2016 ダイレクトセリング市場 ~通信販売・訪問販売~
通信販売市場は依然として拡大を続けている。現在はオーバーストアの状況下で大手による集約が進みつつあり、優位差別化のためのサービス戦略も神経戦となっていることから、有力企業の営業施策をはじめとする事業戦略は注目度が高い。今回の製作においては、こうした通販市場に加え、訪問販売市場に関するコンテンツを追加した。訪問販売市場は、事業運営環境の変化や法改正の影響などから、縮小傾向にある中、生き残り戦略として、大手企業を中心に業態転換を図るなど、大きな変化を余儀なくされている市場である。昨今小売チャネルが多様化する中で、同市場の変化などに注目し、ダイレクトセリング市場の現状をレポートするべく再構成した。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:通信販売企業、および訪問販売を行なう企業の運営実態に関する調査・分析を行ない、事業戦略立案のための基礎資料とすることを目的とした。
調査対象市場:物販を中心とするB to Cの通信販売市場(一部B to Bあり)。物販とサービスを中心とする訪問販売市場
調査対象先(対象エリア):日本
調査方法:直接面接及び電話取材、その他周辺間接調査を実施。あわせて、郵送によるアンケート留置法を実施。
調査期間:2016年7月~2016年9月
- 訪問販売市場の動向調査を新たに追加し、内容拡充
訪問販売、ネットワークビジネス、宅配などの訪問販売業界の情報を新規に追加。市場環境分析から、主要企業の経営指標といった情報を掲載 - 通信販売市場の全体動向を網羅
今後の市場規模予測などの情報に加え、ネット、カタログ、テレビといった各媒体における主要プレーヤーに関して、マーケティング戦略を分析。同時に商品別の観点からも把握しておきたい企業情報を多角的にレポート - 国内ダイレクトセリング市場の注目10大トピックスのまとめ
- 今、再び注目を集める越境ECについてレポート
- 通販・訪販における大手企業、成長企業のマーケティング情報を掲載
<訪販業界>ダスキン、日本アムウェイ、日本トリム、ニュースキン、フォーデイズ、ポーラ化粧品、など13社を掲載
<通販業界>アスクル(BtoCロハコ事業)、エニグモ、CROOZ、スタートトゥデイ(アパレル・服飾雑貨)、ベガコーポレーション(家具・雑貨)、ユナイテッドアローズ、ヨドバシカメラなど
第1編 ダイレクトセリング市場の現状
第2編 通信販売市場の動向
第3編 通販主要企業の運営実態
第4編 訪問販売市場の動向
■掲載内容
調査結果のポイント
第1編 ダイレクトセリング市場の現状
<ダイレクトセリング市場の2015-2016年動向>
1.通信販売市場の規模推移と動向
2.訪問販売市場の規模推移と動向
2015年度通信販売売上高ランキング(2015年4月~2016年3月期)
2015年度訪問販売売上高ランキング(2015年4月~2016年3月期)
◇法改正動向◇ ダイレクトセリングに関わる法律動向
1.特定商取引法
2.景品表示法
3.消費者契約法
◇トピックス◇ 国内ダイレクトセリング市場の注目10トピックス
1.国内主要ECモールの動向
2.顧客情報管理問題
3.人工知能(AI)システムの導入
4.中国EC市場動向
5.海外の主要なEC販売チャネル
6.共通ポイントサービス市場
7.ID決済サービスの普及
8.各社のO2Oサービス、オムニチャネル施策
9.太陽光発電動向
10.高齢者向け無店舗販売事業
参考資料:日本の小売市場推移
第2編 通信販売市場の動向
<カタログ通信販売市場の動向>
1.ゼネラル系通販主要企業の業績動向
●ゼネラル通信販売大手企業の動向
・ニッセンホールディングス
・千趣会
・ベルーナ
【通信販売業/有力企業の事業戦略】
株式会社髙島屋
株式会社ベルーナ
<テレビ通信販売市場の動向>
ディノス・セシールは3期連続2桁増収で好調、ジャパネットたかたは微増
1.テレビ通販市場 企業の動向と業績
「テレビ通販主要30社売上高ランキング」
2.主要キー局の通販事業
●日本テレビ放送網 ~収支改善へ向け、BS放送枠などの整理を進める~
●ディノス・セシール/フジテレビ ~番組演出の工夫から視聴者の支持を集め、売上高120億円を突破~
●ロッピングライフ/テレビ朝日 ~テレビ朝日グループの系列局や外部通販会社との協業を拡大~
●テレビ東京ダイレクト/テレビ東京 ~情報番組と結び付けた商品訴求が増収に寄与~
【通信販売業/有力企業の事業戦略】
株式会社グランマルシェ
3.専門放送型2社の動向
●QVCジャパン ~開局15周年を迎え、経営陣の交代など事業再編進む~
【通信販売業/有力企業の事業戦略】
ジュピターショップチャンネル株式会社
4.テレビ通販参入企業の動向
●オークローンマーケティング ~今期もオムニチャネル戦略に注力、キッチン用品では卸を拡大~
【通信販売業/有力企業の事業戦略】
株式会社ジャパネットたかた
<インターネット通信販売市場の動向>
1.Eコマース市場規模(BtoC)とセグメント別のBtoC EC市場規模
2.ネット通販売上高ランキング2014年度(総合)
Eコマース関連企業動向
3.Eコマース事業者の取引環境
(1)販売形態
(2)インターネット広告動向
(3)決済システム
4.Eコマースの物流動向
(1)ECにおける陸運物流
(2)主要配送事業者の動向
(3)海外向け物流
5.越境ECと世界のBtoC EC市場
(1)日・米・中の越境EC市場
(2)世界のBtoC EC市場
(3)国内の越境EC注力企業
●ビィ・フォアード
●ネオ・ウィング
6.リユースEC市場(CtoCネット通販動向)
7.BtoBネット通販、ネット卸市場
8.モバイルコマース市場
<大手各社のフルフィルメント体制>
①受注分野 ②物流分野
<商品別市場動向>
商品別市場の全体動向
各商材別の概況
衣料品、インナー、宝飾品・時計、化粧品、健康食品、食料品、家具・家庭用品
【商品別市場動向①】
<衣料品市場>
ECと実店舗連携施策に各社は注力、EC専業では中古品流通やレンタルに業容拡大
1.衣料品市場 全体市場動向と市場規模
[2015年 SC販売動向]
2.通信販売における衣料品の動向
[アパレル企業EC化率]
[アパレルメーカー、衣料品専門店の通販事業の状況]
●ユナイテッドアローズ ~EC独自施策と店舗連携を組み合わせ増収図る~
●TSIホールディングス/TSI ECストラテジー
~自社ECサイトのオムニチャネル化を完了、海外市場にも販路拡大を目指す~
●三陽商会 ~中核ブランド切り替え後、ECと実店舗連携で収益確保を図る~
●ベイクルーズ ~会員情報を一元化し、EC・実店舗の併用客を育成~
3.アパレルEC企業/事業動向
●スタートトゥデイ ~フリマ事業を開始、アパレルECのエコシステム構築を図る~
アパレル関連企業の通販売上高一覧 *ネット通販売上高ランキング(総合)より抜粋
【商品別市場動向②】
<インナーウェア市場>
支出額・購入数量の平均はともに減少、小売事業者はECの強化図る
1.インナーウェア市場 全体市場動向と市場規模
(1)レディスインナーウェア市場
(2)メンズインナーウェア市場規模
(3)レッグウェア市場
2.2015年のインナーウェア市場の状況
3.通信販売におけるインナーウェアの動向
(1)レディスインナーの通信販売市場規模の推移
(2)各社の取組み動向
●ワコール ●ピーチ・ジョン ●白鳩 ●ディノス・セシール
【商品別市場動向③】
<宝飾品・時計市場>
宝飾品・時計双方で、消費増税後の反動減に対しインバウンド需要が市場を支える
1.宝飾小売市場 全体市場動向と市場規模
2.通販ルート 市場動向と市場規模
3.時計小売市場の動向と見通し
[ウォッチ総小売市場規模推移]
4.通販ルート 市場動向
【商品別市場動向④】
<化粧品・医薬品市場>
2014年度化粧品市場は全製品カテゴリで前年度比プラス、インバウンド需要も後押し
1.化粧品全体市場と通販ルート/市場規模と市場動向
[化粧品通販売上高上位30社]
2.市場における有力企業の動向
●オルビス ●シーズ・ホールディングス ●ファンケル
[各社直営店舗運営状況]
3.医薬、化粧品のEC市場規模概要
4.ドラッグストアチャネル、化粧品市場の概要
5.改正薬事法施行後の動向
6.医薬品、化粧品のネット通販動向
医薬品、化粧品、サプリメントなどの通販売上高 *ネット通販売上高ランキング(総合)より抜粋
【商品別市場動向⑤】
<健康食品市場>
機能性表示食品の市場貢献は2016年からと見込む
1.健康食品全体市場と通販ルート/市場規模と市場動向
[通販健康食品売上高上位30社]
2.市場における有力企業の動向
●サントリーウエルネス ●えがお ●世田谷自然食品 ●小林製薬
主な健康食品のネット通販売上高 *ネット通販売上高ランキング(総合)より抜粋
【商品別市場動向⑥】
<食品市場>
実店舗受け取り、冷蔵式ロッカーなど配達手法の多様化が進む
1.食品全体市場/市場動向と市場規模
「食品通販売上高上位30社」
2.食品、飲料・酒類のEC市場規模概要
3.生協の無店舗事業の動向
4.ネットスーパーの変遷と動向
5.食品、飲料・酒類のネット通販企業動向
●オイシックス ●タイセイ ●カクヤス
食品、飲料・酒類のネット通販売上高 *ネット通販売上高ランキング(総合)より抜粋
【商品別市場動向⑦】
<家具・家庭用品・家電パソコン市場>
2014年のホームファッションは伸長、日用品市場も親和性の高さで拡大顕著
1.家庭用家具全体市場 市場動向と市場規模
2.家具・インテリア、雑貨市場の概要
3.家具・インテリア、雑貨の専門店動向
4.家具・インテリア、雑貨、日用品のネット通販動向
5.家電・パソコン・同関連製品のEC市場規模概要
6.家電・パソコン専門店の市場概要
7.家電・パソコン・同関連製品のネット通販動向
家電製品・パソコン・同関連製品取扱い企業のネット通販売上高
*ネット通販売上高ランキング(総合)より抜粋
◇利用実態動向◇ 通信販売市場の実態調査
1.通信販売の利用実態と動向
――(公社)日本通信販売協会編『第23回 全国通信販売利用実態調査報告書』より
(1)通信販売の利用率について
(2)利用広告媒体について
(3)購入商品について
(4)利用回数について
(5)利用金額について
(6)代金の支払い手段について
(7)通信販売を利用した理由について
2.通信販売企業の実態と消費者の利用実態
(公社)日本通信販売協会資料『第33回 通信販売企業実態調査報告書』より
(1)利用している広告媒体
(2)広告媒体別の売上高構成比
(3)カタログの発行部数、配送方法、レスポンス率
(4)フルフィルメント受注件数、受注1件あたりの平均金額
(5)通信販売の課題
【通信販売業/有力企業の事業戦略】
アスクル株式会社 「ロハコ事業」
株式会社エニグモ
株式会社カタログハウス
クルーズ株式会社
ケンコーコム株式会社
株式会社爽快ドラッグ
株式会社DoCLASSE(ドゥクラッセ)
株式会社ベガコーポレーション
株式会社丸井グループ
株式会社ユナイテッドアローズ
株式会社ヨドバシカメラ
株式会社ロコンド
第3編 通販主要企業の運営実態
〔調査票A/詳細調査〕
①企業概要(企業名、設立、資本金、所在地、URL、代表者、従業員数、上場取引所)
②業績推移(決算期、総売上高、通信販売売上高、利益高)
③媒体(媒体別売上高構成比、主要自社発行媒体の特徴など)
④利用顧客特性(顧客数、男女別構成比、平均客単価、年齢別構成比、顧客ターゲット・利用顧客の特性、
よく利用する注文方法と決済方法)
⑤商品政策(取扱商品分野、売上高構成比、主要商品の中心上代、取扱いアイテム数、
主要仕入先、取扱商品の特徴、売れ筋商品、コールセンター・物流センターについて)
⑥海外事業
⑦前期の主な施策/今後の事業展開について
〔掲載企業/50音順〕
株式会社アイム
アスクル株式会社【ロハコ事業】
株式会社エニグモ
オイシックス株式会社
株式会社オークローンマーケティング
株式会社オージオ
オルビス株式会社
株式会社カタログハウス
株式会社QVCジャパン
株式会社グランマルシェ
クルーズ株式会社
ケンコーコム株式会社
株式会社再春館製薬所
株式会社シーズ・ホールディングス
株式会社ジャパネットたかた
ジュピターショップチャンネル株式会社
株式会社白鳩
新日本製薬株式会社
株式会社スクロール
株式会社スタートトゥデイ
株式会社ストリーム
株式会社千趣会
株式会社爽快ドラッグ
株式会社髙島屋
株式会社ディーエイチシー
株式会社ディノス・セシール【セシール事業】
株式会社ディノス・セシール【ディノス事業】
株式会社DoCLASSE(ドゥクラッセ)
ドクターリセラ株式会社
株式会社ニッセンホールディングス
株式会社ハーバー研究所
株式会社ピーチ・ジョン
ヒラキ株式会社
株式会社ファンケル
株式会社フェリシモ
株式会社ベガコーポレーション
株式会社ベルーナ
マガシーク株式会社
株式会社丸井グループ
株式会社ヤマサキ
株式会社山田養蜂場
株式会社優生活
株式会社ユナイテッドアローズ
夢展望株式会社
株式会社ヨドバシカメラ
株式会社良品計画
株式会社ロコンド
〔調査票B/簡易調査〕
①企業概要(企業名、設立、資本金、所在地、URL、代表者、従業員数)
②業績推移(決算期、総売上高、通信販売売上高)
③媒体(自社媒体の有無、売上高構成比、自社発行媒体の特徴など)
④顧客リスト数(顧客数、顧客ターゲット、顧客の特性、平均受注単価)
⑤取扱商品の特徴・主な取扱商品・取扱商材に関する今後の予定
〔掲載企業/50音順〕
株式会社エスシー・カードビジネス
株式会社えみの和
株式会社沖縄美健
株式会社京都通販
銀座ステファニー化粧品株式会社
宝ヘルスケア株式会社
東京オートマック株式会社
株式会社ニッピコラーゲン化粧品
日本第一製薬株式会社
株式会社パーマンコーポレーション
ハマ株式会社
Hamee株式会社
株式会社林久右衛門商店
株式会社ハルメク
株式会社ハンコヤドットコム
株式会社日比谷花壇
株式会社ビューティ・ミッション
フェアトレードカンパニー株式会社
株式会社ふくや
株式会社プロデュース・オン・デマンド
株式会社マイウェイ・ファミリークラブ
三起商行株式会社
三菱マテリアルトレーディング株式会社
株式会社ムジカインドウ
株式会社やまやの食卓
株式会社ワコール
第4編 訪問販売市場の動向
●訪問販売市場の定義と分類
【訪問販売業/有力企業の事業戦略】
株式会社アイビー化粧品
株式会社アサンテ
オッペン化粧品株式会社
京都きもの友禅株式会社
株式会社シーボン
株式会社ダスキン
日本アムウェイ合同会社
株式会社日本トリム
ニュースキンジャパン株式会社
株式会社ノエビア
フォーデイズ株式会社
株式会社ポーラ
丸八グループ(株式会社丸八真綿販売)
〔訪販企業/簡易調査〕
①企業概要(企業名、設立、資本金、所在地、URL、代表者、従業員数)
②業績推移(決算期、総売上高、通信販売売上高)
③主要商品(主力商品の名称、特徴、シェア比率など)
④商品戦略(取扱商品の動向、研究開発など)
⑤販売戦略(販売方式、顧客属性、プロモーション情報など)
⑥人材戦略の注力事項(採用方針、社員教育などで注力する領域)
⑦2016年度の課題(今期における課題点、重点方針)
アイビーイー・テクノ株式会社
株式会社GNLDインターナショナル
株式会社TIENS JAPAN
株式会社日健総本社
株式会社美寿多洋行
ライフバンテージジャパン株式会社
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