2022年版 特殊紙市場の展望と戦略
調査資料詳細データ
調査目的:国内の特殊紙市場の現状と今後の方向性を調査することによって、特殊紙市場を取り巻く現状と問題点を分析する。当該調査によって、紙パルプ業界をはじめ関連業界各位の経営戦略に寄与することを目的とする。
調査対象:特殊紙メーカー、総合製紙メーカー、紙代理店・商社およびその他関連企業
調査方法:当社専門調査員による直接面接取材、電話取材及び郵送アンケート
調査期間:2022年4月~2022年6月
特殊紙市場に関する調査を実施(2022年)
需要変動、原燃料価格高騰に翻弄される特殊紙市場
~品種間における成長力の差が拡大しコロナ禍で厳しさ増す品種も。産業・工業用途の産業機能紙の出荷量は拡大基調で推移する見通し~
- 約30品種(感熱紙、レジロール紙、インクジェット用紙、PPC用紙、フォーム印刷用紙、偽造防止用紙、ノーカーボン紙、情報用紙薬品、剥離紙・粘着ラベル、ファンシーペーパー、色上質紙、色クラフト・ケント紙、軽量多色・インディアペーパー、ライスペーパー、コンデンサペーパー、電気絶縁紙、クリーンペーパー、合成紙、耐油紙、滅菌紙、フィルター濾紙・湿式不織布、ガラスペーパー、ステンレス合紙、キャリアテープ(板紙系))の市場規模を独自算出
- 各品種市場の近年の動向や今後の展望を徹底レポート
- 約30品種の需要予測一覧、参入メーカーシェア、需要分野別シェアなど
- 特殊紙メーカー、大手製紙メーカーの特殊紙部門の事業動向を詳細分析
- 有力代理店、卸商の特殊紙部門状況
- 特集 <セルロースナノファイバーの市場動向><製紙メーカーの脱プラ・紙化戦略>
- 【前回版との違い】新たに2年分の調査データ、市場動向を更新
調査結果のポイント
第1章:特殊紙市場の展望と需要予測
コロナ禍で需要構造の変化が加速、特殊紙市場も選択と集中が進む
特殊紙市場のビジネスモデルも変化
価格改定実施もコスト更に上昇し、2 次値上げへ
特殊紙市場、色もの特殊紙、
環境・生活機能紙、産業・工業用紙の成長力
どの品種が伸びて、どの品種がダメになっていくか
<表>主要品種需要予測一覧表
<表>品種別生産推移
<表>品種別メーカー別生産推移
第2章:セルロースナノファイバーの市場動向、製紙メーカーの脱プラ・紙化戦略
セルロースナノファイバーの市場動向
「お試し」から「採用検討」へとフェーズが進む
2022年の CNF生産量は横ばい傾向から一転、前年比 140%の 80tまで拡大の見込み
製紙メーカーの脱プラ・紙化戦略
期待されながらも軟包装の紙化は道半ば、バリア性と包装機械適性の改善が課題
紙単体による“脱プラ”戦略だけでなく、ユーザーの要望に応え“減プラ”にも注力
第3章:特殊紙メーカーの展望と戦略
コロナ禍・半導体需要増で、各社の業績に差も
原燃料費高騰、物流費上昇で2度目の値上げ実施へ
<表>特殊紙メーカー業績一覧
<表>特殊紙メーカー業績推移一覧
リンテック
持続的成長に向け、長期ビジョン「LSV 2030」策定
「LSV 2030-Stage 1」の目標を初年度に前倒しで達成
第4章:大手メーカー、特殊紙部門の状況と戦略
第5章:代理店・卸商の特殊紙取扱状況
第6章:各種特殊紙の展望と戦略(需要と市場シェア、戦略のポイント)
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