定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

Yano E plus 2011年10月号(No.043)

 トピックス  

《半導体シリーズ》
●フォトマスク市場~次世代半導体リソグラフィ技術への対応がすすむ

フォトマスクとは半導体チップの回路パターンをウェハー上に焼きつける工程に使用される。石英基板上に回路設計パターンに相当するクロム膜からなる遮光パターンを形成したもの。半導体チップは写真に似た方法により、露光装置を用いてウェハー上に電子回路を焼きつけて製造するが、その際、フィルムにあたるのがフォトマスクである。

半導体チップの微細化をすすめる上で、フォトマスクはその鍵を握る技術である。これまで、フォトマスクメーカーはリソグラフィ技術の進歩に応じて、それに対応したフォトマスクを提供してきた。今後、線幅20 ナノメートル以下の時代に入り、それを実現することができるフォトマスクが求められている。その開発スピードは益々加速されており、今後、生き残れるメーカーは限られてくる。
一方で、ファインパターン化の進展に伴い、フォトマスクの価格高騰化が半導体メーカーにとっては大きな課題となっている。現在、半導体メーカーではフォトマスクの内製化が増えているが、外販市場を拡大していくためにはコスト競争力を強化していくことが必要である。これについては、半導体メーカーとの開発協力により、実現していくことが求められる。
今後も次世代半導体リソグラフィ技術に対応したフォトマスクに対するニーズは高まるとみられ、市場は順調に拡大していくだろう。

 内容目次 

《再生可能エネルギー特集》

  • 地熱発電市場 (3~16ページ)
    資源も豊富で、関連機器システム技術もある日本
    「国家的危機」の今が普及へのチャンス
    1.地熱と地熱発電の概要
    1-1.地熱とは
    1-2.地熱発電とは
    【図】地熱発電のイメージ図
    1-3.地熱発電の現状
    【図】日本で稼動している地熱発電所
    2.地熱の市場規模推移と予測
    【表・グラフ】地熱発電量の国内推移と予測(数量:1995年-2020年予測)
    【表・グラフ】地熱発電システムのワールドワイド市場規模推移と予測
    (金額:1995年-2020年予測)
    3.地熱システムのメーカーシェア
    【表・グラフ】地熱発電システムのワールドワイドメーカーシェア(金額:2010年)
    4.公的機関の地熱の取り組み動向
    4-1.環境省
    4-2.経済産業省
    4-3.日本地熱学会
    5.民間企業の地熱の取り組み動向
    5-1.川崎重工業
    5-2.富士電機
    5-3.三菱重工業
    5-4.三菱マテリアル
    6.海外における地熱の取り組み状況
    6-1.ドイツ
    6-2.米国
    7.地熱の今後の見通し
     
  • 太陽電池部材市場 (17~33ページ)
    ギガワットへの対応力が生き残りの必須条件へ
    1.多結晶Si市場
    1-1.概要
    2.表面保護材市場
    2-1.カバーガラス市場
    (1) 概要
    (2) 市場規模
    【表】太陽電池用カバーガラス市場規模推移
    (3) メーカー動向
    ① Saint-Gobain
    ② 旭硝子
    ③ 日本板硝子
    ④ セントラル硝子
    2-2.透明導電膜(TCO:Transparent Conductive Oxide)付きガラス
    (1) 概要
    (2) メーカー動向
    ① 日本板硝子
    ② 旭硝子
    ③ Saint-Gobain
    ④ コーニング
    3.封止材市場
    3-1.概要
    3-2.市場規模
    【表・グラフ】太陽電池用封止材市場推移
    3-3.メーカー動向
    (1) STR
    (2) ブリヂストン
    (3) MCTI
    (4) Solutia
    (5) サンビック
    (6) その他
    4.バックシート市場
    4-1.概要
    4-2.市場規模
    【表・グラフ】太陽電池用バックシート市場規模推移
    4-3.メーカー動向
    (1) 東洋アルミニウム
    (2) リンテック(マディコ社)
    (3) ISOVOLTAIC
    (4) エムエーパッケージング
    (5) KREMPEL
    (6) Coveme
    (7) 凸版印刷
    (8) 恵和
    (9) 大日本印刷
    (10) 東レフィルム加工
    (11) その他
     
  • ソーラーフロンティアの戦略と展望 (34~41ページ)
    CIS太陽電池を量産し低価格でシェア急上昇
    【表】CISモジュールの製造プロセス
    1.ソーラーフロンティア株式会社の企業概要
    【表】ソーラーフロンティア株式会社の企業概要
    2.ソーラーフロンティアの海外販売戦略
    【表】2010年太陽電池生産量(ワールドワイド)
    3.ソーラーフロンティアの国内販売戦略
     
  • HEMSの現状と潜在市場(2) (42~48ページ)
    消費電力の「見える化」と家庭内機器とのネットワーク化で市場確立
    1.はじめに
    【表】HEMSの主要構成区分と機器
    2.ネットワーク化と標準化の動き
    【表】ZigBee及びBluetoothの仕様
    3.HEMS導入の条件
    4.セキュリティ対策
    5.サービスプロバイダと新しい付価値サービスよる活性化
    6.今後の展望

《車載用電子デバイスシリーズ(1)》

  • 次世代自動車主機モーター主要部材市場 (49~64ページ)
    モーターの高性能化を支える材料とセンシング技術
    1.主機モーター用磁石
    1-1.概要と技術動向
    1-2.市場規模予測
    【表・グラフ】主機モーター用ネオジム磁石の市場規模推移
    (数量・金額:2010-2016年予測)
    1-3.メーカー動向
    2.主機モーター用巻線
    2-1.概要と技術動向
    【表】主機モーター用巻線の製品概要(丸線・平角線)
    2-2.市場規模予測
    【表・グラフ】主機モーター用巻線の市場規模推移(数量・金額:2010年-2016年予測)
    2-3.メーカー動向
    3.主機モーター用絶縁材
    3-1.概要と技術動向
    【図】絶縁材の装着イメージ(スロット・ウェッジ)
    【表】主機モーター用絶縁材の概要(スロット・ウェッジ・相間紙)
    【図】主機モーターの方向性と絶縁材に対するニーズ
    3-2.市場規模予測
    【表・グラフ】主機モーター用絶縁材の市場規模推移(数量・金額2010年-2016年予測)
    3-3.メーカー動向
    4.主機モーター用角度センサー
    4-1.概要と開発方向性
    【表】磁気式モーター角度センサーの検出方式別比較
    4-2.市場規模推移
    【表・グラフ】主機モーター用角度センサーの市場規模予測
    (数量:2010年-2016年予測)
    4-3.メーカー動向
    5.主機モーター用モーターコア/電磁鋼板
    5-1.製品概要
    5-2.市場概要
     
  • 車載電子部品市場(ECU関連)  (65~75ページ)
    利用が拡大する車載ECUに利用される電子部品市場
    1.車載電子部品(ECU関連)とは
    1-1.数万点に及ぶ自動車部品
    1-2.使用される電子部品の種類
    【表】自動車ECUの利用目的
    【表】自動車ECUの用いられる場所(エンジンECUの場合)
    【図】ECU模式図(エンジン系)
    1-3.利用される箇所毎に求められる信頼性の違い
    【表】自動車に搭載される電子機器の搭載部位別の耐熱温度と衝撃試験要求例
    1-4.もう1つの信頼性要求
    【表】電子部品の信頼性目標の例
    【表】一般的な自動車の保障期間
    1-5.既存の枯れた電子部品をもとめる
    1-6.HVやEVは電子部品の新市場
    【表】「カーエレ展2011」の電子部品の紹介例
    1-7.ガソリンエンジンはまだ衰えない
    1-8.先行と量産の区別があやふやになる
    1-9.車載電子部品は誰が選択するか
    1-10.市場はアジアへ
    2.車載自動車機器・部品市場で扱うもの
    2-1.対象とする分野
    【表】車載用途として注目される電子部品

《耐熱・絶縁シリーズ(6)》

  • 異方導電材市場 (76~92ページ)
    LCD市場と連動して需要量が拡大中
    1.はじめに
    1-1.異方導電材の概要
    (1) ACF(異方導電性フィルム)
    【図】ACFの製品形態
    (2) ACP(異方導電性ペースト)
    (3) ACE(異方導電性エラストマシート)
    1-2.異方導電材の市場動向
    (1) 総市場規模とその内訳
    【表・グラフ】異方導電材のWW市場規模推移・予測(金額:2009年-2013年予測)
    【表・グラフ】異方導電材WW市場の内訳(金額:2010年)
    (2) ACF市場の動向
    【表・グラフ】ACFのWW市場規模推移・予測(金額:2009年-2013年予測)
    【表・グラフ】ACF WW市場の利用分野別内訳(金額:2011年見込み)
    (3) ACP市場の動向
    【表・グラフ】ACPのWW市場規模推移・予測(WW市場:金額ベース)
    (4) ACE市場の動向
    【表・グラフ】ACEのWW市場規模推移・予測(金額:2009年-2013年予測)
    2.注目企業の動向
    2-1.実装用異方導電材関連
    (1) 日立化成工業
    (2) ソニーケミカル&インフォメーションデバイス
    【図】太陽電池用ACF応用製品(タブ線接合材料)の接合メカニズム
    (3) 住友電気工業
    【図】住友電気工業/ACF用針状ニッケルフィラー
    (4)巴工業/Btech
    【図】Btech製ACFのニッケル繊維フィラー
    (5) スリーボンド
    【表】スリーボンド/ACP製品の特徴
    (6) サンユレック
    2-2.検査用異方導電材関連
    (1) JSRマイクロテック
    【図】JSRマイクロテック/「PCR®」の構造
    (2) 信越ポリマー
    【図】信越ポリマー/半導体検査用インタコネクター「MTタイプ」
    (3) 理化電子/Paricon
    【図】理化電子/「Pariposer®」の外観と金属粒子の形状

《電子材料シリーズ》

  • 光触媒市場 (93~106ページ)
    可視光応答型光触媒の開発により利用分野が拡大
    1.光触媒とは
    【図】光触媒の機能と主な用途
    2.光触媒材料
    3.光触媒応用製品の分野別状況
    3-1.空調・浄水関連製品
    3-2.道路・自動車用資材・機器
    3-3.内装材・外装材
    3-4.電化製品・生活用品
    3-5.住宅設備機器
    4.光触媒材料および応用製品の市場規模推移と予測
    【表・グラフ】光触媒材料の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2008年-2013年予測)
    【表・グラフ】光触媒材料の形態別国内市場規模推移と予測(金額:2008年-2013年予測)
    【表・グラフ】光触媒応用製品の用途別国内市場規模推移と予測
    (金額:2008-2013年予測)
    5.光触媒材料のメーカーシェア
    【表・グラフ】光触媒材料の国内メーカーシェア(金額:2010年)
    【表】光触媒応用製品の用途別取組企業一覧
    6.光触媒材料の主要取組企業の動向
    6-1.石原産業
    6-2.大阪チタニウムテクノロジーズ
    6-3.堺化学工業
    6-4.住友化学
    6-5.テイカ
    7.光触媒の今後の見通し

《半導体シリーズ》

  • フォトマスク市場 (107~113ページ)
    次世代半導体リソグラフィ技術への対応がすすむ
    1.市場概況
    2.市場規模の推移とシェア
    2-1.市場規模の推移
    【表・グラフ】世界のフォトマスク市場規模の推移と予測(金額:2008年-2012年予測)
    2-2.市場シェア(全世界)
    【表・グラフ】フォトマスク世界市場のシェア(金額:2009年-2011年見込)
    3.製品動向
    3-1.露光技術の世代交代への対応
    4.各社の動向
    4-1.凸版印刷
    4-2.大日本印刷
    4-3.フォトロニクス
    4-4.HOYA
    5.今後の見通し

《設備・装置関連シリーズ》

  • 設備機器メンテナンスサービスの現状と将来展望 (114~126ページ)
    遠隔監視システムの普及により保守契約率、信頼性が向上
    1.設備機器メンテナンスサービスの業界
    【表】本調査対象の設備機器メンテナンスサービス
    2.メンテナンスサービス事業者のスタンス
    3.メンテナンスサービスの位置付け
    【図】各種設備機器のメンテナンスサービスの位置付け
    4.メンテナンスサービスの現状と展望
    4-1.昇降機
    4-2.受変電設備
    4-3.OA機器
    4-4.ビル設備管理
    4-5.業務用空調機
    【図】各種空調機におけるメンテナンスサービスの位置付け

《コラム》

 

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