定期刊行物
Yano E plus
エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約100~130ページ
- 商品形態:冊子
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円
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最新号
Yano E plus 2011年11月号(No.044)
●●● トピックス ●●●
《電子デバイスシリーズ》
●水晶デバイス市場~日系メーカーのシェアが再拡大したが、2011年の事業環境は悪化
水晶デバイスは電圧を加えると正確な振動周波数を発生し続ける水晶の圧電特性を利用したもので、各種の水晶振動子や水晶発振器、水晶フィルタ、SAWデバイス、光LPF(Low-Pass Filter)など様々な製品がある。このうち水晶振動子や水晶発振器はデジタルICのクロック信号や通信インターフェースの基準信号を発生するタイミングデバイスとして多用されており、あらゆる電子機器に搭載されている。そのため、情報家電やPC、携帯電話などの生産台数と連動して需要が増大したが、元々この分野は日系メーカーが強く、WW市場でも圧倒的なシェアを得てきた。
この2~3年はスマートフォンが強力な牽引役となり、小型化や高性能化も一段と加速されている。しかし、その一方で水晶デバイスの価格下落が急速に進み、メーカーの収益を圧迫するようになった上、2011年は震災や原発被災、急速な円高やタイの大洪水、欧州のギリシャ危機など世界的に様々な問題が発生し、事業環境が悪化した。そのため、水晶デバイス市場も短期的には不透明感が強まっているが、中期的には一層の需要拡大が期待されるため新たな取り組みを始めるメーカーも少なくない。今後の動向が注目される。
●●● 内容目次 ●●●
《再生可能エネルギー特集》
●サンテックパワーの戦略と展望 (3~10ページ)
~創業からわずか10年でトップメーカーに~
1.サンテックパワー(無錫尚徳太陽能電力有限公司、Suntech Power Holdings Co., Ltd.)概況
【表】サンテックパワーホールディングス会社概要
【表】サンテックパワージャパン会社概要
【表】サンテックパワーの主要製品一覧(日本国内向け)
2.ヒト・モノ・カネとスピードで急成長
3.厳しい市場環境で真価を発揮
4.国内の加工拠点、販路の再編と開拓
【表・グラフ】メーカーの生産量ベースでの太陽電池WW市場推移(MW:2005年~2007年)
【表・グラフ】メーカーの生産量ベースでの太陽電池のWW市場推移(MW:2008年~2010年)
【表】資本を株式上場により増強する中国太陽光発電システムメーカー一覧
《車載用電子デバイスシリーズ(2)》
●車載電子部品市場(マイコン) (11~20ページ)
~自動車向け電子機器搭載が活発化~
1.ECUの要となるマイコン
【図】自動車に搭載されるECUの模式図
【表】自動車制御に用いられる半導体及びセンサ①
【表】自動車制御に用いられる半導体及びセンサ②
【表】自動車制御に用いられる半導体及びセンサ③
【表】自動車制御に用いられる半導体及びセンサ④
1-1.CUの開発と供給
【表】自動車に用いられるECU の主要取引先(国内取引)
1-2.自動車に搭載されるマイコンの特長
1-3.マイコンの種類
2.自動車用マイコンの開発・生産
2-1.自動車用マイコンの設計と製造
【表】 市場調達(半導体メーカー)と内製化の違い
2-2.自動車産業と半導体産業の文化(あるいは事業形態)の違い
【表】 半導体業界と自動車業界の文化の違い
2-3.自動車用マイコンメーカー
【表】 自動車向け半導体メーカー(W/W)
3.自動車用マイコンの調達と品質管理
3-1.自動車用マイコンの調達
3-2.自動車用マイコンの品質管理
4.自動車用マイコンの厳しいコスト要求
4-1.自動車業界のコスト低減
●自動車排ガス用触媒市場 (21~33ページ)
~市場の落ち込みを経験も、自動車排ガス用触媒は必要不可欠な存在~
1.自動車排ガス用触媒とは
【図】自動車排ガス用三元触媒の使い方イメージ図
2.自動車排ガス用触媒の種類
2-1.三元触媒
2-2.HC吸着触媒
2-3.希薄燃焼車用触媒
2-4.酸化触媒
2-5.NOx浄化触媒
2-6.DPF
2-7.SCR
3.自動車排ガス用触媒の市場規模推移と予測
【表・グラフ】自動車排ガス用触媒の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2008-2013年予測)
【表・グラフ】自動車排ガス用触媒の種類別国内市場規模推移と予測(金額:2008-2013年予測)
【表・グラフ】自動車排ガス用触媒のワールドワイド市場規模推移と予測(数量・金額:2008-2013年予測)
4.自動車排ガス用触媒のメーカーシェア
【表・グラフ】自動車排ガス用触媒の国内メーカーシェア(金額:2010年)
5.自動車排ガス用触媒の主要取組企業の動向
5-1.アイシーティ
5-2.キャタラー
5-3. ジョンソン・マッセイ・ジャパン・インコーポレイテッド
5-4.東京濾器
5-5.エヌ・イーケムキャット
5-6.三井金属鉱業
6.自動車排ガス用触媒の今後の見通し
《電子デバイスシリーズ》
●アクティブサイレンサー市場 (34~44ページ)
~発電用ガスタービンの排気音対策などで実用化先行、携帯音楽プレーヤー向けヘッドフォン用が新たな需要先として浮上!~
1.アクティブサイレンサーとは
【図】アクティブサイレンサーの原理を示した模式図
2.アクティブサイレンサーの分野別動向
2-1.ヘッドフォン分野
【図】アクティブサイレンサー採用の携帯音楽プレーヤー用ヘッドフォン
2-2.防音壁分野
2-3.空調設備分野
2-4.機械設備分野
2-5.自動車分野
【図】アクティブサイレンサーを装着した自動車用マフラーの構造の模式図
2-6.家電分野
2-7.その他
3.アクティブサイレンサーの市場規模推移と予測
【表・グラフ】アクティブサイレンサーの国内市場規模推移と予測
【表・グラフ】アクティブサイレンサーの分野別国内市場規模推移と予測
4.アクティブサイレンサーのメーカーシェア
【表・グラフ】アクティブサイレンサーの国内メーカーシェア(2010年)
5.アクティブサイレンサーの主要取組企業の動向
5-1.ソニー株式会社
5-2.TOA株式会社
5-3.株式会社東芝
5-4.パナソニック株式会社
5-5.日本ビクター株式会社
5-6.フォスター電機株式会社
5-7.ボーズ株式会社
6.アクティブサイレンサーの今後の見通し
●水晶デバイス市場 (45~58ページ)
~日系メーカーのシェアが再拡大したが、2011年の事業環境は悪化~
1.はじめに
1-1.水晶デバイス市場の概況
(1)全体状況
【表・グラフ】水晶デバイスのWW市場規模推移(金額:2008年-2012年予測)
【表・グラフ】水晶デバイスWW市場における国別シェア(金額:2010年)
(2)タイプ別生産動向
【表・グラフ】日系メーカーの水晶デバイス生産数量実績(2008-2010年)
1-2.個別市場の動向
(1)水晶振動子市場
【表・グラフ】水晶振動子の種類別平均単価の推移
(2)水晶発振器市場
【表・グラフ】TCXOのWW市場規模推移と予測(数量:2008-2012年予測)
2.注目企業の動向
2-1.エプソントヨコム
【表】エプソントヨコム「FC-12D/12M」の仕様(薄型SMD音叉型振動子)
2-2.日本電波工業
2-3.京セラキンセキ
【表】京セラキンセキ「ST2008SB」(音叉型振動子)の概要
2-4.大真空
2-5.東京電波
【図】東京電波「TAS-1210D」(Au-Sn融着工法の超小型製品)
2-6.リバーエレテック
●LCDバックライト用導光板・拡散板市場 (59~79ページ)
~レッドオーシャンの中での新たな戦略が問われる~
1.はじめに
2.導光板市場
2-1.概要
2-2.市場規模
【表・グラフ】平板導光板用PMMAシート ワールドワイド市場規模推移(数量:2007年-2011年予測)
2-3.技術動向
2-4.メーカー動向
(1)奇美實業
(2)三菱レイヨン
(3)輔祥實業
(4)住友化学
(5)第一毛織
(6)その他
2-5.今後の展望
3.拡散板市場
3-1.概要
3-2.市場規模
【表・グラフ】直下型バックライト用拡散板 ワールドワイド素材別需要量推移(数量:2007年-2011 年予測)
3-3.メーカー動向
(1)エンタイア
(2)バイエルシートコリア
(3)住友化学
(4)奇美實業
(5)第一毛織
(6)コーロン
3-4.今後の展望
●ワイヤレス給電市場動向 (80~104ページ)
~「Qi」規格の誕生でスマートフォン、携帯電話への搭載が加速~
1.概要
2.ワイヤレス給電のこれまでの流れ
3.方式別動向
3-1.電磁誘導方式
(1)電磁誘導方式 国内関連メーカー動向
(2)電磁誘導方式 海外関連メーカー動向
3-2.電界結合方式
(1)村田製作所
(2)竹中工務店
3-3.磁界共鳴方式
(1)長野日本無線
(2)富士通(富士通研究所)
(3)ソニー
(4)Qualcomm
(5)WiTricity
(6)ヨコオ
4.市場規模
4-1.無接点・非接触給電小型家電向け市場
【表・グラフ】無接点・非接触給電小型家電向けモジュール(電磁誘導方式)国内市場規模推移(出荷数量:2009年-2015年予測)】
4-2.非接触給電モバイル端末機器向け市場
【表・グラフ】非接触給電モバイル端末機器向けモジュール国内市場規模推移(金額:2009年-2015年予測)
【表・グラフ】非接触給電モバイル端末機器向けモジュール国内市場規模推移(数量:2009年-2015年予測)
4-4.その他
(1)家電分野向け
(2)産業分野
(3)医療分野
《半導体シリーズ》
●CMPスラリー・パッド市場 (105~112ページ)
~半導体の伸びに沿って、依然、堅調に推移~
1.概況
【表】2010年CMP関連ワールドワイド市場規模(構成区分別)
【図】2010年CMP関連市場(構成区分別)
2.半導体CMPスラリー・パッドの市場規模推移と予測
【表・グラフ】プロセス別CMPスラリー ワールドワイド市場の推移と予測(金額:2006年~2012年予測)
【表・グラフ】CMPパッドWW市場の推移と予測(金額:2006年~2012年予測)
3.参入メーカーの動向
3-1.キャボットマイクロエレクトロニクス(米国)(キャボットコープ)
3-2.ニッタ・ハース(ダウケミカル)
3-3.フジミインコーポレーテッド
3-4.日立化成工業
【表】主なCMPスラリーメーカーと製品
【表】主なCMPパッドメーカーと製品
4.メーカーシェア動向
【表・グラフ】CMPスラリーメーカーシェア(ワールドワイド/金額:2010年)
【表・グラフ】CMPパッドメーカーシェア(ワールドワイド/金額:2010年)
5,半導体CMPスラリー・パッドの将来展望
《コラム》
●『絆』よそ者、若者、ばか者 (113~114ページ)
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- D53100811 Yano E plus 2011年11月号(No.044)
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