2016 BEMS・BAS市場の現状と将来予測
BEMS・BAS市場の現状を明らかにするとともに、最新のシステム・サービスを紹介して、同事業を展開している事業者の実態と戦略を分析した。本調査レポートでは、2015年度までの市場規模実績推移と、2025年度までの市場規模推移予測を行なった。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:BEMS・BAS 市場の現状を明らかにするとともに、同事業を展開している事業者の実態と戦略を分析したものである
調査対象:計装メーカー、電機メーカー、ゼネコン・サブコン・エンジニアリング会社、設計事務所、デベロッパー
調査方法:直接面接取材および電話取材等による調査結果をもとに、弊社独自の手法と責任により分析を行った
調査期間:2016年4月~2016年6月
- BEMS・BASシステム数の伸びは2012年度比2%強に対し、建築価格の上昇に伴って金額ベースは大幅拡大した
- 新築ビル用は首都圏の大規模開発案件などを中心に拡大し、既築ビル向けもリニューアル活況を受けプラス基調で推移している
- クラウドサービスが一般化し、提案活動が活発化している。オンプレミス vs クラウドの製品進化形態を紹介した
- 東京オリンピックに向けて建築需要がさらに拡大する中、BEMS・BAS市場の主導権を狙う各社の戦略を分析した
第1章 BEMS・BAS市場の現状
第2章 有力参入及び関連企業の実態と戦略分析
第3章 BEMS・BAS市場の将来展望
■掲載内容
調査結果のポイント
第1章 BEMS・BAS市場の現状
1.BEMS・BAS市場の概要
(1)BEMS・BASとは
(2)BEMS・BASのトレンド
(3)本レポートで対象とする市場
(4)この3年間の市場環境
2.BEMS・BAS市場の最新動向
(1)空調システムのトレンド
(2)オープン化の動向
(3)BEMSにかかわる補助事業
(4)クラウドの導入状況
3.調査対象企業と各社のBEMS・BAS装置・サービス
(1)調査対象企業とその動向
(2)対象各社のオンプレミス型BEMS・BAS装置ラインナップ
(3)遠隔監視サービス及びBASメンテナンスのラインナップ
(4)クラウドサービスのラインナップ
4.BEMS・BAS総市場の推定
(1)BEMS・BAS市場規模の推移(2012~2015年度)
(2)メーカー別BEMS・BAS販売数量推移(2012~2015年度)
(3)装置とサービスの売上内訳(2015年度)
(4)メーカー別実績内訳(2015年度、数量・金額)
(5)BEMS対応とBASのみの構成(2015年度)
(6)新築と既築の構成(2015年度)
第2章 有力参入及び関連企業の実態と戦略分析
1.計装システムメーカー
1)azbil
2)ジョンソンコントロールズ
3)パナソニックESエンジニアリング
2.電機メーカー
1)三菱電機
2)東芝
3)東光高岳
3.ICTメーカー
1)日本電気(NEC)
2)富士通
4.設計事務所・ゼネコン・サブコン
1)日建設計
2)清水建設
3)竹中工務店
4)三機工業
5)東洋熱工業
6)ダイダン
7)高砂熱学工業
5.ビルマルチ空調メーカー
1)ダイキン工業
第3章 BEMS・BAS市場の将来展望
1.BAS・BEMS市場に影響を与える要因
(1)建築のトレンド
(2)空調のトレンド
(3)クラウド化の方向
(5)無線化とBEMS・BAS
(6)ZEB、電源・熱源の多様化、電力自由化とBEMS・BAS
(7)BEMS・BASとCEMS
(8)シングルベンダーとマルチベンダー
(9)人材の育成とAI-BEMS、業界の集積化
2.市場の将来予測
(1)BEMS・BAS市場とビルマル型BEMS・BAS、クラウド利用BEMSの方向
(2)BEMS・BAS市場予測
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