2017 IoT/M2Mマーケット
IoT/M2Mマーケットの現状(市場規模、内訳)、ビジネス構造、テクノロジー情報(LPWA/IoT向け通信、IoTセキュリティ、標準化動向、MVNO連携など)、有力ベンダー情報、ユーザ事例などを明らかにする。また収集情報をベースとしたカテゴリー別のIoT/M2M需要の現況、及び2021年を目処とした中期需要予測を行う。
調査資料詳細データ
調査対象
・エネルギー関連(エネルギー管理全般、HEMS、BEMS、スマートグリッド、テレメタリング/自動検針、太陽光発電施設管理など)
・物流・流通関連(トラッキング、車両運行管理、位置情報、決済関連/POS関連、店舗でのエネルギー管理、デジタルサイネージ、デジタルマーケティングなど)
・設備・機器監視(製造・工場、重機・建機、エレベータ、自販機、MFPなど)
・自動車関連(ネットワーク型デジタコ、テレマティクス/コネクテッドカー、運行管理、カーシェアリング関連など)
・その他(ヘルスケア・健康管理、農業・畜産、インフラ監視、防災、防犯・セキュリティ、見守りサービス、環境計測、ペット監視など)
調査対象エリア:日本(主体)、北米、欧州・ロシア、アジア、中南米、オセアニアなど
調査方法:国内主要事業者への面談調査を中心に、電話調査、アンケート調査、文献調査(主に海外事業者)などを併用している。
調査期間:2016年12月~2017年3月
- 保全・モニタリング領域を中心に、工場・製造で期待されるIoT活用の将来像を考察
- 作業者(建設現場、警備、製造、倉庫・物流、ドライバーなど)の健康モニタリングへのIoT活用は? 健康管理&安全管理の融合が需要拡大のポイント
- 防災関連/インフラ監視/工場・製造分野などで期待される「次世代モニタリング(ITモニタリング)」の動向を探る
- LPWA(SIGFOX、LoRaWAN、NB-IoT/Cat.M1など)の普及見通しと標準化動向
第Ⅰ章 IoT/M2Mマーケット
第Ⅱ章 カテゴリー別の動向
第Ⅲ章 企業個票
■掲載内容
調査結果のポイント
1.市場動向
(1)IoT/M2Mビジネスの背景
(図表1)IoT/M2Mビジネスの背景
(2)M2MとIoTの関係
(図表2)IoTとM2Mの関係
(図表3)M2MからIoTでのビジネス領域拡大
2.市場規模予測
(1)M2M市場規模予測(国内)
(図表4)国内M2M市場規模推移(累計M2M回線数ベース:2012~2021年度予測)
(2)M2M市場規模予測(世界)
(図表5)世界M2M市場規模推移(累計M2M回線数ベース:2012~2021年度予測)
3.カテゴリー別の動向
(1)カテゴリー別の動向(2014~2021年度)
(図表6)カテゴリー別のM2M市場規模推移(国内累計回線数)
(2)M2Mビジネスでのカテゴリー別国内市場動向
(図表7) M2Mビジネスでのカテゴリー別の動向
第Ⅰ章 IoT/M2Mマーケット
1.IoTの規定
(図表8)IoTが生み出す付加価値・サービス
2.IoTが注目される背景
(図表9)IoTが急速に拡大する背景要因:再掲
・IoTでのエコシステム
・IoTでの標準化/リファレンスモデル
3.IoTとM2Mの関連
(図表10)IoTとM2Mの関係:再掲
(図表11)M2MからIoTでのビジネス領域拡大:再掲
4.調査対象領域
(図表12)IoT/M2Mビジネスの構造
5.IoTビジネスの展望
・IoTビジネスではM2Mが先行するも、中期的にはIoT社会への転換が進む
・IoT社会の実現には個々人の容認もポイントになる
6.M2M市場規模
(1)国内M2M市場規模推移(M2M売上ベース)
(図表13)国内M2M市場規模推移(M2M売上ベース:2012~2021年度予測)
(2)国内M2M市場規模推移(累計M2M回線数ベース)
(図表14)国内M2M市場規模推移(累計M2M回線数ベース:2012~2021年度予測)
(3)世界M2M市場規模推移(M2M売上ベース)
(図表15)世界M2M市場規模推移(M2M関連売上ベース:2012~2021年度予測)
(4)世界M2M市場規模推移(累計M2M回線数ベース)
(図表16)世界M2M市場規模推移(累計M2M回線数ベース:2012~2021年度予測)
7.M2M市場のレイヤー別の内訳(金額ベース)
(1)国内M2M市場の内訳(2015年度)
(図表17)国内M2M市場の内訳(2015年度)
(2)世界M2M市場の内訳(2015年度)
(図表18)世界M2M市場の内訳(2015年度)
8.カテゴリー別の国内M2M市場規模推移
(図表19)カテゴリー別のM2M市場規模推移(国内累計回線数):再掲
(図表20)カテゴリー別のM2M構成推移
9.主要ベンダーのIoT/M2M事業動向
(1)IoT/M2M事業の位置づけ
(図表21)IoT/M2M事業の位置づけ
(2)IoT/M2M事業の展開状況
(図表22)IoT/M2M事業の展開状況
(3)IoT/M2M事業でのターゲット
(図表23)IoT/M2M事業でのターゲット
(4)IoT/M2Mサービスメニュー
(図表24)IoT/M2Mサービスメニュー
(5)IoT/M2Mでの事業目標
(図表25)IoT/M2Mでの事業目標
10.IoT/M2Mでの技術動向
(1)標準化動向
(図表26)IoT/M2M関連での主な標準化団体
・スマートホーム関連動向
(Allseen Alliance、HomeKit、Open Interconnect Consortium、Thread Group)
(2)IoTセキュリティ
1)IoTセキュリティの背景
2)IoTセキュリティの現状と課題
(図表27)IoTセキュリティでの問題点・課題
3)業界別のIoTセキュリティへの取り組み
(図表28)IoTセキュリティ関連での業界別ガイドライン
4)IoTセキュリティでの留意点・強化点
(留意点、強化点)
(3)アナリティクス・解析/AI
(図表29)アナリティクス・解析/AI活用の可能性
(4)IoT向け低消費電力ネットワーク(LPWA)の動向
(図表30)タイプ別LPWAの特徴
1)SIGFOX
(図表31)SIGFOXの概要
2)LoRaWAN
(図表32)LoRaWANサービスの概要
3)NB-IoT/Cat.M1
(5)IoT/M2MとMVNO
(図表33)主要MVNO一覧
・MVNO市場規模(契約件数)
・IoT/M2MとMVNO
(6)センサーネットワーク
(図表34)センサーネットワークとIoT/M2M
(7)IoT/M2M関連ビジネスでの主要海外事業者
(図表35)主要海外事業者
(8)IoTマーケットのポテンシャル
1)オフィス/流通
(図表36)オフィス/流通でのIoT潜在需要関連基礎データ①
(図表37)オフィス/流通でのIoT潜在需要関連基礎データ②
・資源エネルギー庁/NEDO:「省エネルギー技術戦略2016」
(図表38)「省エネルギー技術戦略2016」における14の重要技術分野
(図表39)「省エネルギー技術戦略2016」の重要技術
(図表40)オフィス/流通でのIoT事例
2)ヘルスケア・健康管理/医療・介護
(図表41)ヘルスケア・健康管理/医療・介護でのIoT潜在需要関連基礎データ①
・ヘルスケアモニタリングの可能性
(図表42)ヘルスケア・健康管理/医療・介護でのIoT潜在需要関連基礎データ②
(図表43)ヘルスケア・健康管理/医療・介護でのIoT潜在需要関連基礎データ③
・ウェアラブルデバイス/ストレッチャブルデバイスへの期待は大きい
・介護でのヘルスケアロボット活用可能性
(図表44)ヘルスケア・健康管理/医療・介護でのIoT事例
・ヘルスケア・健康管理/医療・介護におけるIoTでの問題点・課題
3)自動車/パーキング関連
(図表45)自動車でのIoT潜在需要関連基礎データ
・自動車/パーキング関連でのIoT活用の可能性
(図表46)自動車/パーキング関連でのIoT事例
4)農業・畜産
(図表47)農業・畜産でのIoT潜在需要関連基礎データ①
(図表48)農業・畜産でのIoT潜在需要関連基礎データ②
・農業政策
・農業・畜産におけるIoT活用
・林業・漁業でのIoT活用の可能性
(図表49)農業・畜産関連でのIoT事例
・農業ITでの問題点・課題
・農業向けドローン
5)運輸・物流
(図表50)運輸・物流でのIoT潜在需要関連基礎データ①
・トータルサプライチェーンでのIoT活用
(図表51)運輸・物流でのIoT潜在需要関連基礎データ②
・運輸・物流でのヘルスケアモニタリング
・物流ビジョン(日本ロジスティックシステム協会報告書)
(図表52)運輸・物流関連でのIoT事例
第Ⅱ章 カテゴリー別の動向
1.エネルギー関連
(1)市場規模推移(国内累計回線数ベース)
(図表53)エネルギー関連でのM2M市場規模推移(累計回線数ベース:2014~2021年度予測)
(2)市場動向
・HEMS普及に向けてのシナリオ
・エネルギー関連でのM2Mアプリケーション
(図表54)エネルギー関連でのM2Mアプリケーション
(3)今後の見通し、課題
2.流通・物流関連
(1)市場規模推移(国内累計回線数ベース)
(図表55)流通/物流関連でのM2M市場規模推移(累計回線数ベース:2014~2021年度予測)
(2)市場動向
・店舗のエネルギー監視
・トラッキング
・温度管理サービス事例
・店舗モニタリング
(3)今後の見通し、課題
・マーケティング業務への適用が期待される
3.設備・機器監視
(1)市場規模推移(国内累計回線数ベース)
(図表56)設備・機器監視分野でのM2M市場規模推移(累計回線数ベース:2014~2021年度予測)
(2)市場動向
(図表57)工場におけるM2M活用事例
・生産革新の概要
(3)今後の見通し、課題
(4)注目テーマ(インダストリー4.0、インダストリアル・インターネット)
1)インダストリー4.0
・ビジョン
2)インダストリアル・インターネット
・IoT基盤「Predix」
4.自動車関連
(1)市場規模推移(国内累計回線数ベース)
(図表58)自動車関連でのM2M市場規模推移(累計回線数ベース:2014~2021年度予測)
(2)市場動向
・自動車分野でのM2M/IoTアプリケーション
(図表59)自動車分野でのM2M/IoTアプリケーション
(3)今後の見通し、課題
(図表60)自動運転レベルの整理
5.その他分野
(1)市場規模推移(国内累計回線数ベース)
(図表61)その他分野でのM2M市場規模推移(累計回線数ベース:2014~2021年度予測)
(2)市場動向
①ヘルスケア
(図表62)厳しい作業環境のある現場
・医療イノベーション
②農業・畜産
・異業種からの農業参入
・現状の農業IT
・畜産でのポテンシャル
③インフラ監視
・インフラの維持管理業務へのIT活用の背景
・インフラモニタリングの実態は防災用途が主体
④見守り・セキュリティ
・セキュリティ事例
⑤オフィス機器(MFP・複写機など)
(図表63)カウンターチャージモデルでのアプリケーション
⑥プロパティマネジメント/建物ヘルスモニタリング
⑦ペット関連
⑧環境計測
第Ⅲ章 企業個票
<国内企業>
KDDI(株)
(株)NTTドコモ
(株)インターネットイニシアティブ
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)
(株)エヌ・ティ・ティ・データ
京セラコミュニケーションシステム(株)
ソフトバンクグループ(株)
(株)ソラコム
(株)東芝
日本システムウエア(株)
日本ユニシス(株)/ユニアデックス(株)
日本電気(株)
(株)日立製作所
富士通(株)
三井物産エレクトロニクス(株)
<海外企業>
Digi International(米国)
Ericsson(スウェーデン)
Cisco Jasper(アメリカ)
PTC(Parametric Technology Corporation:アメリカ)
Telefonica,S.A.(スペイン)
Telenorグループ(ノルウェー)
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