2021年版 オンライン調剤・OTC医薬品のEC市場の動向
新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより、遠隔医療が注目を集めている。そして、遠隔医療の一環として行われるオンライン調剤(オンライン・電話による服薬指導や処方箋医薬品の配送などによる受け渡し)も社会的に重要となっている。
また、セルフメディケーションが推進される中でOTC医薬品の取り扱いが議論を呼んでいる。買い物弱者や医療資源の偏在といった社会課題の解決、そして生活者の利便性向上といった観点からも注目を集める医薬品の新たな提供・販売形態の動向をまとめた。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
調査資料詳細データ
調査目的:新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより、遠隔医療が注目を集めています。とりわけ、医療過疎地や高齢化の進む地域などでは、社会的にも重要となっています。また、セルフメディケーションが推進される中で OTC 医薬品の取り扱いが議論を呼んでいます。買い物弱者の存在や医療資源の偏在といった社会課題を解決する点でも、オンライン調剤や OTC 医薬品の ECは今後ますます注目を集める領域となるとみております。
こうした状況を踏まえ、当該市場の現状および今後の動向を明らかにし、次世代の医療・医薬品関連の新たなビジネスモデルや社会のあり方を模索することで、関連企業の事業戦略策定などに寄与し得る資料を制作いたしました。
なお、本資料では原則として商標登録を示す「®」や「™」などの記載を省略しております。
調査方法:当社研究員による直接面談調査(Web 面談含む)、文献調査、その他情報収集
調査期間:2021年7月~2021年9月
OTC医薬品のEC市場に関する調査を実施(2021年)
2020年の国内OTC医薬品のEC市場規模は前年比112.2%の562億円と伸長
~EC市場の拡大に加え、コロナ禍での非接触購入ニーズの増加や外出機会の減少などが成長要因となる~
- 遠隔医療の一環として行われるオンライン調剤(オンライン・電話による服薬指導や処方箋医薬品の配送などによる受け渡し)およびOTC医薬品(一般用医薬品)のEC市場に関する注目動向・注目企業をレポートしている。
- また、OTC医薬品のEC市場規模(BtoC)の2015年~2020年の推計値および、2023年までの予測値を算出した。
調査結果のポイント
第1章 遠隔医療の現状
第2章 国内 OTC 医薬品市場の現状
第3章 日本のオンライン調剤の現状 ~先進事例から考える医療のDX~
第4章 国内 OTC 医薬品の EC 市場規模と展望
第5章 海外事例~米国の処方箋医薬品配送市場の概況~
図表目次
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