2019年版 健康食品の受託製造市場
健康食品受託製造市場を広く調査・収録することによって当該市場に関するマーケティング戦略作成のための基礎資料とする。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査対象:健康食品受託製造企業を中心に、最終製品販売会社、原料メーカーを調査対象とした。また、併せて関連団体・省庁への調査も行った。
調査方法:直接面接取材、電話取材を実施した。
調査期間:2019年4月~2019年6月
健康食品受託製造市場に関する調査を実施(2019年)
2018年度の健康食品受託製造市場規模は前年度比6.9%増の1,601億円(見込)
~インバウンド、輸出などの海外需要が市場を押し上げ~
- 健康食品の受託製造市場は、堅調な国内需要に加え、輸出向けが増加し緩やかな拡大基調を辿る。ファブレスが多い健康食品市場において、通販事業者や、大手医薬品・食品メーカーからの受注を獲得している総合受託大手企業や得意技術を有する中堅OEMメーカーの業績が好調。さらに引き合いが強まる機能性表示食品に対する受託メーカー各社の取り組みを徹底検証。
- 剤形別では、堅調な青汁や、近年需要が高まるプロテインなど、顆粒・粉末の需要が拡大基調。また、打錠やソフトカプセルなどの剤形も堅調に推移。包装形態では、スティック三方シール包装が伸長。
- 参入企業が増加する中、OEMメーカーには差別化が求められており、独自素材の開発・展開、製剤技術の開発、加工技術の高度化(ナノ化、精製脱臭、マスキング、コーティング、脂溶成分の可溶化、等)、品質管理体制強化などが進んでいる。特に、品質管理面については、大手医薬品・食品メーカーの健康食品市場参入が進む中で、要求レベルが高まっている。
- あらゆる剤形を原料仕入から最終製品製造まで一貫して受託する総合系、特定の加工・剤形に強みを持つ専業系など、約20社の事業戦略を徹底分析。また、メーカーシェア・ランキングを算出・掲載。
- 健康食品受託製造市場を中心として、健康食品産業の川上から川下までを網羅した必携の一冊。
第Ⅰ章 健康食品受託製造市場の動向
第Ⅱ章 健康食品(末端製品)の市場動向
第Ⅲ章 健康・機能性食品素材(バルク原料)の市場動向
第Ⅳ章 有力企業の動向
調査結果のポイント
第Ⅰ章 健康食品受託製造市場の動向
1.受託製造市場を取り巻く環境と市場概況
(1)健康食品受託製造市場 市場規模推移(2012~2018年度)
・健康食品の受託製造市場 市場規模推移(2012~2018年度)
(2)主要企業の動向
①全体動向
・健康食品受託製造企業のOEM売上高推移(2017~2018年度)
・健康食品受託製造企業 OEMシェア(2017年度)
・主要受託企業の全体動向
②主要受託企業の販売動向
③主要受託企業の営業戦略
④主要受託企業の生産・品質管理動向
⑤主要受託企業の研究開発動向
⑥主要受託企業の原材料・資材動向
2.受託製造市場の動向
(1)市場の構造と近年の変化
・有力企業における剤形別受託状況
・健康食品受託製造の流通チャネル図
・受託生産の主な流れ
3.製品形状別の動向
(1)全体動向
・健康食品(末端製品)における剤形別市場規模(2015~2018年度)
・健康食品(末端製品)における税経別構成比(2015~2018年度)
(2)ハードカプセル
(3)ソフトカプセル
(4)錠剤
(5)顆粒・粉末
(6)ドリンク
(7)その他
4.注目の業界動向
(1)機能性表示食品の動向
①機能性表示食品の届出状況
・機能性表示食品の種類別内訳
・その他加工食品の食品種類
・機能性表示の科学的根拠の証明手法
②機能性表示食品の市場規模、食品種類別構成比
③保健用途別の動向
④注目企業・商品の動向
⑤機能性表示食品に対する健康食品受託製造企業の取り組み、意向
(2)海外市場に対する健康食品受託製造企業の取り組み
5.健康食品受託製造市場における今後の展望、市場規模予測
・健康食品の受託製造市場 市場規模予測(2019~2023年度)
・有力受託製造企業の今後の方針・戦略
・有力受託製造企業の業界展望
第Ⅱ章 健康食品(末端製品)の市場動向
1.健康食品の市場動向
(1)市場動向
・健康食品の市場規模推移(2014~2019年度予測)
・健康食品の流通経路別市場規模(2017年度)
(2)流通別の市場概況
・健康食品チャネル別市場規模推移、シェア推移(2016~2019年度予測)
(3)今後の市場規模予測
2.商品動向
(1)素材動向
・主要品目別の規模推移(2015~2017年度)
(2)効果・効能別の市場動向
・効果・効能別市場規模(2015~2017年度)
(3)価格動向
3.消費者動向
(1)身体状態で気にしている点や改善したい症状について
(2)健康維持・増進や美容のために行っていること、心がけていること
(3)『機能性表示食品』の認知状況
(4)『機能性表示食品』制度について認知している点
(5)『機能性表示食品』の摂取意向
(6)健康食品の摂取状況
(7)健康食品の摂取目的
(8)摂取している健康食品の形状
(9)摂取している健康食品の主成分
第Ⅲ章 健康・機能性食品素材(バルク原料)の市場動向
1.健康・機能性食品素材の市場動向
・調査対象素材(33素材)の流通量、流通金額の推移
(食品用途、2015~2018年度予測)
2.健康・機能性食品素材の価格動向
・主要素材の原料単価
3.健康・機能性食品素材市場の市場展望
第Ⅳ章 有力企業の動向
1.アピ(株)
2.アリメント工業(株)
3.井藤漢方製薬(株)
4.磐田化学工業(株)
5.(株)AFC-HDアムスライフサイエンス
6.カプスゲル・ジャパン(株)
7.(株)カマタ
8.(株)三協
9.三生医薬(株)
10.住岡食品(株)
11.大同薬品工業(株)
12.東洋カプセル(株)
13.(株)東洋新薬
14.(株)トンボ飲料
15.中日本カプセル(株)
16.日本タブレット(株)
17.日本ヘルス(株)
18.バイホロン(株)
19.備前化成(株)
20.(株)ファイン
21.富士カプセル(株)
参考資料 健康食品受託製造市場 参入企業一覧(151社)
参考資料 機能性表示食品(健康食品・粉末)受託企業一覧(販売中の商品)
このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい
矢野経済研究所では、
個別のクライアント様からの調査も承っております
マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。