃止後の民間種子ビジネスについて、2018年調査と2020年調査結果を比較
・ペレット加工、フィルムコート、プライミング処理など、加工種子概況と種子メーカーの種子加工状況を調査
第Ⅰ章 種苗ビジネスの注目市場動向
第Ⅱ章 世界の種子ビジネスの市場動向と将来展望
第Ⅲ章 日本の種苗ビジネスの市場動向と将来展望
第Ⅳ章 有力参入企業の市場戦略と方向性
第Ⅴ章 有力参入企業の個別実態(82社)
第Ⅵ章 種苗関連企業一覧(343社)
調査資料のポイント
1.世界的再編が進む農薬・種子メジャーの動向と方向性
2.世界の種子市場の現状と展望
3.日本の種子市場の現状と展望
第Ⅰ章 種苗ビジネスの注目市場動向
1.日本における種子関連制度の概況
(1)UPOV条約
(2)種苗法
①品種登録制度の概要
②種苗法上の登録品種の取引モデル類型
③育成者権の効力の例外(農業者の自家増殖の概要)
④「種苗法の一部を改正する法律案(2020年4月)」について
④-1「種苗法の一部を改正する法律案(2020年4月)」成立は見送り
④-2「種苗法の一部を改正する法律案(2020年4月)」の必要性と課題
(3)植物防疫法
2.主要農作物種子法廃止の背景と市場への影響
(1)主要農作物種子法とは
(2)主要農作物種子法下での水陸稲種子の育種
(3)国内水陸稲種子市場の特殊性
(4)主要農作物種子法廃止(2018年4月施行)で市場は変わるか
(5)種苗メーカーの見解(アンケート調査結果)
①「主要農作物種子法」の廃止に伴い民間企業・団体による種子ビジネスは拡大するか
②「主要農作物種子法」の廃止に伴う今後の事業化の可能性ある作物について
3.加工種子の市場概況(ペレット加工、フィルムコート、プライミング処理、テープ加工)
(1)ニーズ高まる加工種子の概況
(2)主要種苗メーカーにおける種子加工の現状
4.農業用遺伝資源保存の現状(農林水産省のジーンバンク事業の概況)
5.GM(遺伝子組み換え)技術の普及と食品表示問題
6.遺伝子組換え技術に対する主要メーカーの方向性
7.機能性表示食品(農産物)の市場概況
(1)機能性表示食品(生鮮品:農産物)とは
(2)主要参入企業
(3)機能性表示食品(農産物)の市場規模
(4)機能性表示食品(農産物)の商品動向
8.ガーデニング・家庭菜園市場の拡大と変化
(1)市場概況と市場規模推移
(2)商品別構成比(2018年度)
(3)ガーデニング・家庭菜園の市場展望
9.注目を集めるDNAマーカー選抜育種とゲノム編集
(1)従来育種について
(2)ゲノム解析による育種法について
(①DNAマーカー選抜育種/②ゲノム編集による育種/③SNP(スニップ)の分析技術)
10.世界的再編が進む農薬・種子メジャーの動向と方向性
11.種苗メーカーにおける新型コロナウイルスの影響への見解
第Ⅱ章 世界の種子ビジネスの市場動向と将来展望
1.種子市場における海外メジャー企業の動向
(1)バイエル
(2)コルテバ・アグリサイエンス
(3)シンジェンタ
(4)BASF
(5)ビルモラン&シエ
(6)KWS
2.世界の種子市場の現状
(1)世界の有力種子企業の売上規模推移(2014~2018年)
(2)世界の種子市場規模
3.分野別市場動向
(1)作物種別の市場規模(2018年:穀物/穀類、油糧種子、糖料作物、野菜・果実、その他の種子)
(2)育種方式別の種子市場(自然交配型種子、GM種子)
(3)地域別の種子市場(北米、中南米、アジア太平洋、欧州、中東・アフリカ)
(4)GM種子における特性別の種子市場(除草剤耐性種子、害虫抵抗性種子、その他)
4.世界種子市場の展望
(1)作物種別の世界種子市場規模予測(2026年予測)
(2)育種方式別の世界種子市場規模予測(2026年予測)
(3)地域別の世界種子市場規模予測(2026年予測)
第Ⅲ章 日本の種苗ビジネスの市場動向と将来展望
1.従来型育種とアグリバイオ技術の特性
2.新品種の登録状況
3.種苗業界の構造と業界特性
4.種苗マーケットの現状分析
(1)国内総種苗市場規模(2016~2019年度)
(2)分野別市場構成比(2019年度)
①総種苗市場(野菜、花卉、果樹、水稲、穀物)
②種子市場(野菜、花卉、水稲、穀物、芝)
③苗市場(野菜、花卉、果樹、水稲)
(3)種苗マーケットの流通フロー
(4)種苗種類別輸出入実績
①種苗輸入実績
②種苗輸出実績
(5)有力種苗メーカー事業展開状況
5.種苗市場の動向と2024年展望
(1)総種苗市場(野菜、花卉、果樹、水稲、穀物)
①総種苗市場推移(2016~2019年度)
②総種苗市場展望(2020~2024年度)
(2)種子市場(野菜、花卉、水稲、穀物、芝)
①種子市場推移(2016~2019年度)
②種子市場展望(2020~2024年度)
(3)苗市場(野菜、花卉、果樹、水稲)
①苗市場推移(2016~2019年度)
②苗市場展望(2020~2024年度)
6.分野別種苗市場の動向と2024年予測
(1)野菜類分野
①市場概況
②参入企業・生産者動向
③市場規模推移と市場構成比
④今後の課題と2024年展望
(2)花卉類市場
①市場概況
②参入企業・生産者動向
③市場規模推移と市場構成比
④今後の課題と2024年展望
(3)果樹類分野
①市場概況
②参入企業・生産者動向
③市場規模推移と市場構成比
④今後の課題と2024年展望
(4)穀物類分野(コメ、ムギ、ダイズ)
①市場概況
②参入企業・生産者動向
③市場規模推移と市場構成比
④今後の課題と2024年展望
(5)その他の分野(芝類、飼料用作物)
①市場概況
②参入企業・生産者動向
③市場規模推移と市場構成比
④今後の課題と2024年展望
7.機能性農作物の実用化に向けた取組み
8.カルタヘナ法に基づく第一種使用規定が承認された遺伝子組換え農作物一覧
9.関連資材マーケット動向
絵袋市場
第Ⅳ章 有力参入企業の市場戦略と方向性
1.事業概要
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
2.新商品と研究開発・動向
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
3.種苗生産・流通動向
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
4.流通フローと販売ルート
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
5.種苗事業展開上の課題点
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
6.今後の種苗事業の方向性
種苗事業メーカー
異業種参入メーカー
第Ⅴ章 有力参入企業の個別実態(82社)
<有力種苗メーカー(15社)>
カゴメ株式会社
~カゴメ野菜生活ファーム富士見を展開、ガーデニングと消費者の接点拡大を図る~
カネコ種苗株式会社
~ハイグレードな独自品種開発により、ハイテクと国際化にチャレンジする農業総合企業~
株式会社サカタのタネ
~優れた花・野菜品種の開発を通し、世界の人々の生活文化向上に貢献する~
シンジェンタジャパン株式会社
~グローバル企業としての高い研究開発力と強固な戦略のもと、顧客・市場に付加価値を提供する~
タキイ種苗株式会社
~世界トップクラスの育種技術で開発に挑み、生産者の多様な要望に応える高品質種子供給~
有限会社竹内園芸
~接木苗の更なる需要増を見越して、群馬県に続いて熊本県に育苗センターを稼動~
トキタ種苗株式会社
~規格や固定概念にとらわれず、消費者、生活者目線で本当に食べたい美味しい野菜を開発~
中原採種場株式会社
~消費ニーズの多様化・高度化に対応した良食味品種や各種機能性品の開発・展開に注力~
ナント種苗株式会社
~生産者には生産意欲を掻き立たせ、消費者には優れた品種を開発・供給を以て貢献する~
株式会社日本農林社
~自社開発品種普及に重点を置き、種苗を通して生産者と流通・加工業の結びつきに貢献~
ベルグアース株式会社
~「ファンガーデン」ミニマムショップの展開を開始~
みかど協和株式会社
~最新の技術を追求し、農業の原点である「種子」を守り、新品種の開発・販売を通して農業に貢献する~
ミヨシ株式会社
~オリジナル品種の開発により、園芸業界に於けるオンリーワンとなる種苗会社を目指す~
株式会社武蔵野種苗園
~最先端の技術とノウハウを駆使して生み出す見た目・食味に優れた種子を生産者に届ける~
横浜植木株式会社
~国内外の情報網を活用し、種苗産業や緑あふれる豊かな生活のための商品販売・普及活動~
<異業種参入企業(5社)>
サントリーフラワーズ株式会社
~2019年で花事業30周年、野菜苗「本気野菜」も11年目を迎え、顧客開拓に注力~
住化農業資材株式会社
~高付加価値の種苗と農業資材を開発、提供することで、農業経営を総合的にサポート~
日本紙通商株式会社
~ミライを担う次世代の日本茶である「サンルージュ」と茶セル苗「ネプラス」の普及拡大~
日本デルモンテアグリ株式会社
~新規顧客の獲得に向けての簡便化商品の充実を中心に商品展開を強化~
三井化学アグロ株式会社
~民間企業開発F1水稲品種「みつひかり」で稲作の多収、作期分散を実現する~
<アンケート回答先企業(62社)>
株式会社札幌採種園
株式会社ササキ種苗
株式会社サン園芸
株式会社永池育種農場
沼田種苗株式会社
株式会社水沢種苗店
株式会社庄子種苗店
株式会社高井南茄園
株式会社ミナモト種苗
菊地種苗株式会社
タネのハシモト株式会社
株式会社ムラカミシード
株式会社ウエルシード
さいとう種苗株式会社
サイトウ種苗株式会社
株式会社マルカクのタネ
株式会社大畠種苗
株式会社小林種苗本店
川上種苗株式会社
株式会社高橋種苗店
クワタ種苗株式会社
平林物産株式会社
みかど協和株式会社
野村植産株式会社
株式会社進藤総合園芸センタ-
株式会社藤田種苗店
三好アグリテック株式会社
株式会社日本タネセンター
日本農産種苗株式会社
嶋崎種苗農事株式会社
松永種苗株式会社
株式会社ベルディ
トヨハシ種苗株式会社
株式会社クロノ種苗
株式会社ナコス
株式会社太田種苗
株式会社トオツカ種苗園芸
株式会社タネ源
荒川種苗株式会社
株式会社カド
高田種苗株式会社
吉谷農芸株式会社
山陽種苗株式会社
フカセ種苗株式会社
株式会社花の大和
株式会社大和農園
白木屋種苗株式会社
杉山種苗株式会社
株式会社井谷種苗園
サンシード山口株式会社
江山種苗株式会社
徳島ますや種苗株式会社
株式会社橋本種苗園
祖母井種苗園芸株式会社
四国種苗殖産株式会社
株式会社高知前川種苗
宝種苗株式会社
株式会社興農園
熊本県園芸種苗株式会社
梶田種苗株式会社
さつま種苗株式会社
A社
第Ⅵ章 種苗関連企業一覧(343社)
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