2017年版 建設8大市場の展望と戦略
本調査レポートでは、建設分野の基幹産業となっている8大市場(住宅、商業施設、オフィスビル、ホテル、工場、物流倉庫、学校、病院)のトレンドを中心とした調査・分析を実施し、様々な角度から建設市場全体の構造変化や中期的な展望及び各社の事業戦略等についてまとめた。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査対象:本書においては下記市場を調査対象とした。
(1)住宅(2)商業施設(3)オフィスビル(4)ホテル(5)工場(6)物流倉庫(7)学校(8)病院
調査対象エリア:日本国内及び、一部海外市場
調査対象企業数:各分野の参入企業約150社
調査方法:直接面接取材。弊社内部資料における調査結果及び各種業界関連資料などの整理・分析。
調査期間:2016年12月~2017年3月
- 建築統計過去20年以上の徹底分析
- 住宅、非住宅施設開発のトレンド
- 分野別建設市場ストック量の把握
- 分野別参入企業の業績、事業展開
- 今後注力される有望マーケット
- 建設業界を取り巻く市場環境の変化
- 新しい業界変革、今後の方向性
- 分野別市場規模推移と見通し
- 分野別施設の需要動向、施設概要
- 今後の建設市場の中期展望と課題
総論
第1章 住宅編
第2章 商業施設編
第3章 オフィスビル編
第4章 ホテル編
第5章 工場編
第6章 物流倉庫編
第7章 学校編
第8章 病院編
■掲載内容
総論
◆建設投資の推移と見通し
◆建設8大市場のフローとストック
◆主な建設分野の市場規模(金額ベース)
◆使途別建築物の着工トレンド
◆既存建築物ストック量の推計
◆種類別・用途別建設工事の需要動向
◆建設業界の動向
◆ゼネコンの業績動向と見通し
◆建設会社の用途別売上高ランキング(2015年度)
◆地価の動向
◆建設業者が目指すべき方向性と課題
◆建設8大分野の中期展望と今後の課題
第1章 住宅編
1.住宅市場の最新動向
(1)新たな住生活基本計画(全国計画)
(2)省エネ性能表示制度がスタート
(3)「ZEHビルダー登録制度」の導入
(4)ハウスメーカーの業績動向及び見通し
(5)ハウスメーカーの事業戦略
(6)ハウスビルダーの事業戦略
2.住宅のトレンド
(1)新設住宅着工戸数の推移
(2)戸建て住宅と分譲マンションの供給推移
(3)住宅の商品トレンド
(4)戸建て住宅におけるIoT
(5)住宅のスマート化
(6)戸建て住宅の中高層化
(7)住宅事業者と消費者の重視点
3.住宅需要の方向性
(1)将来人口の推計
(2)今後の世帯構成の変化
(3)団塊ジュニア・団塊世代にみる住宅需要の方向性
(4)住生活に関するニーズ
(5)独居高齢者の増加
(6)住宅市場に及ぼす影響
4.住宅ストック市場の分析
(1)総住宅数と総世帯数との関係
(2)建て方別住宅数の推移
(3)分譲マンションのストック
(4)空き家ストックの市場分析
5.分譲マンション市場の動向
(1)分譲マンションの供給トレンド
(2)メーカーシェア、ランキング推移
(3)分譲マンションの価格動向
6.賃貸住宅市場の動向
(1)住宅市場の二極化
(2)賃貸市場登録制度の改正
(3)戸建て賃貸住宅の動向
(4)シェアハウスの動向
(5)サービス付き高齢者向け住宅の動向
(6)賃貸管理市場の動向
(7)賃貸住宅市場の方向性
7.中古住宅市場の動向
(1)中古住宅の市場動向
(2)住宅履歴の状況
(3)住宅リノベーション業界の新しい動き
(4)再販型と請負型リノベーションの比較
(5)中古戸建住宅の再生・販売事業の特徴と戦略
(6)中古住宅活性化の課題
(7)中古住宅市場の見通し
8.今後の課題と市場展望
第2章 商業施設編
1.商業施設市場の最新動向
(1)インバウンド需要の影響
(2)2020年までの市場環境の変化
(3)中心商業地の地価動向
(4)小売業界における農業への新規参入
(5)国内小売企業の動向
2.商業施設のトレンド
(1)商業施設の種類・タイプ
(2)日本初上陸や新業態の商業施設
(3)小売業のオムニチャネル化
(4)小型商業施設の開発
(5)今後の商業施設開発の方向性
3.業態別主要業界の動向
(1)SC(ショッピングセンター)
(2)百貨店
(3)GMS(総合スーパー)
(4)SM(スーパーマーケット)
(5)FC(フランチャイズチェーン)
(6)大手専門店
4.商業施設需要の方向性
(1)幅広い業態で期待されるインバウンド需要
(2)人口動態の変化
(3)シニア需要への対応
(4)キャリア女性の増加
(5)今後の方向性
5.商業店舗の市場規模推移
(1)商業店舗の新築着工推移
(2)業態別小売業の市場分析
6.業態別商業販売額の動向
(1)商業販売額の市場規模推移
(2)業態別商業販売額
7.商業デベロッパーの事業戦略
(1)商業デベロッパーの特徴
(2)商業デベロッパーの事業戦略
(3)アジアへの進出状況
8.今後の課題と市場展望
第3章 オフィスビル編
1.オフィスビル市場の最新動向
(1)新築や築浅のビルを中心に需要が堅調
(2)オフィス市場の「2018年問題」
(3)東京都心のオフィスビル開発計画
(4)大手不動産会社の業績動向
(5)大手不動産会社の事業戦略
(6)海外における事業戦略
2.オフィスビルのトレンド
(1)オフィスビルの建物概況
(2)オフィスビルの供給推移とストック
(3)テナント成約面積の動向
(4)オフィスビルの震災対策
(5)環境認証を取得するオフィスビルが増加
(6)オフィスビルのリノベーション
(7)オフィスビルのニーズ
3.オフィスビルの市場規模推移
(1)新築着工統計の推移
(2)ストック推移
4.オフィスビルの需給動向及び方向性
(1)オフィス需要の動向
(2)地区別平均空室率の推移
(3)地区別空室面積の推移
(4)大規模オフィスビルの供給見通し
5.オフィスビルの賃料相場と市況
(1)オフィスビル賃貸料の動向
(2)地区別平均賃料の推移
6.不動産証券化の動向
(1)不動産証券化の市場規模推移
(2)不動産の用途別実績
(3)都道府県別の実績
(4)不動産投資信託(REIT)の動向
(5)不動産私募ファンドの動向
7.不動産投資の動向
(1)不動産投資の現況
(2)投資対象として関心のあるプロパティタイプ
(3)不動産投資を行うために必要なこと
8.今後の課題と市場展望
第4章 ホテル編
1.ホテル市場の最新動向
(1)ホテル業界の動向
(2)国内ホテル市場の動向
(3)固定資産税の軽減
(4)深刻な人手不足の実態
(5)ホテル再生ビジネスの動向
(6)民泊の動向
(7)会員制リゾートクラブの動向
2.ホテルのトレンド
(1)新しいホテルの開発
(2)ビジネスホテルの動向
(3)宿泊特化型ホテルの動向
(4)ホステルの動向
(5)既存ホテルの売買動向
(6)海外大手ホテルの動向
(7)ホテルの営業戦略
3.ホテル需要の方向性
(1)国内宿泊者の需要動向
(2)訪日外国人客の需要動向
(3)OTAの動向
(4)客室価格の高額化
(5)建材メーカーのホテル向け商品開発
(6)今後のホテル需要
4.ホテル・旅館の市場規模推移
(1)ホテルの市場規模推移
(2)旅館の市場規模推移
(3)エリア別の市場動向
(4)主要企業の業績
5.ホテルの利用率状況
(1)シティホテル
(2)ビジネスホテル
(3)都道府県別・施設別客室稼働率の状況
(4)主要ホテルの客室稼働率
6.ホテルの収益性、運営実態
(1)ホテル市場の増加
(2)シティホテルの収支状況
(3)ホテルの経営実態
7.ブライダル市場の動向
(1)婚姻件数と婚姻率の推移
(2)ブライダル市場規模推移
(3)主要企業の業績動向
(4)主要ホテルの婚礼実績
8.今後の課題と市場展望
第5章 工場編
1.工場市場の最新動向
(1)工場の市場動向
(2)製造業の海外進出における視点
(3)工場をつなぐIoT
(4)スマート工場の動向
(5)植物工場の動向
2.工場のトレンド
(1)工場立地の概要
(2)業種別工場立地状況
(3)地域別工場立地状況
(4)立地地点の選定理由
(5)研究所及び外資系企業の立地状況
3.工場の市場規模推移
(1)工場ストックの現状
(2)市場規模推移
4.工場の需要動向
(1)海外現地法人の分布状況
(2)海外現地法人の撤退及び進出状況
(3)現地法人の売上高の状況
(4)海外生産比率
(5)現地法人の収益状況
5.国内における設備投資及び研究開発の動向
(1)2016年度の設備投資動向
(2)主要各社の設備投資額
(3)主要各社の研究開発投資
6.海外における研究開発及び設備投資の動向
(1)現地法人の研究開発費の状況
(2)現地法人の設備投資額の状況
7.今後の課題と市場展望
第6章 物流倉庫編
1.物流倉庫市場の最新動向
(1)物流総合効率化法改正の影響
(2)倉庫業界の動向
(3)物流業界の動向
(4)物流業界における人手不足問題
(5)アジアにおけるコールドチェーンの動向
(6)食品輸出の課題は物流
(7)医薬品を扱う物流事業者が注目するGDP
2.物流倉庫のトレンド
(1)倉庫市場の動向
(2)営業倉庫の動向
(3)大型物流施設が大量供給
(4)大規模物流倉庫の供給動向
(5)大規模な物流施設計画
(6)物流不動産のトレンド
(7)商社による物流施設の開発
3.物流倉庫需要の方向性
(1)賃貸目的の倉庫建設需要
(2)賃貸倉庫の需要動向
(3)賃貸物流施設の空室率
(4)3PLの市場動向
(5)物流施設で相次ぐロボットの導入
(6)物流システム機器の市場動向
(7)物流倉庫の方向性
4.物流倉庫の市場規模推移
5.倉庫・物流業者の動向
(1)参入企業の動向
(2)倉庫業者の企業分析
(3)倉庫業者の事業戦略
(4)売却が相次ぐメーカー系物流会社
(5)低温物流における各社の動向
(6)不動産事業に参入する物流企業
(7)倉庫会社の海外戦略
6.倉庫事業の経営状況
(1)普通倉庫業の収支状況
(2)冷蔵倉庫業の収支状況
(3)運輸事業者の収支状況
7.物流コストの実態
(1)売上高物流コスト比率
(2)物流機能別及び領域別構成比の推移
8.今後の課題と市場展望
第7章 学校編
1.学校市場の最新動向
(1)出生数の推移
(2)児童のいる世帯の推移
(3)人口構成の将来推移
(4)学習指導要領の改訂
(5)2020年の教育改革
2.学校のトレンド
(1)教育産業市場の変遷
(2)学校数の動向
(3)在学者数の動向
(4)小中一貫教育の動向
(5)急ピッチで進むICT環境
3.教育ニーズの変化
(1)生活意識及び教育関連支出の変遷
(2)高校無償化制度の動向
(3)教育ICTの動向
(4)学校で使うコンピュータの整備率
(5)英語教育の動向
4.学校の市場規模推移
5.大学の動向
(1)大学数と在学者数の推移
(2)大学志願者の動向
(3)大学生の就職の動向
(4)大学院の動向
6.民間教育産業の市場動向
(1)学習塾・予備校市場
(2)家庭教師派遣市場
(3)英会話教室・語学学校市場
(4)民間カルチャーセンター市場
(5)スポーツ教室市場
(6)料理教室市場
7.企業向け研修サービス市場の動向
(1)企業向け研修サービス市場の分類と定義
(2)市場概況
(3)市場規模推移
(4)参入事業者の動向
第8章 病院編
1.病院市場の最新動向
(1)2017年度の予算案、医療・介護で1,400億円抑制
(2)求められる効率的な医療体制づくり
(3)医療における意識改革
(4)薬価制度の改革
(5)医師の都市集中から地方へのシフト
(6)医療を目的とする訪日外国人の急増
(7)介護保険サービスの利用状況
2.病院のトレンド
(1)病院の種類
(2)病院の統廃合
(3)医療機関の高齢者住宅事業
(4)病院の耐震強化
(5)中国での医療チェーン展開
(6)調剤薬局と相乗効果が高い医療モール
(7)病院不動産を対象にしたヘルスケアリート
3.病院数・病床数のストック推移
(1)種類別にみた施設数及び病床数
(2)開設者別にみた施設数
(3)病床の規模別にみた施設数
4.病院の市場規模推移
5.病院の経営実態
(1)1病院当たり入院患者数及び外来患者数
(2)100床当たり収支金額
(3)100床当たり総損益差額及び医業損益差額の状況
(4)医業収益100対収支金額割合
(5)黒字・赤字病院数の割合
(6)平均在院日数
(7)病床利用率
(8)一般病院における100床当たり職員数
(9)医師1人1日当たり診療収入
(10)主な診療科別の患者1人1日当たり診療収入
6.関連業界の事業戦略
(1)製薬業界の動向
(2)調剤薬局の事業戦略
(3)薬局の現状と課題
(4)ドラッグストアなど小売業の介護事業
(5)再生医療製品の実用化
(6)医療機器業界の動向
7.今後の課題と市場展望
このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい
矢野経済研究所では、
個別のクライアント様からの調査も承っております
マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。