2019年版 紙袋市場の展望と戦略 ~“脱プラ”の受け皿として注目高まる紙袋市場~
2018年に入り、世界各国で使い捨てプラスチック規制(脱プラスチック)の動きが鮮明になる中で、その代替素材として、紙素材への注目が高まっており、紙袋市場にも追い風が吹き始めている。本調査レポートでは、各紙袋市場の需要実態を明らかにし、脱プラの動きも踏まえて、その市場性を探る。
調査資料詳細データ
調査目的:国内の紙袋市場の実態と今後の方向性を調査・分析することによって、今後の市場性を予測する。当該調査によって関連業界各位の経営戦略に寄与することを目的とする。
調査対象:紙袋コンバータ及び関連企業
調査方法:直接面接取材、電話取材及び郵送アンケート
調査期間:2018年11月~2019年1月
- 紙袋(手提げ袋、角底袋、平袋)の市場規模を独自算出、今後の成長率を予測
- 近年の市場動向やその変動要因、今後の展望を徹底レポート
- 注目紙袋コンバータの事業動向、参入コンバータの小個表を掲載
- <“脱プラ”競合素材の動向>国内バイオプラスチック市場の動向を掲載(既刊レポートから抜粋)
第1章:紙袋市場の現状と展望
第2章:紙袋コンバータの事業動向
第3章:全国紙袋コンバータの小個表
調査結果のポイント
第1章:紙袋市場の現状と展望
紙袋市場の現状と展望
手提げ袋、角底袋、平袋の3つから成る紙袋市場は平袋が牽引し拡大傾向
手提げ袋は下げ止まり感が出ているものの、角底袋は減少基調
<図表>紙袋市場規模の推移
<図表>紙袋の品種別市場規模推移(数量ベース)
<図>紙袋の品種別の構成比(数量ベース)
<図表>紙袋の品種別市場規模推移(金額ベース)
<図>紙袋の品種別の構成比(金額ベース)
2018年に入り“脱プラスチック”の動きが日本においても加速
今後、紙袋(「手提げ袋+角底袋」)の需要はどうなっていくのか
<図表>手提げ袋+角底袋 市場規模の推移(数量ベース)
<表>世界の主要国・地域における使い捨てプラスチック規制一覧
<表>主要ブランドオーナーの使い捨てプラスチック問題への対策一覧
<図>国内プラスチック廃棄物のマテリアルフロー図(2017年)
<表>「プラスチック資源循環戦略」の素案内容
<図>レジ袋辞退率の推移
<図表>手提げ袋+角底袋の需要予測(数量ベース)
平袋市場はテイクアウト食品の需要増、コンビニの店舗数拡大などで増加基調
今後は顧客ニーズへの対応を可能とする製品開発力が各コンバータの収益の差に
<図表>平袋市場規模の推移
<図>平袋コンバータの市場シェア(数量ベース、2017年度)
<“脱プラ”競合素材の動向>バイオプラスチックの市場動向
2017年国内市場は1.9%増、バイオPE、PET頭打ちで低成長続く
<図>バイオプラスチック 国内市場規模推移
<表>バイオプラスチック 国内市場規模推移
<図>ポリ乳酸 主要メーカー参入状況
<図>バイオプラスチック市場の成長を促す4つの因子
バイオPET、バイオPE、ポリ乳酸の動向
<図>バイオPET・バイオPE 国内市場規模推移
<図>ポリ乳酸・生分解性プラスチック 国内市場規模推移
<図>バイオプラスチック国内市場 種類別勢力推移
世界的に使い捨てプラスチック規制相次ぐ中、
「プラスチック資源循環戦略」の内容に注目集まる
<表>世界市場における
バイオプラスチック採用動機と市場性(日本市場との比較)
<図>「地球温暖化対策計画」における
バイオマスプラスチック国内出荷量の目標値
<表>第4次循環型社会形成推進基本計画におけるプラスチック素材の取組み
<表>2018年G7サミット「海洋プラスチック憲章」骨子
プラスチックによる海洋汚染問題に生分解性プラスチックは貢献できるのか
樹脂別に見たメーカー勢力図
<表>バイオプラスチック市場 メーカー別国内出荷量と生産体制
<表>バイオプラスチックメーカー別 国内需要分野と動向
<表>ポリ乳酸 国別輸入量・金額・単価推移
新規バイオプラスチックの動向
<表>主要バイオマスプラスチック 参入企業一覧
第2章:紙袋コンバータの事業動向
ザ・パック株式会社
大昭和紙工産業株式会社
武蔵野産業株式会社
ニットク株式会社
株式会社パックタケヤマ
第3章:全国紙袋コンバータの小個表
全国紙袋コンバータ95社の小個表
北海道・東北地方
関東・甲信越地方
中部地方
近畿地方
中国・四国、九州地方
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