2017 新エネルギー用パワーコンディショナー市場
本調査レポートでは、パワーコンディショナー(PCS)を対象に、その市場規模やメーカシェア、製品動向、参入メーカの取り組み実態、課題・問題点等を把握し、将来の市場規模や需要動向等を展望する。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査対象先:パワーコンディショナー(PCS)を生産もしくは販売を行い国内市場に参入しているメーカや関係省庁、業界団体等
調査方法:直接面接取材を中心に、電話ヒアリング、周辺取材等を実施。尚公表されている資料やデータ、研究成果、新聞記事、社内データ等も活用している。
調査期間:2017年4月~2017年7月
- 国内PCS市場は、PV向けが中心となる構造は変わらない。2015年度が需要のピークとなり、以後そのニーズと業界構造は大きく変わった
- PCSに求められる出力抑制制御や屋外設置、塩害対策、エアコンレス冷却等の機能はいずれのメーカも装備しつつあり、決定的なメーカ差は生じにくくなっている
- FIT価格は毎年下がり、PV事業の採算性低下は進む。更に、低圧連系は期待するほどの伸びはなく、メガソーラも適地が減少する中で、PCSの低価格化ニーズは強まる
- 2015年度途中から生産規模に勝る海外メーカの展開が活発化し、低価格の多数台連携の提案で急激にシェアを伸ばす。その反動で、国内メーカは2016年度から一気にシェアが低下
- 未接続PVの認定取り消しもあり、2020年まではメガソーラの需要は残り、当面はそれを目指したシェア争いは進む。FIT需要では、価格競争力に勝る海外メーカ有利の状況は変わらない
- 2030年のエネルギーミックス指針で、PVは達成確実。PV以外の再生可能エネルギー向けPCSで、積極的な製品投入も進む
- PV向けでは、いずれ先細るFIT需要に代わる需要開拓が直面する課題。産業向けでは、蓄電池との併設や自家消費需要開拓を目指し、次のステップに向けたPCSメーカの取り組みは既に始まっている。住宅向けは、PCS単体の展開から、HEMSとの融合が進みV2HやZEHへと発展していく
第1章 新エネルギー用PCSを取り巻く市場環境
第2章 新エネルギー用PCS市場の現状
第3章 主要PCSメーカの取り組み実態
第4章 新エネルギー用PCS市場の将来展望
■掲載内容
調査結果のポイント
第1章 新エネルギー用PCSを取り巻く市場環境
1.2014年度にピークを迎え、以後減少傾向にある再生可能エネルギー導入量
2.5つのポイントをベースにFITを見直し。2017年度から改正FITが施行
3.改正FIT施行に伴い2,766万kWが認定失効と試算。大半はPV
4.減少傾向にはあるが、一定の需要は存在する低圧連系
第2章 新エネルギー用PCS市場の現状
1.顔ぶれに大きな変化はない参入メーカ。PV向けで撤退もある一方、蓄電池向けは増加
2.PV向けPCSの品揃えと供給関係
(1)3~5.5kWに集中する住宅用PCS。大口ユーザを巡り流動的な供給関係
(2)100kWを境に顔ぶれが異なる産業用PCS
3.需要縮小で、伸び悩むPV向けPCSの市場規模。際立つ海外メーカの躍進
4.メーカシェア推移
(1)オムロンの強さが継続する小容量(10kW未満)。海外メーカシェアは上昇傾向
(2)海外メーカが躍進する中容量PCS(10~100kW)のシェア。国内メーカは軒並み低下
(3)需要縮小に加え、新たな競合が加わることで変動する大容量(100kW以上)シェア
5.性能差がなくなり、設置条件やO&M対応、消費電力削減等の仕様で違いを追求
6.新たな取り組みが顕在化しつつあるその他の新エネルギー用PCS。まだ、市場は未確立
第3章 主要PCSメーカの取り組み実態
1.SMAジャパン(株)
2.山洋電気(株)
3.新電元工業(株)
4.(株)ダイヘン
5.東芝三菱電機産業システム(株)
6.田淵電機(株)
7.日新電機(株)
8.富士電機(株)
9.三菱電機(株)
10.(株)明電舎
11.(株)安川電機
第4章 新エネルギー用PCS市場の将来展望
1.PVは2030年度のエネルギーミックス達成確実。それに伴いFIT需要は先細り
2.出力制御を契機に、検討が進む蓄電池の活用
3.当面は、FIT以外の需要創出を目指す国内メーカ、FIT需要に依存する海外メーカ
4.しばらくはFIT需要に依存し、その間に自家消費用途の開拓が進むPV用PCS
5.市場規模予測(~2020年度)
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