2018 全国主要ショッピングセンター、SCデベロッパー・運営事業者の徹底調査
国内で年間50~60の新しいショッピングセンター(SC)がこれまで開業してきた。が、そのペースは落ちており、2018年は40程度に落ち着くとみられる。人口減少局面を迎え、新規開業より既存SCのバリューアップに各社とも力を入れている。地方百貨店やGMSは閉鎖に追い込まれ、その建て直しをPM事業者に託すが、簡単にはいかない。このように右肩上がりで成長してきたSCは淘汰の時代に入り、デベロッパー、PM事業者は生き残りをかけた競争が激しくなっている。
このような状況にあって、末端の利用者(消費者)や出店しているテナントはどのようなSCやデベロッパー、PM事業者を評価するのだろうか。その評価のポイント、構造はどうなっているのか、どのように変化しているのか。SC利用者、デベロッパー、運営事業への“評価”という観点から、求められるSC像を探る。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:国内の主要なショッピングセンター(SC)デベロッパーとSC運営事業者である事業者側と、ショッピングセンターの利用者側の双方を調査し、SCにかかわるステークホルダーの現状と課題、展望を把握することを調査の目的とした。
調査対象:
(1)弊社が選出した国内の主要13SC デベロッパー
(2)弊社が選出した国内の主要8SC 運営事業者
(3)国内主要50 のショッピングセンターを売り上げと出店地域のバランスなどを考慮して任意に抽出し調査対象とした
調査方法:◇WEB調査法 ◇アンケート郵送法 ◇直接面接ヒアリング
調査期間:2018年6~2018年9月
- テナントが出店にあたりデベロッパー、PM事業者に期待し、評価するポイントを分析
- 全国の主要な50SCの利用者の満足度、評価が高いSCの特徴、評価構造を分析
- デベロッパーからPM事業者までを調査し、事業戦略の特徴と課題を抽出
- インバウンド需要の変化に対応するアウトレットモールの最新動向
第1編 2017~2018 年上期 SC 市場の動向とトレンド
第2編 アウトレットモール市場の動向
第3編 主要SCデベロッパーの事業戦略の特徴と現状
第4編 SC運営事業者(PM)の事業戦略と現状
第5編 全国主要50SCの来店客評価調査
第6編 テナントによるSC 運営事業者(PM) 評価調査徹底分析
第1編 2017~2018 年上期 SC 市場の動向とトレンド
2017年ショッピングセンター売上高は前年対比2.3%増に
既存SCベースでは0.6%増、全店ベースで2.3%増
1.2017 年のオープンSC の動向
2.国内SC 全体の現況
3.2018 年上期のオープンSC の動向
第2編 アウトレットモール市場の動向
インバウンド需要が再び売り上げを牽引し、市場は拡大基調に
1.アウトレットモールの市場動向
2.アウトレットモールの市場規模と今後の予測
3.アウトレットモール主要2 社の動向
4.アウトレットモール業界の課題と今後
日本のアウトレットモール一覧(エリア別)
第3編 主要SCデベロッパーの事業戦略の特徴と現状
◆主要SC デベロッパーの現状と課題
1.SC 業界の概況
2.SC を取り巻く環境と今後の戦略
①株式会社アトレ
②イオンモール株式会社
③東急不動産株式会社
④株式会社東急モールズデベロップメント
⑤東神開発株式会社
⑥株式会社パルコ
⑦阪急阪神ビルマネジメント株式会社
⑧三井不動産株式会社
⑨三菱地所株式会社
⑩三菱地所・サイモン株式会社
⑪株式会社メトロプロパティーズ
⑫森ビル株式会社
⑬株式会社ルミネ
第4編 SC運営事業者(PM)の事業戦略と現状
◆主要プロパティマネジメント事業者の現状と課題
1.商業施設のプロパティマネジメントについて
2.主要PM 事業者の事業戦略比較
3.PM事業における課題
4.PM市場の将来性と今後の方向性
①JLL モールマネジメント株式会社
②株式会社ジオ・アカマツ
③住商アーバン開発株式会社
④株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク
⑤東急不動産SCマネジメント株式会社
⑥株式会社プライムプレイス
⑦三井不動産商業マネジメント株式会社
⑧三菱地所リテールマネジメント株式会社
第5編 全国主要50SCの来店客評価調査
全国主要50SCの顧客満足度評価調査
全国主要50SCの総合満足度トップは前回同様「阪急西宮ガーデンズ」
◇調査概要◇
1.調査対象
2.調査の方法
3.調査期間
4.調査内容・項目
5.分析の仕方について
Ⅰ.SC の顧客満足度ランキング
1.全国50SC 中の満足度トップは前回同様「阪急西宮ガーデンズ」―総合満足度ランキング
2.充足度ランキング
(1)立地(施設のある場所、行きやすさ)
(2)駐車場の利用しやすさ
(3)施設内の雰囲気
(4)施設全体の広さ・大きさ
(5)利用したいお店が入っているかどうか
(6)入っているお店の数の多さ(入店店舗数)
(7)施設内の休憩する場所やフリースペース
(8)施設のわかりやすさ(お店の場所・レイアウト)
(9)ポイントカードの有無、使い勝手
Ⅱ.SC の分類と顧客満足度の高い SC の特性
1.相関行列に見る評価間の相関-「利用したい店」と「店舗数」に最も強い相関
2.クラスター分析による SC の分類-5 つの特性あるグループに分類
3.主成分得点による散布図分析―駅近立地で店舗数の多い(200 店舗以上)SC の総合評価が高い
◆調査対象50SC のクラスター分析図(デンドログラム)
◆調査対象50SC の主成分得点プロット図
Ⅲ.SC一般に期待する要素
1.全国
2.過去との比較
3.エリア比較
Ⅳ.50SC の顧客満足度評価
◆50SC の満足度一覧表
1.札幌ステラプレイス
2.アリオ札幌
3.エスパル仙台
4.ららぽーと TOKYO-BAY
5.イオンモール幕張新都心
6.玉川髙島屋 S.C
7.二子玉川ライズ・ショッピングセンター
8.ラゾーナ川崎プラザ
9.東京ソラマチ
10.マークイズみなとみらい
11.テラスモール湘南
12.ららぽーと湘南平塚
13.トレッサ横浜
14.青葉台東急スクエア
15.イオンモール高崎
16.イーアスつくば
17.FKD ショッピングモール宇都宮インターパーク店
18.立川ルミネ
19.渋谷109
20.渋谷ヒカリエ
21.アトレ恵比寿
22.ルミネ新宿
23.新宿ミロード
24.ルミネ有楽町
25.丸ビル
26.ギンザ・シックス
27.新宿マルイ
28.グランツリー武蔵小杉
29.モレラ岐阜
30.イオンモール岡崎
31.新静岡セノバ
32.タカシマヤゲートタワーモール
33.くずはモール
34.ららぽーと EXPOCITY
35.イオンモール堺北花田
36.阪急西宮ガーデンズ
37.グランフロント大阪ショップ&レストラン
38.ルクア1100(イーレ)
39.あべのハルカス
40.あべのキューズモール
41.天王寺ミオ
42.LECT(レクト)
43.イオンモール岡山
44.広島パルコ
45.リバーウォーク北九州
46.パークプレイス大分
47.イオンモール鹿児島
48.アミュプラザ博多
49.キャナルシティ博多
50.福岡パルコ
Ⅴ.エリア別期待値との比較による評価
1.関東
2.中部・東海
3.関西
4.中国
5.九州
6.北海道・東北
◇調査対象50SC の概要と評価レーダーチャート◇
(1)札幌ステラプレイス
(2)アリオ札幌
(3)エスパル仙台
(4)ららぽーと TOKYO-BAY
(5)イオンモール幕張新都心
(6)玉川髙島屋S・C
(7)二子玉川ライズ・ショッピングセンター
(8)ラゾーナ川崎プラザ
(9)東京ソラマチ
(10)マークイズみなとみらい
(11)テラスモール湘南
(12)ららぽーと湘南平塚
(13)トレッサ横浜
(14)青葉台東急スクエア
(15)イオンモール高崎
(16)イーアスつくば
(17)FKD ショッピングパーク宇都宮インターパーク店
(18)ルミネ立川
(19)渋谷109
(20)渋谷ヒカリエ
(21)アトレ恵比寿
(22)ルミネ新宿
(23)新宿ミロード
(24)ルミネ有楽町
(25)丸ビル
(26)ギンザ シックス
(27)新宿マルイ
(28)グランツリー武蔵小杉
(29)モレラ岐阜
(30)イオンモール岡崎
(31)新静岡セノバ
(32)タカシマヤゲートタワーモール
(33)くずはモール
(34)ららぽーとEXPOCITY
(35)イオンモール堺北花田
(36)阪急西宮ガーデンズ
(37)グランフロント大阪
(38)ルクア1100(イーレ)
(39)あべのハルカス
(40)あべのキューズモール
(41)天王寺ミオ
(42)LECT(レクト)
(43)イオンモール岡山
(44)広島パルコ
(45)リバーウォーク北九州
(46)パークプレイス大分
(47)イオンモール鹿児島
(48)アミュプラザ博多
(49)キャナルシティ博多
(50)福岡パルコ
第6編 テナントによるSC 運営事業者(PM) 評価調査徹底分析
テナントによるデベロッパー、PM 事業者評価調査徹底分析
-総合満足度はルミネ、アトレのJR 東日本グループが上位を占める
◇調査概要◇
1.調査対象
2.調査の方法
3.調査内容・項目
4.調査期間
5.分析の内容・ランキングの算出方法について
Ⅰ.テナントが出店するにあたって重要する要素
Ⅱ.テナントの総合満足度ランキングと充足度ランキング
1.総合満足度ランキング-ルミネ、アトレの JR 東日本グループがトップ
2.充足度ランキング
(1)テナントリレーション・コミュニケーション
(2)情報のシステム化
(3)人材教育、戦略浸透度
(4)中・長期的なSC 価値向上力(プランニング力)
(5)売上データ収集力、開示、活用度
(6)集客戦略
(7)顧客囲い込み戦略
(8)ブランド力・ステイタス度
(9)従業員満足度
(10)SC コンセプト・テナントミックス
Ⅲ.出店したいデベロッパー、PM と評価
1.もっと出店したい DV、PM はアトレ-出店意欲度ランキング
2.レーダーチャートに見るデベロッパー、PM の強み・弱み分析
(1)アトレ
(2)イオンモール
(3)ザイマックスグループ
(4)JLL モールマネジメント
(5)ジオ・アカマツ
(6)住商アーバン開発
(7)西武プロパティーズ
(8)セブン&アイ・クリエイトリンク
(9)大和情報サービス
(10)東急不動産SC マネジメント
(11)東急モールズデベロップメント
(12)東神開発
(13)パルコ
(14)阪急阪神ビルマネジメント
(15)プライムプレイス
(16)丸井
(17)三井不動産商業マネジメント
(18)三菱商事都市開発
(19)三菱地所・サイモン
(20)三菱地所リテールマネジメント
(21)メトロプロパティーズ
(22)森ビル
(23)ルミネ
Ⅳ.デベロッパー、PM 事業者評価の構造分析
1.デベロッパー、PM の評価は人材教育、(親会社の)戦略浸透度が大きく影響
2.PM のグループ分けに見る特性
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