2025年版 自治体向けソリューション市場の実態と展望
本レポートは、毎年発刊している「自治体向けソリューション市場の実態と展望」の更新版として、自治体ソリューション市場の現状と将来展望を分析する。自治体は原則として2025年度末までに基幹業務システムの標準化対応を実施しなければならない。しかし、期限内対応が困難な自治体も多く、移行の遅れが懸念されている。加えて、職員不足が深刻化しており、自治体DXの取り組みも必須になっている。本レポートでは取材を通じて、ベンダー各社の取り組みや事業戦略を把握し、それに基づいて市場の実態を分析するとともに、その将来性を展望する。
発刊日
2025/03/26
体裁
A4 / 255頁
資料コード
C66123300
PDFサイズ
14.2MB
PDFの基本仕様
Adobe Reader 7.0以上／印刷不可・編集・加工不可／検索・テキスト・図（グラフ）の抽出等可／しおり機能無し 詳細はこちら
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
カテゴリ
調査資料詳細データ
調査概要
資料ポイント
調査目的：自治体向け各種ソリューション（基幹系システム、内部情報系システム、BPO など）に関して、主要 IT ベンダの動向を調査した。また、同時に政府が進める主要関連施策や業界動向に関わる市場動向の分析を行った。
これらの調査に基づき、当該市場の関連企業及び関係者の事業活動に資することを目的とする。
調査対象：
・自治体向けソリューションを提供する IT ベンダ
（対象企業は矢野経済研究所が独自に選定）
・自治体
調査方法：
・直接面談（Web 面談を含む）調査
・文献調査
調査期間：2024年12月～2025年3月
掲載データについて：
・本レポート記載の内容およびデータは、今回の取材結果をもとに弊社にて推定を加え、作成したものである。なお、四捨五入の関係により、数値の合計値が一致しない場合がある。
・本レポートでは、調査対象企業の定量データを掲載したが、これらはあくまでも企業の特徴を知るための参考として掲載した概算値であり、順位を付けるものではない。
- 自治体向けソリューションの有力提供事業者約15社に直接取材
- 自治体向けソリューション参入事業者約160社の簡易個票を掲載
- 自治体向けソリューションの市場規模推移を予測（2022年度～2029年度）
- 前回版との違い：最新の標準化対応状況や自治体DXの最新動向を掲載
リサーチ内容
調査結果のポイント
１．市場動向
図表 1 自治体向けソリューション市場規模推移
２．企業動向
３．課題
４．将来展望
1章 自治体向けソリューション 市場の実態と展望
1.自治体向けソリューションとは
図表 2 自治体向けソリューションの内容及び主要ベンダ
2.自治体向けソリューション市場規模と推移
2.1.自治体向けソリューション市場概況
図表 3 自治体向けソリューション市場規模推移
2.1.1.本格的に動き始める標準化対応
2.1.2.特定移行支援システムの影響
2.1.3.自治体DX市場の動向と標準化対応による影響
2.2.主要参入事業者の自治体向け売上高シェア推計（2023年度～2024年度）
図表 4 自治体向けソリューションベンダ一覧／シェア（2023年度実績／2024年度予測）
2章 自治体向けソリューション 市場動向
1.自治体の基幹業務システムの標準化/ガバメントクラウド
1.1.基幹業務システムの標準化
1.1.1.標準化とは
図表 5 標準化・共通化イメージ
図表 6 標準化対象業務
1.1.2.特定移行支援システムへの措置
図表 7 特定移行支援システムの該当見込み（2024年10月末時点）
1.2.ガバメントクラウド
1.2.1.ガバメントクラウドとは
1.2.2.採択クラウド
図表 8 ガバメントクラウドに採択されたサービス
1.2.3.先行事業の実施状況
1.3.参入事業者の動向
1.3.1.標準準拠システムへの移行が本格化
1.3.2.自治体システム標準化とコスト削減の現実
1.3.3.標準化によるベンダロックイン解消
1.3.4.事業者の取り組み状況やスケジュール
2.自治体DX
2.1.自治体DXとは
2.1.1.自治体DX推進計画
図表 9 自治体DX推進計画における自治体が取り組むべき事項・内容
2.2.自治体フロントヤード改革
2.2.1.自治体におけるフロントヤードの役割
図表 10 地方公共団体によって行われている窓口改革の様々な取り組み
2.2.2.窓口DXの推進
図表 11 ガバメントクラウドにおける地方公共団体への窓口DXSaaS提供事業者
2.2.3.行政手続きのオンライン化
図表 12 引越し手続オンラインサービスのイメージ
2.2.4.公共サービスメッシュ
図表 13 公共サービスメッシュのイメージ
図表 14 公共サービスメッシュ「自治体内の情報活用」
図表 15 公共サービスメッシュ「行政機関間の情報連携」
2.3.マイナンバーカードの活用
2.3.1.マイナンバーカード普及状況
図表 16 マイナンバーカードの団体区分別保有状況について（2025年2月末）
図表 17 マイナンバーカード交付率上位団体
2.3.2.マイナンバーカード利用状況
2.4.AI／RPAの活用
図表 18 自治体におけるAI・RPA導入状況
図表 19 自治体におけるAI導入状況
図表 20 自治体におけるRPAの導入状況
図表 21 自治体のAIの導入状況 ～AIの機能別導入状況～
2.5.デジタル田園都市国家構想
2.5.1.デジタル田園都市国家構想とは
図表 22 デジタル田園都市国家構想の取組イメージ全体像
図表 23 デジタル田園都市国家構想交付金の予算推移
2.5.2.デジタル実装タイプ
図表 24 デジタル田園都市国家構想交付金デジタル実装タイプTYPE別の内容
図表 25 デジタル実装タイプのカテゴリー
図表 26 デジタル実装タイプTYPE2採択自治体
図表 27 デジタル実装タイプTYPE3採択自治体
図表 28 TYPES採択団体
2.5.3.地方創生拠点整備タイプ／地方創生推進タイプ
図表 29 デジタル田園都市国家構想交付金（地方創生推進タイプ（先駆型・横展開型・Society5.0型）／地方創生拠点整備タイプ）の概要
2.5.4.デジタル地方創生サービスカタログ
2.5.5.地方創生2.0
図表 30 地方創生交付金の推移
図表 31 新しい地方経済・生活環境創生交付金の構成
2.6.BPR（Business Process Re-engineering）の取り組み
2.7.参入事業者の動向
図表 32 自治体のフロントヤード改革の取組状況（2023年4月時点）
3.生成AIの活用
3.1.生成AIとは
図表 33 AIにおける生成AIの立ち位置
3.2.自治体における生成AIの活用状況
図表 34 自治体における生成AIの実証実験・導入状況
図表 35 自治体において導入している（実証実験も含む）生成AIの具体的な活用事例
図表 36 自治体において導入している（実証実験も含む）生成AIのサービス
図表 37 民間企業における利用中の生成AIサービス（MA）
図表 38 生成AIの導入における課題
3.3.参入事業者の取り組み
図表 39 「AIチャットサービス」利用イメージ図
図表 40 神戸市との生成AIを活用した実証実験イメージ
4.事業における課題
4.1.参入事業者における課題
4.1.1.標準準拠システムの移行とシステム間連携
4.1.2.ベンダと自治体の双方で逼迫するリソース
4.1.3.予算確保とコスト負担
4.1.4.サービスの乱立
5.市場展望
5.1.2025年度は年間を通じて標準化対応
5.2.参入ベンダの増加
5.2.1.スタートアップには厳しい予算要求サイクル
5.2.2.デジタルマーケットプレイス（DMP）
5.3.2026年度以降に向けて
5.3.1.2026年度以降も続く標準化対応
5.3.2.システム販売のビジネスモデルを見直す必要あり
5.4.標準化が落ち着いた先
5.4.1.新規事業創出
5.5.参入事業者における今後の取り組み
3章 主要参入企業の調査個票
1 Gcomホールディングス株式会社
図表 41 自治体向け基幹業務システム「Acrocity」
図表 42 地方行政経営研究所の事業
2 株式会社RKKCS
図表 43 RKKCSの自治体向けソリューション
3 株式会社TKC
図表 44 自治体向けに提供する主要なシステム・サービス全体図
4 xID株式会社
図表 45 「xIDアプリ」ホーム画面イメージ
5 株式会社アイシーエス
図表 46 アイシーエスの自治体向けソリューション
6 株式会社アイネス
図表 47 いんくるコネクト概要
7 株式会社グラファー
図表 48 Graffer Platformのプロダクト＆サービス
図表 49 エンドツーエンドで提供されるGraffer Platform
8 株式会社ジーシーシー
図表 50 e-SUITE 住民情報システムラインナップ
図表 51 e-SUITE 庶務事務システム 基本パッケージ・オプション機能
図表 52 e-SUITE 人事給与システム 基本パッケージ・オプション機能
図表 53 「at home」機能一覧
図表 54 学び支援給付システムのイメージ
9 トーテックアメニティ株式会社
図表 55 住民情報システム「G-COAS」のシステム概要
図表 56 トーテックアメニティが提供する自治体向けソリューション
10 株式会社トラストバンク
11 日本電気株式会社（NEC）
図表 57 日本電気の自治体向けソリューション
図表 58 神戸市との生成AIを活用した実証実験イメージ
12 日本電子計算株式会社
図表 59 日本電子計算の自治体向けソリューション
13 日立グループ
図表 60 日立グループの自治体向けソリューションの主な製品体系
図表 61 「CYDEEN」製品群
図表 62 日立グループにおける自治体DX取り組みテーマ及び重点取り組み事業
14 富士通Japan株式会社
図表 63 富士通Japanの自治体向けソリューション
図表 64 AIを活用した図面審査システムのイメージ
15 株式会社両備システムズ
図表 65 両備システムズの自治体向けソリューション
図表 66 「AIチャットサービス」利用イメージ図
4章 自治体・公共向けソリューション提供企業簡易個票
このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい
矢野経済研究所では、
個別のクライアント様からの調査も承っております
マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。
最近、あなたがチェックした資料
資料コード
資 料 名
R61200403
C57103200
C60115700
この資料を見た人は、こんな資料も見ています
資料コード
資 料 名
C66115300
C66127600
C66123800
C66124500
C66125300