2018 IoT/M2Mマーケット ~普及期に入ったIoTビジネスの実態と中期展望~
IoT/M2Mビジネスに関して、主要事業者からの取材情報及び文献調査などをもとに、当該マーケットの現状、ビジネス構造、テクノロジー情報(5G、AI、VR/AR、LPWA、IoTプラットフォームなど)、主要ベンダーのIoTビジネスの取り組み、ユースケース事例などを明らかにした。さらに、収集情報をベースとしたカテゴリー別のIoT/M2M需要の現況、及び2022年を目処とした中期需要予測を行った。
調査資料詳細データ
調査対象
・エネルギー関連(エネルギー管理全般、HEMS、BEMS、スマートグリッド、テレメタリング/自動検針、太陽光発電施設管理など)
・物流・流通関連(トラッキング、車両運行管理、位置情報、決済関連/POS 関連、店舗でのエネルギー管理、デジタルサイネージ、デジタルマーケティングなど)
・設備・機器監視(製造・工場、重機・建機、エレベータ、自販機、MFPなど)
・自動車関連(ネットワーク型デジタコ、テレマティクス/コネクテッドカー、運行管理、カーシェアリング関連など)
・その他(ヘルスケア・健康管理、農業・畜産、インフラ監視、防災、防犯・セキュリティ、見守りサービス、環境計測、ペット監視など)
調査対象エリア:日本(主体)、北米、欧州・ロシア、アジア、中南米、オセアニアなど
調査方法:国内主要事業者への面談調査を中心に、電話調査、アンケート調査、文献調査(主に海外事業者)などを併用している。
調査期間:2017年12月~2018年4月
- 分野別の2015~2022年度(予測)市場規模予測
- 主要5分野及び注目8分野でのカテゴリー別の動向分析
- 分野ごとのユースケース/実証事例一覧
- 国内19社/海外7社の有力IoT関連企業のビジネス動向
- 日本を主体に、北米、欧州・ロシア、アジア、中南米、オセアニアなどの世界市場にもアプローチ
第Ⅰ章 総論編
第Ⅱ章 各論編
第Ⅲ章 企業個票編
調査結果のポイント
1.市場動向
(1)IoT/M2Mマーケットの構造
(図表1)IoT/M2Mマーケットの構造
(2)IoT/M2Mでの展開領域
(図表2)IoTとM2Mの関係
2.市場規模予測
(1)M2M市場規模予測(国内M2M売上ベース)
(図表3)国内M2M市場規模推移(M2M売上ベース:2013~2022年度予測)
(2)IoT市場規模推移(IoT売上ベース)
(図表4)国内IoT市場規模推移(IoT売上ベース:2015~2022年度予測)
3.カテゴリー別の動向
(1)カテゴリー別のM2M市場動向(2015~2022年度予測)
(図表5)カテゴリー別のM2M市場規模推移(国内累計回線数)
(2)M2Mでのカテゴリー別の動向
(図表6)M2Mでのカテゴリー別の動向
第Ⅰ章 総論編
Ⅰ.IoT/M2Mマーケット
1.マーケット概況
(1)IoTとM2Mの関係
(図表7)IoTとM2Mの関係
(2)IoT/M2Mマーケットの構造
(図表8)IoT/M2Mマーケットの構造
・M2MとIoTの違い
(図表9)M2M/IoTの差異点
(3)IoT/M2Mでの展開領域
(図表10)M2M/IoTでの展開領域
(4)IoTで期待されること
(図表11)IoTが生み出す価値・ソリューション
(5)IoTポテンシャルの大きい分野
□無線通信技術の進展/通信の低廉化・高速化・大容量化/標準化の進展
□モジュール、センサーシステム、各種デバイスなどの小型化・低廉化・低消費電力化
□IoTプラットフォーム/クラウドの普及
□ビッグデータ/データ解析・アナリティクス/AI技術の進展
□IoTセキュリティの向上
・IoT活用での留意点
・IoTポテンシャル
(図表12)分野別のIoTポテンシャル
(6)分野別のIoTポテンシャル
・エネルギー関連
・インフラ関連
・製造・工場
・セキュリティ・防災関連
・自動車関連
(7)IoT活用分野でのビジネス構造変化の方向性
(図表13)分野別のビジネス構造変化
2.M2M市場規模
(1)国内M2M市場規模推移(M2M売上ベース)
(図表14)国内M2M市場規模推移(M2M売上ベース:2013~2022年度予測)
(2)国内M2M市場規模推移(累計M2M回線数ベース)
(図表15)国内M2M市場規模推移(累計M2M回線数ベース:2013~2022年度予測)
(3)世界M2M市場規模推移(M2M売上ベース)
(図表16)世界M2M市場規模推移(M2M関連売上ベース:2013~2022年度予測)
(4)世界M2M市場規模推移(累計M2M回線数ベース)
(図表17)世界M2M市場規模推移(累計M2M回線数ベース:2013~2022年度予測)
3.M2M市場の内訳
(1)国内M2M市場の内訳(2016年度)
(図表18)M2M/IoTプラットフォーム
(図表19)国内M2M市場の内訳(2016年度)
(2)世界M2M市場の内訳(2016年度)
(図表20)海外のM2M/IoT関連プラットフォーム事業者
(図表21)世界M2M市場の内訳(2016年度)
4.カテゴリー別の国内M2M市場規模推移
(図表22)カテゴリー別のM2M市場規模推移(国内累計回線数)
(図表23)カテゴリー別のM2M構成推移(%)
5.IoT市場規模推移(IoT売上ベース)
(図表24)国内IoT市場規模推移(IoT売上ベース:2015~2022年度予測)
(図表25)国内IoT市場の内訳(2016年度)
Ⅱ.IoT/M2Mビジネスの現況と中期展望
1.IoTビジネスの現況評価
・「IoT×○○」の可能性
2.IoTの中期展望/普及イメージ
(1)IoT社会の中期展望
①量的な変化:つながる「人、モノ、コト」が指数対数的に増加
②質的な変化:インテリジェントセンサー
(多様なセンシング機能、ヘッジ処理/データ分散処理、低消費電力)の登場とデータ解析技術の高度化
(2)IoT社会実現のポイント
・IoT社会実現に向けての留意点
(3)IoTの普及イメージ
(図表26)IoT関連技術/IoT活用分野での普及タイムテーブル
3.IoTスターターキットの動向
(図表27)IoTスターターキットの分野別ターゲット割合(n=42)
(図表28)IoTスターターキット一覧①
(図表29)IoTスターターキット一覧②
4.主要ベンダーのIoT/M2Mビジネス動向
(1)IoT/M2M事業の位置づけ
(図表30)IoT/M2M事業の位置づけ
(2)IoT/M2M事業の展開状況
(図表31)IoT/M2M事業の展開状況
(3)IoT/M2M事業でのターゲット
(図表32)IoT/M2M事業でのターゲット
(4)IoT/M2Mでの事業目標
(図表33)IoT/M2Mでの事業目標
5.IoT/M2Mでの関連技術動向
(1)5G
(図表34)自動車での5G活用に関する取り組み
(図表35)サービス・防災などでの5G活用に関する取り組み
(2)AI
(図表36)AI活用に関する取り組み
(3)VR/AR
(図表37)VR/AR活用に関する取り組み
(4)スマートデバイス
(5)IoTセキュリティ
(図表38)IoTセキュリティでの問題点・課題
(図表39)IoTセキュリティにおける留意ポイント
(6)IoTプラットフォーム
(図表40)主なものづくり系IoTプラットフォーム一覧
(図表41)ものづくり系IoTプラットフォームの主旨
(図表42)ものづくり系IoTプラットフォームの構成
(7)LPWA
(図表43)タイプ別LPWAの特徴
(8)MVNO
・MVNO市場動向
(9)IoT/M2M関連ビジネスでの海外事業者動向
(図表44)主要海外事業者
6.分野別のIoT想定ポテンシャル
(1)オフィス/流通・アミューズメント
・オフィスセキュリティ
・エリアでのIoT活用
(図表45)オフィス/流通・アミューズメントでのIoT潜在需要関連基礎データ①
・流通でのIoT活用
(図表46)オフィス/流通・アミューズメントでのIoT潜在需要関連基礎データ②
(図表47)オフィス/流通・アミューズメントでのIoT事例
(2)ヘルスケア・健康管理/医療・介護
(図表48)ヘルスケア・健康管理/医療・介護でのIoT潜在需要関連基礎データ①
・作業者向けヘルスケアモニタリング
・ストレッチャブルデバイスの可能性
(図表49)ヘルスケア・健康管理/医療・介護でのIoT潜在需要関連基礎データ②
・介護での作業支援ロボットの可能性
(図表50)ヘルスケア・健康管理/医療・介護でのIoT潜在需要関連基礎データ③
・ヘルスケアサービスの可能性
・IoT活用での問題点・課題
(図表51)ヘルスケア・健康管理/医療・介護でのIoT事例
(3)見守り・セキュリティ
(図表52)見守り・セキュリティでのIoT潜在需要関連基礎データ①
(図表53)見守り・セキュリティでのIoT潜在需要関連基礎データ②
・センサ型高齢者向け見守りサービスの普及
・IoTを活用した子供向け見守りサービス
・官民連携した見守りサービスの推進
(図表54)見守り・セキュリティでのIoTビジネス事例
(4)自動車/パーキング関連
・次世代の自動車IoT
(図表55)自動車/パーキングでのIoT潜在需要関連基礎データ
(図表56)自動車/パーキング関連でのIoT事例
(5)社会インフラ関連(監視、保全)
(図表57)社会インフラでのIoT潜在需要関連基礎データ①
(図表58)オフィス/流通でのIoT潜在需要関連基礎データ②
・総務省による通信技術等の研究開発および国際標準化への取り組み
・社会インフラの維持管理におけるIoT活用実証事例
・情報のネットワーク化、データ有効活用の可能性
(図表59)社会インフラ関連でのIoTビジネス事例
(6)農業・畜産
・農業
・畜産
・水産業/林業
(図表60)農業・畜産でのIoT潜在需要関連基礎データ①
(図表61)農業・畜産でのIoT潜在需要関連基礎データ②
・今後の農業・畜産でのIoT活用
・農業・畜産におけるIoT活用
・スマート農業
・漁業/林業でのIoT活用
・ドローン活用の可能性
(図表62)農業・畜産関連でのIoT事例
・農業ITでの問題点・課題
(7)運輸・物流
(図表63)運輸・物流でのIoT潜在需要関連基礎データ①
・トータルサプライチェーンでのIoT活用
(図表64)運輸・物流でのIoT潜在需要関連基礎データ②
・IoT活用の方向性
(図表65)運輸・物流関連でのIoT事例
第Ⅱ章 各論編
~カテゴリー別の動向~
1.エネルギー関連
(1)市場規模推移(国内累計回線数ベース)
(図表66)エネルギー関連でのM2M市場規模推移(2015~2022年度予測)
(2)市場動向
(3)今後の見通し、課題
2.流通・物流関連
(1)市場規模推移(国内累計回線数ベース)
(図表67)流通/物流関連でのM2M市場規模推移(2015~2022年度予測)
(2)市場動向
(3)今後の見通し、課題
3.設備・機器監視
(1)市場規模推移(国内累計回線数ベース)
(図表68)設備・機器監視分野でのM2M市場規模推移(2015~2022年度予測)
(2)市場動向
・工場におけるデータ活用
・次世代仕様工場は数年先
(3)今後の見通し、課題
・工場でのデータ活用は期待されるが、その本格実現は数年先になる
4.自動車関連
(1)市場規模推移(国内累計回線数ベース)
(図表69)自動車関連でのM2M市場規模推移(2015~2022年度予測)
(2)市場動向
・自動車分野でのM2M/IoTアプリケーション
(図表70)自動車関連でのM2M/IoTアプリケーション
(3)今後の見通し、課題
・コネクテッドカー
5.その他分野
(1)市場規模推移(国内累計回線数ベース)
(図表71)その他分野でのM2M市場規模推移(2015~2022年度予測)
(2)分野別の市場動向
①ヘルスケア
(図表72)厳しい作業環境のある現場
②農業・畜産
・農業ITの方向性
③インフラ監視(維持管理用途)
・インフラITの背景
・インフラITの期待領域
④見守り・セキュリティ
・官民連携した見守りサービスの推進
⑤オフィス機器(MFP・複写機など)
・MFPビジネス
⑥プロパティマネジメント/建物ヘルスモニタリング
⑦ペット関連
⑧環境計測
第Ⅲ章 企業個票編
<国内企業>
IFSジャパン(株)
KDDI(株)
(株)NTTドコモ
(株)インターネットイニシアティブ
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)
(株)エヌ・ティ・ティ・データ
(株)オプティム
ソフトバンクグループ(株)
(株)ソラコム
沖電気工業(株)
京セラコミュニケーションシステム(株)
東芝デジタルソリューションズ(株)
東洋ビジネスエンジニアリング(株)
日本システムウエア(株)
日本ユニシス(株)/ユニアデックス(株)
日本電気(株)
(株)日立製作所
富士通(株)
三井物産エレクトロニクス(株)
<海外企業>
Digi International(米国)
Ericsson(スウェーデン)
Cisco Jasper(アメリカ)
Microsoft Corporation(米国)
PTC(Parametric Technology Corporation:アメリカ)
Telefonica,S.A.(スペイン)
Telenorグループ(ノルウェー)
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