定期刊行物

ヤノニュース

ヤノニュース

昭和33年の創刊以来、百貨店、ショッピングセンター、各種小売業の調査・分析や、アパレル、ファッション、ジュエリー・アクセサリー、スポーツなどを中心に注目企業、成長市場を網羅した月刊調査レポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約90~100ページ
  • 商品形態:PDFファイル
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):79,200円(税込) 本体価格 72,000円

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最新号

ヤノニュース 2012年3月号

 トピックス 

商業施設分析
●主要テナントによるSCデベロッパーの評価調査徹底分析
ショッピングセンター(以下SC)を開発している主要なデベロッパーを弊社が任意に抽出し、これらデベロッパーが開発したSCに出店している、あるいは出店経験のあるテナントに、5段階の満足度評価をしてもらった。
同時に、テナントが出店に際して検討すると考えられる項目のうち、デベロッパー一般に期待するそれぞれのレベルについても調査をした。

調査要綱
1.調査対象:ショッピングセンターに出店していると考えられるテナント(小売、飲食・サービス業)を弊社で任意に抽出し調査対象とした。今回行ったアンケート調査の有効回答数は93、物販と非物販(飲食、サービス)別では物販が73、非物販が20の内訳である。
2.調査の方法:アンケート郵送法
3.調査期間:2012年2月6日~24日

<テナントが出店するにあたって検討する最も重視な要素>
有力なテナントに対して、ショッピングセンターに出店している、あるいは出店経験のあるSCデベロッパーの評価をしてもらう前に、出店する際、検討する項目それぞれの重視レベルを調査をした。その項目は下のA~Hの8つである。8項目について、「ア.それほど重視しない」「イ.やや重視する」「ウ.大変重視する」の3段階で重視する度合を回答してもらった。

〔出店に際して検討する8つの項目〕
A.(SCコンセプト)ショッピングセンター(SC)のコンセプト・理念が明確であるかどうかについて
B.(テナントへの情報提示)出店交渉時に提示される周辺エリアなどのデータ提示について
C.(ステイタス度)出店先としてステイタスを感じるかどうかについて
D.(テナントへの指導)テナントに対して行う指導が丁寧で親切であるかどうかについて
E.(ニーズ対応度)テナントリーシングが地域生活者のニーズを重視しているかどうかについて
F.(顧客囲い込み度)ポイントカード等固定客確保のためのサービスに積極的であるかどうかについて
G.(リニューアル)改装・リニューアルに積極的であるかどうかについて
H.(賃料)賃料設定が高いか低いか

上記8項目のうち、「大変重視する」の回答比率が高かった項目は、昨年から調査項目として加えた「賃料設定が高いか低いか」である。2009年調査からアンケートに盛り込んだ「賃料設定」は、昨年よりも11.5ポイント上がっている。現実的な面をより一層重視した結果といえる。
次に「テナントへの情報開示」、「地域生活者のニーズを重視しているかどうか」と続き、前回の調査と順位に変動はない。いずれの項目もポイントがアップしている。
過去から見て重視の度合いが上がってきているのは「地域生活者ニーズ対応」である。これはリーシング力のことで、反対に「それほど重視しない」という回答が多いのは「固定客確保等の顧客囲い込み度」である。

SCサービステナント動向
●貴金属・宝飾品買取~ジュエリーの「3R」で広範なニーズに応える「株式会社アイデクト」(aidect)
近年、ショッピングセンター(以下、SC)において、サービステナントが増加している。カルチャーセンターやフィットネスクラブ、美容室、エステにとどまらず、業種も多様化している。
ここでは、サービステナントとしている出店している注目企業や最近のテナント動向をシリーズでまとまる。シリーズの第1回は、金価格の上昇から店舗数が急増している「貴金属・宝飾品の買取」の分野を取り上げる。

金価格は、1990年代を通じて低迷を続けていた。それが上昇基調に転じたのが2002~03年である。貴金属買取専門業態店の先駆けが出現した。2007年以降、「都市鉱山」をキーワードにして、街中に貴金属買取店が乱立し始めることになる。

株式会社アイデクトは、ジュエリーのリフォームとリユース(再販)・リサイクル(買取)という3Rビジネスを柱にした専門業態店「aidect」を中心に、SC・ファッションビルで展開している。貴金属の買取ブームをいち早く察知しながら、単なる買取業務にとどまらず、3Rに着目したビジネスモデルが特徴である。

 内容目次 

●メインリサーチ
 (4~29ページ)
第6回 主要テナントによるSCデベロッパーの評価調査徹底分析
 総合満足度はルミネ、三井不動産、アトレが上位に

調査概要:ショッピングセンター(以下SC)を開発しているデベロッパーを弊社が任意に選出し、当該デベロッパーが開発したSCに出店している、あるいは出店していたテナントに対し評価をしてもらった。
調査対象:ショッピングセンターに店舗を出店していると考えられる小売、飲食・サービス業テナント
ショッピングセンターに出店していると考えられるテナント(小売、飲食・サービス業)を弊社で任意に抽出し調査対象とした。今回行ったアンケート調査の有効回答数は93、物販と非物販(飲食、サービス)別では物販が73、非物販が20の内訳である。
調査方法:アンケート郵送法
調査期間:2012年2月6日~24日

●商業施設分析 (30~33ページ)
複合型商業施設の概況(140)

・事例246:Echika fit(エチカフィット)東京
2014年に、駅開設100周年を迎える東京駅。2007年には「サピアタワー」が竣工し、この時期に、東京駅と周辺再開発エリアの名称が「東京ステーションシティ」に決定した。その後、駅ナカ商業施設「グランスタ」や、オフィス・商業の複合ビル「グラントウキョウサウスタワー、ノースタワー」と飲食店街「グランアージュ」、「エキュート東京」、「グランスタ ダイニング」などが次々とオープンした。かつての東京駅は、どちらかといえば通過するだけの乗り継ぎ駅、もしくは通勤時に通過するだけの駅というイメージであり、周囲もオフィスビルが集積し、商業施設も少なかった。しかし、2002年に新生丸ビルがオープンした後、次々と商業開発が実施され、“通過するだけの街”から“ショッピングの街”に変貌していった。丸ビルや新丸ビルだけでなく、周辺のビルも通りに面したビルの1階にもファッションや飲食のテナントを配置され、新しいショッピングゾーンとなった。また、丸の内と大手町の結節点に位置する丸の内永楽ビルにも、飲食店を中心とした商業ゾーン「iiyo!!(イイヨ!!)」もオープンし、東京駅とその周辺は益々活気付いている。

●注目企業分析
①積極的な出店、拡大戦略によるスケールメリット創出で上位企業を目指す『株式会社ブライズワード』
 
(34~39ページ)
1.ブライズワードの概要
2.ブライズワードの企業理念
3.ブライズワードの事業戦略
4.ブライズワードの課題と方向性
企業概要/ブライズワード婚礼事業売上高推移/沿革/ブライズワードの社名の由来/店舗戦略・出店モデル/ブライズワード 運営施設一覧/商品戦略/宣伝広告/運営状況/ブライズワード運営指標/人材採用・教育

②21期連続で増収増益を達成。株式会社ドン・キホーテの好調要因分析 (40~47ページ)
1.ドン・キホーテの強み、好調要因
2.出店戦略
3.商品戦略
総合ディスカウントストア主要13社の売上高合計値の推移/総合ディスカウントストア主要13社の個別業績動向/総合ディスカウントストア主要13社の売上合計値に占める各社のシェア/株式会社ドン・キホーテの企業概要/業績推移/沿革/業態別店舗数の推移/新業態「エッセンス」の特徴・コンセプト/商品セグメント別の売上高構成比

●特別調査レポート (48~54ページ)
2060年の人口は8,674万人、2.5人に1人が65歳以上
 国立社会保障・人工問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)より
1.総人口の推移
2.年齢3区分人口規模、及び構成比の推移
3.人口ピラミッドの変化
4.平均寿命の推移

●SCサービステナント動向 (55~60ページ)
貴金属・宝飾品買取①
 ジュエリーの「3R」で広範なニーズに応える「株式会社アイデクト」(aidect)
1.事業の経緯(リフォーム専門店/買取・リユース店/FC展開)
2.事業の特徴(リユース目的の買取査定/長期の視点/リフォームと社員教育/アイリペア、アイリメイク/
 オリジナル枠)
3.出店戦略(展開店舗)
4.今後の課題と方向性(今後の展望)

●業界レポート (61~72ページ)
エステティックサロンに関する消費者調査
 20~60代のエステティックサロン経験者のエステティック利用動向調査
1.受けたことがあるメニュー
2.年間利用回数
3.年間利用金額
4.受けたことのある施術
5.受けたい施術
6.受けた施術と受けたい施術の比較
7.妥当と思う料金
8.施術への不安・不満
9.店舗運営への不安・不満
10.店舗等への要望

●スポーツネットワークデータ〔2011年12月期〕 (73~78ページ)
スポーツシューズブランドシェア動向
市場動向/ブランド・モデル動向(当月の数量ベースにおけるブランドシェア)/上位モデル
  ・ランニングシューズ
  ・サッカーシューズ
  ・バスケットボールシューズ
  ・テニスシューズ
  ・フィットネスシューズ

●商圏リサーチ (79~92ページ)
東京23区のエリア・マーケティング(11)大田区
~商圏調査にみる地域特性の基礎データ~
【大田区の概要】
(1)大田区の人口・世帯の状況―エリアで見る大田区町丁別人口
(2)大田区の鉄道利用及び道路交通状況
  ①鉄道利用の状況 ②道路交通の状況
(3)商業及び商業集積地の状況
(4)大田区の地区計画等

[データファイル] (93~103ページ)
月次データファイル
 

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