2018 スマホゲームの市場動向と将来性分析
ソーシャルゲームの登場により急速に拡大してきたモバイルオンラインゲーム市場は、メインとなるデバイスがフィーチャーフォンからスマートフォンへと移行したことに伴い、現在ではネイティブアプリゲーム(スマホゲーム)が主流となっている。当該市場では、一部の大ヒットタイトルの出現によって爆発的な成長を遂げてきたが、これらのヒットタイトルは既にピークを過ぎており、売上高は減少傾向へと転じている。
このような環境の中、大手ゲームメーカーを中心にスマッシュヒットとなるIP活用タイトルを継続的に創出している状況にあり、大ヒットタイトルの減少分を補うほどにまで成長している。現在のスマホゲームは、高機能・高精細なゲームが主流となっており、ゲーム機能やデザインなどがより高度なものとなる一方、開発費用やマーケティングコストなどは上昇し、メーカーが単独でヒットタイトルを生み出すことが難しい環境へと移り変わりつつある。
本調査レポートは、2009年から刊行してきた「急成長するソーシャルゲームの市場動向と将来性分析」の続編であり、スマホゲームのトレンドや参画企業の動向を取り上げることにより、市場の現状や今後の見通しなどを明らかにするマーケティングレポートとして企画した。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:スマホゲーム市場が本格的に立ち上がって5 年が経過し、安定期を迎えた当該市場の動向や将来性などを捉え、今後の事業戦略立案の一助となるレポートの提供を目的とする。
調査対象:国内スマホゲーム市場に関わる主要事業者。
調査方法:直接面談取材、および電話等によるヒアリング取材を併用。有価証券報告書等、公開データからも引用している。一部不明な企業、もしくは項目については、矢野経済研究所の推計値も含んでいる。
調査期間:2017年11月~2018年1月
- IPの活用が進み、協業タイトル中心へと変遷するビジネスモデルと業界勢力図!スマートフォン向けゲーム市場の最新動向を徹底研究
- 主要事業者の動向、事業戦略、新たな取り組みなど注目を集める主要事業者の調査個表も一挙掲載
Ⅰ.スマホゲームの市場動向
Ⅱ.スマホゲーム主要企業調査個票
■掲載内容
本書のポイント
Ⅰ.スマホゲームの市場動向
1.スマホゲーム市場動向
(1)スマホゲームの市場規模
・市場は成熟期に突入し、安定的な成長へ
(2)主要メーカー別売上高ランキングと販売シェア
(3)有力事業者の動向
・ミクシィ
・サイバーエージェント
・バンダイナムコエンターテインメント
・ガンホー・オンライン・エンターテイメント
・コロプラ
・ディー・エヌ・エー
・スクウェア・エニックス
・任天堂
・その他有力事業者
(4)スマホゲームの市場動向
・デバイスの変化による市場の変遷
・広告効果期待で異業種からも参入
・引き続き女性層も開拓、幅広いユーザー層へ拡大
・アプリストアから見た市場動向
(5)海外展開動向
・魅力的だが成功が難しい海外展開
・一進一退を繰り返す中国市場
(6)スマホゲームの将来性
・IPタイトルを中心に安定期に向かうスマホゲーム市場
2.スマホゲームのビジネスモデル
(1)スマホゲームの開発動向
・ゲーム開発の流れと開発体制
・開発期間、開発コスト
・運用コスト
・開発の方向性と課題
(2)スマホゲームの収益構造
・収益構造
・課金システム
・流通構造
・プロモーション
3.スマホゲームを取り巻く市場環境
・移動電話の総出荷台数は減少続くも、微増を続けるスマートフォン出荷台数
・微増を続ける携帯電話・インターネット関連の消費支出
Ⅱ.スマホゲーム主要企業調査個票
1.主要企業詳細個票
・enish
・gumi
・KLab
・エイチーム
・オルトプラス
・カプコン
・カヤック
・ガンホー・オンライン・エンターテイメント
・グリー
・コーエーテクモゲームス
・コナミデジタルエンタテインメント
・コロプラ
・サイバーエージェント
・スクウェア・エニックス
・セガゲームス
・ディー・エヌ・エー
・ドリコム
・バンダイナムコエンターテインメント
・ボルテージ
・マーベラス
・マイネット
・ミクシィ
・任天堂
2.企業個票
・Cygames
・gloops
・Happy Elements
・NHN PlayArt
・Yostar
・アカツキ
・アソビズム
・エイリム
・エレクトロニック・アーツ
・サイバード
・サムザップ
・ネットマーブルジャパン
・バンク・オブ・イノベーション
・ブシロード
・フリュー
・ブループリント
・ヘッドロック
・ポノス
・芸者東京エンターテインメント
・リベル・エンタテインメント
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